陸自はドールズフロントライン、海自は艦これとアズールレーン、空自はアッシュアームズ三つの世界でバラバラになりながらでも生き残る   作:素人小説書き

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この作品はアッシュアームズを元ネタに構成されています(例外あり)

もし、元ネタを知らない方は
Google先生にアッシュアームズをぶち込んで検索するように。

もう知っている方はどうぞ。

検索して一応なんとなくわかった方もご視聴ください。



Act.17 403大隊の実力

帝都ゲルマニア

 

勇翔「…」テクテク…

 

「ねぇ…あれって…」

 

「シッ!静かに…」

 

「なんで、あいつが帝都にいるんだよ…気持ち悪い…」

 

勇翔「…(な~んか、いやな視線だな…)」

 

テクテクとのんびり都市の中を歩いているだけなのに市民の目が刺さる

 

勇翔「…(実はDOLLZってかなり嫌われてんのかな?…う~ん…もしかしてこの服が?)」

 

やはり普通の服をと思ったが、そもそも持っているのはパイロットスーツのみで

まともな服が無いのだ

 

勇翔「…(大量に服を買っておくか…)」

 

念のため多めに服を買っておこうと考えていると…

 

勇翔「…ん?あれはなんだ?」

 

裏路地で何かもめているが見えじっと見ると…

 

雷電「…触るな」

 

「ひひっ…その割には全く動かねぇじゃねぇか…」モニュ…

 

「うおっ…乳すっげ…」

 

「トンネルスネークに入って正解だぜ…」スリスリ…

 

勇翔「殺す」ザッ!!!!

 

銃を突き付けられて3人に体を触られている雷電を見た瞬間

勇翔は一目散にギャングたちに向かって走り出す

 

雷電「ッ…」

 

「へへっ…感じてるねぇ…そう抵抗しなくてもいいぜぇ?楽になった方が一番いい…」

 

雷電「うるさい…いい加減その手を離せ…」

 

「おいおい、そういうなよ…(フギッ!?…)

楽しみはまだまだこれからだぜ…なぁ?ウーd…?おい、ウーデはどこに行った?」

 

仲間の方に後ろを向くと一人いた若い仲間がいなくなっていた

 

「あぁ?あいつどこに…(おい)あぁ?n(ゴギッ!!!!)…」ドサッ…

 

銃を突き付けていた男は声がした方に顔を向けようとした途端首が180度回転しそのまま倒れる

 

「!?な、なんだお前!?」

 

勇翔「死ね」ブンッ!!

 

ゴシャアアアッ!!!!

 

「ヒュッ!?…」バタン…

 

突然現れ仲間を二人一瞬で葬る勇翔に問いかけると勇翔は問答無用で金の玉を蹴り上げて気絶させる

 

勇翔「地獄に落ちてろ…」スッ…

 

そういいながら倒したチンピラ二人からルガーを取り上げる

 

勇翔「…」カチャ……スッ…

 

ルガーのトグルを少しだけ引いてみるとチャンバー内には弾は入っていなかったが

マガジンにはパラベラムが装填されていた

 

勇翔「脅しただけか…大丈夫でしたか、雷電さ(ギュッ)…へ?」

 

雷電「……」ギュウゥゥゥ…

 

周りの安全を確認して雷電に声をかけた瞬間雷電が勇翔に力強く抱き着く

 

勇翔「ら、雷電さん?」

 

雷電「……怖かった」ブルブルッ…

 

勇翔「…」

 

少しだけ震えている雷電に勇翔は思う

 

勇翔「…(雷電さんも装備を外せばただの人なんだ…)」

 

DOLLZは人間とは全く違って力があると勇翔はさっきまで思っていたが、

今の事で勇翔は考えを改める、

DOLLZは人間と全く同じだと

 

勇翔「…とりあえず、どこか落ち着ける場所に行きましょうか」

 

雷電「うん…」

 

勇翔「…(俺が守らないと…)」ゴソッ…

 

雷電に腕を掴まれながら勇翔はルガーを懐にしまってそのまま裏路地に出ていく…

 

 

 

 

 

???

