陸自はドールズフロントライン、海自は艦これとアズールレーン、空自はアッシュアームズ三つの世界でバラバラになりながらでも生き残る 作:素人小説書き
クロスオーバーなので悪しからず
それではどうぞ
戦艦三笠
司令長官室
三笠A「して、やられたな天城」パチッ…
天城A「…」バチッ!!!
演習が終わり、二人きりで話しながら将棋をしているが天城Aはキレていた
三笠A「お、珍しくキレているな」
天城A「当たり前です、こんな戦い…でたらめ過ぎます」
三笠A「まぁ、未来の技術はとんでもなく…これだけの技術格差を知識で補う事は出来ないと証明したな」パチッ…
天城A「はぁ…せっかく考えていたプランが無駄になるなんて…参謀失格ですね」パチッ…
三笠A「まぁまぁ、今回の演習でより隼人君の事も知れたんだ…無駄ではないと思うぞ…お、王手」パチッ!
天城A「…ま、そうですね…あ、王手」パチン…
三笠A「あら?まいったな…今度こそは取れたと思ったのに…」
天城A「うふふ…詰めが甘いですよ」
三笠A「うーん…まいりまS(ジリリリリリリ!!!)うん?電話か?珍しいな…ちょっと失礼」ガタッ…
いつもなら、式神などから通信が来るが、今回は珍しく電話が鳴っていた
三笠A「…(ガチャ…)私だ…ふむ………何っ?父島の連中が?……分かった…だが、こちらから2隻監視役は出させてもらうぞ…うむ」ガチャ…
天城A「指揮官様からですか?」
三笠A「うむ…どうやら、ここから数キロ先で隼人と父島所属の艦娘かKANNSENNが演習を行うと通知が来た」
天城A「……でしたら監視役はいるのですか?」
三笠A「いや、本来なら誤射や行動の制限でいらんのだが……少々嫌な予感がしてな」
天城A「……でしたら、比較的戦闘能力が高い愛宕及び高雄を向かわせましょう」
三笠Aの勘に天城Aは頭を回して即座に送る人員を選んだ
三笠A「悪くないな…式神」
式神「…」ふよふよ…
三笠A「愛宕及び高雄につないでくれ」
隼人「…おいおい…何の冗談だ?」
ブウウウゥゥゥゥゥン………
隼人「何で、コルセアと深山が飛んでんだ?」
色は白色で日の丸が見えるが明らかに零戦より一回り大きい胴体に特徴的な逆ガルに大型のエンジン……
どこからどう見てもアメリカ軍が使用していたF4Uコルセアにしか見えない
隼人「……さらに上空には、大型の…は?あれって…航空管制機???」
レーダーには、到底今の時代にはない機種である航空管制機の反応が出てくる
隼人「…相手は、いったい何者なんだ…(ピピッ!!)?…砲弾?」
ヒュウウウウウゥゥゥゥ…
隼人「…命中コースだな」バッ!!
弾道を瞬時に計算し弾着地点を確認すると、すぐに回避すると…
バシャアアアア!!!
隼人「チッ…大口径か…」
かなり距離はあるはずなのに着弾時の衝撃波と水しぶきが自身の体にかかる
隼人「…相手のロングレンジに入っているのなら…こっちも対応させてもらおう…AP装填…レーダー索敵及び砲弾発射地点予測…計算開始」カチッ…カランッ!!ガコンッ!!!
データやレーダーを元に相手の砲手を索敵を開始
「…計算完了目標地点A6.D5.336…砲撃準備完了」
計算を終えたAIがアナウンスし砲身が動く
隼人「発射」バァン!!
計算が完了したAP弾は敵目掛け一直線に向かって行く
隼人「…(大口径…それも、戦艦か巡洋艦の可能性も高い…127mmじゃあ、威力不足だな…)」
敵が大型の可能性も高いと予測する隼人、今の武装では有効打はほぼなくどうすればいいか考えていると…
隼人「…(ピピピピピピピッ!!!!!)あ?…なっ…航空機接近!?一体どこから…」
ブウウウゥゥゥゥゥン!!!
