【朗報】よくわからん時計で変身できた【なにこれ】 作:コロンKY
お待たせしました。
最新話です。
それはどこかの
「本当に行くのかい我が救世主?」
「あぁ、俺とジオウが仲違いをする前の時代である2018年にタイムジャンプすれば
「確かに、過去の時代の魔王と我が救世主を和解させて協力させれば、我が救世主が望む未来へと導くことができるだろうね。だが、未来を変えれば我々も消える可能性がある」
「それでも、少しでも希望があるなら俺はかけてみたい」
『ジクウドライバー』
『救世・ゲイツリバイブ』
救世主と呼ばれる者が砂の入っていない、砂時計型のウォッチを起動すると、四角いウォッチを2つに分裂させ、左右にセットする。
続いて救世主へとお供する者もドライバーを取り出した。
『ビヨンドライバー』
「……意志は固いようだね、我が救世主。ならば私もお供させてもらおう」
『ウォズ! アクション!』
救世主の『救世・ゲイツリバイブウォッチ』で時空移動をする場合、生身では何かしらの危険がある。
しかし、Quartzerとの戦いでタイムマジーンが無い今、移動手段は他に残されていなかった。
「変…身!」 「変身」
『リバイ・リバイ・リバイ! リ・バ・イ・ブ! ゲイツリバイブ・サルバトーレ!』
救世主の背後の砂時計が90度左回転しては砂時計は動きが止まり、純白に輝くリングとシアン色と紅色の二色の光が救世主を包むと背には純白のマント、剛烈な程の強度を誇る胸部装甲と疾風の如きスピードを出せる足部装甲が備わる強烈な形態へと変身した。
『スゴイ! ジダイ! ミライ! 仮面ライダーウォズ! ウォズ!』
「いくぞウォズ!」
「我が救世主の御心のままに」
そうして救世主ーー2068年の明光院ゲイツと白い服装のウォズは光に包まれると、その場から姿を消した。
◆◆◆
0と1が浮かび上がり、未来を想像させるような白い空間で一人、ノートを開けた。
「この本によれば、普通の高校生常盤ソウゴ。彼には魔王にして時の王者オーマジオウとなる未来が待っていた。運命の日、未来を変えるべくして現れた救世主ゲイツリバイブがオーマジオウを倒し、時代は新たなライダーへと受け継がれた……」
その空間にいる白いウォズはノートを閉じてあらすじを読み終えた。
「さて、あらすじはここまでにして、我が救世主の築く未来を見に行こうではないか」
◆◆◆
「いやー、飛流くんがここに来てから1ヶ月半が経ったけどすっかり馴染んでるみたいでよかったよ」
「はい、おかげさまで」
今、僕がいるのはクジゴジ堂と言う場所でソウゴが普段暮らしている場所らしい。
そして彼は常盤順一郎さんと言い、時計屋にも拘らずソウゴの紹介と言うだけで親切にしてくれると言う信じられないほどの待遇であった。
ソウゴの紹介とは言え毎日宿泊するのは申し訳なさもあって宿泊は数日に一回と言った感じとなっている。
そんなことを考えていたら先程までゲイツとツクヨミと話し合ってたソウゴが声を掛けてきたので僕も3人の近くに寄った。
「それにしてもさ、最近アナザーライダー出ないよね。タイムジャッカーも見ないし」
「おそらく
「うん、そうだね」
タイムジャッカー…?
そう言えば後のインパクトが強すぎて記憶が薄れかけてたけどスウォルツを倒したんだった。
「あっ、そのことなんですけど、この間の時空改変前にタイムジャッカーのスウォルツを門矢士さんと海東大樹さんとの3人で倒したからかもしれません」
「あのスウォルツを!?」
「ツクヨミ、もしかしてスウォルツって凄い奴だったの?」
「ええ、もちろん。正直驚いてるわ」
「スウォルツはウールとオーラ、二人のタイムジャッカーを束ねるリーダーだったはずだよ我が魔王。それにこれまで我が魔王が闘ってきたアナザーライダー、そののウォッチを生成したのもスウォルツだろうね」
「あっ、ウォズ! じゃあもうアナザーライダーは出ないってこと?」
「いや、そうとも限らない。タイムジャッカーと言うのはライダーに関する歴史を書き換えようとする者を指す名詞みたいなものだ。スウォルツ以上のタイムジャッカーがでないとも限らないからね。もっとも、この本に書かれてはないけどね」
「そうだったんだ……」
◆◆◆
「まったく、スウォルツの奴どこ行ったのよ!」
「まさか、アナザーライダーの力を持ってたしジオウにやられたんじゃ……!」
停止した時間の中、タイムジャッカーのウールとオーラはしばらく姿を見せていないスウォルツのことを考えていた。
……正確には倒されてしまっているので姿を現すことはないが、アナザーライダーによって新たな王を擁立しようとしていた二人にはこれまでアナザーライダーのウォッチを生成していたスウォルツを失ったことは痛手であるだろう。
「それじゃあアナザーライダーを作れないってことよね……」
そんな会話をしていると、止まっている時の中でウールとオーラ以外の2つの足音が響いてきた。
「誰!?」
「俺はスーパータイムジャッカーのディード。で、隣にいるのが…」
「僕はタイムジャッカーのフィーニス。スウォルツはやられちゃったみたいだから、残った君たちに今日は交渉をしに来たんだ」
「交渉ですって?」
「あぁ、俺たちならスウォルツに代わってアナザーライダーを作ることができる」
「何が目的だ?」
「クウガ以来数多のライダーが存在してきた、だがその歴史は間違っていたと言うべきだ」
「なぜなら、ライダーの力は悪の力であり、それを正義のために使ったライダー達こそ歴史改変者だ。だからこそ僕たちは『始まりのライダー』の力で歴史を再構成する」
「どうだ? 俺たちと組めばアナザーライダーを生み出し、王を擁立できる。そして俺たちの目的も達成できる。悪い提案でない」
「……どうするオーラ? 悪くは無さそうだけど」
「そうね、悪い知らせでは無さそうね。乗ったわ」
◆◆◆
「転生者に、タイムジャッカーの集結、だいぶ舗装が必要だ」
「そうだな。この時空の平成って、醜くないか? まるで継ぎはぎで、穴だらけの道だ。そろそろ俺たちも動くとしよう。念のためウォズにも連絡を入れておけ」
「はっ、承知しました我が魔王」
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