どうやら俺は異端者のようです   作:クラプス

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第二話

俺達が立ち上がると、すぐに石像はこちらを向き光線を放とうとするが、光線が放たれる前に俺たちは頭を下げた。

 

水篠さんは息が荒くなっている。

 

まあ、一か八かの賭けをしたのだから当然だ。

 

「「みんな!神像に頭を下げてください!」」

 

俺はまた、水篠さんと同じタイミングで皆に叫ぶ。

しかし、皆からは否定的な言葉が飛んでくる。

 

この言葉に条件の可能性があるのは、神像という言葉。

 

「神を敬せよ…か」

 

俺は条件の可能性がある言葉を呟き、神像に頭を下げた。

 

「全員、水篠くんに従ってくれ」

 

他の人たちは馬渕さんにかけられた言葉により、次々と頭を下げていく。

それと同時に、皆はこんなことをして助かるのか。という不安に襲われる。

 

皆が頭を下げたからか、王座に座している神像の目に灯っていた光が消え、代わりに表情が変化した。

 

神像は俺たちを見下ろし、歯をむき出しにして、愉悦に浸ったかのような不気味な笑顔をする。別の言い方をすれば、悪魔のような…いや、悪魔の笑顔をしている。

 

そこから、少し時間が経った。

 

「攻撃が止んだ…?」

 

久我さんが頭を上げて言った。

 

動き出す久我さんに動くなという声を出す人もいるが、本当に攻撃が止んだのか、動いても神像から攻撃が飛んでくる事が無かった。

 

「やったぞ!」

 

「助かった!」

 

などと、歓喜の声が上がる。

 

が、

 

それもつかの間、神殿が揺れ出したかと思うと、神像が王座から立ち上がった。

 

皆の喜びの感情は絶望へと変化していく。

 

「水篠くん!国玉くん!次はどうすればいいんだ!?」

 

馬渕さんは予想外なのか、一度、危険を回避する方法を見つけた俺達に次の行動を聞く。

 

しかしだ、

 

「何か作戦があるんだろ!?」

 

「そんなのありませんよッ!」

 

作戦など、そんなものは無い。

 

神像がたった一歩だけ前に出ると、地面が揺れた。

 

作戦は無い。ただ、

 

「ただ…、このダンジョンではあの掟を破ってはいけないんだと思います!」

 

水篠さんが言った。

 

そう、今はあの掟に従わなければいけない。生存者を少しでも多く出したいなら。

 

一つ、神を敬せよ。二つ、神を讃えよ。三つ目、神を信仰せよ。今ここに存在するヒントはこれだけだ。もし破ったならば…、この掟を守らぬ者は、生きては帰れん。

 

「自分に任せてください!」

 

そう言った男性ハンターは教会で聖歌隊をしていたらしく、賛美歌には自信があるとのこと。

 

男性ハンターはその協会の賛美歌を歌い始める。

 

ただ、一つ聞きたい。それは誰に対しての賛美歌なのか、と。

 

神像は笑顔を崩さずに賛美歌を歌う男性ハンターの元へ歩いて行くと、人間が意図して蟻を潰すように足を近づけ、踏みつけると、赤黒いものを撒き散らし、男性ハンターは踏みつぶされた。

 

 

「キャァァァッ!!」

 

悲鳴が聞こえた。

 

「逃げろ!」

 

絶望しかないというのに、何故さらに絶望を与えるのか。

 

恐怖し、諦め、座り込んでしまった者は、先程と同じように潰されしまった。

 

希望は無いというのに、死にたくない者たちは潰されないように神像から逃げる。

 

固まっては危険と判断したハンターたちは散り散りとなって逃げる。

 

 

久我は絶望的なこの状況で、家族の事を思った。自分には家族が待っているから、死ぬわけにはいかない、と。

 

家族のために自分を思う。それは素晴らしいことだ。

 

しかし、運命は自分で決めることはできない。

 

「ここまで来りゃ大丈夫だよな?」

 

久我は神像から離れた場所に行くと、そう言った。

 

