愚者 フラクシナスの船員達 Rank1
魔術師 崇宮 真那 Rank1
女教皇 本条 二亜 未開放
女帝 夜刀神 十香 Rank2
皇帝 鳶一 折紙 Rank1
法王 エリオット・ポールドウィン・ウッドマン 未開放
恋愛 誘宵 美九 未開放
戦車 夜刀神 天香 未開放
正義 五河 琴里 Rank1
隠者 氷芽川 四糸乃 Rank1
運命 鏡野 七罪 未開放
剛毅 エレン・M・メイザース Rank2
刑死者 八舞耶倶矢 八舞夕弦 風待 八舞 未開放
死神 時崎 狂三 Rank1
節制 星宮 六喰 未開放
悪魔 アイザック・レイ・ペラム・ウエストコット Rank2
搭 日下部 遼子 未開放
星 分身体 時崎 狂三 Rank Max
月 アルテミシア・ベル・アシュクロフト 未開放
太陽 或守 鞠亜 或守 鞠奈 未開放
審判 万由里 未開放
永劫 園神 凜祢 園神 凜緒 園神凜祢のみRank Max
世界 崇宮 真士 未開放
道化師 蓮 未開放
信念 五河 士道 (シャドウ) 未開放
顧問官 村雨 令音 Rank1
所持ペルソナ
審判 メサイア
星 ルシフェル
女帝 ヤクシニー
悪魔 リリム
剛毅 ヴァルキリー
第一章をクリアしたので、<天使召喚>が可能になりました。対象(鏖殺公、氷結傀儡、灼爛殲鬼、凶禍楽園)
クエスト Tempest が開放されました。
クリアするとコミュの開放とアイテムが入手出来ます。
Tempest Island……
あの奇跡を起こしてからかなりの時間が経った。凜祢の事を説明し、彼女を高校に転入。そして、十香にテスト勉強を教えるなど……少し、忙しかった。テストが終わると修学旅行の話になった。行き先が沖縄から、或美島に変更になったという。
「或美島……結構近いな。観光地だし」
「でも、急に変更になる物かな?誰かが裏で手を引いてるみたいな……」
班決めや部屋割りをするために皆で話し合っているのだが……班は凜祢と十香、折紙、狂三。部屋は俺だけ一人部屋になっている。どうしてかって?男子どもが俺をハブったからさ!!
「まあ、いいか……一人の方が落ち着くし」
「あはは……士道に寄ってくるから仕方ないかもね」
その日はそれで終了した。その後、家に帰ると飴を舐めながら唸っている妹、琴里と令音さんが資料を見て会議をしていた。
「何やってるんだ?……会議もほどほどにしろよ。後、修学旅行先が変わったんだが……或美島に行くことになった」
「場所が変わったの?変ね……」
どうやら、沖縄の宿が崩落したらしくうちの高校は困っていたところクロストラベルから声が掛かったと言う話だ。クロストラベルはDEM社の傘下なので、多分、エレンさんが来ると思う。
「DEM社?きな臭いわね……あそこは精霊を実験に使う所だからあんまり行かせたくはないわね」
精霊を実験に使う。裏でそういう事をしているのだろうか。明日は休みなので、行ってみることにすると決めた。
「大丈夫だろ。何かあったら、俺と凜祢で対処するし……フラクシナスでも来るんだろ?」
「そうなんだけど……私が行けないのよ。その日は円卓会議があるから……」
「それは私が対処しよう。副司令にも言っておく」
まあ、どうにかなると言う精神を持って寝る準備をしていると凜祢が部屋に入ってきた。本当なら、マンションの方に自分の部屋が出来ているので普通は自分の部屋で寝るはずだが。
「士道……今、いいかな?」
「別にいいけど……どうしたんだ、急に。何か、怖いぞ?」
じりじりと迫ってきて、俺はベットに押し倒された。彼女も寝間着に着替えているのだが色っぽい雰囲気が漂っている。そういえば、部屋に入ってきたとき鍵を閉めたような……
「ねえ士道……私の事、好き?」
「お、おう。好きだぞ……なあ、凜祢?どうして服を脱がしてるんだ?折紙みたいで怖いぞ……」
「私、我慢できないの……だから、士道……」
