魔法少女リリカルなのは~Wを継ぎしもの~   作:calamity

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第19話 「復活のW」(中編)

ウェザードーパントに負けてしまった凍夜と夏樹は竜が入院している病院に来ていた。竜はウェザードーパントの攻撃で瀕死の重傷を負ってしまい今でも意識不明の重体である、そんな竜を亜樹子はずっと見守っていた。

ウェザードーパントは明らかに前に戦った時よりも段違いにパワーアップしていた。凍夜と夏樹は井坂とは面識があった、昔霧崎の研究所にいた時にいろいろなドーパントを調べたいと言ってよく研究所に来ていた。昔からガイアメモリに対する野心はものすごいものだった。そんな井坂に凍夜と夏樹は不気味な人間だと常に思っていた。井坂は完全に死んだとされていたはずなのにどうやって生き返ったのかが凍夜と夏樹には悩みどころであった。凍夜と夏樹はどうやって井坂に勝とうか考えていた、普通に戦っては以前のようにやられてしまうだけであった。だからこそ一撃で決めれるほどの火力のある攻撃はないものかと考えていたが思い当たるのは一つしかなかった。竜の様子を見ているとなのはから通信が入った。

 

「凍夜君、夏樹君一回アースラに来てくれないかな」

「わかった今から行く」

 

凍夜と夏樹は竜の病室を後にしアースラに向かう、アースラに行くとリンディとクロノが険しい顔で待っていた。凍夜と夏樹は何を聞きたいかぐらいはわかっていた。

 

「呼ばれた理由はわかりますか」

「ええ、『W』のメモリについてですよね」

「あれの強さは以上です、あなたたちでも止めることはできなかった」

「ええ、あれは前回よりも数段に強くなっています、多分俺達が束になっても勝てないかもしれません」

「そうですか、それともう一つあの赤い仮面ライダーは誰ですか?」

「ああ、あれは体育祭の時にいた、赤い革ジャンを着ていた僕たちの保護者です」

「もしかして照井 竜さんでしたっけ?」

「ええそうです、しかし今はやられてしまって意識不明の重体です」

「そうですか、凍夜君、夏樹君あなたたちはまたあのドーパントに立ち向かっていくんですか」

「もちろんですそれが俺達ですから、この信念は曲げれません」

「そうですか、これだけは約束してください絶対に無理をしないと」

「わかりました、それじゃあ俺達はこれで」

 

凍夜と夏樹はアースラを後にし地球に戻ってくる。

 

「凍夜君、夏樹君またあの人と戦うの?」

「ああ、もちろんだよなのは、あれを倒さないと被害が広がっていくから」

「凍夜無茶だよ、今も体の状態は良くないのに!」

「そうかもしれないけどここであきらめて、誰かが泣くのは見たくないから」

「ははは、凍夜らしい理由だね、フェイトちゃん凍夜を止めるのは無理だよ」

「夏樹はいいの!Wの主体は凍夜なんでしょ、凍夜ばかりに負担がかかって行くんだよ!」

「そうだね、僕にはそんなに負担はないかもしれない、けどね凍夜がやるって言うんだから相棒の僕はそれにしっかりついて行こうって誓ったんだ、だから凍夜が戦おうっていうなら僕はそれに力を貸すそれが僕の誓いだから」

「なのはちゃん、フェイトちゃんこの二人を止めるのは無理そうやだから凍夜君、夏樹君約束してや絶対に勝ってや」

「「もちろん」」

「凍夜、私たちもついて行くからね」

「危険だフェイト、やめておけ」

「凍夜君と夏樹君にも意地があるように私たちにも譲れないものがあるの」

「しょうがない、危なくなったらすぐに逃げてくれわかったな」

 

そういうと凍夜と夏樹は走ってど井坂を探しに行った。その後ろになのは達もついて行った。やっぱり凍夜達のことが心配なようだった。

凍夜達はもう一度海鳴中の高級レストランを回っていった。やっぱり井坂はレストランでピアノを弾いていた。

 

「おやおやあれで懲りたのかと思いましたがね」

「あんたを倒すまでは一生挑むさ」

「いい度胸です、今度こそ殺してあげましょうここでは存分に戦えないので場所を移しましょうか」

 

井坂はそういうと席を立ちどこかに行く、それに凍夜達はついて行った。そこは電車の通る橋の下だった。

 

「ここならいいでしょう、さあ始めましょうか」

 

『WEATHER』

 

『CYCLONE』

『JOKER』

 

「変身!」

 

凍夜と夏樹はWへと変身する、夏樹の体ははやてが支えている。井坂はウェザードーパントへと姿を変える。Wとウェザードーパントはお互いに間合いを取り合っている。先に動いたのはWだった。前蹴り、回し蹴りと攻撃をしていくが簡単に防がれてしまう。ウェザードーパントは周りに雷を発生させそれを一気にWへと放つ。Wは何とかかわす。なのは達もBJをまとい攻撃をしていくが全く効いていない様子であった。Wはメモリを変える。

 

『HETA』

『METAL』

 

Wはヒートメタルに姿を変える。メタルシャフトをつかむとウェザードーパントに向ける。メタルシャフトをウェザードーパントにたたきつけていくが全く効いていない様子でウェザードーパントはメタルシャフトを掴むと手から冷気を噴出しメタルシャフトを凍らせる。それに驚きWはメタルシャフトを離してしまう。メモリを変え対応する。

 