レーダーに映った敵機影の方向を見ると…
数機編隊を組んだF4Uが海面スレスレで飛んで来ていた
隼人「海面スレスレでレーダーを搔い潜った…相手はイージスを知っているのか…?」
相手はレーダーの弱点である低空を知っていた…
隼人「…何者だ?」
相手はイージスの弱点にこの時代では考えられない航空機
隼人「…」
相手は自分と同じかもしれないと今感じ取ると…
タタタタタタタタッ!!!
隼人「おっと…今は演習中だったな…集中しないとな」カチャ…
敵の機銃掃射を避けながら20式の弾を込め、敵の機体に目を向ける
隼人「…エンゲージ」
ガングート「…当たったか?」
大口径の砲塔を持つガングートは、後ろにいる白髪の土佐に着弾地点の様子を聞く
土佐「いえ、直前で避けられましたね…」
加賀と同じ弓道の服を着ている土佐は偵察機の情報を処理して確認する
セヴァストポリ「直前で?…彼は砲弾の着弾地が見えているのか?」
ガングート「かもしれん…そう考えるとロングレンジの攻撃はあまり効果が無い?」
土佐「うーん…となると、接近して直接叩いた方がいいのでしょうか?」
遠距離による砲撃が効かないともなれば、中途半端な距離で戦うよりも接近して倒そうか考えていると…
土佐「…ん?」
セヴァストポリ「? どうしたの?」
土佐「いや…なんか遠くから何かが…」
何か小さな光が高速で近づくのが見えた土佐
二人もよく見ると…
セヴァストポリ「…?!砲だ(ヒュッ)
高速で飛んでくる砲弾が横に通り過ぎて風を切る
ガングート「なッ!?(ガキィィィン!!!!ヒュルルルル…)
そして、飛んだ砲弾がガングートの肩に当たるが、貫通せず弾く
セヴァストポリ「兄さん!?」
ガングート「あぁ…大丈夫だ、問題ない…少し肩に当たっただけだ」パッパッ…
そう言いながら、肩のしわを直す
土佐「まさかピンポイントで、ガングートさんを狙うなんて…」
セヴァストポリ「相手は私たちの位置を特定しているのか?…いや、それなら今頃私たちは砲弾の雨にやられているはず…」
土佐「それが無いって事は、何か秘密があるかも?」
セヴァストポリ「かもしれない…とりあえず、急いで彼に接近しよう」
ガングート「了解…土佐、隠れろ背中は任せた」
土佐「了解!」
ガングート「突入!最大船速!」バシャ!!!
ブウウウゥゥゥゥゥン!!!
隼人「…」カチャ…
サッ…
隼人「チッ…(おかしい…一部の航空機は突っ込むと思いきや回避しやがる…)」
機銃掃射で突っ込んでくる機体もあれば、そのまま回避して上空に上がって行く機体もある
隼人「…ダミーが混じっている?」
敵の機体には武装していないものがあると予測しながらも小銃とバレットライフルで迎撃をする
ブウウウゥゥゥゥゥン!!!
隼人「これは…」カチャ…
ブウウウゥゥゥゥゥン!!!
隼人「ありの方だな!!」バァン!
カンッ!!