「おいっ、久我さん!後ろ!」

 

真島が久我の後ろを見て叫ぶ。

ただ、真島の叫びは扉に触れた男性ハンターの時と同じように、遅かった。

 

「へ…」

 

久我の後ろに居た、剣を持った石像は目の前に来た久我を両断した。

 

 

 

皆は神像から逃げるのに必死で、何かを囲うように設置されている武器や楽器を持った石像に意識が向かっておらず、次々と石像たちに殺されたり、体の一部を無くされていく。

 

そんな中、俺は神像以外の石像に一切近づかず、逃げ回っている。消耗する体力を最小限に抑え、出来るだけ他の人に近づかないように。

 

「みんなッ、楽器を持つ石像に逃げてください!」

 

水篠さんが楽器を持つ石像があることに気付いたのか、皆にそう叫んだ。

 

ブオオオンと大きな音が鳴り、その方向を見れば馬渕さんがサクソフォーンのような形の笛を持った石像に近づいており、それを見た者たちはすぐに楽器を持つ石像の方へと逃げていく。

 

しかし、俺はまだ、石像へと逃げない。水篠さんが片足を失うまでは。

 

俺の体力はもう少しで尽きるが、水篠さんが歌う石像へと行くまでは持つだろう。もし持たなくとも、関係ない。無理やりにでも持たせる。

 

 

そう思った瞬間だった。

 

 

 

考え事をしていたせいだろうか。どうやら俺は視界が狭くなっていたらしい。

俺の目の前には剣を持った石像が立っていた。

 

 

それを視認した瞬間、俺はすぐに右へと全力で避ける。

 

 

スパンッ!

 

 

…ハッ、クソが。

 

 

右へ避けたのが良かったのか、元々中心ではなかったのか分からないが、死ぬことだけは避けることができた。まあ、命の代わりに、痛みを感じる間もなく、左腕が綺麗に斬られているが。

 

ただ、そんな事を気にしている場合ではない。

 

俺は止血も後にして、そこを離れ、水篠さんの位置を把握する。

 

水篠さんはちょうど、観月さんから離れた瞬間だった。

 

左肘近くから流血するのを感じつつも、俺はすぐに走り出し、水篠さんの方へと近づいて行く。

 

神像が水篠さんを踏みつぶそうとしたが、水篠さんは間一髪で避け、石像の前まで進んだ。しかし、その石像が持っていた物は盾だった。

 

石像は持っている盾を水篠さんへと振り下ろす。

 

「イヤァァァッ、水篠さぁぁん!」

 

観月さんの叫びが聞こえる。

 

水篠さんは盾持ちの石像からの攻撃をモロに食らったのか、地面に這いつくばっていた。

 

この距離なら間に合うか。

 

俺はすぐに水篠さんの元へと行くと、俺を支えにして立たせ、歌う石像へと歩かせる。

 

「国玉…さん?」

 

俺と水篠さんから血液が流れていく。漫画内ではすぐに石像へと着いていたはずなのだが、俺というイレギュラーのせいだろうか。それとも、漫画で描写されていなかっただけだろうか。まあ、もう、どちらでもいいか。

 

そう思った俺と水篠さんの前で、二人いるのに何故か、石像が歌を歌い出した。

 

 

 

 

 

 

俺は歌う石像へと腰掛けると、ポーチから包帯とひも状のゴムをを取り出し、すぐに止血をする。

 

水篠さんには止血はしなくていい。観月さんに回復(ヒール)をかけてもらう事で血は止まる。ただ、一応、頭だけは止血しておこう。

 

「水篠さん、少し失礼しますね」

 

「え?」

 

そう言って、俺は水篠さんの頭を止血していく。

 

 

「終わりました」

 

「あ、止血ありがとうございます。国玉さん」

 

 

「水篠さん、大丈夫ですか!?」

 

俺が水篠さんの頭の止血を終えると、観月さんが駆け寄ってくる。

 

俺はお邪魔だろうな。と俺は思い、そこを離れる。

 

「あ、国玉さん、改めてありがとうございます」

 

