フレディの案内で東の村や他の敵……ヒトツメというらしい、そいつらに襲われた村を一通り見て回った後、フレディの村へと向かった。
「ここです創造主の皆さん!」
フレディの言葉で俺たち7機のモビルスーツは地上へと降りる。
だが、ヒトツメという存在の可能性もあってか誰も近づこうとはしない。しかし、その機体の中からフレディが出てきたことによってフレディの友人と思われる4人のNPCが寄ってくる。
「わ~フレディだ!!」
フレディの友人と思われる3人は興味本位でこちらに
「フレディ?!」
保護者と思われる女性は少し驚いた声をあげてこちらに近づいて来た。なので、俺たちも機体を降りて村の人達との話し合いの場へと向かった。何やら村長さんとの話をするというイベントのようだ。
「ようこそおいでくださいました創造主の皆様方」
村長のトノイさんが丁寧に挨拶してくれる。
「だから俺たちはビルダーだっての……」
カザミが小声でぼやく。
「東の村は見て参られたでしょうか」
「はい。そうです。ヒトツメでしたっけ」
俺はそう答える。
「あぁそうじゃ」
「そんなことより! フーレーディー?! また畑仕事サボって遺跡に行ってたのね!?」
フレディの姉、マイヤさんがフレディを叱る。
「で、でも姉さん! 創造主さまが来てくれたんですよ?!」
「創造主だかなんだか知らないけど、ヒトツメの仲間かもしれないじゃない!」
(酷い言われようだな……)
そんなことを話しているうちに
「……イベントパート長くねぇか?」
カザミが愚痴をこぼし、そして……
「え、ヒロト? どこに行くんだ?」
ヒロトが席を立って外に出ようとしたので俺は聞いてみた。
「あぁ、少しディメンションの探索。会話なら後でログデータを見ておくから」
……淡白なやつ。
「……なんだか、前の累さんみたい」
俺の方を少し微笑みながら見てノエルは言う。
「それな! ルイ兄って、口数も少なかったし!」
「お前らなぁ……」
俺はため息混じりにそう言う。
「う、うわぁぁぁあああ!!」
(?!)
急にパルくんが叫び出したものだから慌ててパルくんの方を振り向く。すると、さっきの子供3人がパルくんの尻尾に群がっていた。
「ほら、シッシ」
カザミはその3人に向けて手を払う。そして、それに起こったのか3人の内の1人、トワナがカザミの手に噛み付く。
「い、いでぇぇえ!」
そして、カザミの悲鳴を無視して3人はパルくんに問いかける。
「外にある二つ目なに~?」
「ん、あ、ガンプラだよ?」
「「ガンプラ?」」
「ガンプラだって」
そして、3人で顔を見合わせて言う。
「ガンプラ!!」
「要は、バーンとやってズドーンってやればいいってことだな!」
カザミの言葉を無視してメイが作戦の概要を話してくれる。
「確認するとヒトツメの部隊編成は10機~20機程度、襲撃は3日おき、次は明後日の夜と考えられる」
すると、ドアが開けられてヒロトが入ってくる。
「お、ヒロトか。もう話は終わったぞ」
そしてマイヤさんが奥から飲み物を運んできてくれる。
「あ、ありがとうございますっ」
パルくんが感謝の言葉を述べる。
「てかよぉ、20機編成なら、この村一帯に地雷でも仕掛けて一網打尽にするっちゅうのはどうだ?」
カザミが作戦を提案する。
「……それって本気? ヒトツメをやっつけたって、住むところが無くなったらどうするっていうの?」
「で、でも! 別にゲームなんだし、いいんじゃないんすか?」
ナオがマイヤさんに対して発言する。
「何その態度?! バカにしてるの? やっぱりあんたたち創造主様でもなんでもないわ!」
「だから俺たちはビルダーだって言って……」
「ほぉら、やっぱり違うんじゃない!」
「ふたりとも落ち着いてください」
ノエルが争っているふたりを収める。
「つまりマイヤさんは村に被害を出したくないってこと、だよね?」
俺は優しく問いかける。
「う、うん……そうよ! あんたたちが爆弾でやっつけるなんて言ったから……」
あんたたちって……