その流れに身を任せて彼女と肌を重ねた……今思うと、皆と一緒に居ると言う事はこういう事をする可能性がある……最初が、凜祢で良かったと思う。
「士道……嫌じゃなかった?」
「別に……俺も経験出来て良かった。皆とこういう事するかもしれないしな……もう一回いいか?」
その後、俺が何回もやってしまった……寝不足になったのは言うまでもない。一緒に部屋から出てきたときの妹は泣いていた。ありえない……そんなことを言いながら泣いていたのだ。理解は、出来なかったが。
「シャワー入ってくる……泣くなよ琴里。俺達も成長してるんだ……」
「あ、私も入る……」
二人でシャワーに入った……やっぱりやる事やると心が強くなるみたいだなと思う。その後、DEM社に行った。食堂に、真那が居たので話しかけた。
「真那、遊びに来たぞ」
「あ!兄様!遊びに来てくれやがったんですね!!」
食堂でかなり話し込んだと思う。自分の事や会社の事など……真那は色々話してくれた。俺から話すことはあまりなかったと思う。
「あ、仕事みたいですね。じゃあ兄様、また……」
「おう、行ってらっしゃい」
そうして、受付の人に社員証を見せると社長室へ案内された。一応、ノックをして扉を開けると……奥に座っているのが見えた。
「やあ、来てくれて嬉しいよ……」
「まあ、ちょっと話したいことがあってきたんですけど……」
隣には、エレンさんが書類を片付けていた。すごく、汗をかいて。
「良かったらどうぞ……」
俺が持ってきたお菓子を食べながら話をした。やっぱり、DEMでは顕現装置の開発を行っているらしい……聞いていると人間を実験するような事ばかりだと思った。深く聞いていくと、精霊についても何かしようとしているらしい。俺がそれを知っていることも知られていた。
「ああ、そういえば……修学旅行にエレンが付いて行くから仲良くしてやってくれ」
「やっぱり……エレンさんが苦手な子居ると思いますよ……」
「気を付けます……」
そうして会社を後にした……
「彼も気づき始めている、か……彼は少なくともこちら側を理解しようとしている。だからあまり殺さないように……頼んだよ、エレン?」
「分かっています。彼と<プリンセス>を捕獲してきます」
その二人の会話に士道は気づくはずもなく……
「明日から修学旅行、か……何も起こらないで欲しいけど」
その日は直ぐに寝た。次の日の早朝、空港に集まった俺達は飛行機に乗り或美島へと到着した。
「シドー……何か、誰かから見られている気がするのだ」
「見られてる?……監視してるのか……また、変だったら教えてくれ」
そうするといきなりフラッシュが目の前を覆う。まあ、案の定エレンさんだったが。
「カメラマンで来たんですか?案内の人でもいいと思いますけど……」
「自分から言ったんです。カメラにしてくれと……」
よく分からないが確固たる決意を感じた。あの時の事を見たからカメラマンの方が向いていると俺も言っただろう。
「む?知り合いか?」
「ああ、俺の知り合いだよ……じゃあ、エレンさん。また……」
そう言って離れたのは良いが……思いっきりはぐれた。凜祢は居るのだが、十香が先に走っていたので折紙と狂三とはぐれてしまい、集合場所の資料館から離れてしまった。
「凜祢?誰かから見られてる感覚とかあるか?十香が見られてるって言ってるんだが」
「見られてる?……ちょっとあるかも。後、機械みたいな音がするなぁって」
凛祢は気づいているようだ。俺も確信が無かったので言えなかったが人ではない何かに見られている。それと人もいる感じもした。誰かが俺達に何かしようとしていることは明らかだった。
「……風が強くなってきたな。早く戻らないと」
「うん……ちょっと強いね。十香ちゃんも満足したと思うし……」
そうして十香を連れて資料館へ向かおうとした時、急に風が強くなり飛ばされたゴミ箱に当たりそうになったところを十香が庇って気絶してしまった。