「いえ、何時もの事なので」

 

水篠さんから少し離れると、現状の確認をする。

 

生存者は俺を含めて7人。そして、俺を含めた三人が重症。

 

ストーリー通りか…。

 

俺は安心した。

 

皆が水篠さんの近くに集まり、会話し始めた時、神像がまた歩き出した。

 

「あいつ…!まさかまだ!?」

 

そんな声が聞こえるが、先程とは様子が違う。

 

神像が手をかざすと、地震のように地面が揺れ始める。

 

ゴゴゴゴッと大きな音をたて、中央の地面から出現したのは祭壇。

 

「な…何だありゃ?」

 

真島さんはあれが何か分からないのか、中央に出現した祭壇が何かと聞く。

 

「祭壇か…」

「…祭壇」

 

タイミングは違うが、俺と水篠さんは答える。

 

「祭壇?」

 

という声が聞こえてきたので、簡単な説明をする。

 

祭壇。現代にはほとんどないのだろうが、神話などにはよく出てくる、神などの高次元の存在に対し、生贄や供物を捧げる台。

 

こんな所だろうか。

 

 

そして、三つ目の掟は、神を信仰せよ。

 

「バカな俺ですらここまでくりゃ、何のことか分かる」

 

―俺は、生み出しているのか、インベントリのような所から抜いているのか分からないが―真島さんはそう言いながら、剣を出現させると、切っ先を馬渕さんへと向ける。

 

「さっき責任取るって言ったよな?その責任、今ここで果たしてもらおうか」

 

真島さんは多数決でここに来たにも拘らず、このような状況になった全ての責任を馬渕さんのせいだと言った。いや、言い方が悪いか。この部屋に入ることになったのは、確かに馬渕さんのおかげだからな。

 

「真島くんの言う通りだ、私に全責任がある。それをどけてくれないか?自分の足で行かせてくれ」

 

馬渕さんは無くなった片腕を抑えながら、祭壇へと向かう。

 

祭壇に馬渕さんが近づくと、祭壇の周囲に炎が灯った。炎は消える気配がない。

 

「水篠くん!国玉くん!他に何かしないといけないのか?」

 

馬渕さんは炎が灯ったこと以外、何も起きないので、俺たちに聞く。

 

「祭壇を調べたいので誰か歩くのを手伝ってくれませんか?」

 

水篠さんがそう言ったのと同時に俺は祭壇へと向かう。

 

俺が馬渕さんと同じように祭壇に近づくと、同じように炎が灯った。

 

その後、水篠さんが他のハンターに支えられて祭壇に近づき、三つの炎が灯る。

 

「二人ともこっちへ来てください」

 

二人が来れば、人数分の炎が灯り、何かが起こるだろう。と、水篠さんが観月さんと真島さんに言った。

 

二人は水篠さんの言葉に従い、祭壇に近づく。

 

二人が来たことにより、炎が二つ灯り、人数分の炎が灯ると、地面に青白い光が迸り、祭壇のさらに外周に青い炎が灯った。

 

すると、

 

ガタンッと音をたて、神殿の扉が開いた。

 

しかし、皆は警戒する。

 

このダンジョンは何が起こるか分からない。

 

扉は開いたが、あれは罠なのではないか、と。

 

 

皆が考えていると、外周に灯る青い炎の一つが消えた。

 

それを合図にしたかのように、大きな足音を立て、周囲の石像がこちらへと歩き出した。

 

皆の慌てるような声が聞こえる。

 

青い炎が時間が経つほど消えていく。

 

石像は歩みを止めない。歩みを止めるのは人が石像を見ている間のみ。

 

「みんな、石像から目を離さないで!」

 

水篠さんは皆が石像を見ていれば全ての石像が動かないと思ったのか、石像から目を離すなと叫んだ。

 

水篠さんの言葉に皆、従うが、それでも、すぐそこまで迫っている恐怖に目を背けてしまう。

 

皆は石像の足音が時限爆弾のタイマーのように思えた。

 

何故、扉が開いたのにここに居なければならないのか。

 