ブウウウゥゥゥゥゥン……
隼人「…流石にアメリカ製とは言えエンジン一発当たればなんとか行けるか…と言うか、よーく見て見たらコルセアじゃねぇな…F2Gスーパーコルセアか?」
若干違う形にコルセアより高速で動き回るF2Gに隼人は気付く
隼人「道理ですばしっこいと思ったわけだ…」
偏差撃ちがうまくできない原因を見つけた隼人…すると、タブレットから通知が届く
隼人「…(ピピッ…)……あ?なんだこれ…」
レーダーに反応があり何が来たか見て見ると…
隼人「……ミサイル接近?」
タブレットからミサイル接近の警報が鳴る
隼人「…近くに陸地はあるがそこから発射された形跡はない…上空からの攻撃?敵は空対艦ミサイルを所持している?」
相手は想像以上の攻撃兵器を所有しており、これに隼人は少し気を引き締め、武装を一部開放する
隼人「……相手を舐めたつもりではないが…これは…少し本気で行くしかないかな…VLS解放」ピッ…
ガコッ…
隼人「…目標トラックナンバー01…SM-3発射準備…!(タタタタタタタタッ!!!)チッ…邪魔だな…小型CIWS起動…叩き落せ」ウィィィィン…
ブオオオオォォォォォォォ!!!!!!!
カンッ!ボォン!!
カンカンカンカン!!!!!ボォン!!
CIWSを起動し空を飛ぶF2Gを難なく落とし脅威を排除…回避しようとしても軽々と補足され落ちていく
隼人「…発射」ピー…バシュ…ボシュウウウゥゥゥゥゥ!!!
空の脅威が無くなってきた隼人は、ミサイル迎撃を開始
隼人「…(バシュ!!)!?くっ…」バッ!!
迎撃ミサイルを見届けようとした瞬間、何か音が聞こえ避けると
バシャアアアアン!!
隼人「ミサイルか!?…いや…これは…タイニーティムか!?」
タイニーティムロケット弾対空射撃圏外からの攻撃を目標とした空対艦ロケットである
隼人「…近距離迎撃システム作動…ロケットを打ち落とせ」
ウィィィィン…ブオオオオォォォォォォォ!!!!!!!
命中率が高くないとはいえ、当たったらただでは済まない敵のロケット弾に隼人はすぐにCIWSを使い対策する
隼人「…(結構想定外な攻撃が多い…いや、そもそも相手が何を使うかが予想できん…めんどくさいな)」
個々としての脅威はそこまで高くないが、群として動くといささか厄介になるレベルの上に対策がかなりめんどくさくなる
隼人「…(何とかして旗艦を倒さなければ)」
土佐「…戦闘爆撃機隊タイニーティムロケット弾での攻撃開始しました」
セヴァストポリ「効果はあるかい?」
土佐「いえ…軽々と回避されたりしてますね…それに、高速で動くガトリングガンでしょうか?それがロケット弾を迎撃しています…」
ガングート「高速で動くガトリング?あの手回し式のやつが?」
南北戦争の時に開発されたガトリングがまさか使われているとは思わなかったガングートは驚く
土佐「偵察機の情報では…ですが、手で回している感じではなさそうで…」
ガングート「…近距離での戦闘ではかなり脅威になるな」
セヴァストポリ「うーん…」
新たな脅威にセヴァストポリとは考え込み、ふと横を見る
土佐「どうします?接近するのはやめてアウトレンジから攻撃しますか?」
ガングート「いや、ここまま行こう下手に下がれば相手に隙を突かれてしまう…それはよろしくない」
セヴァストポリ「…近接戦闘?」
ガングート「ああ、相手は砲撃や対空砲での戦闘が得意なら、近接戦には対応できないはずだ」
今までの経験か、艦娘やKANNSENNの性質を知っているガングートは隼人が近接戦闘に慣れていないと予測する
果たしてこれが吉と出るか凶と出るか…
隼人「…ふぅ」ガチャ…
敵の攻撃を全て掻い潜り対艦ミサイルと思わしき目標も迎撃も成功したおかげで、少し息を整える時間を取れた
隼人「何とか迎撃には成功したな…流石に少し疲れたな…ふぅぅ…」
疲れた隼人は息を吐きなら上を向き空を見る
隼人「…綺麗だな」
青い空の美しさに目を捕られる隼人
隼人「…(ピピッ…)…水上か」
休む暇もなくレーダーが敵を探知する今度は水上からだ
隼人「…3つ…本丸が登場か…よし、ちょいと驚かしてやろう…20式多目的弾装填」
隼人の指示にAIの自動装填装置が動く
カチャ…カランッ!ガコッガチャン!!
