ウマ娘 ワールドダービー 凱旋門レギュ『4:25:00』 ミホノブルボンチャート   作:ルルマンド

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モンクエルコンがエッッすぎる


サイドストーリー:仔獅子への便箋

 シンボリルドルフは秋の天皇賞を勝っていない。これは意外な事実である。

 

 彼女はクラシック路線の合間、夏合宿前の走り納めとして宝塚に出走し、シニア級ウマ娘たちを蹴散らしてから菊花、ジャパンカップ、有馬記念と歩を進めた。

 そしてシニア級に入ってからは大阪杯、春の天皇賞、宝塚(2回目)に出て、海外へと飛んだ。

 

 そこで1敗して帰国し、脚の具合を悪くして今まで休養していたものの、現在の戦績は国内外合わせて15戦14勝1敗。国内では未だ負けを知らない。

 

 ――――秋の天皇賞は呪われている

 

 そんな噂が、まことしやかに囁かれている。

 一番人気がろくな目に遭わない、と。数年前のサイレンススズカによって一番人気必敗の法則は打ち破られたものの、そのスズカは故障。

 故障自体は1年かからず全力で走れるようになる程度には軽かったものの、栄光の日曜日の終わりはあまりにも暗いものだった。

 

「あいつ、秋天に出るのか」

 

「心配ですか」

 

「いや。トゥインクルシリーズに絶対はないが、シンボリルドルフには絶対がある。ルドルフは勝つよ」

 

 参謀は、ソファにぽいと新聞を置く。

 声音からはシンボリルドルフに対する全幅の信頼が窺えて、ミホノブルボンは少し嬉しくなった。

 ミホノブルボンは、シンボリルドルフのことを尊敬していた。実績だけ見ても尊敬できる人であることに違いはないが、その中身を知るにつれてその念はより深まった。

 

 シンボリルドルフは、名家中の名家の出身である。

 だが真実、すべてのウマ娘の幸福を祈っている。見下しもせず、哀れみもせず、対等な眼差しで手を貸すことを許してくれと言ってくれる。

 そんな人には、負けて欲しくなかった。栄光を侍らせて仁王立ちしているのが、シンボリルドルフには合っている。

 

 ――――この人が勝てると言ったら、勝てる。

 

 そんな信頼が、ミホノブルボンの脳裏にはあった。

 

「さて、目前に迫った京都新聞杯。注目株はライスシャワー、ナリタタイセイだ」

 

「そう言えば、マチカネタンホイザさんはどうされたのですか?」

 

「あいつはカシオペアあたりで調整してくると思う。1800メートルと距離は短いが、より菊花に直近だからな」

 

 マチカネタンホイザも実は重賞で勝っていない。府中ジュニアステークス以来、勝ち星のない状態である。

 この世代の有力ウマ娘は、案外重賞勝ちを収めているものが少なかった。誰のせいかというのは置いておいて。

 

「あと今回。キョーエイボーガンが出走する。知らないだろうから言っておくが、彼女は逃げウマ娘だ。ハナを奪われないようにしろ」

 

 ミホノブルボンのラップ走法は、1ハロンを地形の起伏やバ場の状態などで更に細かく分割し、決められた時間で走り抜けることによってのみ成立する。

 

 故に、ハナを奪われてはならない。

 

 ミホノブルボンよりも高速で走り続けられるウマ娘は、現在いない。つまり開始早々にハナを奪われれば、レースが展開されるに連れて垂れてくるウマ娘に蓋をされる形でミホノブルボンの速度も自ずと落ちる。

 大外に寄って抜くにしても、どのみちラップ走法は維持できない。彼女のラップ走法はハナを進むから――――先頭を行き最短距離の経済コースを進むからこそ、成立するのだ。

 

「マスター。同じ逃げであれば能力の高い方が勝ちます。すなわち、私の勝ちは揺らぎません」

 

「その通り。史上最高に頭のいい発想だな」

 

「はい」

 

 むふー、と。少しドヤっと胸を張ったブルボンの調子はいい。かつてないほどに良い。抑えて走らせても坂路のタイムがバンバン更新されていく。

 

「じゃあ、行ってこい」

 

「マスター。ライスはどうしますか」

 

「仕掛けてこない。最終コーナー1個前。これを忘れるな」

 

「はい、マスター」

 

