陸自はドールズフロントライン、海自は艦これとアズールレーン、空自はアッシュアームズ三つの世界でバラバラになりながらでも生き残る 作:素人小説書き
もし、元ネタを知らない方は
Google先生にアッシュアームズをぶち込んで検索するように。
もう知っている方はどうぞ。
検索して一応なんとなくわかった方もご視聴ください。
今回はコラボ回の為タイトルに星を付けていただきます
それでは、お楽しみください…
帝都ゲルマニア
車内
代理人「…」
「もうそろそろです」
代理人「ああ…いたわ、運転手入り口で止めてくれ」
「承知しました」キキッ…ガチャ…
勇翔と雷電を探していた代理人は近くの公園で二人仲良く座っているのが見え
車から降りた代理人が迎えに行く
バムッ!!
コツコツザッザッ…
勇翔「…ん?あれ、代理人?」
代理人「やぁ、勇翔君……随分顔つきがよくなったね…何かあったのかい?」
今朝会って少し経っただけなのに勇翔の顔が見違えるように変わっていたので
気になって何かあったか聞く
勇翔「いえ、なにも…ただ、少しいい事があったぐらいですかね…」
代理人「…本当かい雷電?」
横で、勇翔の手をつないでいる雷電に聞いてみる
雷電「うん、ホントだよ」
代理人「そうか…(なんか、前より距離が縮まってない?まぁ、いいか)」
前よりも距離が縮まっているように感じながらも本題を話す
代理人「とりあえず、車に乗ってくれ…もちろん雷電も」
勇翔「…また、壁を越えてきたのですか?」
代理人「ああ…細かい内容はブリーフィングルームで話す…」ザッザッザッ…
勇翔「…(あれだけの被害を受けてまた侵攻を?)」
Cityでの戦闘や帝都と砂漠地帯での戦闘でしばらくは来ないだろうと予測していたが
予想を反してリセッターが進行してくるのに勇翔は考え込む
雷電「勇翔君?」
勇翔「あぁ…いや、気にしないで…さ、とりあえず、代理人に付いて行こう」
雷電「うん」
ここで考えても埒が明かない事は分かっている勇翔は、雷電と一緒に車に乗る
黒十字帝国学連
病院
シュヴァルベ「…」コツッコツッ…
代理人の秘書シュバァルベがある病室に向かっていた
シュヴァルベ「小貝 高虎…」
小貝がいる病室だ
シュヴァルベ「…」コンコン
小貝「どうぞー」
シュヴァルベ「失礼します」ガラガラ…
小貝の返事を聞いて扉を開けると…
小貝「お、シュヴァルベか!久しぶりだな」ヌギヌギ…
シュヴァルベ「…」
小貝「?どしたの?」ジジジ…
シュヴァルベ「いや、なぜパイロットスーツに着替えているのかと」
パイロットスーツに着替えている小貝がいた
小貝「いや、なんかね?出撃命令が来そうだなーって思ってさ?早めに着替えてんの」カチャガチャ…
シュヴァルベ「…」
小貝「お、沈黙してるって事はあたりやな!」ギュ…
シュヴァルベ「エスパーか何かですか」
小貝「ただの勘さ…んで、なんの指示だ?航空支援か?爆撃か?それとも制空戦か?」バチッ、バチッ
シュヴァルベ「とりあえず、ブリーフィングルームに来いと代理人からの指示です」
小貝「あいよ~」
シュヴァルベ「それでは、失礼します…」スッ…
必要な事は全て終わってシュバァルベは、そのまま部屋を出ようとすると
小貝「へいストップ」
シュヴァルベ「なんですか」
小貝が呼び止めて、一言
小貝「暇だから一緒に行こうぜ!」
シュヴァルベ「は?」
小貝の言葉にシュヴァルベは耳を疑う
小貝「あれ~?反応悪いなぁ?」
シュヴァルベ「なぜ、一緒に行かなきゃいけないのです」
小貝「ええやん別に」
シュヴァルベ「…はぁ…最新ジェットエンジンのパイロットはみんなこうなのですか?」
小貝「まあ、自由にやってるからこんなもんよ…さて、着替えたし行くか!」
シュヴァルベ「私は、まだはいとh(ガシッ!!)!?」
小貝「文句言ってねぇで、一緒に行くぞクール系美少女!」
シュヴァルベ「え、襟を引っ張るな!!!」ズルズル…
小貝「ぬはっはっはっ!!元気がいいな!」
シュヴァルベ「は、放せ~~~~~~~……」ズルズル…
そのままずるずると小貝には引っ張られていくシュバァルベ
「ねぇ、あれって…」
「シ、シュヴァルベさんだよね…」
「あんな厳格な人を引っ張って連れて行くなんて…」
「恐ろしい人…」
学連の中でもエリートでクールなシュヴァルベが、
パイロットスーツを着た軍人にズルズルと情けなく引っ張られる
という、噂が少しだけ広まったのだった…
車内
代理人「出来るだけ急いでくれ運転手」
「かしこまりました…では…」ググッ…
グワッ!!
雷電「キャッ!?」
勇翔「おっと…大丈夫か?」
雷電「うん…」
急な加速に揺られながら黒十字帝国学連に向かっていると…
代理人「少し電話をかけるぞ…」ガチャ
「どうぞ」
運転手の返事を聞いて代理人は前のダッシュボードを開け
大きい電話を取る
ポチポチ…ポチッ…
代理人「…」スッ…
「はい、どうされましたか?」
代理人「A-10とF-3の状態は?」
「F-3は、装備転換が終わりいつでも行けます、
A-10はただいま30mmを装填中です」
代理人「時間は?」
「5分です」
代理人「パーフェクトだ…小貝は?」
「シュバァルベを引っ張ってブリーフィングルームに向かっています」
代理人「え?なんで?」
「さぁ…」
代理人「まぁ、いいや丁度いい…とりあえず、
ブリーフィングルームの準備と飛行船猟兵を呼んでくれ」
「はい…ツェッペリンは、どうされますか?」
代理人「早めに準備してくれ、
後黒十字帝国学連の重戦車DOLLZと重攻撃機DOLLZ達もブリーフィングルームに呼んでくれ」
「代理人…そうされますと黒十字帝国学連の上層部が黙ってないかと…」
代理人「構わん、
今回の件はそれほどの戦力が必須なんだ…あのバカ共には10億の金でも渡しておけ」
「承知しました…それでは…」
代理人「うむ」ガチャ…
電話を終えた代理人はそのまま元の場所に電話を置く
勇翔「…また、リセッターが?」
代理人「あぁ…北の大地にある学連、
赤色十月同盟学連の寒冷地に大型リセッターの反応アリとの整備協会からの連絡でね…」
勇翔「大型リセッター…(小貝の言っていた人型か?)」
前に小貝が戦闘した人型リセッターなのかと頭の中で思い出す
代理人「…私の知っている限り見たことのない大きさだ…情報も少ない…」
勇翔「…未知数だから、私が必要と?」
勇翔の言葉に代理人は頷きならも言う
代理人「ああ…でも、勇翔君だけじゃない小貝君も一緒だ」
勇翔「え?でも、小貝はまだ病み上がりでは…」
代理人「いや、小貝君が病室にいるのはたまたま定期検査と重なっていただけで
本来なら三日前でもう退院しているんだ」
勇翔「え、そうなのですか?」
代理人「そうだ、勇翔君も一週間後定期検査があるからね」
勇翔「めんどいですね」
代理人「それほど君たちが希少だからだよ…
とりあえず、細かい内容はブリーフィングルームで話す…
運転手」
「はい」
代理人「久しぶりに本気出していいぞ」
「かしこまりました…では…」ガコッ!!