 

彼岸花が一面に咲いている場所

 

銀「…よろしいのですか?」

 

凛「ん?何が?」

 

サプレッサー付きのM24を持っている彼女は横で座っている凜に聞く

 

銀「…勇翔中尉の監視です…必要はないと思いますが…」

 

どうやら狙撃手である銀は勇翔の監視に異議があるみたいだ…

 

凛「勇翔君の事よ、どうせまた面倒な事に巻き込まれているに違いないわよ…」

 

銀「…一応勇翔中尉の恋人ですよね凜少尉?」

 

凛「ええ、今でも彼の事を愛しているわよ?」

 

銀「…その割に勇翔中尉に対してあんまり信用してなくないですか?」

 

銀の言葉に凜は少し口を閉じて深呼吸してこう言う

 

凛「うん!あんま信用してない!だって、蓮中尉の弟だもの!」ニコッ

 

つまり、どんなに信用しても絶対に面倒ごとに巻き込まれるから

どうしようもないと笑顔で言っているのだ

 

銀「…そうですか…分かりましたよ…監視すればいいのですね?」カポッ…

 

凛の言葉に呆れながらも銀は鉄帽をかぶる

 

凛「ええ…あ、後これもお願いねぇ~」スッ…

 

そういって彼女が渡したのは…数字が書かれている紙だ

 

銀「…これは?」

 

凛「座標よ」

 

銀「どこのですか?」

 

凛「彼らにとって成長の場所よ」

 

銀「…分かりました…では…」ズズッ…

 

凛「行ってらっしゃ~い」

 

凜から紙をもらった銀はそのまま闇に飲まれて消えていく…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帝都

 

広い公園

 

広い草原に真ん中で噴水あり近くの小屋でマダム達が日常の会話をし

若い青年が意気揚々にランニングをし近くの砂場で子供たちが遊んでいる中…

 

そんな憩いの場に一つのベンチで膝枕をしているカップルがいた

 

雷電「すぅ…すぅ…」

 

勇翔「…」

 

「ねぇ、ママーあれなにしてるのー?」

 

「シッ!お楽しみ中に邪魔しちゃいけません!ほら行くよ…」

 

「ねぇ!!ママーお楽しみ中ってなにー?なんであの人女の子に膝枕してるのー?」

 

「コラッ!!」

 

「ねぇあれなに?リア充?」

 

「うわっ…マジ?あんなラブラブなリア充が何でこんな所に居んだよ…祝われてぇか!」

 

「あらあら~青春ねぇ~そう思わない?」

 

「ええ、そうねぇ~若いっていいわよねぇ~」

 

勇翔「…」

 

この時勇翔の心境はこれだ

 

めっちゃ恥ずかしい

 

 

 

勇翔「…(めっちゃ見られて恥ずかしすぎんだけど)」

 

あの後、雷電が安心させる為に人の多い所で座っていたのだが…

 

一安心した雷電が突然勇翔にこう言ったのだ

 

雷電「膝枕していい?」

 

勇翔「What?」

 

雷電「ダメ?」

 

勇翔「……(そんな上目遣いしないで可愛さで死ぬ)」

 

雷電「……」ウトウト…

 

勇翔「…はぁ…いいですよ」ポンポン

 

緊張が解けて疲れたのと暖かい太陽で眠くなっていたのかウトウトしている雷電に

勇翔は諦めて雷電に膝枕させる

 

雷電「ありがとう……おやすみ……すぅ…」ポフッ…

 

勇翔「…」

 

雷電「すぅ…すぅ…」

 

そして今に至る

 

勇翔「もう寝ちゃった……そんなに疲れたのかな…」ナデナデ…

 

すぐに寝てしまった雷電に思わず頭をなでなでする

 

勇翔「…そういえば、Hs129はどこにいるんだろう?」スッ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒十字帝国学連

 

補習室

 

Hs129「し、死ぬぅ…」

 

Bf109「あと、70枚ですよ♪」ドサッ!!!

 

Hs129「え…あの…これ全部一日で?」

 

Bf109「ハイ♪」

 

Hs129「…Nein-- !!!!(嫌だーー!!!!)