「多目的弾装填完了…発射準備よし」
隼人「発射」
バァン!!
一発放った後に間髪入れず指示を出す
隼人「次、AP弾3発発射後HE-VT装填」
カチャ…カランッ!ガコッガチャン!!
「AP弾装填完了…敵対象の座標設定中……完了、発射準備よし」
隼人「発射」
バァン!!バァン!!バァン!!
カランッ!ガコッガチャン!!
3連射が終わるとすぐに排莢して新しい砲弾を装填する
隼人「とりあえず様子見だな」
セヴァストポリ「目標まで、あと少しです」
ガングート「ああ……ここまで特に大した妨害もないな」
土佐「拍子抜けと言うかなんというか……」
ガングート「油断は禁物……相手はたった一つの砲弾で連合艦隊を壊滅に追い込んだ……何が起こるか分からんぞ」
セヴァストポリ「……前方から砲弾!」
ガングート「流石に撃ってくるか」
セヴァストポリの言った方向を見ると一つの砲弾が見える
ガングート「今度はなんだ?」
セヴァストポリ「榴弾かそのあたr(パン!)」
飛んでくる砲弾が榴弾だと思った瞬間、目の前で破裂する
ガングート「チッ…散弾か!!」バッ!!
セヴァストポリ「くっ…」バッ!!
土佐「わわッ!?」バッ!!
流石に散弾では掠り傷にもならないがそれでも顔を背けてしまう
パパパパパパパパパパパパパパパンッ‼‼
ガングート「くっ…」
セヴァストポリ「ッ!?これは…」
土佐「あたたたたたた!?」
小さな子爆弾が3人に襲い掛かる…が…
ガングート「…二人共大丈夫か?」
土佐「大丈夫です…ありゃ、後で謝らないと」
セヴァストポリ「こちらも問題なし……まさが、散弾ではなくクラスター弾とは…」
ガングート「予想外の攻撃とはまさにこの事だな…だが、裏を返せば奴はそこまで考えるほど慌てているのだろうな」パッパッ…
服に付いた煤を払い落としながら、相手の心情を予測するガングートだが…
次の瞬間
ヒュッ!!
ガングート「む?(バッ!ガキィィィン!!!!)」
セヴァストポリ「兄さん!」
飛んできたAP弾に気付いたガングートは冷静に手でAP弾を軽々と弾く
ガングート「油断するな次が来るぞ」
ヒュウウウウウゥゥゥゥ…
ガングート「ほら、来た(バッ!バシャアアアアン)…3発目が来るぞ土佐」
二発目を海面に叩きつけるガングート
土佐「対ショック…(ゴォン!!!)…なにか当たりました…?」
間髪入れずに3発目が土佐に向かって飛んでくるが、元弩級戦艦には効かなかったようだ
セヴァストポリ「角度からして…あの辺りか」
土佐「高射砲…しょうもないですね…ほんと」
ガングート「…高射砲にしてはとんでもない精度と連射力だな」
セヴァストポリ「……流石に、何発も来られたら面倒くさい…土佐」
土佐「はい」
セヴァストポリ「電撃戦で行くとしよう」
土佐「了解!」
隼人「……命中…効果無し…しかも速力上がってね?」
レーダーを見ると被弾した3人は速度を増して依然とこちらに近づきつつある
隼人「…接近戦になるな…着剣」スッ…カチッ…
まだ砲撃が出来る距離だが、効果が無い物を撃っても意味がない為接近戦に備え20式に銃剣を付ける
隼人「……(スッ…ガチャ)ちょっとやってみるか…」
20式を背負い外骨格に接続されているM95バレットを持つ
隼人「徹甲焼夷榴弾装填」カコッ…ガチャ…
数ミリの鉄板を貫通した後炸裂する弾薬徹甲焼夷榴弾
普通は対人に使わないが、今回は試しに1マガジン入れボルトを動かし敵に狙う
隼人「…スゥ…ハァ…」
高倍率のスコープを覗きその先に見える景色は…
セヴァストポリ「…!」
爽やかな女性だ
隼人「発射」カチッ、ドンッ!!