勇翔「え!?(この人ハンドル外した!?)」
代理人の指示に運転手はハンドルを外し、
どこから取り出したのかスポーツカーのハンドルをくっ付ける
「では…シートベルトをお付け下さい…」
勇翔「な、なn(カチッ、ブオオオオオオオオォォォォォォォ!!!!)どわぁ!?」ドサッ!!!
老人の運転手が一言言った瞬間、何かスイッチを押し車のスピードを上げた
勇翔「は、速ぇ!?」
代理人「急いで、シートベルトしな…あと口を閉じな舌噛むよ」
勇翔「わ、分かった…(グワッ!!!)だあああああああ!!!!????」
代理人の言う通りシートベルトを締めようとしても振り回されて締めれない
雷電「…」
勇翔「くっ…(カチッ)ふぅ…雷電大丈夫か?」
何とかシートベルトを締め、安心した勇翔は
隣で大人しく座っている雷電を心配する
雷電「…」
勇翔「雷電?」
雷電「…ウプッ…吐きそう」
勇翔「嘘ぉ…」
顔色が悪く吐きそうな雷電に絶望する勇翔だった…
学連内
シュヴァルベ「はぁ…全く…貴方といると調子が狂います」
小貝「そう?その割には満更でも無い様な気がするが?」
シュヴァルベ「気のせいです」
小貝「あそ…ふぁ~…ねみぃー…」
シュヴァルベ「だらしないですね」
のびのびと体を伸ばす小貝に比べ、しっかりとしているシュヴァルベ
そんなシュヴァルベが勇翔にある事を聞く
シュヴァルベ「…そういえば、代理人に聞いたのだが…小貝は元々は戦闘機パイロットなのだろう?」
小貝「おう、そうだが?」
シュヴァルベ「…気になったのだが、勇翔と勝負したらどっちが勝つんだ?」
小貝「お、なんだ?自称プロの割には随分面白そうな質問だな」
シュヴァルベ「余計な事は言わず答えてくれ」
小貝「そうだなぁ~…同じ機体で戦ったら…9割9分俺が負ける」
シュヴァルベ「…根拠は?」
意外な答えにシュヴァルベは根拠を聞くと小貝が笑う
小貝「おw、俺が負けると聞いた途端食いついてきたな?」
シュヴァルベ「…さっさと、根拠を話しなさい」
小貝「ヘイヘイ…とはいえ、根拠は簡単…単純に才能差だな」
シュヴァルベ「さ、才能?技量でも、経験でもなくか?」
小貝の答えにシュヴァルベは困惑してしまう
小貝「おう、もし俺の才能が1だとすればあいつは1億ってくらいだな」
シュヴァルベ「そ、そんなに?」
小貝「おう、あいつ元陸軍の割に空の戦い方だうめぇんだよ」
シュヴァルベ「…」
小貝「あいつは、吸える技術は全て吸い込んだ…俺が長年培った機動や索敵…
それに、機体の癖や欠点もすべてをあいつは吸い込んだ…」
シュヴァルベ「すべて…」
小貝「ああ…控えめに言ってあいつは神に選ばれた者としか言いようがない…
全く…なんだってあんな奴が陸で戦っていたんだか…
もしあいつが空にいたなら第三次世界大戦も半年で終わってただろうな…」
シュヴァルベ「第三次世界大戦?」
小貝「?あ、そうか、向こうの世界の戦争知らねぇのか」
シュヴァルベ「戦争?向こうではリセッターは居ないのだろう?」
小貝「おう、いねぇよ」
シュヴァルベ「じゃあ、何と戦争しているのだ?」
小貝「あぁ?何ってそりゃ…人間だろ?国と国の戦いなんだら人間しかいねぇだろ?」
シュヴァルベ「な、なぜ人が争う?リセッターがいないなら平和に暮らせるはずだろう?」
人と人の戦いが別の世界で起こっている事に困惑しているシュヴァルベは
リセッターがいない世界なら平和に暮らせるはずだと言うが…
小貝「何言ってんだおめぇ?
イデオロギーの違いに国の恨みがあれば戦争なんて簡単に起きるんだぞ?
平和なんて無理無理…そんなんで平和になれるなら第一次世界大戦も起きてねぇっての」
シュヴァルベ「…」
小貝「ふぁ~…お、もうブリーフィングルーム着いたか!やっと座れるぜ~」ガチャ…
シュヴァルベ「…(小貝の世界は一体どうなっているんだ…)」
小貝の前の世界がどれほどの混沌なのか…恐れるシュヴァルベだった…
黒十字帝国学連
駐車場
勇翔「ウプッ…うげええええええ」
雷電「大丈夫?」サスサス…
勇翔「だ、だいjおげええええええええええええ」
駐車場の端っこでバケツにゲロ吐いている勇翔と背中をさする雷電がいた
代理人「パイロットの癖に車酔いするんだな」
勇翔「あれ、空戦よりGがひどいですよ…多分普通の人なら気絶してますよ…」
代理人「聞いたが爺?お前の運転熟練パイロットでも吐くほど最高だってよ」
「それは嬉しいですね」
勇翔「褒めてなウプッ…」
雷電「落ち着いて落ち着いて…ゆっくり深呼吸」
勇翔「すぅ…ふぅ…」
雷電「落ち着いた?」
勇翔「うん…何とかね…よいしょ…」ムクッ…
ゲロを吐きまくった勇翔はやっと落ち着いたのか、体を起こす
代理人「とりあえず、勇翔君は雷電と一緒にエレベーターに乗って、
すぐにブリーフィングルームに行ってくれ」
勇翔「着替えは?」
代理人「後でいいよ…僕はちょっと部屋に戻ってある物を取りに行くから…爺!」
「はい」
代理人「二人を一応案内してくれ、チップは後で渡す」
「主人の指示なら金など要りませぬ…」
代理人「ハハ!相変わらずだな爺!
とは言え今日は非番中に呼んだんだ、後で二割増しで送るよ…じゃ!」タタタ…
何かを自室に置いてきた代理人は走って行くのだった…
勇翔「速いなぁ…」
雷電「だね」
「では、お二人ともこちらのエレベーターに…」ガラガラ…
勇翔「これはご丁寧に…」
代理人の執事がクラシックなエレベーターの扉を開けたので二人はそそくさと入る
「では…」ガチャ…
ガコンッ!