 

補習室でしごかれていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勇翔「多分何かあったんだろうなぁ…」

 

第六感でなんとなく感じたのか、Hs129は学連で何かあったと予測していると…

 

ブブブ…

 

勇翔「…ん?(スマホが鳴ってる?いったい誰からだ?)」スッ…

 

突然スマホが鳴りだしポケットから取り出して見て見ると…

 

勇翔「……は?」

 

スマホには銀と書かれており、勇翔は驚きながらも電話を開く

 

勇翔「…も、もしもし?」

 

銀「お久しぶりですね、勇翔中尉」

 

電話の向こうから蓮により戦死した銀の声が聞こえた

 

勇翔「ギ、銀なのか?」

 

銀「ええ、私ですよ蓮中尉に唯一傷をつけた銀ですよ」

 

勇翔「で、でも…あの後お父さんに首を吹っ飛ばされて死んだはずだぞ」

 

銀「ええ、まさか信少佐が銃剣で私の首を取るとは思いませんでしたよ」

 

勇翔「はは…でも、電話に出ているってことは…まさか、あの世から電話しているの?」

 

銀「いいえ?今中尉のいる世界にいますよ」

 

勇翔「え」

 

銀「右見てください」

 

勇翔「!」サッ!!

 

言われた通り右を見て見ると…

 

キラッ…

 

少し高いビルからレンズの反射光が見える

 

勇翔「…そこにいるのか?」

 

銀「ええ」

 

勇翔「…何で監視を?」

 

銀「凜少尉の命令です」

 

勇翔「凜が?」

 

何でと聞こうと思ったら銀がこう言う

 

銀「何でも、勇翔中尉が問題を起こすと思うので監視をしてくれと」

 

勇翔「あー…何と言うか…その…うん…ごめんな?」

 

この言葉で何があったのか想像ができたのか勇翔は銀に謝る

 

銀「謝るなら、問題を寄せ付ける体質を何とかして下さい」

 

勇翔「善処するよ」

 

銀「はぁ…」

 

勇翔の返事にため息をつく銀は、呆れながらも本題を話す

 

銀「コホン…とりあえず、本題に入りましょうか…」

 

勇翔「本題?」

 

銀「ええ…まず、彼女を連れて私の隣のビルに入ってください」

 

勇翔「なんでだ?雷電と関係があるのか?」

 

銀「説明している暇が無いんです」

 

勇翔「なんでだ?」

 

銀「だって…」

 

銀が言い出そうとした瞬間

 

「おい!!居たぞ!あの男と女だ!!」

 

勇翔「!!まさか…」

 

銀「ギャングが血眼になって貴方達二人を探しているんですから…

急いでくださいここだと民間人が多すぎて援護できません」

 

勇翔「くそっ!!」ピッ…ガバッ!!

 

まさか、ギャングが探しているとは思わなかった勇翔は慌ててスマホをしまって

慌てて雷電をお姫様抱っこするが…

 

「おい!!待て!!」バッ!!

 

一人のギャングが雷電を掴もうと手を出した瞬間

 

勇翔「俺の雷電に触るな!!!シュバッ!!!!

 

「ギッ!?」ドサッ…

 

ギャングの喉仏に思いっきり蹴りを入れそのまま急いで銀の元に向かって走る

 

「おい、待てゴラァ!!!」

 

勇翔「くそっ!!」バッ!!

 

ちなみに、見ていた住民は

 

「ヒュー!!いいぞ兄ちゃん!!」

 

「カァッコイイ!!惚れちまいそうだぜ!!」

 

「痺れるぜ!!あんちゃん!!彼女をちゃんと守れよ!!」

 

「おい!あのチンピラを止めるぞ!!」

 

「おう!!」

 

雷電を守る勇翔に声援を送りながら一人のギャングを数人で足止めをする

 

勇翔「…(ありがたいけど、恥ずかしいんだけどなぁ…)」

 

市民に感謝しながらも勇翔は眠っている雷電を抱えて走る…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し高いビル

 

銀「…相変わらず人望があると言うか…人の優しさに助けられてますね……

さて…もうそろそろ…」カチッ…

 

廃ビルの屋上から勇翔の性格に感心しながらある無線機を点ける

 

ビモ「いいか!!俺の息子を種無しにした男はすぐに殺して

女は捕まえて俺の前に出すんだ!!!」

 

「では、数は?」

 