何故、恐怖しなければいけないのか。

 

何故、自分たち絶望なければいけないのか。

 

何故、生きて帰れる確証もないのに、E級に従わなければいけないのか。

 

ドスンッと石像の足音が響く。

 

「いやぁぁぁっ!」

 

一人の女性ハンターが恐怖に耐えれず、悲鳴を上げると、周りからの声を無視して、扉へと走り出す。

 

女性ハンターが祭壇の近くを離れたことで、祭壇の周囲に灯っていた炎の一つが消える。

 

女性ハンターは炎が消えたせいか、少し閉じた扉を、何事もなく通過し脱出した。

 

残り六人。

 

「水篠くんどうなってんだ!?」

 

「あの人助かったぞ!?」

 

皆が疑問を持つ。

 

 

 

あの人は、この部屋(地獄)から脱出できた。つまり、この部屋からは脱出できる。なのに何故、自分たちはまだここに居なければいけないのか。

 

そんな思いが生まれた。

 

「わ…悪い、もう無理だ…」

 

水篠さんを支えていた男性ハンターは恐怖で震えながらそう言い、水篠さんを置いて脱出する。

 

残り五人。

 

水篠さんは叫ぶ。

 

「動かないでここに居てください!」

 

生存できるかも分からないのに、水篠さんは叫んだ。

 

そんな水篠さんと、俺に真島さんは言う。

 

一番弱い俺達が活躍するとは思わなかった。役に立たないと思い込んでいた。犠牲は出たが、それでも自分が生きていられたのは、俺達のおかげだと。

 

「だが、だがな…、俺にだって家族がいる。まだ死にたくねぇんだよ。生きて帰りてぇ」

 

真島さんは、限界だ、すまない。と言い、剣を投げ捨て、扉へと走り出した。

 

残り四人。

 

「君たち三人は行きなさい」

 

馬渕さんが俺達に言った。

 

「観月さんか、国玉くん。水篠くんを頼む」

 

「は…はいっ!」

 

観月さんがそう言って立とうとするが、脚に力が入らないのか、尻餅をつく。

 

馬渕さんは俺たちを助けようとしてくれている。

 

しかし、しかしだ。

 

「馬渕さん、俺はいいので、水篠さんと観月さんを連れて、脱出してください」

 

俺は脱出するわけにはいかない。

 

「なっ!私が残るといっただろう!」

 

「いやいや、体力はあなたの方が残っているはず。体力の残っていない俺とじゃ、脱出できる確率はあなたの方が高いでしょ?」

 

そんな事を言っている間にも、石像が近づいてくる。

 

「ほら、早く行かないと。時間がないですよ?そういえば、水篠さん、魔法石あげますよ。確か、観月さんと食事する約束してませんでしたっけ?」

 

俺はポケットから魔法石を取り出し、馬渕さんに肩を貸してもらっている水篠さんに渡すが…

 

「俺も…」

 

「水篠くん?」

 

「俺も残ります。国玉さんを置いて脱出はできません」

 

「水篠さん!?何を言ってるんですか!?」

 

観月さんは水篠さんに叫ぶ。

 

観月さんの言葉には、俺も同感だ。水篠さんがここに残っても、意味はほとんどない。

 

「ほら、一人よりも二人の方がいいでしょう?それに、俺がこれまで生きてこられたのは、国玉さんのおかげなので、恩返しをしようと思っていたので」

 

「本当に…何を…」

 

「あ、そうだ」

 

水篠さんはポケットから俺と同じように魔法石を取り出すと、観月さんに渡す。

 

「これで先に食べててください」

 

観月さんは水篠さんから渡された魔法石を受け取った。

 

「この状況でよくそんな冗談…」

 

観月さんは馬渕さんに気絶させられる。

 

「…すまない。もう本当に時間がなさそうだから眠っていてくれ」

 

馬渕さんは観月さんに謝罪し、観月さんを担ぐ。

 

「水篠くん…本当にいいのか?」

 

「はい。お願いします」

 

「…うむ」

 