扉を閉め、レバーでエレベーターを動かす
グイィィィィィン…
勇翔「…そういえば、執事さんは代理人とはどれくらいなんですか?」
エレベータで、気まずくなる前に代理人の事を知っている執事に一つ聞いてみた
「ご主人様ですか…大体16年経ちますね」
勇翔「え!?まだ成人じゃないのか!?」
「ええ、その割には口がうまいですがね」
勇翔「ますます蓮兄さんが気に入りそうな人材だな…」
見た目や年齢を考えても天性と言える才能に驚いていると
「蓮…確か、御長男でしたかな?」
勇翔「え?貴方も知っているんですか?」
「ええ、記憶を一部拝見させていただきました…壮絶な人生を…」
勇翔「まぁ…普通の人から見れば異常だよね」
「はい…リセッターがいない世界で、人と人が争う…初めて見ましたが醜い物ですね…」
どうやら、執事も勇翔の過去の一部を知っているみたいだ
勇翔「そうだな…と言いたいけど、一番醜いのは自分なんだけどね…」
雷電「なんで?」
勇翔「まぁ、色々とね…それはそうと
今回の任務は北の大地かー…赤色十月同盟学連ってどんな所?」
雷電「寒くて缶詰が美味しい所」
勇翔「へぇ…(まるで、ソ連…いや、この世界のソ連みたいな物か)」
雷電「知っているような顔してるね」
勇翔「ん?ああ…俺の世界で一つだけバカでけぇ国があってさ…それと既視感があってな」
雷電「そうなんだ…なんていうの?」
勇翔「ソビエト社会主義共和国連邦…短く言えばソ連だな」
雷電「長い」
勇翔「でかい国は大体名前が長いんだよ」
根拠のない事を言っていると…
ガコンッ!
「着きましたよ」
エレベータが着く
勇翔「お、もう着いたのか…じゃあ、ブリーフィングルームの案内お願いします」
「ええ…では、こちらに…」
執事の後ろに勇翔と雷電はテクテクとついて行く
ブリーフィングルーム
小貝「…」コトッ、カチッ
ヤークトティーガー「…」コトッ、カチッ
ヤークトティーガーと小貝が周りに見守られながらもスピードチェスをしていた
小貝「…」コトッ、カチッ
ヤークトティーガー「…」コトッ、カチッ
小貝「…」コトッ、カチッ
ヤークトティーガー「…」コトッ、カチッ
小貝「…(コトッ)チェック」
小貝が王手をかける
ヤークトティーガー「…」コトッ、カチッ
小貝「…」コトッ、カチッ
ヤークトティーガー「…」コトッ、カチッ
小貝「…」コトッ、カチッ
ヤークトティーガー「…」コトッ、カチッ
小貝「…(コツン…)チェックメイト」
「「「「おー!!!」」」」
ヤークトティーガーのキングを囲い動けなくしてヤークトティーガーのキングを倒すと
周りから歓声が起きる
ヤークトティーガー「…強い」
小貝「いやー、初っ端からビショップ取られた時負けるかなって思ったけど案外行けるな」
ヤークトティーガー「クイーンとルークの使い方がうまい…今度教えて」
小貝「ええで…」
教えてほしいと言われふんわりと了承しながらも、小貝は少し真面目になって聞く
小貝「それはそれとしてさ…お前さ、ちょっと手を抜かしたか?」
ヤークト「…バレてた?」
小貝「ちょっと、見落としが多いなーって感じてな…なんで手を抜かした?」
ヤークト「…仲間から小貝は元人間だと聞いたから、だから、手を抜いて勝たせた」
ヤークトが訳を話すと小貝はため息をつきながらはっきりと語る
小貝「はぁ…なに言ってんだ?勝てるもんは勝てっての…そんなお情けはいらねぇし、
負けなら負けでいいの!人間ってのはそうやって歴史の中に生きてきたの!」
ヤークト「でも…」
小貝「はい、シャラープ! 半端な情けは恥だからなー次からは、本気でかかるようにOK?」
ヤークト「…分かった、次やる時は本気でかかるよ」
小貝「うむ!ならよし!」
ヤークトの言葉に満足していると…
ガチャ…
「どうぞ」
勇翔「ありがとうございます」
雷電「案内してくれてありがとう」
「いえいえ…それでは…」バタン…
勇翔と雷電がブリーフィングルームに入って来た
小貝「お、お前も来たか」
勇翔「ああ、代理人が迎えに来てくれてね…死にかけたよ」
小貝「何があったん?」
勇翔「ちょっと運転が荒かっただけさ」
小貝「絶対ちょっとどころじゃない気がするんですけど?」
勇翔「気のせいだろ…にしても、数が多いですね」
小貝「ああ、何でも、ここの主力DOLLZの一部もこのブリーフィングに参加している…
こいつもそうだ」
指で向けた方を見るとヤークトが挨拶する
ヤークト「どうも」
勇翔「どうも…えーと…」
ヤークト「Sd.Kfz.186 Jagdtigerっていうの」
勇翔「ヤークトティーガーか…
ドイツ語で返すとヤークトは驚く
ヤークト「ここの言葉言えるんだ」
勇翔「ええ、パイロットなら当たり前ですよ」
ヤークト「…小貝と同じ面白い人だね」
勇翔「そりゃどうも…にしても」チラッ…
周りを見て見るとかなりの数のDOLLZがいる
勇翔「…いくら大型のリセッターが侵入してきたからと言ってこれだけ集まるのは異常だな」
小貝「だな…この数で俺らが呼ばれるって事は…相当大規模な戦闘…
いや、占領戦になるかもしれんな…」
勇翔「桶狭間攻勢を思い出すね」
小貝「あぁ…あの時と全く同じだな」
二人がある事を思い出して苦い顔になっていると
代理人「…」ガラッ
「「「「!!!」」」」バッ!!