『TRIGGER』

メタルをトリガーへと変える。牽制として何発か放つがあまり喰らっていない様子だった。フェイトがバルディッシュで斬りかかるが全く効いていなかった。なのはがWの後ろで溜めていたなのは自身の最高の技SLBを打ち付けるがびくともしなかった。ウェザードーパント何をやってもウェザードーパントには通じなかった。SLBの反動で動けないなのはにウェザードーパントは狙いを付け今までにない氷の塊を作りだす。なのはは動けずフェイトたちもカバーに入れない。そこで凍夜はなのはを助けるための最後の手段に撃ってでた。

 

『TRIGGER MAXAMUM DRIVE』

 

「凍夜ただのマキシマムドライブじゃあ意味がないよ!」

「わかってるよ夏樹だからこそのあれだ…あとは頼んだぞ」

 

凍夜は夏樹に意味深な言葉を残すすると凍夜は『HEAT』のメモリを抜いた。そしてもう一本ガイアメモリを刺そうとした。

 

「まってそれは!駄目だそんなことしたら凍夜の体は!!」

「これしか方法はないんだよ!!」

 

右の夏樹は必死に凍夜を抑えようとするが凍夜は止まらなかった。凍夜は『HETA』のメモリをマキシマムスロットに差し込む。

 

『MAXIMUM DRIVE MAXIMUM DRIVE MAXIMUM DRIVE』

 

「うおぉぉぉ!!」

 

Wの体はかなり温度の熱を帯びる、それをWはトリガーマグナムにこめて撃ち放つ。高熱の弾がウェザードーパントが作り出していた氷の塊に当たり砕け散った。それによりWは変身が解けてしまう。そして凍夜はその場に倒れてしまう、体中には痣とやけどの跡ができており並の人間なら死んでいるようなものだった。ウェザードーパントはツインマキシマムドライブを喰らってしまい少し動けなくなる。

 

「凍夜!!」

 

夏樹は凍夜に近づいて行って凍夜の体を抱き起す。なのはとフェイト、はやてもその場に駆け寄る。凍夜はわずかに意識があった。

 

「な、夏 樹、な、なのはは?」

「無事だよ、それよりどうしてそんな無茶をしたんだ!!」

「こうするに…ほかになかったから…」

「ふっ、口ほどにもないですね、これでおしまいです!」

 

ウェザードーパントは竜巻を作り出しそれを凍夜たちに向かって放とうとしたその時…

横からメダルが飛んできてウェザードーパントに直撃する。

 

「照井の様子が可笑しかったから来てみれば」

「まあまあ後藤さんそれより凍夜君たちを助けないと」

 

そこに立っていたのは、欲望の王「オーズ」こと火野映司と「バース」こと後藤慎太郎がそこには立っていた。

夏樹は驚いた様子で2人を見ていた。

 

「どうして映司さんと後藤さんがここに!?」

「いや~後藤さんが海鳴警察に応援で呼ばれてたまたまついて着たらこんなことになってたから」

「火野がいて正解だったな、今回ばかりは」

「何人こようと私の敵ではありません!」

「それはどうかな」

 

2人はベルトを取り出し映司はコアメダルを後藤はセルメダルを取り出す。

 

「「変身!」」

『タカ、トラ、バッタ』

『タトバ! タトバ、タトバ!』

 

映司は仮面ライダーオーズに後藤は仮面ライダーバースに変身する。オーズはトラクローでウェザードーパントを斬りつけていった。その後ろでバースがバースバスターを撃ち続けていく。ある程度の攻撃を喰らわせると二人は顔を見合わせて何かを合図し合う。

 

『タカ、トラ、チーター』

『カッターウィング』

 

オーズは凍夜と夏樹を抱えて走り去っていく、後藤はなのは達を抱えてその場を去っていく。ウェザードーパントはそれを追いかけようとはしなかった。

映司と後藤はウェザードーパントが追いかけてこないと分かるとその場で止まった。映司は急いで凍夜を病院に連れて行った。凍夜はツインマキシマムの反動で意識を失っていた。かなりの重傷であった。

 

「映司さん、後藤さんありがとうございます」

「気にしないで、困ったときは助け合いでしょ」

「ふん、火野らしいな」

「それよりあれって」

「ええ、前回翔太郎さん達が倒したはずのウェザードーパントです」

「そうかなぜ生き返ったとかは」

「いや、何もわかってはいません」

「そうなんだ、とりあえず凍夜君が目を覚ますのを待とうか」

 

凍夜の周りにはなのはとフェイトがずっといた。特になのはは自分のせいで凍夜がこんなことになってしまったとひどく落ち込んでいる。そんななのはをみた映司が

 

「えぇっと、なのはちゃんだっけ大丈夫だよ、凍夜君は絶対に大丈夫だから凍夜君のことを信じてあげて」

「わかりました」

 

映司は映司なりの励ましの言葉をいった。映司たちが来たことにより何とか危機を脱した凍夜たちだったが課題はまだ多く残っていた。そんな中夏樹は亜樹子のところに行った。理由はただ一つ亜樹子が持っている、フィリップからの預かりものメモリを渡してもらうためであった。

 




どうもcalamityです。
初めてW以外の仮面ライダーを登場させました。なかなか難しいものですね、映司君や後藤さんの喋り方が可笑しいかもしれませんがその辺は暖かい目で見てもらえると嬉しいです。
感想、アトバイスなど書いていただけると嬉しいです。
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