チート×チート×チート   作:スライム

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感想あると喜びます。


チートも気になるダンジョン劇場

 今日は魔女の全体会議があるらしい。

 義務はないが、出来るだけ出てほしいということだ。

 

 議題は一つ。

 

「学校どうする!?」

 

 親御さんには大事件である。

 既に子供の話す言語がちゃんぽんになってしまっている事件が発生して、中々に深刻な事態らしい。翻訳魔法も万能ではないのだ。

 

「他国で育てて、他国で学んで、それから戻ってきて魔女教育すれば?」

 

 完璧なアンサーではないか。

 

「学校建ててくれませんか!?」

「言葉がちゃんぽんになる問題があるから、幼児期はここで育てないほうが良いと思う。それか言葉を覚えきるまで家から出さないか」

「クロウィは何も、ケチっていっているわけじゃない。僕も、ここは幼い子が育つには人種の坩堝すぎると思うよ。国交も各国と結ばれているし、愛国心を植え付けたいだろうから魔法を覚えていない子供の受け入れぐらいはしてくれると思う」

「うちの子は魔力があるわ。天才だから! 天才だから!」

「封じればいいじゃない。身を守るには別にお守りを与えればいいし。出来ない魔女は相談して頂戴。私、五大魔女のミーアがなんとかしてやろうじゃない」

 

 この後、各種世界の強力な能力を持って持て余されている子供がミーアの所に大挙して放り込まれる事になる。ミーアは封じる相談をするって言っただけなのに……。

 

 まあ、所詮他人事だな!!

 

「何にせよ、早く会議を終わらせないと『今日のダンジョン』が終わるだろう。今日は呪符の実をわかり易い場所に設置し直したから、新展開があるはずなんだ」

 

 流水が言って、魔女会議が終わった。

 俺が初めた企画はそこそこ人気らしい。ちょっと気になる言葉はあったが、今日は見てみるかな。

 

 俺は映像を見て、びっくりした。

 

 初期位置に現れたプレイヤーを魔物クッキーが取り囲んでいたからだ。プレイヤー達も困惑している。

 

「あー。昨日、魔物クッキースルーしたんだよ」

 

 そんな事があったのか。呪符の実も目立つ場所で太陽のごとく輝いていたし、やりたい放題だなお前ら。さては惑星開拓と世界作成飽きただろ。

 流水はそれでも羽ばたく本という敵を用意しているが、魔物クッキーはあれ、ボスなしか。どんだけ安いんだ。いっぱいあるし。

 あ、流水も駄目だ。羽ばたく本、皆魔法の本じゃないか。パーフェクトジーニアスのこと大好きだな。

 恐る恐る魔物クッキーを天に捧げていく。

 それらは空に溶けていき、カメラアイが眠っていく。さて、俺が選んだのは1人だけなのだが、後はどうなるかな?

 

『ふぇ!? わ、私とおねぇちゃん!? 監視付きってなんなのよー!!』

『女性に無理強いはできない。どうする?』

『やってやる! やってやるわよ! おねぇちゃんも一緒だし、なんとかなるでしょ!』

『そうね、サモナーならなんとかなるでしょ。私戦わなくていいし』

 

 パリンっと魔物クッキーを食べると本と筆が現れる。

 

『ここに召喚するものを描くの? え、と、何でもいいの? ちょっと時間頂戴!』

 

 それから一時間後。

 ロボットヒーローみたいなニチアサ風イケメンと一緒の女の子が仲間になった。

 

『よろしくね! って、おねぇちゃんは? 一緒にベルトしたよ?』

『それが、15の魔物クッキーを捧げたのだが、4つ手元に残って、10個は宙に消えたのに画面が開かないんだ』

『……お姉ちゃ――――――――ん!!』

『深淵を覗いてないのに覗かれている……!!』

『おそらく、手元の4つは我らに喰らえということか。監視を受け入れるかね? おお!? バーサク幼女よ、思い切りがいいな!?』

『偉い人に逆らってもろくなことないよ。おかあさんみたいに』

『たまに闇が深いことを言うな、バーサク幼女よ。ふむ、幼女にばかり体を張らせるわけには行くまい』

 

 中々衝撃的な展開である。おい。おい。

 魔女たちがヒソヒソする中、プレイヤー達はお絵かきタイムである。

 幼女はスライム、詠唱者は小ドラゴン、パーフェクトジーニアスはネコバスを書いた。

 なるほどなるほど。柔軟じゃん、ジーニアス。

 

 そして、戦闘をする。

 幼女とニチアサ風ヒーローがガンガン本を撃ち落としていく。

 おお、詠唱者も頑張ってるじゃないか。覚えがかなり早いと言っていいだろう。

 遠距離攻撃をもたないパーフェクトジーニアスも投石で頑張っている。

 

 そうして戦闘後、本を集めて歓声を上げた。

 

『スキルが覚えられる本と生産方法が分かる本だと!? 凄いな……!』

『ポーションとかが作れるのかね?』

『ああ、これは間違って俺が取り込んでは駄目だな。これはお前用だ、GM。俺の分はこっち。呪符の作り方もあるな』

『ポーションが、本当に作れるのかね? 凄いではないか!! パーフェクトジーニアスの縫合も頼りにはなるのだが、併用できればありがたい』

『ひとまず、採取をしてみようぜ。おっとその前に根暗呪符師だ』

『お姉ちゃんも探さないと!』

『ひとまずダンジョンをクリアしてみるしかあるまい』

 

 そして、呪符の実を捧げる。

 

『根暗認定、だと……!! たしかに私はスポーツマンタイプではないが……! 根暗……根暗……根暗かなぁ!? 根暗……、ああ、すまないね、仲間になろう。ネタになるだろう』

 

 そうして、呪符師が仲間になった!!

 

『小説家志望の根暗呪符師だ。よろしく』

『そうか。読みたい』

『全力で断る』

 

「ファンでーす!!」

 

 流水!??

 

 色々新展開があって忙しい日だった。

 疲れたので今日は低階層の素材採集だけにして寝よう。

 




子供達のためにもっとはやく動いてやれよ……。
小学一年生の時期に気づいた模様。頭のいい人は普通に留学させてたりする。
魔女の国には公益機関はまさかの交易所しかない。

GMさんは初めの登場が尾を引いて、そのキャラで行こう!と演じさせられてます。
ダンジョン攻略する度ギャラが入るけど、キャラを壊したら違約金なのだ……。
バラエティ番組とかでもこのキャラで通してます。
さりげに初っ端からライトの魔法を成功させたチーター。
選ばれただけあり、凄まじい才能を秘めてます。難しいのよ、ロイドの作った魔法体系。
普通は魔力を操る感覚を掴む所から初めないといけない。

ウェルツは、限界を感じてスカウト&楽しそうなことをやってるので参加表明。
忘れないで下さい。

幼女は多分、お母さんは気づいてるけど言うことはない。
ネグレクトばれちゃってるからね!
たまに魔女からプレゼントされたり、情報をもらったりしている。

なんだかんだで五大魔女はクロウィの企画を気にしているし、
他の魔女もクロウィの繋げた世界に入らないよう気をつけている。

流水は候補者についてかなり調べた模様。
小説アカウントも把握。ファンです♡ 普通にストーカーである。
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