代理人が入った瞬間勇翔と小貝以外敬礼する
代理人「挨拶はいい、みんな座ってくれ」
ギッ…
勇翔「やっと来ましたね」
小貝「代理にーんおせーぞー」
代理人「少し上がうるさくてな…黙らせていたら時間がかかった」
小貝「あそ」
何かに慌てているのが感じ取れた小貝はこれ以上聞かず代理人の話を聞く
代理人「…」カチッ
少し慌てながらも部屋を暗くしてプロジェクターを起動する
代理人「…では、ブリーフィングを始める」バサッ…カチッ
何か書類を机に置いた代理人はプロジェクターを操作しある区域の地図を出す
勇翔「…あの地図どこのですか?」
雷電「赤色十月同盟学連だよ」
勇翔「あれが赤色十月同盟学連…半分以上雪じゃん…」
地図の真ん中から上は雪で真っ白になっていた
小貝「雪だるま作れそうだな」
なんて冗談を言っていると代理人が指さす
代理人「そこ、うるさいぞ」
小貝「ういーす」
代理人「さて、諸君…突然だが赤色十月同盟学連の奥地で正体不明のリセッターの反応が確認された…
それも、大型で整備協会も知らない物だ」
「「「…」」」
代理人の言葉にDOLLZ達は驚かず静かに聞く
代理人「その為、整備協会からの指令と私の独断で飛行船猟兵と一部の黒十字帝国学連のDOLLZは
リセッターの警戒と絶縁層の調査の名目で赤色十月同盟学連に駐屯することになった」
ティーガー「…エージェント、一つよろしいですか?」
何か思ったのかティーガーが声を上げる
代理人「続けて」
ティーガー「その正体不明のリセッターはどうするおつもりなのですか?」
代理人「…もちろん排除だ…だが、一つ問題がある」
ティーガー「というと?」
代理人「うむ…(キュポッ)整備協会によると、正体不明のリセッターがいる場所が…
ここなんだ」キュキュ
ペンで、丸を書いた場所は二つ山を越えた先にある寒冷地でありかなり北側にあった
スカイレイダー「遠ぉ!?」
ティーガー「山を越えた先にある寒冷地ですか…」
代理人「そうだ…しかも、かなり気温も低く普通のDOLLZでは飛ぶことすらままならん…
距離もあるせいで積載量のあるスカイレイダーや雪に慣れているYer-2でも片道切符になる…」
He177A-5「では、エージェント我ら重爆撃機はどうなんだ?航続距離もある、爆装も問題ない…
これ程条件のいいものは無いと思うが?」
代理人「ああ…一見良さそうに見えるが…相手がどんなリセッターかが判明できない限り、
自衛火器のみしかなく足が遅い重爆撃じゃあ不安要素が多い…
それに、高高度で飛んでいたとしても寒冷地はほとんど雲に包まれている…
爆撃しても外れるかもしれん」
He177A-5「ウーム…なら、高速で航続距離もあり爆装も多い攻撃機か…」
代理人「それと、それに追従できる戦闘機だ…
そして、この条件を難なくこなせるDOLLZが二人いる…」
代理人が目を向けた先には二人のDOLLZがいる
小貝「俺と勇翔か」
代理人「ご名答だ、君のA-10に勇翔のF-3なら、航続距離も問題ないし爆装も十分…
この任務は二人しかできない物だよ」
勇翔「…そこのポイントから目標を排除しても、帰還は難しいと思いますが…」
代理人「そこは問題ない、少し遠くに赤色十月同盟学連の航空基地がある…
そこで着陸し、燃料を補充したら赤色十月同盟学連に向かいそこで、待機してくれ」
勇翔「分かりました」
小貝「了解」
代理人「よし、じゃあ二人は先に出撃準備を、一応武装は向こうで見てくれ」
小貝「うーい…んじゃ行くか」ギッ…
勇翔「ああ…」ギッ…
二人は席を立ちブリーフィング室から出る
勇翔「…」チラッ…
勇翔が出て行こうとした瞬間突然雷電に目を合わせる
雷電「…?」
勇翔「…」フリフリ
雷電「!…♪」フリフリ
控えめに勇翔が手を振ると雷電も笑顔で手を振って勇翔を見送る
スカイレイダー「お互いラブラブだねぇ~」
二人のやり取りを見ていたスカイレイダーはホクホクしていた
雷電「そう?」
スカイレイダー「うん、前と全然違うしねぇ~」
雷電「そっかな…そういえば、あの後二人とも和解したの?」
スカイレイダー「あの後?」
雷電「ほら、小貝が過去に結婚していたって事」
スカイレイダー「あ!あれね!あの後ね、一日中病室で気絶するまでS〇Xして許したよ!」
雷電「えぇ…」
まさかの和解方法に困惑する雷電だった…
更衣室
勇翔「…」ジジジ…ヌギヌギ…
パイロットスーツに着替える為に更衣室に入った勇翔は着替えていると…
小貝「…そういえばさ」
勇翔「ん?」スルスル…
ベンチで座っていた小貝が聞く
小貝「お前、雷電と何かあったか?」
勇翔「え、何を突然」カチャカチャ…
小貝「いやね?お前なんかさ…雷電と縮まってない?」
勇翔「いや、恋人関係ならあれくらい普通じゃない?」ギッ…ギュッ…
小貝「…え?お前ら付き合ったの?」
勇翔「うん…そうだけど」バサッ…
小貝「お前前まで、彼女じゃねぇって言ったばかりじゃねぇか!手のひら返すんじゃねぇよ!」
勇翔「うるせぇ!一緒に出掛けている間に雷電と話して結局付き合うことになったんだよバーカ!!」
小貝「なんだとこの野郎!!おめでとうくそ野郎!!」
勇翔「ありがとうヤリ〇ン野郎!!!!!」
悪口言いながらもおめでとうと言う小貝としっかりと礼を言う勇翔
小貝「ふぅ…で、出かけている間何があったん?」
落ち着いた小貝は何故そこまでの関係になったか聞く
勇翔「えっとね…最初ギャ…」
小貝「…え、何で止まった?こわ」
何か言おうとした途端止まる
勇翔「…(これ言ったら凛達が介入しちゃうのがバレるな…じゃあ、嘘でいいか)」
小貝「なんか言えよ」
勇翔「散歩して告白された」
小貝「うわっ、めっちゃ内容薄っす…ボキャブラリーゼロやん」
勇翔「いやー告白がインパクトあり過ぎて覚えてないなー」
小貝「そんなになのか…」
明らか棒読みなのに真に受ける小貝は深く聞かなった
勇翔「にしても、正体不明のリセッターか…」カチャ…
小貝「どんな奴かは知らんが、前の奴だったら借りを返さんとな…ほれ」ポイッ…
勇翔「ありがとう…行こうか」パシッ
小貝「おう」ガチャ…
着替え終わった勇翔にヘルメットを渡し二人は更衣室から出て格納庫に向かう
格納庫
「燃料は大丈夫か?」
「はい、満タンです」
「よし…そっちの30mmはどうだ?」
「装填終わってます」
「おーし、じゃあ最後にエンジンを確認するんだ」
「はい!」
格納庫で二機のジェット機を整備している作業員が忙しく動いていた
「エンジン問題なし!」
「こちらのエンジンも問題ないです!」
「よし!じゃあ、最後に武装を連結しろ!」
「はい!…フン!!」ゴロゴロ…
JADMやロケットポッドを乗せた台車を動かしA-10に連結させる
「よし…後は、彼らをまつだk(呼んだ?)うおぃ!?」
二人を待とうとした瞬間後ろから小貝が声をかけ驚く
「い、いたのか…」
小貝「おう…にしても、作業が遅いもんだな」
「お、遅い?これでも早くやっているが…」
小貝「はぁ!?これでか?入りたての新米でももう少しはぇーぞ?」
「だ、だけど、構造もよくわからい機体はマニュアル見ながらじゃないと何かあった時…」
小貝「はぁ~…融通が利かないねぇ~…勇翔!」
勇翔「はい?」
小貝「少し手伝え!」
勇翔「はいはい…」
連結作業の遅さに我慢ならなくなった小貝は勇翔を呼んで武装の連結を代わりにやる
「よし…ここから…」
小貝「どきな!」グイッ!
「うわっ!?な、何をする…お、おい!何を!」
小貝「あぁ?お前らが遅いから代わりにやるんだよ…おし、行くぞー」グッ…
勇翔「3.2.1…よっ!」グイッ!
