魔法少女リリカルなのは~Wを継ぎしもの~   作:calamity

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第5話 「大波乱の体育祭」(前編)

「とうとうこの日が来たか」

「楽しみだね凍夜」

 

体育祭の日がやってきた。凍夜と夏樹は二人でお弁当を作っていた。なぜ二人で作っているかというと、夏樹がいつもよりも早く起きてしまい暇だというから手伝わせているのである。

 

「さて出来上がりと」

「今日はとても豪華だね」

「そりゃなっていたって体育祭だからな張り切ってしまうだよ」

「へぇ~」

 

にやにやした顔で夏樹が凍夜を見ていた。

 

「なんだよ夏樹」

「いや~凍夜も変わったな~って思って」

「そうかもなでも夏樹も変わったと思うぞ」

「そうかな~僕はあまり変わってない気がするんだけど」

「夏樹は昔に比べてよく笑うようになったと思うぞ」

「やっぱり自分じゃあよくわからないよ」

「それもそうだな」

 

お弁当の残りを朝ご飯として食べながら昔のことを思い出していた。

朝ご飯を食べ終えた二人は学校に行く準備をしていた

 

「凍夜そういえば亜樹子さんと竜さんは来れるって?」

「お昼ぐらいには来れるそうだぞ」

 

凍夜は体育祭があることを亜樹子に事前に伝えていた。

一応伝えておかないとあったと分かった時に何をされるか.....

 

「さて行くとするか」

「おう~」

 

俺達は学校に向かうのであった。

 

 

 

 

 

「おはよう凍夜、夏樹」

「おお集かおはよう」

「今日は楽しくなりそうだな」

「そうだね、今日は負けないよ二人とも」

「俺に勝とうなんてまだ早いぜ夏樹」

「まあ、俺は凍夜の補佐にでも回るかな」

「絶対僕たちが優勝するんだから」

 

夏樹はそう言うと手を振りながら自分の教室に向かっていった。

 

 

 

 

凍夜side

 

 

俺は集と一緒に教室に入る。クラスメイトはほとんどそろっていた。

 

「なんかいつもより盛り上がってるな」

「そりゃあ学校の一大イベントだからな」

「それもそうか」

 

立ち話をしていると後ろから聞きなれた声が聞こえた。

 

「おはよう凍夜君、集君」

「おはよう高町、昨日はよく眠れたか」

「全然眠れなかったよ」

「はは、まあ無理もないか」

 

高町が眠れなかった理由はわかっている。楽しみで眠れなかったかって、これがそうじゃないんだな

実は高町はクラスリレーのメンバーなのである。決して運動が得意ではない高町にとってリレーは不安材料でしかないのだ

 

「まあ、高町の次はアンカーの俺だからな」

「だからこそ不安なんだよ、抜かされて負けちゃったらって思うと」

「大丈夫だよ、抜かされたって最下位になったって俺が全部抜かしてやるから安心しろ」

 

そういいながら俺は高町の頭を撫でながら言うのであった。

 

「うん、ありがとう」

「どうした顔が赤いぞ熱でもあるんじゃないか」

「え!、そんなことないよ大丈夫だよ」

「大丈夫ならいいんだが」

「凍夜ってやっぱり天然のジゴロだね」

「どうゆう意味だ集!」

「いったままの意味だよ」

 

突然クラスのドアが開いた。

 

「はぁ~い、みんな席について出席を取るわよ」

 

来たのは三雲先生だった。俺は自分の席に座る、あれハラオウンがいないまだ来てないのかな

三雲先生は出席を取っていく。

 

「あれ~ハラオウンさんが「遅れてすいません」今来たと」

 

息を切らしながら自分の席に向かうハラオウン

 

「おはようハラオウン」

「おはよう凍夜」

「どうして遅れたの」

「えぇっと、衣装を母さんが準備していてそれを手伝っていたら遅れちゃったんだ」

「へぇ~」

 

そんなことを聞いている間に出席の確認は終わっていた。

 

「それじゃあ、クラス委員長の左君から励ましの言葉をいただきましょう」

 

はぁ!なんだそれ三雲先生はいつも無茶ぶりが多すぎでしょ

凍夜をよそにみんなの視線が凍夜に向かう

 

「えぇみなさん今日は楽しんで最高の思い出にしましょう」

 

俺が言い終わるとみんな拍手をしてくれた。

 

「それじゃあみんな頑張って一番を目指すわよ」

『おぉ~!!』

 

クラスがいちがんとなる。これは意地でも負けられないな。

 

凍夜side out

 

 

 

 

 

 

夏樹side

 

僕が教室に着くと外までクラスメイトの声が聞こえた、僕はドアを開け教室に入り自分の席に向かう。

 