「お、おい!!十香!?しっかりしろ!!」
「待って、士道。こっちに何か来る!!」
目の前に嵐が降りてきた……俺達は地面に這いつくばりながらそれを耐えると、その中心から二人の少女が現れた。拘束具とバンドで体を巻きつけている……世間的に言うと被虐快楽者と呼ばれる人だと思った。とりあえず立ち上がり近づこうとすると、風が巻き起こり近づく事が出来ない……
「士道……あの子たちさ、精霊だと思うんだ。だから……」
「任せろ……俺達が、助け出す」
「じゃあ、行くよ?来て、<凶禍楽園>……」
結界が形成される……その中で自由に動けるのは俺と凜祢だけの世界になる。俺と凜祢が世界のルールだ。風が二人に纏わりつき突進し始めた。
「待、てぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!」
その声で、二人は動きを止める。と言うよりも動けないと言った方が正しいか。
「……!?動けない!!なんで……」
「驚嘆。指先すら動かせません」
「よしよし、成功したみたいだな……凜祢?少し弱めていいぞ」
そうしてよく分からないが彼女ら……八舞耶倶矢、八舞夕弦は何度目かの現界で二人に分かれてしまった……なので、元に戻る方法として人格を一つにしなければならないので戦いで決めようと言う話になったらしい。今回で100戦目になるらしいが……俺を裁定者とした魅力対決と言う話になったのだが。
「あのさ……俺、彼女居るから……選べない」
「え?マジで?」
「疑問。本当ですか?」
はい、本当です。俺の後ろに居る人がそうです。と説明した。だが、魅力対決は行う事になった。二人と気絶した一人を抱えて資料館へと向かった。まあ、皆は誰?ってなったが令音さんがどうにかしてくれた。
「どういう状況だい?<ベルセルク>を連れてくるなんて……」
「あー、目の前に嵐が来て……二人が居たと言うか……」
今さっき、起きたことを話した。しかし、この島からフラクシナスに通信が出来ないとの事。ジャミングがこの島全体に掛かっているらしい。なので、令音さんがサポートに回ると言ってきた。令音さんは相手の心をうまくつかんで二人を連れて行った。
「疲れたぁ……温泉入りたいなぁ」
「ホテルに温泉あるみたいだし、荷物置いたらすぐに入ったら?」
「そう、だな……そうする……」
ホテルに入り、自分の部屋に荷物を置いて大浴場に入る。一応、ホテルに入った時から自由時間なので別に長風呂をしてもいいだろう……誰も居ない温泉で一人湯船に浸かる。段々、眠くなってきた……
「ふぁぁ……」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「士道、大丈夫かな?まだ、温泉に浸かってるのかな?」
「シドーも疲れているのだろう。今日は休ませてやろうではないか!!」
私達は暖簾をくぐり温泉に入った。体を洗って、湯船に浸かった……だけど、何か人影が見えた。
「し、士道!?って寝てる……」
「む?シドーが居るのか?……寝ているのか」
このホテルは暖簾が時間で入れ替わる。寝てしまって暖簾が変わっていたことに気づいていなかったのだろう。
「おおー!!結構広いねー」
「はしゃぎすぎも良くありませんわ」
ぞろぞろと女子生徒が入っていく……そして、士道に気づく、が。
「あれ、五河君?寝てるし……そういえば、時間で変わるんだっけ。気づかないで寝てたんだなー?寝顔可愛いじゃん」
「…………」
「鳶一さん?あんまり触ると起きちゃうよ……」
士道は起きない。ぐっすりと眠っている……でも、こんなに湯船に浸かりながら寝てたらのぼせちゃうんじゃ。
「……え!?士道……寝てる。皆に囲まれてるけど」
「困惑。此処は女湯では?」
「士道が寝てて気づかなかったみたい……だけど、全然起きないの」
何でだろう……よっぽど疲れてたのかな?