 尊敬すべき友のトラウマをほじ繰り返すのは、人としてどうなのか。

 だが今の彼は、人である前にトレーナーである。勝つために、全てを擲つ覚悟がある。

 

(勝つために利用できるものは、全て使う)

 

 たとえそれが、自分の傷であろうとも。

 控室を出て外に出ると、見覚えのある鹿毛がそこに居た。

 

「やあ、参謀くん」

 

「なんだ、ただのGⅡなのに天覧試合か」

 

「なに、個人的な興味さ。君が何を考えているのか。どんな策を立てて臨むのか。それにこれは、私が勧めたことでもあるしね」

 

 シニア級に進んだときの、強敵。いや、強敵では済まない、それ以上の存在。

 

「お前、秋の天皇賞で復帰するらしいじゃないか」

 

「ああ。心配してくれているのかな?」

 

「お前を心配したことなど一度もない」

 

 充分な実力と、充分な準備をした人間を心配する。それは積み重ねてきた努力の否定だ。

 

「そういう言い方は良くないな」

 

 少し眼を横に流して、シンボリルドルフはたしなめるような口調で静かに言った。

 

「じゃあ、どう言うべきだ?」

 

「……君の思ったことを直接、余すことなく伝えれば案外問題は起こらないと思うが」

 

 お前、グラスワンダーに直接言ったときにもう少し手心を加えろと言っただろうが。

 そう思わないでもないが、なんとなく聴いておいたほうがいい。そんな気がした。

 

「お前ならば秋の天皇賞など楽勝だ。呪いなど存在しないし、しても君の前ではなんの枷にもならない。シンボリルドルフというウマ娘は、運や状況に左右されて勝敗の天秤が傾く程弱くはない。だから一度たりとも心配したことはない。これでいいか」

 

「よろしい」

 

 しっとりと落ち着いた色の鹿毛の尻尾が僅かに揺れる。

 

「案外心配していたのか」

 

「君が、かい?」

 

「お前が、だ。自分の実力を低く見積もっているのか、あるいはブランクを過剰に高く見積もっていたのか。他者からの承認が欲しかったと見える。お前は勝つよ、とでも言ってほしかったのか?」

 

「……やはり君はなんというか、0か100かの調節ネジをこそ直すべきだな」

 

 シンボリルドルフというウマ娘には、威圧感がある。バターに対して熱したナイフを使うが如く、海に対してモーセを使うが如く、歩けば自然に人の波が分かたれていくのだ。

 

「皇帝だ……」

 

「やっぱりミホノブルボンが気になるのか……」

 

「かっこいい……!」

 

 そんな囁きをも切り裂きながら進んで、ふと気づく。隣にも後ろにも、彼がいない。

 

「ルドルフ。お前は勝つよ」

 

 声に釣られて慌てて振り返ると、陽を背にして階段の上に悠然と立っていた。

 

「ちょっと考えてみたがやはり、負ける方が難しい」

 

 何事もなかったかのように降りてきて、さらりと座る。

 心配したんだぞと言いかけて、ルドルフはやめた。

 

「相変わらず便利だな、この機能」

 

「機能ではないが……」

 

 周りから人が消える。遠ざかる。

 強烈な存在感と、かわいいというには綺麗すぎ、綺麗というにはかっこよすぎる美貌と、独特の存在感がそうさせることを、シンボリルドルフはなんとなく自覚していた。

 

「じゃあ特殊能力と言うべきかな。快適に見れていい」

 

「原因は何だろうか。もっとこう、気軽に話しかけてくれてもいいと言うのに……」

 

 反応なし。ノーコメント。

 それが果たしてミホノブルボンがレース前のパフォーマンスに入ったからか、それとも答えたくなかったからなのか。

 それを訊く気は、ルドルフにはなかった。

 

「お前、どう見る」

 

 それが自分の周りに人が寄り付かないことを指しているのではないと、シンボリルドルフにはわかっている。

 パフォーマンスが終わり、パドックに入るその瞬間、唐突に話が降ってきた。そしてその唐突さも、流石にルドルフは慣れていた。

 

「ミホノブルボンがハナを取る。そしてそのまま押し切るだろう。波瀾があるとしたら、キョーエイボーガンか」

 

「その心は?」

 

「君の育てる逃げウマ娘は駆け引きを力で破壊する。それは君の弱点を補ういい手ではあるが、同時に自分以上の力同士のぶつかり合いでは勝てない、ということになる」

 