「おはようはやてちゃん、すずかちゃん、アリサちゃん」

「おはよう夏樹君」

 

すずかちゃん、はやてちゃんは挨拶を返してくれる一方アリサちゃんは

 

「遅いじゃないの夏樹」

「遅いのかなまだ8時13分だよ」

「何言っての体育祭よ、一大イベントよ!早く来なくてどうするの!」

 

その発言を聞いた夏樹は小声ですずかちゃんに呟いた。

 

「アリサちゃん子供っぽいね」

「アリサちゃんはイベントごとが大好きだから」

「成程ね」

「そこ二人!、誰が子供っぽいですって」

「聞こえてたんだアリサちゃん」

「私はイベントごとが好きなだけよ!」

「それを子供っぽいって言うんじゃ...」

「だから違うっていてるでしょ!」

 

この後同じような事を二回ぐらい繰り返した。

先生が教室に入ってくると騒がしかったクラスが一気に静かになった。

 

「え~今日は皆が待ちに待った体育祭だ悔いの残らないように頑張ってくれ、それと俺はもちろんお前らなら優勝できると信じてるからな」

 

あの先生が僕たちのことをそんなふうに思っていたなんてもしかして先生ってツンデレなのかな?

 

「おい左、今失礼なこと考えなかったか?」

「いえいえそんな滅相もない」

「お前、真面目なのか不真面目なのかいったいどっちなんだ」

「僕は言ったて真面目です」

「ほ~お、なら真面目な左に今日の意気込みをみんなの前で言ってもらおうか」

「え!、なんでそうなるんですか!」

 

突然のことに僕は驚くなんでこんなことに

そんなことを思いながら僕は教卓の前に立つ

 

「え~と今日は体育祭です、なんとなくがんばりましょう」

 

いちよう拍手が起こる

 

「お前な、なんとなくってなんだよ」

「とりあえずがんばりましょうってことですよ」

「まあ、いいか座れ」

 

こうして僕からの励ましの言葉?は皆に微妙な拍手をもらっただけだった。

今日こそは凍夜に負けないように頑張るかな

 

 

 

夏樹side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<それでは第87回聖祥体育祭を始めます>

 

お決まりのように教頭が開会のあいさつをする。

1年が4クラス、2年が4クラス、3年が5クラスというクラス構成となっている

種目ごとに点数が決められており大きな種目であるほど点数が高くなっていくのである。

一番点が高いのが仮装障害物競走である。噂ではあれに出ようと思うものはよほどの勇者であるといわれているらしい。

何も出番がないときはテントの中で他の競技の観戦である。

 

<1年生による借り物競走です>

 

こんな競技をやっているところなんてそうそう見当たらないであろう、それが凍夜が1番に思ったことである。

ルールはいたってシンプルである。スタートして走った先に机がある、その上に紙が置いてありその紙に書いてあるものを取ってくるといったありがちな感じだ。

高町は士郎さんを連れていたので多分お父さんだと思う、ハラオウンは年上の男の人を連れていたので多分お兄ちゃんかな

バニングスは月村を、月村はお姉さんぽい人を連れていた。

凍夜と夏樹はというと、

 

「え~と俺はなになに赤い革ジャンを着ている人ってそんな人そうそういるか!」

 

凍夜は心の中で叫んでいた、赤い革ジャンを着ている人なんて中学校の体育祭にそんな姿で来る人なんてそうそういない.....

いた~~!!しかもあれ竜さんじゃあないか、とりあえず一緒に来てもらはないと、凍夜は走って竜のところに向かっていった。

 

「竜さんとりあえず何も聞かずについてきてください」

 

そういうと凍夜は竜の腕をつかみゴールに向かっていく。

 

「おい凍夜どこに行くつもりだ」

「借り物競走なんでとりあえずついてきてください」

 

凍夜は1番でゴールをする。

 

「ふぅ~1位だった。」

「はぁ~凍夜借り物は何だったんだ?」

「え~と赤い革ジャンを着ている人でした」

「そんなのそうそういないだろう」

「まあ、竜さんがいなかったら多分このお題は無理だったと思いますよ」

「俺はそんなに革ジャンは着ていないぞ」

「それは亜樹子さんが服を選んでいるからですよ」

「俺がファションセンスがないみたいじゃないか」

「知らなかったんですか」

 

凍夜の借り物は竜だった、ちなみに夏樹の借り物は凍夜だった、紙に書かれていた内容は相棒という内容だった。

凍夜は相棒ってなんだよそれ誰が基準を付けるんだよと心の中で呟くのだった。

 

 

 

<1年生の代表によるリレーです>

 

