天災の問題児がヒロアカの世界で自由気侭にヒーローを目指す 作:びっくり葉加瀬
入試
『今日は俺のライヴでようこそー!!!エヴィバディセイヘイ!』
「ヨウコソーーーーー!!!」
『サンキューな!若干1名のリスナー!じゃあ実技試験の概要をサクッと
「YEAHHHーーーーー!!!」
あれ?反応してるの俺だけ?コイツはシヴィな!
どうも俺は葉加瀬唯我。15歳。今現在雄英高校の入学試験の説明会中だ。
あれからというもの適当に勉強し真面目に研究を行い今に至る。
勉強が適当なのがおかしい?何言ってんだ天才の俺が学力で他に劣るわけないだろう。物理数学化学は勿論多言語や体育だって行けるぜ。
おかしな研究もしたかったがリゼの研究に忙しくて趣味の方は捗らなかった。弄りがいのあるやつが居なかったって言う方が正しいかもしれない。
きっと自由な雄英高校には弄りがいのある爆発させても無事な奴が合格してくれるに違いない。
今もプロヒーロー「プレゼント・マイク」が説明しているが、実技試験の内容は仮想
PTA対策の対ロボ入試。ただそっちの方が明らかに危険だと思うのは俺の気のせいだろうか。
そんなこんなで縮れ毛の少年が叱られたところで更なる説明が入る。
お邪魔ギミック0P仮想
「そんな分かりやすい舞台、放っておくはずないよね。」
「YES、マスター。」
『俺からは以上だ!!最後にリスナーへ我が校”校訓”をプレゼントしよう。』
『「”Plus Ultra”」!!』
『それでは皆、良い受難を!!』
「目立つなぁやっぱ。」
「それはマスターの思惑通りでは?」
「良い女を見られるのもヤキモチ妬くんだぜ?」
「お戯れを。」
今現在。俺たちは試験会場Cへと降りたっていた。
ジャージなど動きやすい服装をしている中、俺は同じジャージ姿でも隣にはロングスカートの瀟洒なメイド。目立たないわけが無い。
「いいぞもっと目立て!そして俺の科学力に驚愕しろ!」
「テンション上がっていますねマスター。」
「外での完全"個性"使用OKなんだ。テンション上がるに決まってる。」
「マスターが嬉しそうで何よりで御座います。」
周りが準備運動などをしてる中、リゼが一言伝えてくる。
「マスター。」
「お、そろそろか。じゃあ。」
「YES、マスター。」
俺はリゼに抱えて貰う。勿論お姫様抱っこである。
「何やってんだアイツ。」
「羨ましい……!」
「プフフ、お姫様抱っこ……。」
『はいスタート!』
「遊んでんじゃねーぞ!」
「ちくわ大明神。」
「誰だ今の。」
「「「「「ん?」」」」」
遅い。
既にリゼはスタートを切っていて市街地へと駆け出していく。
『どうしたぁ!?実戦じゃヨーイドンなんざねぇんだよ!!走れ走れェ!!もう、始まってんぞぉ!!』
「くっ、出遅れた!」
「行くぞ!」
「ち、ちくわ!」
「それ喋り方なんかい!」
そんな受験生を背後に俺達は既にロボットと会敵していた。
『標的補足!!ブッ殺ス!!』
「大きいだけのデクAI。比べ物にならないね。リゼ。」
「YES、マスター。」
リゼは大きく跳ぶとそのまま空中で1回転し、そのまま1P仮想
『CRASH!!』
「他愛もありません。」
「さて。次だ。」
「マスター。北西に2体おります。」
「OKそれで。」
「YES。」
次に会敵したのは1Pと3Pの仮想
2体居るので俺はリゼから降りると一言。
「3Pは任せた。」
「YES、マイマスター。」
ここは3Pだって!?無理無理!護身術使えると言っても俺は貧弱な研究者!だが、自分の作ったものがどれだけ使えるかは使ってみないと分からない。
「借りるぜ坊主!『擬・雷華崩拳』!!」
俺が素早く腕を振るうと装着された機械。それにはバチバチと電気を帯びた篭手のようなものであった。
その篭手を装備した腕で1P仮想
『CRASH!!』
拳がぶつかった瞬間、アンカーが射出され、雷撃とも対象を撃ち抜く。
「行けた……が!反動がイテェ!」
「マスター!大丈夫でしょうか!?」
「大丈夫大丈夫。だけどこれは連続使用は無理だな。」
篭手を外してから、打撲傷を残した右手を開いたり握りながらその感触を確かめる。やはりこのまま第2撃目は難しそうだ。
「まぁ続きだ!ポイント取りに行くぞ!」
「YES、マスター。」
「75P!!」
「なかなか楽しめました。」
辺り一帯の仮想
「マスター。来ます。」
「あぁ。了解した。」
『BOOOOOM!!』
「なんだありゃ!?」
「巨大仮想
「あんなん無理だ!!」
「逃げるぞ!!」
ビルとビルの合間から顔を出す超巨大仮想
「やるよなぁ!当然!」
「勿論です。マイマスター。」
「の前に。」
瓦礫にハマった女子が1人。これは助けてあげなければいけない。
「「大丈夫か?」」
「ん?」
「ん?」
「大丈夫痛くは無い。……だけど私の"個性"じゃどかせないかも。」
手を差し伸べたのは俺以外にも尻尾を生やした道着の少年。どうやら彼も女子を助けようと来てくれたらしい。
彼女の話によると瓦礫を動かすことは出来るが重量的に厳しいらしい。じゃあその前に……!
