陸自はドールズフロントライン、海自は艦これとアズールレーン、空自はアッシュアームズ三つの世界でバラバラになりながらでも生き残る   作:素人小説書き

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注意

この小説は、シリアスとギャグが少し入っています。
それがいやな方は、上にある矢印ボタンでブラウザバックを推奨します。
それでも、大丈夫な方はご覧ください。

※この世界はアズールレーンと艦これが入っているため人物が分かりやすいようにアズールレーンはA 艦これはCと表記します。


1-2 艦娘とKAN-SENの初めての出会い

呉鎮守府

 

赤城A「指揮官様ーーー!!どこにいらっしゃいますの!!」

 

赤城C「提督ーーー!!どこですかーーー!!」

 

同じ格好をした女性赤城二人が、剣子を探していた。

 

長門C「おーい!!赤城達!!ここに提督はいたか?」

 

そこに、長門が二人に剣子を見つけたか聞く。

 

赤城A・C「...」

 

2人は沈黙する。

 

長門C「そうか...すまないが二人は出撃の準備をしてくれ」

 

長門は、二人に出撃準備をするよう促す。

 

赤城A「なっ...なぜですか!?指揮官様はまだ見つかってないのに!!」

 

キツネの尻尾と耳をした赤城が、長門に怒鳴る。

 

長門C「すまない...だが、今緊急で敵艦隊に対応している味方の艦隊が制空劣勢の状態になっているとの報告を受けたんだ...」

 

長門が、説明すると赤城Cが驚きながらも聞く。

 

赤城C「何ですって...他の鎮守府に増援要請は?」

 

長門C「ああ、他の鎮守府にもしたがどうやら他の鎮守府も同じような状態で、今は鎮守府の防衛と防空に手一杯らしい」

 

赤城A「...それで、何故私達なのですか?瑞鶴と翔鶴の4人を向かわせた方がいいのでは?彼女たちの装備ならこの状況を解決できると思うのですが...」

 

赤城の疑問を長門は答える。

 

長門C「それが...さっきの大規模空襲で装備を保管していた倉庫と停泊していた船が狙われて装備と船がほとんどが被害にあってしまったんだ...それで、唯一修理をしていた二人の装備だけ無事なんだ、だから二人には申し訳ないが出撃してもらいたいんだ」

 

長門は、申し訳なさそうに言う。

 

赤城A「...わかりました、すぐに仲間のもとに向かいますわ」

 

赤城C「私も向かいます」

 

長門C「頼んだぞ二人とも、提督の捜索は私達に任せ{おーい!!}ん?」

 

何処から、声が聞こえる。

 

赤城A「あら?男の声?」

 

赤城C「でも、どこから?」

 

三人は、周りを見渡す。

 

赤城A「...あっ!指揮官さブファ!!??」バタッ...

 

赤城Aが何か見た瞬間、急に鼻血を出して倒れる。

 

赤城C「ええ!?どうしたのですか赤城姉さん!?」

 

赤城Cが、倒れた赤城Aに近づく。

 

赤城A「男の...胸...最高...」

 

赤城C「いや何言ってるんですか!ここの鎮守府に男なんていないじゃないですか!」

 

赤城が突っ込むそこに。

 

剣子「お~い、長門ー!赤城ー!」

 

そこに、隼人に抱っこされている剣子が三人を呼ぶ。

 

赤城C「!! 提督!無事だっ...は?」

 

長門C「...」

 

2人は、抱かれている剣子を見て固まる。

 

剣子「あ、あはは...い、生きてるよ~」

 

剣子は苦笑いで、赤城達に手を振る。

 

長門C「...提督」

 

剣子「え!?な、なに?長門?」

 

剣子が震えて返事する。

 

長門C「...今は、緊急事態に付き事情は聞きませんが...」

 

剣子「しませんが?...」

 

長門C「この騒ぎが終わった後で、じっくりと何があったか聞かせてもらいますね?」ニコッ...

 

長門Cが笑顔で言う。

 

剣子「ヒエッ...許して...」ガクガク...

 

剣子は、震える。

 

長門C「...とりあえず、そこのあなた」

 

長門Cは、私に視線を向ける。

 

隼人「...はい」

 

長門C「何者か知りませんが、提督を見つけてくださってありがとうございます」

 

長門Cは、礼を言う。

 

隼人「いえいえ、兵士ならば人を救うことは当然ですよ」

 

長門C「兵士...男性なのによく兵士なれましたね普通は私達女性が兵士になるのに」

 

隼人「...そうですね」

 

私は、彼女たちの反応や会話を聞いてこの世界が少しおかしいことに少し気づいた。

 

どうやら、この世界は何故か知らんが貞操逆転しているらしい。

 

つまり、簡単に言うと...あべこべの世界になったかな?そんな感じかもしれない。

 

とりあえず、私は彼女たちの会話に出来るだけ合わせることにした面倒ごとを避けるために。

 

隼人「...とりあえず、彼女をどうすればいいですか?」

 

私は、今どうすればいいか長門Cに聞く。

 

長門C「そうだな...とりあえず提督は私達が何とかするよ」

 

隼人「分かりました」スッ...

 

私は、長門Cに近づいて剣子を預ける。

 

すると。

 

パサァ...

 

隼人「あっ、包帯取れた」

 

元々ゆるゆるな包帯が落ちる。

 

赤城C「ブッ!?(は?この人の胸デカすぎひん?あっ、やばい鼻血出そう...)」バッ!

 

赤城Cは、手で鼻を抑える。

 

剣子「...(うわぁ...エロすぎるよぉ...)」

 

長門C「一つ伺いたいのですが...何故服を着てないのですか?」

 

隼人「気づいたら、この格好でした」

 

長門C「...まさか」チラッ...

 

長門Cは、提督の顔を見る。

 

剣子「...」ガタガタガタ...

 

剣子は、目線を背けながらも震えていた。

 

長門C「...はぁ、とりあえず今この場所は危険ですのであなたは開発部門のある所に向かってください、後これを」スッ...

 

長門Cは、コートを私に渡す。

 

隼人「ありがとうございます」バサァ...

 

私は、貰ったコートを肩にかける。

 

長門C「とりあえず、私達はこれで失礼する、おい!赤城!」ゲシッ!

 

長門Cは、鼻血を出しながら嬉しそうにしている赤城Aを叩き起こす。

 

ゴンッ!!

 

赤城A「あた!?」

 

赤城Aは目を覚ます。

 

赤城A「あれ!?私の周りにいた男達は!?どこ!?」

 

赤城Aは周りを見渡す。

 

赤城C「そんなのどこにもいませんよ」

 

赤城Cは、現実を叩きつける。

 

長門C「とりあえず二人は急いで出撃準備をしてくれ、私は提督を安全なところに連れて行く、後の指示は大淀と天城が指示する」

 

赤城A「分かりましたわ」

 

赤城C「了解しました、それでは!」

 

2人の赤城はそのまま出撃準備をするためどこかに向かった。

 

長門C「...それでは、提督私達も」

 

剣子「うん」

 

そして、長門Cと剣子はそのまま鎮守府の地下に向かうのだった。

 

 




はい。
今回は、隼人が初めてアズールレーンと艦これの赤城と出会う話でした。
次回は、防空戦です。

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