ビモ「全部だ!!狙撃手も装甲兵も全部使え!!情けはいらん!!」

 

「分かりました」

 

ギャングの通信網に傍受している無線で聞いてみると

どうやら、ギャングのボスが勇翔にかなりキレているみたいで、

部下にありとあらゆる手段を使って勇翔を殺そうとしているみたいだ

 

銀「……」カチッ…

 

話の内容を聞いた銀は自身の無線に連絡を入れる

 

???「…繧オ繝シ繝√い繝ウ繝峨ョ繧ケ繝医Ο繧、郢ー繧願ソ斐☆繧オ繝シ繝√い繝ウ繝峨ョ繧ケ繝医Ο繧、螂エ繧峨r逧?ョコ縺励↓縺励m縲逕溘″縺ヲ霑斐縺ェ縲∬。?繧貞?縺幃ヲ悶r蜃コ縺帙?∝スシ繧峨↓逕溘″繧句ク梧悍繧偵◎縺手誠縺ィ縺谿コ縺帶ョコ縺帶ョコ縺帶ョコ縺帶ョコ縺帶ョコ縺帶ョコ縺」

 

その声は人とは思えず例える事も難しい声に淡々と銀?は無線に語り掛ける

 

銀「……」

 

無線「了解、信少佐と竜大尉を向かわせる」

 

銀「…なら、ギリギリ行けるかな…ん?」

 

何かの指示が届いたのか何か期待していると遠くのビルから何者かが見える

 

「見つけた…」

 

「よし、狙いを定めろ」

 

「準備よし」

 

「ヒヒヒッ…」

 

銀「…」ガチャン!!

 

ギャングの狙撃手を発見し無線からも確認した銀は勇翔を援護するため

M24をコッキングして.338ラプアマグナムを装填する

 

銀「…」チャリッ…チュッ……サッ…

 

狙撃する前に銀は胸元から下げている十字架にキスをして銃を構える

 

銀「ふぅ…」スッ…

 

深く息を吐き落ち着いて風と距離を確認し照準を合わせると…

 

銀「…詩篇第144章

わが岩なる主はほむべきかな。

主は、いくさすることをわが手に教え、戦うことをわが指に教えられます…」カチッ…パシュッ…

 

日本国内では珍しいカトリック信者の狙撃手の彼女は聖書の祈りを口にしてからトリガーを引き

狙撃する

 

バスッ!!「グッ!?…」バタッ…

 

銀「…」ガチャン!!

 

「? おい、どうした?…なぜ反応しない?」

 

突然味方が無反応になったのか無線の向こうでは混乱し始めていた

 

銀「…人は息にひとしく、その日は過ぎゆく影にひとしいのです。」カチッ…パシュッ…

 

バスッ!!「ギッ…」ボフッ…

 

「! ど、どこからか狙撃手が我々を狙っています!!」

 

「な、何!?一体どこからだ!?」

 

銀「…」ガチャン!!

 

流石に、二人目が殺られて流石に誰かに狙われているのに気付いたのか

ギャング側の狙撃手が混乱する

 

銀「…高い所からみ手を伸べて、わたしを救い、大水から、

異邦人の手からわたしを助け出してください。」カチッ…パシュッ…

 

カンッ!!「オグッ…」バタン…

 

「く、くそっ…どこなんだ!?どこから狙っているんだ!!!」

 

銀「…」ガチャン!!

 

ついに自分一人になり指示を出す者も死に完全に混乱してその場に動かなくなる

 

銀「…神よ、わたしは新しい歌をあなたにむかって歌い、

十弦の立琴にあわせてあなたをほめ歌います。」カチッ…パシュッ…

 

「!!そこk(ドシュ…)…」バタン…

 

銀「…ハレルヤ。主に新しい歌を歌え。聖徒の集まりで主への賛美を…」ガチャン…コトッ…

 

狙撃手を一方的に倒した彼女は勇翔の方を見る

 

 

 

 

 

裏路地

 

「逃がすな!!」

 

勇翔「チッ…案外しつこいな…」

 

狙撃手からの攻撃は銀が排除したものの追っては、まだ走って追いかけてくる。

 

勇翔「くそっ……どこか足止めできるものは…」

 

雷電を抱え走りながらも、裏路地を見渡して追っ手を妨害できるものが無いか探していると…

 

「おい!こっちだ!!」

 

勇翔「!囲まれた!?」

 

裏路地の通路の向こう側に追手が現れギャング達に囲まれてしまう

 

勇翔「まずい……」

 

裏路地とは言え銃声を鳴らすのはまずいと考えている勇翔は何とか逃げようと周りを見る

 

勇翔「…!」バッ!!