一発発射した弾丸は真っ直ぐ飛んで行くが…
セヴァストポリ「…」スッ…
隼人「…避けたな」
狙われている事に気付いていたのか軽々と避けられた
隼人「…もう一発」ガチャ!!
ボルトを動かし弾を装填する
隼人「…スゥ…ハァ…」
ゆっくりと呼吸し次の狙いを定める
隼人「…男勝りだな」
ガングート「…」
先ほどの女性と同じ服を着た男勝りの彼女に狙う
隼人「発射」カチッ、ドンッ!!
ガングート「…」カンッ!!
隼人「…クラスⅣアーマーですら貫通する弾薬なのに弾いてるし…やっぱり常識は通用しないかな」
避ける素振りすらせず、相手の心臓にめがけて飛んで行くが弾かれてしまう
隼人「…バレットは使えんな」スッ…ガチャ
相手の距離が縮み対物ライフルの有利は消えたので、外骨格に戻し
次に有利な20式小銃を持つ
隼人「…ん?」
自身のやれる事はやるだけやった隼人は、近接戦闘に備え相手の様子を見るとある事に気付く
隼人「あの銃…M14?」
M14
名銃M1ガーランドの発展型と言われているバトルライフル
7.62の弾丸を使用する強力な銃である…
そんな強力なM14の採用された年は1954年
戦後の銃である
隼人「あの子と同じ…戦後の銃を持った人…(どこを向いているんだ)は?」
ガングート「よそ見とは…感心しない…ナッ!」ブンッ!!!
隼人「いつの間にッ!?」バッ!!
一瞬だけ隙を外した瞬間、少し遠くにいた男勝りな敵が一瞬で目の前に近づき、そのまま回し蹴り
これに隼人は慌てて体をのけぞらせ蹴りを回避
ガングート「いい反応だ…だが体勢が悪いな…これはどうだ?」スッ…
隼人「チッ、ショアッ!!!」ブンッ!!
仰け反って体勢の悪い隼人に狙いをつけるが、これに隼人は銃にめがけ蹴りを入れる
バシッ!
ガングート「おっと…そう来るか」バッ!!
まさか銃を蹴って狙いをそらされるとは思わなかったガングートは少し後ろに下がる
隼人「…(艤装が無い?どうやって進ませているんだ?)」バッ!
下がったガングートに警戒しながら装備を見て見ると、艦娘とKANNSENN特有の艤装が見当たらなかった
隼人「…」じっ…
ガングート「何か気になる事でもあるかな、少年」
隼人「私は少年ではない」
ガングート「ほう、では名乗れ名もなき少年」
隼人「いちいち癪に触る奴だ…隼人…渡邉隼人大尉」
少し思うところがある隼人だが、何とか抑えながら名前を教える
ガングート「隼人か…覚えたぞ」
隼人「そりゃどうも…ちなみにあんたの名前は?見た感じ…日本人じゃあなさそうだが?」
ガングート「勘が良いな、君の言う通り私は日本人ではない…ガングート…元ソビエトロシア人だ」
隼人「…ソビエトねぇ」
ソビエトと聞いて隼人は少し嫌な顔をする
ガングート「おや…もしかして、赤には何か思い入れが?」
隼人「訳アリと言う奴さ…まぁ、あまりいい事ではないぞ…おい」
ガングート「ん?」
隼人「後ろにいる奴の名前はなんて言うんだ?」
セヴァストポリ「あら」
後ろの殺意に気付いたのか銃を構えている女性の事をガングートから聞く
ガングート「銃を降ろせ、セヴァストポリ…よく気付いたな」
隼人「殺気が駄々洩れでな…嫌でも気づく」
セヴァストポリ「…」
隼人「後ろには敏感なんでな悪いな嬢ちゃん」