ガチャ!!
重いJADMを勢いよく連結させる
「そ、そんな雑にやったら壊れるかもしれないだろ!」
小貝「あほか!A-10はこんなんで壊れねぇよ!もう少し頭柔らかくしろっての…レンチくれ」
勇翔「ほい」ポイッ
小貝「どうも」パシッ!カチャカチャ…
勇翔「ロケットポッド付けておくぞー」
小貝「おう、頼んだ」カチカチ…
「は、早…」
二人でA-10の武装をそそくさとくっ付ける
小貝「よし…そっちは?」
勇翔「終わったよー」
小貝「おーし、じゃあ乗るか…あ、これ返す」ポイッ
「え?わっ⁉」パシッ
勇翔「整備士の方は少し離れてくださいね…よっ!」
武装を付け終わり軽く機体を見た二人はラダーから登ってコクピットに入る
「…!ラダーを引け!」
「は、はい!」グッ…
勇翔「どうもー」
「全員離れるぞ!」
「はい!」
台車やラダーを邪魔にならない場所に置き終わった整備士は急いで格納庫から離れる
小貝「にしても、マニュアル見ながらやるのか…戦前の自衛官かっての…」カチッカチッ…ブーン…
勇翔「仕方ないですよ、黎明期のジェット機ではないのですから…周波数確認」カチッ…
小貝「確認…HMDオン、キャノピー閉鎖」カチッ…ウィィィィン…ガポッ…
勇翔「エンジンアイドリング…」ググッ…ウィィィィン
小貝「計器等起動よし…主翼確認」ウィンウィン…
勇翔「システム問題なし…兵装システム異常なし…HMD起動」カシャ!ピピピッ…
小貝「IFF確認…異常なし全システムオールグリーンだ…スカイ1先滑走路にどうぞ」
勇翔「どうも」スッ…
機体の確認をした二人は勇翔を先頭に機体を動かし格納庫から出る
勇翔「…」キィィィィィン…
代理人「こちら司令部スカイ1ボルト2応答せよ」
勇翔「こちらスカイ1感度良好」
小貝「ボルト2感度よし」
代理人「よし、通信は異常なさそうだね」
勇翔「もちろんです」
代理人「うむ、今回の任務はかなり厳しい物になる継続困難になったら
すぐに離脱して生き残ってくれたまえ」
小貝「ヘイヘイ」
代理人「ちなみに、こちらの通信は赤色十月同盟学連の境界を越えてからは交信不可能と心得てくれ」
勇翔「了解しました」
代理人「じゃあ、幸運を祈っているよ」
勇翔「ありがとうございます…スカイ1発進」ググッ…キイイイィィィィン!!!!!
エンジンスロットルを最大にし滑走路を高速で進む
勇翔「…アップ」ググッ…
F-3は速度を上げたまま上昇し大空に飛んで行く
勇翔「離陸…旋回しボルト2を待つ」
ボルト2「了解…ボルト2発進」ガコッ…キイイイィィィィン!!!!!
大量のロケット、爆弾等を積んだA-10はゆっくりと上昇する
ボルト2「よっこいしょっと」ググッ…
操縦桿を引きA-10は空に飛び立つ
ボルト2「離陸…スカイ1の斜め後ろで追従する」
スカイ1「了解…方位105に旋回し高度1万まで上昇する」
ボルト2「確認」ググッ…
二機は指定された方位に旋回し上昇、そのまま雲の中に消えていく…
代理人の自室
代理人「ふぅ…」
シュヴァルベ「お疲れ様です」
代理人「疲れたー…胸揉んでいい?」
シュヴァルベ「なぶり殺しますよ」
代理人「つれないなー…
まぁ、いいやNUKAコーラ飲も♪」ガコッ!カランッ…プシュー…ゴクゴク、アァ~!!
ロケット型で青色に光っているコーラを美味しそうに飲む代理人にシュヴァルベは少し引く
シュヴァルベ「…(そんなもの飲んで大丈夫なのか?)」
代理人「ふぅ…ぬかっと爽やか!…ふぅーむ…」
シュヴァルベ「何か気がかりが?」
代理人「…整備協会からもらった資料に少し違和感がね」
シュヴァルベ「違和感?」
代理人「…これを見たまえ」コトッ…バサッ…
書類棚から二つの紙をシュヴァルベの前に出す
シュヴァルベ「…反応係数が異常に高いですね」
代理人「そう、高すぎるんだよ…異常にね…まるで、大型が二体いるほどね…」ゴクゴク…
シュヴァルベ「…もしかして、わざわざ二人で出撃させたのって」
代理人「保険だよ…まぁ、うまくいくかは彼ら次第さ…
さて、持って行くものをトランクに入れておくか…NUKA♪NUKA♪」
シュヴァルベ「健康に悪いですよ」
代理人「ダイジョブダイジョブ!ちょっと糖尿病になるだけだってww」
シュヴァルベ「明日からジュースは禁止です」
代理人「嘘ぉ…」
黒十字帝国学連領土上空
領土の上空で飛んでいる2機のジェット機がいた
勇翔「…ボルト2聞こえるか?」
小貝「こちらボルト2、どしたスカイ1?何かあったか?」
突然スカイ1がボルト2に無線で話しかける
勇翔「いや、少し前陸戦ARMSの事でな…」
小貝「あー…あれか、答えは出たのか?」
勇翔「ああ…陸もやってみる事にしたよ」
小貝「そっか…寂しくなるねぇ…」
勇翔「なーに、シュヴァルベや雷電がいるんだ制空権は何とかなるさ…
それに、空もまだ捨てるつもりは無いしね」
小貝「あぁ?なんだそりゃ?二刀流にでもなるつもりか?」
勇翔「違う違う、戦場によって乗る物を変えるだけさ」
小貝「めんどくさそうだなぁ…」
勇翔「いつもめんどくさい事ばかりさ…ん?」
小貝「どうした?」
勇翔「前を見て見ろ…でかい積乱雲だ」
小貝「…なんだありゃ…2万以上はあるぞ…」
二機の前方に高さが2万はある積乱雲が見える
小貝「…どうする?迂回するか?」
勇翔「いや、あの大きさだと大回りして燃料を必要以上に使うかもしれん…突っ切るしかない」
まさかの突入に小貝が驚く
小貝「マジかよ!?俺はいいとしてお前の機体は大丈夫なのか!?」
勇翔「いやまぁ…何とかなるっしょ」
小貝「昔の悪い癖出てるぞー」
勇翔「HAHAHA★」
小貝「なにわろてんねん…たくっ…なにがあっても知らんぞ」
勇翔「大丈夫だ!何とかなる!」ガコッ
小貝「はぁ…」ガコッ
勇翔の考えにため息を吐きながらも小貝は勇翔と合わせてエンジンスロットルを上げる
勇翔「…雲の中に入ったな」
小貝「…意外に風が無い?」
勇翔「雨もないな…この世界だと積乱雲はただの雲なのか?」
小貝「そうとは思えんが…とは言え、警戒するにこs(ドォン!!!)うぐっ?!」
突然大きな雷が落ちてくる
小貝「グッ…直撃したが何とかなったな…ん?あれ?勇翔?」サッ…
横を見て勇翔の様子を見ようとしたらどこにもいなかった
小貝「…まさか?!」グイッ!グルン!!