 

すぐ近くに扉を見つけ急いで中に入る

 

ガチャ!!!

 

バタン!!!カチッ…

 

「くそっ!鍵をかけやがった!!」ガチャガチャ!ドンドンドン!!!!

 

「裏口を探せ!!こいつをここで殺すぞ!!」

 

「おい!ハンマー持って来い!!」

 

勇翔「しつこい追手だな…ていうか、ここは…なんだ?」

 

とりあえず入って扉に鍵を閉めた勇翔は入った場所を見まわす

 

勇翔「…バー?」

 

よく見て見ると棚に並んだお酒にダーツの的など普段よく見るバーだったが…

 

勇翔「…バーの割には、埃がかぶり過ぎな気がするが…潰れているのか?」

 

所々落書きや埃など店としては致命的な程になっていた

 

勇翔「とりあえず、雷電を寝かせる場所は…」

 

ここから、出る前に少しでも護身用の物が欲しい勇翔は雷電が寝れる場所を探す

 

勇翔「…」パッパッ…ギッ…

 

雷電「ん…」

 

ソファの埃を払いその上に雷電を寝かせる

 

勇翔「さて…何か武器は…」カサゴソ…

 

何か護身用の物が無いか所々探る

 

勇翔「…無い」

 

アイスピックぐらいならあるだろうと台所や棚など見るが全くなかった

 

勇翔「このままじゃあ、素手でやるしか…ん?」

 

素手で何とかしようと考えた瞬間目の前にある物を見る

 

勇翔「…鉄パイプ」

 

先端にギアがついて重さがいい感じになっている鉄パイプを手に持つ

 

勇翔「これなら…(ここだ!急げ!)!」サッ!!

 

扉の向こうから声が聞こえ勇翔は急いであるものを取る

 

勇翔「えっと…確か…あった!コルク!」パッ…

 

台所から小さいコルクを二つ持ち雷電に近づく

 

勇翔「ちょっと失礼…」

 

キュッ、キュッ…

 

雷電の耳に着けて騒音で起きないように耳栓をする

 

雷電「すぅ…」

 

勇翔「……」ナデナデ…

 

ぐっすりと寝ている雷電の頭を撫でていると…

 

バギィ!!!

 

勇翔「…」スッ…

 

「いたぞ、あいつだ」

 

「へっ!女置いて逃げればいい物を…」

 

「こんなヒョロガリ、俺が手を下すまでもないな」

 

扉を破り武装したギャングが6人入って来る

 

「おいおいおいwwwなんだあれwww鉄パイプ持っているぞwww」

 

「ハッハー!!!面白れぇ!!俺たちトンネルスネークに鉄パイプで勝てると思ってんのかwww」

 

勇翔「…」ゴキッ…ベギィ…

 

何かブツブツ言っているギャングに気にせず勇翔は首を鳴らし向こうから来るのを待つ

 

「へへへ…死ねぇ!!!」バッ!!

 

勇翔「…」サッ…

 

何も言わない勇翔にビビッていると思ったのか一人のギャングが真っ直ぐ突撃してくるが…

 

勇翔「…」バッ!!

 

(ドッ!!)ウg(ドッ!!)…」ゴポッ…

 

意気揚々とナイフを持って突っ込んできたギャングの一人は

勇翔に思いっきり頭をギアで叩かれ怯んだ瞬間もう一発頭に叩き込まれて倒れ口から血を流して死ぬ

 

勇翔「…」トントン…

 

「な、なんだ?何が起きたんだ?」

 

「あ、あのヒョロガリうちのタフガイを簡単に殺しやがった…」

 

身長差もあり弱そうに見えた男が経った数秒で仲間を殺したことにギャング達は困惑する

 

勇翔「…」

 

「ふ、二人でかかるぞ!」バッ!!