セヴァストポリ「…ガングートの妹のセヴァストポリです」
隼人「…セヴァストポリ今度は4番艦か」
セヴァストポリ「知っているんですね」
隼人「まぁ、知識は少しな…そうだ、一つ聞いていいか?」
セヴァストポリ「なんでしょう?」
隼人「お前ら…そのM14どこで手に入れた?」
二人の細い腕に見合わない大型ライフル
その出所を隼人は聞く
セヴァストポリ「拾った、無人島でな…対艦用に手を加えたのは私だが」
隼人「ほーん…稀に、現役のネイビーシールズやデルタフォースが使っている所を見ていてな…少し気になった」
セヴァストポリ「ネイビーシールズ…デルタフォース?」
隼人「まぁなんだ、アメリカの特殊部隊と覚えてくれ」
セヴァストポリ「アメリカ…」
隼人「まぁ、なんだ、その銃は少し先の時代の武器だったんで気になっただけ以上終わり」
ガングート「そうか…君の銃も気になるな」
隼人「これか」
彼女の視線の先には20式が入っていた
特殊なフレームにボックスマガジンとフォアグリップにチークパット等、
どう見ても今の時代に存在する武器ではなかった
隼人「…まぁ、未来の武器だし気になるわな」
セヴァストポリ「未来?」
隼人「おっと、それ以上は言えないね」ウィィン!!!
セヴァストポリ「えっ!?」
突然砲塔が180度回りセヴァストポリに照準を合わせる
隼人「こいつは360度回転可能な砲塔でな…後ろにいる奴もちょちょいのちょいと回せる」
ガングート「…だが、その小さい砲で私達を倒せるとでも?」
隼人「ハッ!まさか…これは目くらましだよ」
バァン!!
セヴァストポリに向かって行った砲弾が近くに迫ったその瞬間
ボンッ!‼
セヴァストポリ「くっ…VT信管か!?」
目の前に炸裂し破片と黒煙がセヴァストポリに襲い掛かる
隼人「フッ…」カチャ…
ガングート「む」
パパパァン!!!
砲撃と同時に間髪入れず3発ガングートに打ち込むが…
ガングート「旧式艦とはいえ舐められたものだな」
隼人「ダメか」
やはり銃弾が効かなかった
ガングート「…終わりかい?」スッ…
隼人「チッ…」バッ!!
M14を構えるガングートに隼人は接近し狙われない様に近づく
隼人「セイッ!!」バッ!
回し蹴りで、ガングートの胴体を狙う
ドゴッ!!
ガングート「うんうん、いい蹴りだ」
が、びくともしない
隼人「余裕あるもんだなッ!!」シュバッ!!
そのまま勢いで銃剣で刺突する
ガングート「真っ直ぐだねぇ、大尉」サッ…ガッ!!
銃剣の刺突にガングートは最低限の避け、銃剣を掴む
隼人「むっ…それは困るな」ウィン!!
ガングート「おっと…それもうg(ブオオオオオオオオォォォォォォ)」
隼人のCIWSがガングートを捉え近距離で20mmをばら撒く
隼人「……冗談だろ?」
ガングート「逃げ場なんてあると思ったのかい?」
近距離で20mmを食らっても、傷一つもついておらず余裕の表情をしていた
ガングート「それより後ろを見たほうがいいぞ?」
隼人「あ?」チラッ…
セヴァストポリ「よっ……」ガチャン!!
ガングートの言葉に隼人が振り向くと大型の投擲機のようなものが向けられている
隼人「何だそれ」
セヴァストポリ「爆雷……大丈夫、少しアフロヘアーになるだけだよ!」ボンッ!!
隼人「冗談だろ…くそっ…」バッ!