「じゃあ道着のキミは取り敢えず女の子守っといて。見ておくが良い、俺の最高傑作を!」
「何言ってるんだ!2人で早く助けないと!」
助ける時間がないならその時間を作るまで。そんな考えをしていたら更に近づいてくる声が聞こえた。
「こっち!こっちに4人分の音!」
「ケロ!あなた達!早く逃げなさい!」
「怪我人がいるなら手を貸すぜェ!」
そこに現れたのは耳をプラグにした少女と蛙のように跳ねる少女、それに顎に立派な角?を生やした少年だった。
「ギャラリーが増えたな!皆いいか!あれは仮想
「「「「「な、なるほど!?そんな試験の秘密が!?」」」」」
「って私がヒロイン……!?ウラメシい……。」
「という設定を今作ったから見てろ!俺の最高傑作を!」
「ノリなんかい!ウチらを巻き込むな!」
「リゼ!!」
「YES、マイマスター。」
「って無視かい!?」
リゼはググッと腰を低くするとその脚力で一瞬にして0P仮想
そして空中で1回転するといつの間にかその手には長さ5mは超えるであろう巨大な大剣が装備されていた。
「巨大な大剣!?」
「凄いでかいぜェ!」
勿論、取り出したのはリゼの"個性"『収納』から取り出したものだ。皆にはリゼが普通の人間でその"個性"とてまも思っている事だろう。
「いっけぇえええええ!!!」
「マスターの敵は切り落とします!斬鉄!」
『BOOOOOM!!』
そのまま仮想
そして地へ降り立ったリゼの手にはいつの間にか何も無く。何事も無かったかのように俺の後ろに待機し始めた。
「なんの"個性"だ!?」
「す、凄い……!」
「ウラメシい……!」
「け、ケロ……!」
「驚愕に値するぜェ……!」
ふふふ、驚いている驚いている。これだよこれ!これが見たかったんだ!
最近だと八百万一家は「あぁうんいつもの唯我くんね。」みたいな感じでしか見てくれなかったんだ。
くぅ〜気持ちぇええええ!!!
「それじゃあ時間も出来たし彼女を助けるぞ。」
「あ、あぁ!」
「分かった!」
そして瓦礫に挟まれていた女の子を助け出し、大きな怪我が無いことも確認する。そうしていると試験時間は残り1分ほどになっていた。
「よし!お前ら!一応怪我人が居ないか手伝ってくれ!救助は苦手じゃないが得意でもないんでな。」
「瓦礫なら任せて。」
「俺も役に立てるぜェ……!」
「ウチ、人探せる!」
「私も瓦礫除去かしら。」
「俺は何も出来ないかな……大人しく怪我人がいたら運搬するよ。」
よし!行くぞ!
『終了〜〜〜〜〜!!!!!』
「結局居なかったね救助者。」
「強いて言うなら最初瓦礫に挟まってたキミじゃないか?大丈夫かい?」
「大丈夫。足引っ張っちゃってたらウラメシい……。」
「大丈夫なら問題ないぜェ……。」
「ケロ、怪我がないなら何よりよ。」
「諸君!我が最高傑作を見てくれてありがとう!是非広めてくれ!ではまた会えること楽しみにしている!」
「……ってまだ合格するか分からないけど。」
「本当に君が言ってたことが本当なら救助活動や0P
「ウチは耳郎響香。」
「柳レイ子……。」
「鎌切尖だぜェ。」
「蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで。」
「俺は天才科学者の葉加瀬唯我だ。それとコイツが俺の"個性"で作ったガイノイド、リゼだ。」
「皆様よろしくお願い致します。」
ぞろぞろと演習場からバスへ向かう道で雑談を行う。
リゼが"個性"であることを伝えると皆驚いた。
「"個性"!?この子自体が!?」
「ウラメシい……。」
「驚きだぜェ……。」
「まぁ、素体は俺が作ったガイノイドで魂が俺の"個性"って感じかな。」
「そんな"個性"があるのか。世の中分からないものだね。」
「馬鹿でかい剣出したのも"個性"の一部なのかァ?」
「んー、まぁそんなとこ!」
「アンタ、ロックだね。もうちょっと聞かせてよ。どう?せっかくだし皆でご飯なんて。」
「ケロ!これも縁ね。」
「俺なら大丈夫。」
「ん。」
「俺も飛行機の時間まで暇だぜェ……。」
「飛行機ってどこから?」
「長崎だぜェ。」
「遠!」
「俺は東京だよ。」
「ウチ、ここが地元。」
「ウチは愛知ね。」
「ケロ、私も愛知よ。」
「お、俺もだ。」
「奇遇ね。」
「奇遇だね……。」
そんなこんなで俺たちは早速できた友人と軽い打ち上げを行うのであった。
「えー!!幼馴染の女子が推薦で入学確定してるから追いかけて!?」
「追いかけっつーか誘われてだけどな。」
「ウラメシい……。」
「青春してるね!」
「青春だぜェ……!」
「ケロ!素敵ね!」
適当なファーストフード店に入ってテーブルを囲む。話題に上がったのはそれぞれの雄英へ入学しようとした理由だったが、俺以外普通にヒーローに憧れて普通に雄英を受けようとしただけだった。なので俺にフォーカスが当たり……。
「お嬢様中学だから父親にも頼まれて面倒見てんだ。」
「家族、公認……!」
「ウラメシい……。」
「それは凄いね……。」
「つ、付き合ってんのかァ……?」
「け、ケロ!?」
「付き合う?俺と百はそんな関係じゃないよ。」
「素直に名前呼びなのがまた……。」
そんな、中学生達の一面があったりなかったり……。
登場キャラはダイスで決めました。
柳レイ子さん出たせいで愛知被りして出身中学不明という悲みを背負った。でもまぁ広いので出身中学まで分からないでしょうという適当な考え。
柳レイ子さんの一人称分からないので、ウチで。耳郎と被るけど……。