これは凍夜や高町、夏樹と月村が出場する競技である。凍夜と夏樹はアンカー、高町と月村はアンカーの一つ前である

高町はリレ-に出ることを嫌がっていたが凍夜がなんとか説得し出場することになった。他のクラスのアンカーは陸上部の1年生エースやサッカー部の1年レギュラーである。

 

「みなさん準備はいいですか?」

 

先生からスタート前の号令がかかり先頭の走者がスタートラインにつく。

 

「それでは位置についてよーい」

 

先生の声とともにピストルの音が鳴る、それとともに一斉にみんな走り始める。

最初から皆全力で走っている。このリレーは男子が一周、女子が半周走るというものでアンカーは二周走らなければならない、なのでアンカーはペース配分を考えなければ後半で走れなくなってしまうのだ。

リレーは終盤に差し掛かってきた。次の走者が高町、月村などにまで来ていた。バトンが高町、月村に回ってきた。周囲の応援のボルテージもマックスである。

高町は1位でバトンが回ってきた。月村は3位である、やっぱり月村は足が速く高町にどんどん追いついていく。一方の高町は2位に抜かれてしまいどんどん追いつかれてきている。

 

「はぁっ...はぁっ...っあ!」

 

高町は半分まで来たところでこけてしまう。その間に後ろの二人に抜かれてしまう、立ちあろうとするが足が痛くてすぐに立てない、その時先に立っている凍夜が叫んだ...

 

「がんばれ~なのは!」

 

その声が聞こえると周りの観客のがんばれのなどと声援が聞こえてきた。高町は立ち上がり走り始めるそして凍夜にバトンを渡す。他のアンカーはもうスタートして先に進んでいた。1位は夏樹でもう1周を走り終わるところだった、そのほかも半周は走り切っている。

 

「なのは、よく頑張ったあとは任せろ」

 

凍夜はなのはあらバトンを受け取りそう言い残すと全力疾走で走っていく。凍夜はなのはがこけたときにできた差をものともせず2,3位の奴を抜き1周近く離れていた夏樹に追いつく。

 

「さすが凍夜だね」

「おしゃべりをするなんて余裕だな夏樹」

「ははは、それもそうだねこっからは本気だよ」

 

その言葉のとうり夏樹のスピードは早くなっていった、凍夜も負けじと早くなっていく。周りからは「凍夜絶対に勝て」「夏樹君がんばって」など二人の応援ばかりである。

ゴールまで残りあと少し、凍夜と夏樹は並んで走っていた。どちらもお互い一歩も譲らない戦いになっている。係の人がゴール前でゴールテープを張った。

 

「「おおぉぉぉー!!」」

 

二人は最後の力を振り絞りゴールをした。どちらも同時にゴールをしたように見えた。

 

「「どっちが先ですか!!」」

 

凍夜と夏樹は結果を係の先生に聞いた。

 

「待ってください今、審議中なので」

 

先生たちが審議をしている間にほかのアンカーがゴールをした。凍夜と夏樹のクラスの人は固唾を飲んで見守っていた。

審査員の先生が放送で

 

「審議の結果リレーは同着ということになったので1位は1組と2組となります」

 

周りからは『おおぉぉ!!」という声が響き渡ったがとうの本人たちは悔しがっているようだ。

 

「ちっ、また決着つかずか!」

「まあ、どっちも同じような身体能力だからかな」

「そうだなでも次は負けないからな」

 

走り終えた二人はテントへと戻るその時後ろから高町、月村が来た。

 

「凍夜君、夏樹君お疲れ様」

「お疲れ、すずかちゃん」

「いや~月村は早かったな~」

「そんなことないよ」

「凍夜君あの時はありがとう」

「気にしなくてもいいよ結果的には1位だったからね」

「あの時凍夜君なのはちゃんのこと下の名前で呼んでたよね」

「あの時は応援に必死だったから」

「でもその応援のおかげで私はがんばれたんだけどね」

「それは良かったよ、今度からもうみんな下の名前で呼ぶ」

「どうしてそういう決断にいったたの凍夜?」

「いや~もう高町のことなのはってじゃたしそんなに気にすることでもないかなと思って」

「じゃあ私のこともすずかって呼んでくれるよね」

「もちろんだよ、すずか」

 

たわもいない会話をしながら凍夜たちはテントへ戻るのだった。すると、

 

<これからお昼休憩に入ります>

 

休憩の放送が入り凍夜たちはお昼ご飯を食べようとする。聖祥はなぜかお昼を家族と食べるのか基本的にどこで食べようが自由なのであるなので凍夜たちは皆でお昼を一緒に食べることにした。

 

「夏樹、俺は亜樹子さん達を呼んでくるから先に行ってて」

「わかった」

 

凍夜は亜樹子たちを探しに観客席へと向かっていった。夏樹はほかのメンバーと合流し士郎さんのところへ向かうのだった。

 

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