ウマ娘 ワールドダービー 凱旋門レギュ『4:25:00』 ミホノブルボンチャート 作:ルルマンド
米上……重賞に勝つのはそれ程たいそうなものでない。なRTA、はーじまーるよ。
(実際は大したこと)ありますねぇ!
でも哀しいかな、これはゲーム。勝ったことを褒めるのではなく、負けたことを責められます。
ということで、目黒記念は原作通りマチカネタンホイザが勝ち、ライスシャワーの重賞初勝利はお流れになりました。まあしゃーない。数打てばいつか勝てるよ(パチンカス理論)
因みに原作でのライスシャワーの初重賞制覇は菊花賞。そこでブルボンが勝ったということは、つまりそういうことでござる。
ということで、練習を進めていきます。ライスシャワーは……いない。まあ居ないなら居ないで結構。居たら居たでそれまたオーケー。
(つまり特に意識する必要は)ないです。
ざっくり説明すると、ライスシャワーとの練習イベントの最後で、春天に出走するかの選択肢が出てきます。これを受けて勝つと長距離適性が上がり、【決意の直滑降】のコツをいただけます。
おいおい、その金スキルは先行専用だゾ。
アプリ版の兄貴たちはそう思うかもしれませんが、このゲームでは自由度を増すためにスキルの制約が緩くなってます。
これは【束縛】や【リスタート】の解説のときにも言いましたが、逃げじゃなきゃだめ、先行じゃなきゃだめ、差しじゃなきゃだめ、追い込みじゃなきゃだめ、というスキルは、アプリ版と比べてそこまで多くありません。
例えばアプリ版では追い込み限定だった【冷静】【後方待機】は差しと追い込み限定になりました。
そして直滑降は誰でも使えるようになったと。そういうわけです。まあ効果からして【下り坂が少し得意になる】だけ。逃げでも先行でも差しでも追い込みでも一向に構わなそうなスキルですからね。
ということで、練習します。まあ来ないならいらない。ということで相変わらず坂路坂路坂路休み坂路坂路坂路休み。
そして来ました大阪杯。正直出走しなくてもいいのですが、凱旋門賞出走イベの発生確率はこれまで稼いだ賞金額に依存するので、稼げるレースには出ていきます。
つまり、GⅠですね。
正直ここまでステータスが育ったら事故とライバル補正がかかったキャラ以外では負けません。
ウマ娘というゲームのシステム上、もっと言えば競馬という競技上事故は起こるのでたまに負けます。負けますが、それでもリターンを鑑みてGⅠに出ます。
ジャパンカップで海外との繋がりができたおかげで、現在強制出走レースは6月2週の宝塚記念のみ。これは海外ルートに入ったことを意味しますが、これは謂わば行ける場所が広がったというだけのこと。
問題は宝塚後、【凱旋門賞への招待状】イベが起こるかどうかです。
そう! 結構ここまでうまく行ってると思われるこのRTA、結局のところ凱旋門に挑戦できるかは運です。凱旋門で勝てるかどうかも運です。なんだこの地獄みたいなRTA……(戦慄)
ということで大阪杯に出走し、危なげなく勝利。大差勝ちです。2位はマックちゃん。
中距離に出てきてるということはマックちゃんはV3マックイーンじゃないな! まあ春天3連覇で覚醒だから当たり前だけども……
はい。ここで私、ちらっとコメ欄を見ました。
なんかコメビュの流れ速いなーと思ったので、何かあったのかと思ってみたわけですね。
どうせチラッとマックイーンが出てきたのでネタコメの嵐か阪神の試合速報でも流れていると思ったのですが、違いました。
『マックちゃん好き過ぎ定期』
『ボクガマケルナンテー』
『テイオーは?』
『テイオーいた?』
『ジュークボックスマックちゃん好き』
『テイオーいなかったぞ』
『白マックちゃん弱くてかわいい。たべちゃいたい』
『パクパクですわ!』
『今年の阪神はサトテルですわ! 今年こそ本塁打王ですわ!』
『ブルボンかわいい』
『【悲報】ドラグーンオブレッドアイズ準制限』
『テイオーどこ?』
『テイオー見ろ』
テイオー? いない?
『いないよ』
『テイオー√入ってなくね』
『テイオー√では大阪杯出走してくるぞ』
『なんか変な√入ってる』
『ブルボンテイオー√だと前イベ起こるはずだぞ』
『再走しろ』
『カイチョー√じゃね。秋天出たみたいなメッセあった』
……いや、しかし……いや、まだわからないし。うん。どうせこんな時代にニコニコ生放送でRTAやるようなやつを見に来てるような奴らだし……と現実逃避もいいですが、実際前イベが起こらなかったことは事実。思えばジャパンカップイベもなんか変でした。
そっかぁ……カイチョー√かぁ……
あああああああもうやだああああああ!!! な、なんで俺ばっかりこんな目に……理不尽! 理不尽すぎる!