 

「おう!」バッ!!

 

普通の人間ではない事に気付いた二人のギャングは斧とハンマーで襲い掛かる

 

勇翔「…」

 

「オラァ!!」ブンッ!!

 

勇翔「…」サッ

 

「!よk(ガスッ!!)イギッ!?(ドッ!!ドッ!!)…」バタッ…

 

思いっきり斧を振るも普通に避けられそのまま横から膝に蹴りを入れられうずくまった瞬間、

振り上げた鉄パイプが顔に当たり、そのまま振り落としてまた顔に当てそのまま倒れて死ぬ

 

「隙ありゃあ!!」ブンッ!!

 

勇翔「…」バッ!!

 

「!?懐に入り込ん(ドッ!!)ウブッ!?ま、まっt(ドッ!!)…」

 

後ろから奇襲しやれると思い込んだ瞬間、勇翔は振り向いてギャングの懐に入り込んで、

そのまま、腹に一発入れ相手が怯み命乞いをしようとするが、即座に頭を叩かれ即死する

 

勇翔「…チッ」ポイッ…

 

流石に、鉄パイプを頭に叩き込み過ぎたのかひしゃげて使えなくなった武器を捨てる

 

「くくくっ…ついに武器が使えなくなったな…これで、ころs(パンパン!!)う…あ…」バタッ…

 

勇翔「出来れば銃は使いたくないんだけどな…」

 

何か言おうとしたギャングに持っていたP-08ルガーを取り出して頭に二発ぶち込む

 

「く、くそっ!!銃なんて聞いてn」パンッ!!

 

「に、逃げ」パンッ!!

 

まさか、銃を持っているとは思わなかった残りのギャングは逃げようとするが、

即座に頭を打たれ即死する

 

勇翔「ふぅ…何とかなったな…とは言え、貴重な弾を使ってしまったな…」カチャ…

 

ルガーからマガジンを取り出し弾を確認する

 

勇翔「…4か…さて、少し探るか」

 

残りが、4発なのを確認した勇翔は死体を漁り何かないか探す

 

勇翔「…ナイフに斧とハンマー…お?これは…」カチャ…

 

頭に二発撃ったギャング腰に面白い物が二つあった

 

勇翔「マチェットとシングル・アクション・アーミーか…」

 

先ほどの鉄パイプと同じ長さと重さのある刃物に、

西部開拓時代のリボルバーでしかも刻印が施されている物だった

 

勇翔「有用活用させてもらおう…」サッ…ゴソゴソ…

 

数少ない護身用の武器をしまい、急いで銀の指示した建物に向かう

 

勇翔「よし…」ガバッ

 

雷電「んん…」

 

勇翔「…耳栓をしているとはいえ、よく寝れるな…まぁ、こっちとってはありがたいけどね…」

 

これだけ騒いでいるのに余程眠りが深いのか雷電が起きない事に驚きながらもバーを出ていく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギャングの本拠地

 

「なんか慌ただしいよな」

 

ギャングの本拠地で警備している二人が話していた

 

「ああ、どうやらボスの息子が殺されたみたいでな、全員そいつを殺す為に慌てて集まってるんだと」

 

「へぇー…でも、護衛もいたよな?どうやって殺したんだ?」

 

「さぁ?聞いた感じ全員素手で殺されたらしいぞ?」

 

「うわぁ…それ、ヒットマンじゃね?」

 

「かもしれんな…たくっ…何で休みの日にこんなk(バスッ)」バタッ

 

「!?な(バッ!!)ムグッ!?」

 

突然目の前で仲間が倒れ驚き声を出そうとした瞬間誰かに口をふさがれる

 

竜「一度しか聞かん、お前のボスはどこだ?」スッ…

 

信「喋ろ」カチャ…

 

「に、二階で奥さんと一緒にいr(バスッ)」ドサッ

 

情を吐く為ふさいだ口を解いて

場所を吐いた瞬間サプレッサーがついた89式で頭を撃ち抜かれ即死する

 

竜「…」スッ…

 

信「外せ」

 

バギッ!!