慌てて半回転して下を見ると…
勇翔「!!!!…!!!」
エンジンが止まったのか徐々にF-3が滑空しながら落ちていた
小貝「ああもう!!」ガチャ!ググッ!
慌てて小貝は降下し勇翔の隣につける
勇翔「くそっ!!落雷にドンピシャで当たるなんて想定してないっての!!!」カチカチ!ググッ…
カチッ…キィィィィィ…
過剰に電流が流れエンジンが停止し徐々に落ちながらも、勇翔は落ち着いて再起動させる
勇翔「たくっ…無線は…ボルト2聞こえるか!」
「こち…ボ…2…だい…か…」
勇翔「まずいな…無線が少し壊れてんのか?…ん?」チラッ
小貝「!!!…?…!!!」
隣につけてきた小貝が何か叫んでいた
勇翔「あぁ…手信号で何とかするか…」パッパッ…パッ
無線出来ないので何とか手信号で無事だと伝える
小貝「何とかなっているが……手信号でやるあたり無線に何かあったな…」パッパッパッ…パッ
勇翔「とりあえずここを出ろ…了解っと…」パッパッ
二人は何とか手信号で意思疎通をし急いで積乱雲から出る事にした…
勇翔「…計器には異常が無いが…いかんせん無線の反応が悪いな…
戦闘前に何とか直ればいいが…」カチッカチッ…
無線自体は故障してないので何とか直そうとするが…
勇翔「…フーム…とりあえず、この積乱雲から抜け出すか」ググッ…
無線は後にしエンジンスロットルを上げて急いで抜け出す
小貝「…なんだ?この感覚…何かを感じる……一応報告しておこ…」グッ…
何か嫌な感覚を感じたのか、勇翔の機体に斜め後ろにいた小貝は加速して横につける
勇翔「…ん?」
小貝「…」パッパッ…パッ…パッパッ
勇翔「いやな予感か…マスターアームはオンにしておくか…ロシア空軍の件もあるしね」パッ…グッ!
小貝「…」グッ!
勇翔「マスターアームオン」カチッ…
安全装置を解除しいつでも打てる状態にする
勇翔「よし、もうすぐ積乱雲に出られるな…ここを越えたらあと少しで赤色十月同盟学連領土だな」
暗い雲の先に太陽の光と雪化粧をした地上が見えてくる
勇翔「いい景色だ…写真に収めてみたいな…」
美しい景色に見とれていると…
無線「赤色…のり…不…ぐ!…棄し…つづ…」
勇翔「…なんだ?」
突然無線から声が聞こえる
勇翔「救援要請か?…もしかして、リセッターが!?」バッ!!
慌てて周囲を警戒すると後ろから何かが接近してきている
勇翔「まずい……何とか小貝は逃がさないと…」スッ…
急いで小貝を逃がすために慌てて横につける
小貝「…?」
勇翔「えっと…」パッ…パパッ、スッ…ススッ
小貝「…」グッ…バッ!
勇翔の意図を読み取った小貝は敬礼して低空に逃げる
勇翔「よし…リセッターは?」バッ…
慌てて後ろを確認すると…
???「…」ゴゴゴゴゴゴゴ…
勇翔「同じ速度か…面白い相手になってやる…スカイ1エンゲージ」ガチャ!!ガコッ!
音速で迫って来るリセッターに勇翔は酸素マスクを着け、エンジンスロットルを全開にして速度を上げる
???「…」ゴゴゴゴゴゴゴ…
勇翔「速度は…Mig-25と同じ…マッハ3か?少し面倒だな…だが、その直線は危険だぞ…」ススッ…
冷静に相手の速度や癖を分析しながら徐々に速度を下げていく
???「…」ゴゴゴゴゴゴゴ…
勇翔「……今!」ガコッ!ガチャ!
キィィィィィ…
???「!?」
完全にスカイ1の後ろに追いついた瞬間バレルロールで減速し相手をオーバーシュートさせる
勇翔「流石にマニューバは知らんか…さて、狙わせてもらうぞ!」カシャ…ピピピッ…ピー
バイザーを降ろしリセッターをロックする
勇翔「FOX3!」カチッ!バシュウウウウウウゥゥゥゥゥ...
ウェポンベイに内蔵している04式空対空誘導弾がクラゲの頭部に向けて発射されるが…
???「…」パッパッパッ…
バアアアン!
勇翔「フレア!?一体どこから…ん?あれ?なんか触手の先に何か…え?」
クラゲの触手からフレアが出てきたと思いきや触手に何か掴まっている…DOLLZだ
勇翔「どういうことだ…何でリセッターに?」
クラゲに捕まっているDOLLZに困惑していると…
???「…」スッ…
勇翔「…何か話している?」
クラゲとDOLLZが何か話をした瞬間
パッ…
勇翔「消えた!?」
触手にいたDOLLZとクラゲが透明になって消える
勇翔「レーダーは…反応が無い!?おいおい…どうなってんだ…」
おかしな事に勇翔は困惑していると…
ブゥゥゥゥゥゥン…
勇翔「…今度は何だ?」
上から何かレシプロ機の音が聞こえ顔を上げると…
「…」
上から青髪のDOLLZが大きな機関砲を持って狙っていた
勇翔「まずい!!」ガコッ、ガチャ!
45mmレベルの機関砲をまともに食らえばただでは済まない、勇翔は急いで急旋回し狙いを外させる
勇翔「何とか狙いは避けれたが…」サッ…
「…」
相手は後ろから追いかけておりドッグファイトを申し込まれていた
勇翔「…」グッ…
「…」
何とか狙いを定めさせない為に振り払おうと旋回するか相手はピッタリと付いてくる
「…」スッ…
勇翔「旋回性のがいいな…羨ましいn(ダァン!ダァン!ダァン!)グッ!?」グイッ!
狙いを付けた45mmが襲い、勇翔は慌てて急降下する
勇翔「くそっ…掠った…あいつあんな暴れ馬を扱えるとは…熟練だな」
撃たれても冷静に相手を分析しながらも、オーバーシュートの瞬間を狙う
「…」スッ…
勇翔「狙いだしたなら…今!」ガッ!ギィィィ!!
「!?」
勇翔「よう、初めましてベッピンさん」
一点に集中している瞬間を狙い、その場で機体を一回転させ相手をオーバーシュートさせる
ついでに目が合ったので挨拶はしておく
勇翔「後ろは取った…逃がさない」ピー…
「…」サッ…
勇翔「逃がさん」ピピピ…ピー
「…」
勇翔「FOX2」カチッ、バシュウウウウウウゥゥゥゥゥ...
ARMSの熱源に向かって04式空対空誘導弾が飛んで行くが…
「!…」パッパッパッ…バアアアン!