「……も、う、無理……」
そう言って士道は倒れた。寝言なのだろうが何が無理なのだろうか?
「ちょっとやばいんじゃないの!?」
「シドー!?大丈夫か!?」
「とりあえず引き上げましょう……」
彼が服を着せられ、部屋に運ばれるのに時間はあまりかからなかった。彼はまだ眠っている。その日は目覚めることはなかった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「……ん?いつの間に朝になってるんだ?俺って温泉で寝たはずじゃ」
「すぅ……すぅ……」
「くぅ……くぅ……」
俺のベットには耶倶矢と夕弦が俺の手をがっしりとホールドしている。いつの間に来ていたのだろう?隣のベットには凜祢と十香が寝ている……前のソファーには折紙と狂三が寝ていた。皆、起きない俺を見ていて寝てしまったのだろう。とりあえず、起きることにした。
「起きろ……おーい……」
俺の腕をホールドしている二人に突く。何か段々力が強くなってきた……う、腕がもげ、るっ!!
「痛い……二人とも起きてるだろ。力の掛け方がオカシイよ」
「気づいてたの?あんまり力は入れてないけどさ」
「賞賛。この力で分かったのはすごいです」
二人が起きると、周りも起き始める。俺以外を自分の部屋に帰らせて、着替える。そうすると電話が掛かってきた。相手は令音さんだった。用件はあの二人の精霊を封印する方法だった。彼女らは一つの人格を残そうとしている、要するにどちらかが死ぬと言う事だ。それを止める為には同時に封印する……同時にキスをしてくれと言う事だった。で、俺は裁定者なので、令音さんがインカムで指示を飛ばすのでデレてくれと言う事なのだが……
「分かりました……で、何処でやるんです?」
「今日は自由時間だから……海でやろうと思っているのだが。彼女たちの水着姿にも慣れてもらう事も兼ねている」
海と言う事なので、水着を持って海岸へ行く。着替えて海岸へ行くとエレンさんが砂に埋もれていた。見ないようにして奥へ進んだ。
「…………」
海を見るとなんだか”懐かしい”気持ちになる。誰かと来て遊んだ気がする……すごい昔に。
「士道!!どう、かな?」
「あの時の水着か?似合ってるよ」
凛祢は凶禍楽園に居た時の水着を着ていた。彼女のイメージカラーのピンクはとても似合っている。
「何かなぁ……考えちゃうんだよ。二人が争わなくていい方法をさ……二人を同時に封印すればいいけど、そこまでの過程が難しいなって」
「でも、私を助けてくれた時の士道はとってもカッコ良かったよ?あんな風にやってみたらどうかな?」
話題は件の精霊、耶倶矢と夕弦姉妹の話になる。方法は、同時に封印する……だがその前の過程までどうやって持っていくか。それが難しいのだ。
「あいつ等に顔でバレるか……忘れよ」
「今は、考えなくていいんじゃないかな?それは士道が決めること、私が言える立場じゃないし」
話を後回しにして目の前のイベントに意識を向ける。よく分からないがビーチバレーになっていた。チームは俺と耶倶矢、夕弦。相手は十香と折紙、狂三だ。審判は凜祢と令音さんだ。まあ、結果的に言うと狂三がボールを全部取って折紙と十香が思いっきりスパイクしてきて全部俺に当たって死にかけてたんだけど……
「いっつ……いくら灼爛殲鬼があるからって、こういうのには弱いな」
「あはは……私から見ても痛そうだったしね。酷かったら私がどうにかするから言ってね?」
今は、トイレがある場所で休憩している。流石にあれだけのボールを受けたので休むことが出来た。いまだに鈍痛がするが……
「あ、士道……ちょっといい?」
「話し方はどうした?俺はそっちの方が良いけど」
「え?……あれは、威厳を保つためにやってるの!」
話を聞いていくと、夕弦を選べと言われた。その後に来た夕弦は、耶倶矢を選べと言われた。どちらも、相手の事を思っている……だからと言って自分が犠牲になる事なんて、俺は許容できない。そして、選ばないと皆を吹き飛ばすと言ってきた。
「なんでこうなったかな……何でこういつも、自己犠牲にするんだ……」
聞いているだけで怒りたくなる。どうやったらその考えになるんだ?