どう見てもやばい武器に隼人は外骨格の一部を盾にして爆発に備える
ガンッ!!ボオオン‼‼‼
隼人「グゥッ!?」
大型のかんしゃくだまの様な物が隼人の外骨格にぶつかり鈍い音が出た瞬間、爆発し爆風と衝撃波二つが隼人に襲い掛かる
隼人「くっ…シンプルだが、一番衝撃力がある兵器だな…」スッ…
セヴァストポリ「驚いた…まさか、そんな薄い装甲で防げるとは…」
隼人「ハッ…相変わらず癪の触る野郎だこと…簡単には白旗上げられないぞ」
爆発跡が付いた外骨格に隼人は少し眉をひそめるが、まだ余裕があるので軽口をたたく
ガングート「ハッハッハッ!!面白い!面白いぞ隼人君!!ここまで肝が据わった人なんて見たことないぞ!!」
隼人「…あんた爆雷もろに食らったのに余裕だな…戦艦だからか?えぇ?」
ガングート「まあ、そんなもんだな!…さて、もうそろそろ決着を付けないとな」
隼人「チッ…3対1でどう勝てばいいんだって…」バッ!!
3対1
隼人がそう言った瞬間ある違和感に気付く
もう一人はどこに行った?
索敵は怠らない隼人が強敵を前にして索敵をおろそかにしてしまったのだ
隼人「……」
その結果…
ブウウウゥゥゥゥゥン!!!
ブウウウゥゥゥゥゥン!!!
ブウウウゥゥゥゥゥン!!!
隼人「あぁ…やばいな」
タイニーティムロケット弾を積んだ戦闘機
小型の対地ロケット弾を積んだ攻撃機
誘導対艦ミサイルを積んだ爆撃機
その群れが隼人の向かって飛んで来ていた
土佐「チェックメイトです未知のお方」
隼人「…もう一人は空母…それも大型のか」
ガングート「当たってはいるが外れているな...どうする?白旗でもあげるかい?」
隼人「…まだ負けを認めるには少し早いぞガングート」
ガングート「ほう」
隼人「HE-VT装填…目標敵航空機…」カランッ!ガコッガチャン!!
セヴァストポリ「させないよ」バッ!
航空機に狙いを定める隼人にセヴァストポリは接近して止めにかかる
隼人「流石にただでやらせてはくれんか!」
セヴァストポリ「フッ!」バッ!!
隼人「おっと」サッ…
セヴァストポリ「セイッ!」グルン…ブオッ!!
隼人「うおっ!?かかと落としなのに風を切るとかヤバッ!?」バッ!!
右ストレートからの大ぶりのかかと落としを難なく避ける
セヴァストポリ「すばしっこいですね」
隼人「格闘は基本しないもんでね」
ガングート「しなかった割にはかなり腰が入っているような感じだったがな」ブンッ!
隼人「そりゃどうも」サッ…グッ
後ろにいたガングートの蹴りにも難なく避け、そのままガングートの足を掴む
隼人「少し飛ぶぞ」ギギギッ…
外骨格の人工筋肉が膨らみ軋む音が出てくる
ガングート「む?どうゆうことk(ブンッ‼‼‼‼)あら?」
隼人の言葉を理解しようとした瞬間、いつの間にか宙に浮いていた
セヴァストポリ「え」
隼人「しばらく倒れてろ!!!!」ヒュッ!!
バッシャアアアアアアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!!