 ぐっ、と。自分の両拳を打ち合わせるようにして前に構えて、シンボリルドルフは話を続けた。

 

「トゥインクルシリーズは当初、こうだった。力と力の比べ合い。速度・持久力に秀でた強者が必ず試合を制する」

 

 右手に押し負けた左手が、花弁でもイメージしているのか、はらはらと開いて膝の上に戻る。

 

「だが、程なくして駆け引きが生まれた。Aが強い。なら、Bはどうするか。負けを受け入れるほどの潔さがあれば競走などしない。

例えば力を抜いてみる。相手を押せ押せにして、疲れたところをこう、押す。すると弱者でも勝てる。これが試合の駆け引きだ」

 

「そして君は強者の癖に駆け引きを多用するわけだ」

 

 ふわりと宙を舞う右拳。それを膝の上に戻して、シンボリルドルフは笑った。

 

「それはそうだ。弱者が強者を倒すための術は、なにも弱者だけに味方するものではない。弱者の技を、強者がものにする。死活のかかった弱者がさらなる進化を遂げる。よって駆け引きは精錬されていき、トゥインクルシリーズはより頭を使う競技になった」

 

 だから、逃げは嫌われた。

 駆け引きの何たるかを学んだエリートトレーナーであればあるほど使いにくいのだ。自分の色を出しにくいのだ。

 逃げは道を外れている。徒花であるとすら言える。

 

 トゥインクルシリーズの発展は、駆け引きの発展。逃げはその道から外れ、逆行しているのだ。

 

「現に君と……」

 

 ちょっと言い淀んで、シンボリルドルフは少し咳払いをした。

 

「君が出てくるまでは、逃げは寒門が好んで使う戦法だった。寒門のトレーナーやウマ娘には、積み重ねてきた駆け引きの妙がない。戦術に幅がない。同じ土俵で積み重ねのある名門のエリートと戦っても勝てない。だから逃げを好む。セイウンスカイはある種駆け引きを孕んだ逃げだがそれは性格によるもので、やはり彼女も寒門出身だ」

 

 ついでに言えば、ミホノブルボンもキョーエイボーガンもそうである。

 サイレンススズカは見た目相応の良家から出ている。だからこそ、東条ハナは歴代の積み重ねを活かそうとしたのだ。

 

「ともあれ逃げには、戦術の幅がない。強者がより強い武器を持ってしまったがために、まともに戦うことを放棄して武器すら捨てて駆けていく。追いつかれたら差し殺される。そういう戦法だ。だからミホノブルボンよりもキョーエイボーガンが……」

 

 口籠り、顎に手を当てる。顎から口に手をスライドさせて、シンボリルドルフは何かに気づいたように隣の男を見た。

 

「……今思いついたのだが」

 

「うん」

 

「例えば、キョーエイボーガンが全力で走り出したらどうする。ブルボンは常に80%の速度で走ることによって均一の速度を出せているし、身体への負担を減らしている。だが、能力差があってもキョーエイボーガンも一流のウマ娘だ。100%を超えた全力を出せればハナは取れる。そうすればミホノブルボンの戦術は潰れる。そうではないか」

 

「流石」

 

 パチパチパチ、と。気のない拍手と言葉でもって、参謀は皇帝の慧眼を褒めた。

 

「…………だが、そこまでの覚悟を決めるには負ける必要がある。完膚なきまでに。自分の実力ではなく、運否天賦に任せようと思うまでに。なら――――」

 

 立ち上がって、座る。

 せわしなく動く皇帝を他所に、参謀は軽くあくびをした。

 

「参謀くん。これはやはり出走すべきではない」

 

「今更なことを……」

 

 もうほぼ全員が、ゲートに入っている。入り渋っているウマ娘もいるが、時間の問題だ。

 確かにここでブルボンが不調を訴えれば出走を回避できなくもないが、そんなサインは決めていない。送る気もない。

 

 小声で叫ぶという中々に味な真似をする皇帝の必死さとは無縁のところにいるように、もうひとつだけあくびを漏らした。

 

「勝つつもりだろう、君は」

 

「そりゃあ場合にもよるが、レースってのは勝つために走るもんだろ」

 

「勝ったらどうなる。菊花は!」

 

 シンボリルドルフは、ミホノブルボンに対して結構情が湧いている。

 無敗の三冠。自分だけが手にしていたその栄誉を共に分かち合いたいと思う程度には、自分と同じ夢を見れると思う程度には、彼女はミホノブルボンのことが好きなのだ。

 

