波動家の長男のお話   作:青青

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何者か、によって転生した主人公。
これからどうなってしまうのか...


受難

俺の名は波動 堅(はどう けん) 、この世界に生を受けて御歳15歳。

今、雄英高校という()()()()育成校の受験に来ている。

 

ん?ヒーローは何かって?そりゃあお前、あれだよ、あれ。

困ってる奴がいたら助ける奴だよ。

え?ケーサツとか消防隊、レンジャーは?って?

あー、それな。違うんだよ。

それは()()の事件や火災の時のヒーローな。

でもこの世界普通とはちょっと違ぇんだ。

聞いて驚け?個性、とかいう超能力を人口の八割が持ってんだ。

え?知ってるって?そりゃそうか。それを知らないのなんて、それこそ()()()から来たような奴だろうな。

 

『START』

 

お?始まったみたいだな。

じゃあまた後で

 

ーーー

 

『START!!』

 

グラウンド、とは何かを考えさせられるようなまるでニューヨークかそこらの工業地帯を想起させるような街並みの外に佇むゲートの前で、備え付けられていたスピーカーから試験開始の合図が鳴る。

が、しかしあまりに急のことで反応できている受験生はほぼ居ない。

 

しかしこの物語の主人公である波動は違った。

耳に入ったスタートという単語で脊椎反射を起こし、いの一番に街に突っ込んで行った。

 

ーーー

 

「目標発見、ブッコロス!!」

 

モーターの駆動音と、粗末な電子音を鳴らしながら1台のロボットがこちらへと向かってくる。

 

「ほーう。これが3ポイントね、チョロそうだな。まぁ、小手調べに...」

 

波動は余裕そうに腰を落とし、自分の右腰辺りで両手を合わせた。

 

「フッ!!」

気合いとともに身体に力が込められていく。

それと同時に量の掌から青い炎の様な光が漏れ出て来る。

 

「よし...さあ!喰らってみな!

...波動...ッ拳ッ!!!

 

技名とともに青い炎のような光、波動が地面のコンクリを巻き込み削りながらロボットへと向かっていく。

 

「ナニッ!?」

 

驚いたかのような反応をロボットが取るが、それはプログラムのひとつなのだろう。

前進の勢いを止めることなくこちらへ走り、波動拳が着弾する。

 

BONB!!!

 

盛大な爆発とともにロボットは飛び散り無惨なスクラップとなった。

 

「こんなもんか、もう少し押えてよさそうだな。」

 

肩を回しながら主人公はまた次の獲物に向かって歩き出す。

 

 

ーーー

 

波動 堅 15歳

 

個性 波動 未公開

 

両親のふたつの個性を授かったサラブレッド。

なんでも、小学生の頃から成績はいつも1番。運動も1番だった。

加えてイケメンなので年齢問わず超モテ男。峰田君等が血涙を流して妬むがあの美貌ならしょうがないかと思えてしまうイケメン。

中三の時点で名前付きの技を大量に生産しており一体どこからそんな発想が湧いて出てくるのか親は不思議に思っている。

 

波動とは。

個性波動とは、自分を中心として波動を展開したり打ち出したり

棒状に形成したりととても万能。

まだまだ成長の余地は残されている。

 

未公開。

その名の通り。

いつか分かる。波動で勝てない敵とか出てきたら使うかも。

というより自分でもこの個性は把握出来ていない。

波動の延長のものだと思っている。

 

 

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