 

そのまま、バールの様な物で頑丈な扉をこじ開け素早く侵入する

 

信「…」サッ…

 

竜「…」

 

静かに動くと信が手信号を出して止まる

 

「♪~」

 

鼻歌で、歌う警備が近づいてくる

 

「フゥ~n(グイッ!!)うm(ドスドスッ)…」ズルズル…

 

二人に気付かずそのまま信に口をふさがれそのままわき腹から斜めにナイフを刺して殺す

 

信「…」クイックイッ

 

竜「…」

 

殺した敵を即座に隠しそのまま信の手信号で建物の扉に到着する

 

信「…」ガチャガチャ…

 

竜「…」スッ…

 

扉にカギがかかっており竜がバールの様な物で挟もうとしたら信に止められる

 

信「待て…」ドンドンドン!!

 

派手に壊して証拠を残さないために安全策でドアを叩く

 

「なんだ?鍵でも落としたのか?」ガチャ…

 

扉を叩く音に気付いたギャングが扉の鍵を開けた途端

 

バンッ!!

 

「ぐあっ!?(バスッバスッ)」

 

「!?なんd(バスッ)」ドサッ…

 

「!!おい、ど(バスッ)」バタン…

 

「て、てk(バスッバスッ)」ズズッ…

 

信「クリア」

 

竜「クリア」

 

思いっきり扉を蹴破り3秒で近くにいた敵を制圧する

 

信「…」クイッ

 

竜「…」

 

他に敵がいない事を確認した二人は階段を上って二階に上がる

 

「…なあ、なんか下で音がしなかったか?」

 

「さぁ?気のせいj(バスッ)」

 

「!?n(バスッ)」

 

信「…」

 

竜「…」

 

ある一部屋の前で警戒している二人を排除した二人は、そのまま扉の前に着く

 

ビモ「くそっ…私の息子を殺しおって…くそっ!!」

 

「貴方…」

 

扉の向こうからターゲットが大声で叫んでいた

 

信「…」スッ…

 

竜「…」ピンッ…

 

信がドアノブに手を付け竜は腰からフラッシュバンを取りピンを抜く

 

信「…」ガチャ…

 

ポイッ…ゴロゴロ…

 

ビモ「あ?なんだk(パァン!!)ぐあっ!?」

 

「キャッ!?」

 

二人がフラッシュバンの光を食らった瞬間

 

ドン!!

 

ビモ「な、なん(バスッ)」ドサッ…

 

「み、耳g(バスッ)アグッ…」ドサッ…

 

二人は素早く突入しターゲットのビモとその妻を排除する

 

信「ターゲット排除…撤退だ」

 

竜「了」

 

最速でギャングの本拠地を制圧しそのボスを排除をした事を確認した二人は

そそくさと、撤退しようとした瞬間

 

「おぎゃああああ!!!」

 

竜「!?」バッ!!

 

後ろから泣いている音が聞こえ振り向くと…

 

「おぎゃあ!!おぎゃあ!!」

 

竜「…赤ん坊」

 

部屋の隅にベビーベッドで寝かせていた赤ん坊がいた

 

信「…そいつらの子か?」

 

竜「恐らく…」

 

そう聞いた瞬間

 

信「そうか」スッ…

 

腰のホルスターからサプレッサー付きの拳銃を抜く

 

竜「信!!」

 

信「竜、俺たちは兵士だ、例えゼロに近い可能性でも排除しなければいけないのだよ」

 

竜「お前…」

 

信「お前が撃てないなら俺が撃つ」

 

竜「…くっ」スッ…

 

「おぎゃああああ…あぁ???」

 

竜「…」ピタッ…

 

泣き止んだ赤ん坊の頭に銃を突き付ける

 

竜「…」カチッ…

 

「…だぁだぁ」ペタペタ…

 

頭に突き付けているサプレッサーをペタペタと触り

 

竜「…」

 

「キャッキャッ♪」

 

楽しく笑って遊ぶ赤ん坊

 

竜「…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パシュ




はい。

どうも、素人小説書きです

さて、赤ん坊は死んだのか?それの答えはいずれ書くとしましょう

次回は…残党狩りですかね

それでは

コメントなどお願いします。

ヒロイン

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  • VSK-94
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  • 蒼龍C
  • 雷電
  • スカイレイダー

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