「士道は覚悟は、決まった?」
「ああ、やりたい事が決まったよ……俺は二人を救う。絶対に」
この日の夜に大体決めたい。二人には今日の夜に海に来てくれと言った。
「よし……納得してもらえるかな?」
そうして、部屋を出ると十香が部屋の前で待っていた。
「シドー……少し歩きたいのだが。いいか?」
「俺も歩くつもりだったから……行こうか」
少し離れた海岸で、話をしながら歩いた。
「シドーは、助けるのか?」
「ああ、俺は二人を助ける。どっちかを選ぶなんて俺は嫌だ」
後ろに耶倶矢と夕弦が居た、その会話を聞いてらしく戦いになってしまった。
「やめろ!!俺は、お前たちを!!……」
叫ぶがもう、届かない。どうしようと思っていると奥の森から機械の人形と共に見知った顔が見えた。
「私の本当の顔を見せることになるとは、思いませんでしたが……私は貴方を傷つけるつもりはありません。貴方は私の友人ですから」
「要するに、俺と精霊を連れていきたい……そういう事ですね?」
「ええ、だから……抵抗しないでください。アイクからもそう言われていますから」
せめて、十香だけは逃がすことが出来るように、俺は話す。
「なら、俺は闘いますよ……貴方が最強なら、俺は貴方を越える最強になりましょう。この力を使って……!!」
凶禍楽園を展開。そして右手に願う……皆を守る為の力を。そして左手に召喚器を。
「<鏖殺公>……ペルソナッ!!」
「……!!やっぱり、貴方は面白い!!」
エレンさんが攻撃してくるのを鏖殺公で受け止めて、ペルソナ……メサイアで攻撃する。
「ルシフェル……!!」
ペルソナを変えつつ、体勢を変えて攻撃する。鏖殺公で上段、下段と切り込む。
「灼爛殲鬼……ヤクシニー!!」
武器を斧に変え、ペルソナも変える。このままだと、決着がつかない。どうすれば……
士道さんは……私が助けます……!!
「モスマンッ!!」
士道さん、約束を果たすまでちゃんと生きてくださいまし
「サマエルッ!!」
私のおにーちゃんはこんなところで諦めない……でしょ?
「ヴァーチャーッ!!」
士道が困っているのなら手を貸す……私を助けてくれたから……
「キングフロストッ!!」
兄様、手を貸しやがります……
「ジャックランタンッ!!」
私達は士道君をサポートしますよ……絶対に手を貸します
「ジャアクフロストッ!!」
シン、君はやるべきことをやるといい……
「デカラビアッ!!」
連続でペルソナを変えながらの攻撃は思ったよりも効いている……なら!!