力強く思いっきりガングートを海面に叩きつけるとまるで噴水のように海水が飛び散る
ザァー…
ガングート「…」
セヴァストポリ「うひゃー…なんて馬鹿力なんだ…水が…」
隼人「…余裕だな」
気絶をしているガングートに慌てる所か隼人のパワーの方に驚くセヴァストポリ
セヴァストポリ「ははは…空戦と比べたら緊張なんて…ねぇ?」
隼人「…お前、俺の弟と気が合うかもな」
セヴァストポリ「ぜひとも、お会いしてみたいですね」
隼人「…」カチャ…
只者ではない事を肌で感じた隼人は、20式を構えると…
ガングート「ん…いつぶりかな…気絶するなんて…」ムクッ…
隼人「冗談だろ」
高速かつフルパワーで顔面を海面に叩き付けたはずなのに経った数秒で難なく起き上がるガングートに隼人は驚愕してしまう
ガングート「うーん…中々のパワーだね…老体に応えるよ」
隼人「…」カチャ…
化け物じみているガングートに銃口を向ける
ガングート「まだ戦うかい?」
隼人「負けはあまり味わいたくないものでね」
ガングート「そうか、安心してくれ…もう戦闘はしなくて良いんだ…いたた…」
隼人「あ?」
腰に手を当てるガングートの言葉に隼人は困惑していると
ガングート「土佐、セヴァストポリ、戦闘終了…性能試験は終わりだ」
セヴァストポリ「了解」
土佐「えぇ!?せっかくいいタイミングで全艦載機出したのにー…」
隼人「性能試験…」
戦闘終了の言葉と性能試験という名目…
隼人「勝負すらなっていないってか…ハッ…一杯食わされたな」スッ…
ガングートの言葉に理解した隼人は力が抜けて銃を降ろす
ガングート「データは十分に取れた…演習終了の合図頼む(了解)…ブイも置いておこう」スッ…ポイッ…
セヴァストポリがフレアを飛ばすと、
ガングートの懐から小さなソノブイの様な物を目の前に投げ捨てる
隼人「…地形データを取るつもりなのか?」
ガングート「…そんな感じさ…にしても、その艤装…一体どんな構造しているんだい?」
隼人「?」
ガングート「私を振り回すほどのパワー…普通の人だったら持ち上がる事すらできないのに」
隼人「まぁ、確かに重たかったがそれくらいこの外骨格なら余裕さ」
ガングート「ふーん…それも少し調べてみたいが…お迎えが来たみたいだな」チラッ…
隼人「お迎え…」
ガングートの向いた方向に顔を向けると…
愛宕A「隼人くーん!!」
隼人「愛宕さん…高雄さんもいる」
高雄A「フレアを確認したが…大丈夫なのか?艤装が焦げているぞ…」
隼人「え?…うわっ!?SPYレーダーが焦げてる!?」
とっさの事であまり確認していなかったが、爆雷を防いだ装甲を見て見ると威力が強すぎたのかススが接続しているSPYレーダーの方までかかっていた
隼人「うーん…これは少しめんどくさいな…」
レーダー等電子系統はかなり脆い物であり壊れてしまえば、簡単には直せず下手をすれば交換しないといけなくなる物だ
隼人「…(…お、配線が少しずれただけか…ならなんとか行けそうだな)」
今回はどうやら配線が少しだけずれただけで、簡単な整備で出来るほどだった
セヴァストポリ「SPYレーダー…面白い物を持っているね君」
隼人「そうか?特に便利な物としか思わないがな」
セヴァストポリ「…本当に君は面白いね」
隼人「?」
軽空母 鳳翔
鳳翔A「提督…監視についていた愛宕と高雄が副提督を回収しました」
剣子「了解…隼人君を空母雲龍の方に収容…私達も雲龍の格納庫に集合するわよ」
夏姫「…反省会ですか?」
剣子「そんな感じね、まあ、今回は私は指揮していないから指摘とか補助とかするぐらいだけどね…なっちゃんも来る?」
夏姫「いいえ…止めておきます」
剣子「そ…じゃあ、ここでお別れね…色々と話せてよかったわ」
夏姫「私もです…剣子教官」
剣子「うん…鳳翔、行くわよ」バサッ!コツコツコツ…
鳳翔A「はい」
将校のコートを肩に掛け、そのまま雲龍の元に移動する為の小型ボートに向かう
はい
どうも素人小説書きです
お久しぶりでごぜーます
ちまちま書いていたらGWに突入してました
今回もコラボ回になります
次回も出来るだけ早く書きます
コメントやお気に入り等、小説の質の向上の為ご協力お願いします
兵器解説
-
アリ
-
ナシ