勇翔「フレア…やっぱり熱源が小さすぎるとそっちに逸れるか…」
元々大型リセッターを想定していたので、ARMSの小さな熱源ではフレアにミサイルが逸れてしまう
勇翔「…20mmしかないか」カチッ…
「…!」グワン…
勇翔「すばしっこい!」グッ…
機関銃で狙われている事に相手は気付いたのか、旋回して狙いを付けない様に動き回る
「…」
勇翔「旋回がかなり効くみたいだが…甘いな」スッ、グイッ!
推力偏向を起動し旋回しながら推力の向きを変えARMSに狙いを定める
勇翔「…取った!FOX3」カチッ、ブォォォォォ
「!…」クルッ…グワッ
勇翔「何!?」
機関砲で撃つも相手は突然急上昇をしてそのままオーバーシュートする
勇翔「コブラか!?」
「…」スッ…
勇翔「まずい…」
「…」カチッ、ダァン!
勇翔「…」
ボオオオォォォォン…
赤色十月同盟学連領土
小貝「…白い景色ばっかりで飽きるもんだな」
勇翔の指示で低空飛行しているA-10はゆっくりと目的地に向かって進んでいると…
小貝「…ん?なんだあれ?」
地面を見ると自分の機体の影ともう一つ大きな何かの影が見える
小貝「クラゲ?…ッ!!?」ガチャ!ガコッ!!!
クラゲの様な影だと感じた瞬間、背中に寒気が襲い来る感覚に
小貝は慌てて酸素マスクを着けて急旋回する
ダンダンダンダンダン!!!!
小貝「37mmかよくそが!ロシアの次は北朝鮮か中国軍か!?」サッ
独特な機関砲の音に聞き覚えのある小貝は後ろを振り返って確認すると…
「…」
「…」うねうね…
一体のDOLLZとその後ろでうねうねと動かしているクラゲがいた
小貝「リセッターか…相手は二機…いや、二人か?
…まぁいい、全力で相手するのみ…」カシャ…ググッ…
バイザーを降ろした小貝は機体を左右に動かし狙いを定めない様にする
「…」
小貝「…さて、どうやってやるか…DOLLZの奴は何とかなるとして…
クラゲを何とかしないと…」ググッ…
「…」うねうね
小貝「…なんか、あいつを思い出すな…(ダンダンダンダンダン!!!!)うぉい!?」
砂漠で戦った謎のリセッターを思い出していると後ろから37mmが襲い掛かる
バスッ!バスッ!
小貝「あの野郎…新品の機体に傷を付けんじゃねぇっての!!」カチッガコッ!ググッ!!
「!?」
フラップを全開しエアブレーキの代わり使いながら機体を宙返りさせる
小貝「はい笑ってー、はいチーズ」パシャ
「!!??」
突然の宙返りで相手が驚いている間にスマホを取り出してパシャリと一枚とる
小貝「撮影のご協力ありがとうございましたー(ピピピ…)じゃあ、さようなら…(ピー)FOX2」カチッ!
バシュウウウウウウゥゥゥゥゥ...
A-10のハードポイントにあるAIM-9空対空ミサイル一発を放つが…
「…」パッパッパッ…ボォン!!
小貝「ハァ!?フレア持ってんのかよ!?マジか…一発無駄になった…」
唯一自衛できるミサイルが無駄になってしまう
「!!」グワッ!!
小貝「ハッ!大型機だからって動けねぇと思ってんのか?A-10を舐めんじゃねぇ!!」グワッ!
相手は爆撃機だと思った機体がまさかミサイルを打つとは思わなかったのか慌てて大きく旋回して
A-10を離そうとするが、小貝は後ろにピッタリとくっ付く
「…!」
小貝「ハハ!A-10の機動に驚いてんな!!低空ならレシプロでも負けねぇよ!」スッ…
相手のARMSに狙いを定めながら30mmのトリガーに指をかける
小貝「…ここだ!FOX(ズズッ…)ん?」
ARMSをとらえ30mmを打とうとした瞬間突然周りが暗くなる
小貝「一体な…」
「…」ズズッ…
なんだと思って横を向くとクラゲが真横におりこっちを見ていた
小貝「…
「…」グワッ!!
クラゲに中指を立てながら話しかけた瞬間、相手が体当たりしてくる
小貝「うぉ?!どうやら、あんまり機嫌がよくねぇな!!」ガチャ、グイッ!
何か来ると予測していた小貝は機体を上昇させ体当たりを回避する
小貝「…あいつから先にやるか…よっ」ガチャ!ガコン…
上昇させてそのまま機体を失速、フラップを全開にしてエアブレーキの代わりに使いながら
クラゲに向かって急降下する
「!」
小貝「対装甲用焼夷徹甲弾の30mmをどうぞ!FOX3!」カチッ
キュイイイィィィィィィンン…
機首にあるガトリング砲がスピンアップしたその瞬間
バアアアアアアアアアアアァァァァ!!!!!
どんな戦車でも破壊する30mmの弾がクラゲに向かって無数に放たれる
「!!!」サッ…
クラゲも何かヤバいと本能で気付いたのか触手でガードする
パァンパァンパァンパァンパァンパァンパァンパァンパァンパァン
「!?!?!?」
ガードしていた触手が粉々になり本体と思わしき部分にも30mmが命中するが…
「…」シュゥゥゥ…
小貝「チッ…掃射が足りんか…」
致命傷に至っておらず被弾した場所に白い煙が出ていた
「…」ニョキニョキ
小貝「千切れた所から生えてきやがった…だが、動きが止まったな」
再生に集中しているのかクラゲの動きが止まる
小貝「…今なら狙え(ダンダンダンダンダン!!!!)Shit!!またかよ!!」ガコッ!!
「!!!!!!」
小貝「なんかキレてるし!!」ガチャ!ガコッ!
ブチギレているのか、先ほどとは違う気迫を感じる
ダンダンダンダンダン!!!!
小貝「37mmは軽々とぶっ放すもんじゃねぇんだぞ!!」ガコッ!ギギギッ…
相手の狙いを定めさせない為に、フラップを元に戻しエンジンスロットルを全開そのまま低空飛行で回避する
「!!!!!!」
小貝「まだ追って来るか…チッ…ランディングギアの油圧が少しいかれたか…」ガチャ…ガチャ…
超低空飛行しながら被弾した箇所を冷静に確認をした瞬間
バァンバァン!!
小貝「うおっ!?対空砲!?くそ、罠か?!」
対空砲の炸裂が小貝に襲ってくる
小貝「うまい事誘いやがって…あいつ…ん?」
「?!」
小貝「あいつも食らっている?…じゃあ、味方じゃない?…チッ」スッ…
何かがおかしい事に気付いた小貝は機体の速度を下げ彼女の横に並ぶ
「!」
小貝「…」カシャ…
「…」
突然横に並び相手は驚くが、何か事情がある事に気付いたのか相手は黙って小貝を見る
小貝「…とりあえず上昇しろ」パッ…スッ
「…」コクッ
小貝「頷いたか…よし」グググッ…
小貝の手信号が伝わったのか相手も小貝と一緒に対空砲が届かない高さに上昇する
小貝「…ここまで上がれば問題ないな(コンコン)あ?」
「…」
キャノピーからノックが聞こえ横を向くとDOLLZが目の前にいた
小貝「…」カチャカチャ…プハァ…
無線が使えないので酸素マスクを外し声を出しやすくする
「…」パッパパパッ…
小貝「何?反乱軍だって?マジで言ってんのか?こんな機体を持っている反乱軍なんざいねぇだろ?