「なるようになるよ」

 

「…………参謀くん」

 

「なんだ」

 

「君は……今私が気づいたことを予測していた。そうだろう?」

 

「ああ。皐月の前には」

 

「……対策はある、と」

 

「お前、バカだな。塗装工が塗りムラを残さないように、トレーナーは負け筋を残さないものだ」

 

「久々に聴いたな、その言葉! やめろと言――――」

 

 驚いたような瞳が、皇帝を射た。

 基本的に冷静さの範疇から飛び出さない鋼鉄の瞳が、いつにない真剣さでルドルフを見ている。

 

 まずい。

 例の驚異的な頭の回転の速さを発動し、ルドルフはなんの違和感もなく取り繕った。

 

「――――われなかったか?」

 

「言われた。お前、やはりあの子の知り合いか」

 

「…………やはりとは?」

 

「走り方が似ている。多少変わっているから見て学び、自分に合うようにアレンジしたのだろうと思っていた。それに、同族だ。才能もまあ、あの時点では君と互角であったろうし、知り合いであろうとは思っていた」

 

 皇帝などと呼ばれる君にとって、並び立つ評価をされては嫌かもしれないが、と。

 肝心なところで回らない気を利かせて、東条隼瀬はルドルフをフォローした。

 

「……なるほど」

 

「かなり失礼な話、ダービーの前に初めてあったときはお前かもしれないと思わないでもなかったんだ。見た目は似てたしな。だがあまりにも、あまりにも性格が違うから、そうではなかろうと思った。快傑ライオン丸と永遠なる皇帝には無機物と有機物くらいの差がある」

 

「か、快傑ライオン丸……」

 

 ライオン。

 

 ルナという幼名――――かわいくて結構気に入ってる――――を塗り替える程の、的確なネーミング。圧倒的な才能を持て余して暴君をしていた頃の渾名を当てられて、ルドルフはちょっと怯んだ。

 

「言い得て妙だろう。君は生まれながらにして皇帝だったろうからわからないかもしれないが、あの時のあの子は人を蹴りそうな勢いだった。君がいたら止めていただろうが、そういう子だったのだ」

 

「うん……わかるが……」

 

 ルドルフの耳と尻尾が理性の箍を破壊して徐々に萎れていくのを見ても何も思わない程度には、東条隼瀬は冷静さを欠いていた。

 

「やはり友人だったのか。君は気性難相手でも苦にしないだろうとは思っていたが」

 

「……何かこう、嫌な思い出でもあるのか?」

 

「いや、ライオン丸は俺の生き方を変えてくれた。だから一度会って、礼を言いたかったんだ」

 

 もっとも、向こうは憶えていないだろうが。

 

 その言葉に、もう完全に理性という騎手を振り落とした気性難な尻尾と耳がピーンと天を向いた。

 

「そんなことはない! 彼女は言っていた! おま――――君と……そう、君と出会って生き方を変える決意ができたと。うん」

 

「……そうか」

 

 どことなく遠い目をしている隼瀬を余所に、ルドルフはぱったぱったと自由奔放に横に振れる尻尾の音に気づいた。

 そろーっと手を伸ばして引っ掴み、腰巻きのように腹側に持ってきて、押さえる。

 

 ――――勝手は許さん

 

 それは彼女にしては実に珍しい暴君らしい圧政だった。圧政を受けているのは自分だが。

 

「ルドルフ。これ、渡しておいてくれないか」

 

「……これは、便箋か」

 

「そうだ。だいぶ前に書いたものだが……一応持ち歩いていた。どこで会えるともしれなかったからな。君から渡しておいてくれ」

 

「うん。私から渡しておこう」

 

 沈黙。

 ルドルフの耳が動く音だけが妙に耳に入ってくる程の静寂が、皇帝と参謀の間を満たした。

 

「…………サラッとぶち込んでくるな、お前。ある意味尊敬するよ」

 

「ん? …………あ、あぁ! どうだ、参謀くん!」

 

「俺は隙を見逃さない慧眼、隙あらば突撃してくる機智を褒めただけであって、内容を褒めたわけではない」

 

 白けたような眼差しをサラッと皇帝に向けたあと嘆息し、視線を戻す。

 久々のレースがはじまろうとしていた。




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