士道……私の力を、使って……
「カグヤァァァッ!!」
最後のペルソナ、カグヤによってとどめをさせたと思う。お互いボロボロだ。
「やっぱり予想以上ですね……まあ今回は諦めましょう。意外な収穫もありましたし」
「なら、会社で決戦の続きですかね?それでもいいですけど」
「ふふ、そうですね。そうしましょう……」
彼女、最強の敵。エレンは去っていった。
「シドー!!すごいな!!私よりもバーン!!とかガーン!!とかやっていたな!!すごいカッコいいぞ!!」
「そうか……なら、二人を止めないとな?一緒に着いてきてくれるか?」
「もちろんだ……しかし、何故、鏖殺公をシドーが持っているのだ?」
多分、封印したからだと思われる。どんどん封印していくと他の天使が使えるようになっていくのだろうと思う。そんなことを考えながら二人が見える場所に移動した。或美島はもう、嵐に覆われていて海は荒れ、空には二人が槍とペンデュラムを使い戦っている。
「どうしたらいいんだ……俺は、何が出来る?」
「シドー……鏖殺公を振え。シドーの想いに答えてくれるはずだ」
狂三が前に言っていた気がする……天使は心を映す鏡の様な物だと。なら、俺の願いを……
「<鏖殺公>!!<最後の剣>!!……メサイアッ!!」
鏖殺公の最大火力である最後の剣にペルソナ、メサイアの力を纏わせそれを振った。それは海、空、大地を削った。
「何、今の……すごい霊力だった」
「驚愕。誰がやったのでしょう?」
「お前ら!!もう、やめろっ!!俺は、お前らの裁定者を!!降りたつもりは無いっ!!俺が選ぶのは、二人だ!!二人が殺し合う姿なんて見たくないんだっ!!頼む!!俺を……信じてくれっ!!」
二人に叫ぶ。俺の言いたいことは言えたが、彼女らに伝えられただろうか。
「ねえ、夕弦?士道、信じてみる?」
「……私も、士道を信じてみたいです」
それは一緒に生きたいという答えだった。俺はそれに答えた……だが、其処には大きな船が見えていた。隣にはフラクシナスが居たので攻撃をしていたのだろうと思う。せっかくのいい雰囲気を邪魔されたことに腹が立つ。
「十香……二人を見ててくれ。ちょっと片付けてくる……」
ペルソナ……それをうまく使えば空を飛べる。船の前に着き、それを唱える。
「邪魔すんなよ……ルシフェル、明けの明星……!!」
最大火力で撃ったので船は塵も残さずに消えた。少しやり過ぎたかと反省する……下に居る三人の元へ戻る。そうするとよく分からないが賞賛されまくった。その話が終わった後耶倶矢と夕弦に体を引っ張られ、森の奥へと連れていかれた。
「で、どうやって私達を生かすの?」
「じゃあ、二人とも、目を瞑ってくれ」
そうして二人同時にキスをした。二人同時という体験はもうないだろうと考えつつ、服を着せてホテルに戻った。案の定、皆から心配はされた。服はボロボロで体からは出血が見られたので騒ぎにはなったが……令音さんがどうにかしてくれるだろう。
「終わった、と思って良いのかな?」
「終わりましたよ……ちょっと無理しましたけど」
「そうか……今日はゆっくり休むといい。明日で帰る予定だ」
そうして、その日は直ぐに眠りに着いた。次の日は俺の隣の席を取り合いに参加し始めた耶倶矢と夕弦。また、高校は騒がしくなりそうだなぁと思う。
「また、士道ったら無理して……本当に私が居ないと駄目なんだから」
「夫婦の発言だぞ……それ」
今は、空港のフードコートで凜祢と俺の席の隣を決めようとしている彼女らの争いを保護者のように見つめている。騒がしくなるのは良いが……いい加減仲良くしてほしいものだ。
「帰ったら琴里に報告だな……」
「そうだね……帰っちゃうのかぁ。また来たいな」
「俺らが大学生にでもなったら来てみるか?今度は二人っきりとかで」
そんな会話をしながら過ごす日常は俺の幸せそのものだと思ったんだ。
クエスト Tempest をクリアしました。
刑死者コミュ ベルセルクの開放と颶風騎士<ラファエル>を入手しました。
levelが40になりました。
愚者、皇帝、隠者、正義、死神、魔術師、顧問官のコミュランクが2になりました。
女帝のコミュランクが3になりました。