…まぁ、正規軍でもないがな…」
「…」
小貝「細かい話は下の奴らを殲滅してからだ…いいか?」パッパパッ
「…」グッ
小貝「All right…good luck」カチャ…ガコッ…
何か勘違いしている事に気付いた小貝は誤解を解く為に、
まずは地上にいる敵勢力を排除するのだった…
「…」カチッ、ダァン!
勇翔「…」
ボオオオォォォォン…
「…」
45mmの一発で爆発し撃墜したと思いきや…
キイイイィィィィン!!
「!?」
爆風の中からF-3がスナップロールで相手の背後に回る
勇翔「腕の良さが仇になったな…増槽を落として正解だった…かな?」
相手が45mmを打った瞬間機体にある増槽を投下、相手の弾は増槽に当たり大爆発
落としたと勘違いした瞬間に、スナップロールで後ろを取ったが…
勇翔「…計器が機能してないな」
投下するのが、遅かったのかそれとも想像以上に増槽の爆発が強かったのか
F-3の計器が故障しまともに機能しなくなっていた
勇翔「…ミサイルのロックも壊れてるし…機銃も当たらん距離だな…打つ手なしだな」カシャ…
もはや抵抗できないと諦めた勇翔はバイザーを上げて相手を見る
「…」サッ…
勇翔「馬鹿でけぇな…よくそんな物持って動けたもんだな…」
横に並ぶ相手を見ると明らかに自分より二倍ある大口径の機関砲を持っている彼女に驚く
「…!」
勇翔「…なんか言ってんな…無線ならぶっ壊れているぞー」
「……?」
無線で呼びかけても反応しない事に彼女は不思議がっていた
勇翔「はぁ…」パッパパッ…
「!…」
手信号を読み取った彼女は近づく
「…」パパッ
勇翔「(カチャカチャ…)プハァ…あぁ、故障して通信が出来ない状態になっているんだ」パパパッパッパッ
「…」パパッ
勇翔「呼びかけ?無線が壊れているのとそもそも呼びかけ自体聞こえなかったな…」パッパッパッ
「…」
勇翔「…とりあえず、どこか着陸できる場所は無いか?」パッパパッ
相手に着陸できる場所が無いか手信号で聞いてみる
「…」パパッ
勇翔「近くに基地が…了解、先導頼めるかな?」パパパッ、パッ
「!」グッ
どうやら先導してくれるようだ
「!」クイックイッ
勇翔「安心だな…さて、ノロノロと付いて行くか」
降下していく彼女に勇翔は付いて行くのだった…
トンネル入り口周辺
対空陣地
「…」
トンネルの入り口周りにレーダーと連動している対空砲群が空を警戒していると…
キイイイィィィィン…
「?」
何か音が聞こえ音の方を向くと…
小貝「よっ」グイッ!
「!?」
突然大きな航空機が目の前で急上昇したのだ
小貝「おーし…フラップ全開(ガコッ)…対空砲は8門か…
短SAMじゃないだけましか…降下」ガコッ
急降下し対空砲を狙って30mmを放つ
小貝「FOX3」カチッ…
キュイイイィィィィィィンン…
バアアアアアアアアアアアァァァァ!!!!!
「!!」
パァンパァンパァンパァンパァンパァンパァンパァンパァンパァン
A-10が30mmで掃射した場所はまるですべてが無に帰ったかのように
反乱軍も対空砲も全て30mmの煙の中に消えていった
小貝「…少し残したか」
「!!!」ギィ…カチッ!
A-10の掃射に免れた反乱軍は急いで57mmの対空砲に乗りA-10を狙い打つ
タァンタァンタァンタァンタァン!!!!!
小貝「(バスッ!!バスッ!!)チッ…このまま突っ込めば、さすがにやられるし…
JADMを落として、トンネルに入るしかないか」ガコッ!!
A-10の機体に57mmが所々被弾しながらも構わずにJADMを投下する
小貝「(カンッ!!バキッ!!)…JADM投下」ガチャン!!
機体が爆風で揺れても小貝は冷静にJADMを落下地点に投下する
「!!」
小貝「よし…突入」ガコッ!!
そのまま、A-10は高速でトンネルに侵入すると…
バァァァン
小貝「爆破確認…爆風でトンネルの入り口が崩れたな…」
959Kgの入った炸薬の爆風に耐えられなかったのか、トンネルの入り口が崩れる
小貝「…このまま進むしかないか」
少し広めのトンネルを高速でそのまま直進で進むと何かが見える
小貝「…なんだこりゃ?」
長いトンネルの内部に炭になっているDOLLZに撃破された戦車の残骸があった
小貝「どうなってんだ…というか、正規軍じゃねぇ奴らが何でDOLLZを?」
なぜDOLLZが反乱軍にいるのか?そこの事に思考を凝らしていると…
小貝「…出口が見えたが…何かいるな」
長いトンネルの出口が見えたがその前の何かがいた
小貝「ソ連戦車が見えるな…4両…行動不可2両に1両はボコボコもう1両は燃えてるな…フラップ全開」ガチャ…
一両劣勢なのを見て30mmで支援するためフラップを全開にすると…
小貝「ん?あれは…DOLLZ?」
炎上している戦車からDOLLZが出てきた
小貝「DOLLZが戦車を扱うのか…」
DOLLZが戦車を扱っている事に困惑しながらもトリガーに指をかける
小貝「…FOX3」
キュイイイィィィィィィンン…
バアアアアアアァァ!!!!!
パァンパァンパァンパァンパァンパァン
小貝「敵戦車2両撃破」
出来るだけ長く掃射するために低速で30mmを掃射し敵戦車2両を撃破しもう一両にも数発浴びせた
小貝「何とかうまく掃討できたな…よっ…」グイッ
そのままトンネルから脱出した小貝はA-10を急上昇させる
小貝「…やべ…結構損傷がひどいな…」
機体を水平に戻して損傷を確認すると、主翼がかなりボロボロになっていた
小貝「急いで修理をしないとな…ん?」
「…」クイックイッ
小貝「…ついて来いってか?…まぁ、この状態じゃあどうしようもできんしな…ついて行くか…」
上から現れたDOLLZが付いて来いと指示しているのか小貝はそのままDOLLZの後ろについて行くのだった…
ハイどうも素人小説書きです
今回コラボ回という事で脅威の19886文字書いてしまいした死ぬ
ちなみに、コラボの方はイエローケーキ兵器設計局様です。
https://syosetu.org/novel/293790/←こちらで見れます
評価やマイリスなど気に入ったらお願いします!
今後の作品の質をよくするためコメントなどもお待ちしてます!
それでは!
ヒロイン
-
416
-
VSK-94
-
大鳳A
-
蒼龍C
-
雷電
-
スカイレイダー