馬渕さんは本当に申し訳なさそうな顔をすると、扉へと向かう。

 

残り二人。

 

いやはや、世界の修正力というのは本当にすごい。

 

これが、水篠さんの本心というわけではないはずだからな。命を懸けてまでの恩返しをする人なんていない。

 

俺達は迫る石像たちの足音を聞きながら、話をする。

 

「……水篠さん、何で残ったんですか?」

 

「さっきの事、聞いてませんでしたか?恩返しですよ」

 

「命を懸けてまでの恩返しですか?」

 

「ハハ、そうですね」

 

「ここ、生きて帰れたならどうします?」

 

「生きて帰れたら、ですか?」

 

「はい」

 

「そうですね…、改めて国玉さんに恩返しでもします」

 

「そうですか。それは楽しみですね……」

 

俺はそう言い、腰に差してある安い鉄剣を抜く。

 

「水篠さん、どうです?最後の抵抗」

 

「…そうですね。俺もやります」

 

水篠さんは真島さんが置いて行った鉄剣を構える。

 

俺達は息を整える。

 

「「かかって来い」」

 

俺達が合わせて言った瞬間、目の前に居た石像が襲いかかってくる。

 

俺は足がまだあるため、ギリギリで避けるが、水篠さんは直撃し、右胸を貫かれ、祭壇の上へと落とされる。

 

ただ、避けたのもつかの間、俺は同じ槍を持った石像に腹を貫かれ、水篠さんの上へと落とされた。

 

ヴッ!

 

水篠さんの口から血が吐き出される音が聞こえた。

 

祭壇が、俺と水篠さんの血液で赤く染まっていく。

 

まだ生きているせいか、血が流れていくのがよくわかる。

 

「う…、あ…ごほっ!」

「うぅ…ゔあっ、がはっ!」

 

俺達は二人して咳き込み、喘ぐ。

 

 

 

ああ、面倒だな。

 

本当に面倒だ……

 

死ぬ準備はできていたはずなんだがなぁ…

 

いざとなると、何故か本心から生きたいという感情が湧く。

 

目の前では、剣を持った石像が剣を振り上げている。

 

 

…ハァ

 

世界よ。もし許してくれるのなら、俺に、もう一度チャンスをください(を、プレイヤーにさせてくれ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パッ

 

世界が突然減速し、止まったように見えた。

 

そんな俺の目の前には青いウィンドウがあった。

 

 

……マジ?

 

俺はそんな感想しか出てこなかったが、とりあえず、ウィンドウを確認する。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 お知らせ

 

シークレットクエスト無力な者の勇気の条件をすべてクリアしましたが、クリア不可能です。

 

システム外クエスト哀れなる愚者の旅立ちと無才無力独特な最弱者の一歩の全ての条件と特殊条件隠された者の祝福をクリアしました。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

…は?クリア不可能?システム外クエスト?特殊条件?……ちょっと待て。え?何?

 

俺は想定外すぎるお知らせに困惑する。

 

すると、

 

『システム外クエスト「哀れなる愚者の旅立ち」と「無才無力独特な最弱者の一歩」の条件をすべてクリアしました。プレ、プレイヤーになることができます引き受けますか?』

 

謎の声が響く。

 

システムの声なのだろうが、疑問が多すぎる。何故システムがシステム外のクエストをクリアしたと分かるのか。というか、さっきのプレイヤーの所で、何で噛んだみたいになっているんだ?

 

『残り時間あとわずかです。引き受けない場合、0.01秒後にあなたと水篠旬の心臓は停止します。引き受けますか?』

 

何故か俺だけでなく、水篠さんの心臓まで停止するらしい。

 

しかし、答えは決まっている。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 お知らせ

引き受けない場合、0.01秒後にあなたと水篠旬の心臓は停止します

 

 

引き受けますか?

 

はい いいえ

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

俺はすぐにはいを選択する。

 

 

 

すると、プレイヤーになりました。というウィンドウを見たのを最後に、俺の意識が途絶えた。

 

 




また中途半端な終わりですいません。
これを言うのも早いですが、これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします
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