と、嘆いていても仕方ありません。カイチョー√と決まったからにはカイチョーに勝ちましょう。これまで散々ガバしてきて言うのもアレですし、生放送してる都合上ミホノブルボン√を試走せずにはじめたので更にアレですが、ガバは起きます。
きかんしゃトーマスも言ってました。
『ガバはおこるさ』と。
問題はいかにそのガバから目を逸らさないか。どう対処するか。どうリカバリーするか。そこがガバを単なるガバで終わらせるか、雄飛のために屈んだことにするかの分かれ目です。
で、なんだっけ。そう、大阪杯に勝ったところです。逆にここで知れたことをラッキーと思いましょう。
えー、会長ね。会長は強いです。まあこのことに関しては皆さんわかりきってると思うのでいちいち説明しません。600族と同じく、7冠馬が弱いわけがないのだ。
で、何が一番ヤバいか。
固有スキル。勿論やばいです。ですが固有スキルがヤバイのは他にもいっぱいいます。
問題はこれ、デバフスキル。通常ならば逃げならまだなんとかなりがちなこのスキル群。
逃げに作用するデバフは少ないし、そもそも差しのカイチョーは中盤まで後ろにいるので、バ群にいない逃げウマ娘には効果が少ない。
このゲームではデバフを撒ける範囲――――視野ゾーンと仮称しますが、これが賢さ依存です。
なので、ステータス(特に賢さ)が充分に育った逃げウマ娘であれば視野ゾーンから抜けるように動けます。つまり、いくら賢くてもカンストしない限りは逃げウマ娘に対してはデバフなど恐るるに足らない。そういうことです。
はい。野良ならともかく、ライバル補正カイチョーの賢さは1500(カンスト)です。
他のステータスは場合によります。海外遠征前なら1200くらい。後ならスピスタパワーが1000くらいで根性Aくらい。
つまり、何が起こるか。
出走と同時に発動条件を満たしたデバフスキルが前にも後ろにも外にも内にも乱射し、疲弊したモブを3人抜いて固有発動して勝つ最高に頭のいい皇帝が見られます。よかったね。
ですがアプリ版プレイヤーはこう思うはずです。でも前が垂れてきてそのまま一緒にズルズル下がっていく事故も起こるんじゃないの?と。
これに関しては結構前のパートで説明したんですが、シンボリルドルフさんには専用AIが積まれています。これはアルティメットテイオーにも積まれているもので、要は事故が起こらなくなるAIです。
でも、事故はおこるさ。そういう方もおられるかもしれませんが、起こりません。ブロックすり抜けルーチンが組まれているので、するっと抜けてきます。
はい、では対策を話します。
偉い人は言いました。『化け物には化け物をぶつけんだよ!』と。なので主にオンライン対戦ではシンボリルドルフにはシンボリルドルフをぶつけます。
賢さ1500だと大抵のデバフを弾けますが、それでも完璧に弾けるわけではないのでこれが案外有効なわけです。
ルドルフを使わないのはナメプというのは、嘘のようでホントの話。
ですがこれはできません。当然ながら、シンボリルドルフは二人いないので。
そして自操作キャラの中にナイスネイチャもエアグルーヴもグラスワンダーもいない。
では、どうするか。
まず現在のブルボンの賢さはBですが、これをAにまで持っていきます。これでデバフを弾いてくれることを祈りつつ、運ゲーで勝ちます。綺麗な言葉を使うと、ブルボンを信じます。
ということで、一時停止解除。
大阪杯後のテイオーイベントはないです。悲しいが、これが現実。代わりに大阪杯でのミホノブルボンを見てもう一回ライスシャワーに火種がつくイベントが起きました。
これからは坂路坂路で体力を減らし、賢さ練習で体力を回復しつつ練習フェイズを消化していきます。
……もうこの際、ライスシャワーイベント狙っていきましょうか。多少ロスりますが、坂路か賢さにライスシャワーがいたら突っ込んで【決意の直滑降】を取りに行きます。
問題は春天勝てるの?ということですが、勝ちます。
正直、ライスシャワーにもシンボリルドルフにも負けていいっちゃいいです。勝てなくても運次第で凱旋門にはいけます。
ですが凱旋門の出走・勝利を確固たるものとするためには、最低でもどちらかは勝っておきたい。
ということで、ライスシャワーストーキング開始!
間にブルボン誕生日イベを挟んで、坂路で一緒に練習して吹っ切れライスがブルボンをストーキングして春天に出てください! って乙女特有の大胆な告白をするイベを起こし、春天が強制出走化したところで、今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。