【静寂】の再来と呼ばれた少女   作:山吹色ノ大妖精

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現在、アンケートでアルドにヒロインは必要なのかをやっていますが、理由としては、少し後の予定を話すと『アルフィアはアルドにはベル達の他にも支える人が必要だと考えてリヴェリアに託す』と言う内容を考えていますがそれでもダメの場合には他の案を考えます。


豊穣の女主人3

「何してるのベル〜!?」

 

アイズさんに撫でられていると姉さんが突然叫んできて僕に抱きついてきた!

 

「ね、姉さん!?」

「どうしてそんなホイホイと私以外の女の人のところに行くのよぉ!」

 

姉さんは僕に抱きつきながら嘆く。店の中にいる人達はぽかんとして僕達を見ている。

 

「あぁ・・・大きくなっても、姉バカなのは変わらないかぁ」

 

お父さんは遠い目をしながら言う。その言葉を聞いた人達は姉さんはどんな人なのかを察したようだ。

 

「アイズ・ヴァレンシュタインさん」

「な、何・・・?」

 

そんな中、姉さんがアイズさんに威圧しながら話しかける。アイズさんは少し気圧されながらも返事をしたら、姉さんはこう言った。

 

「ベルは絶対に渡さないから!」

「え、えぇ・・・?」

 

姉さんの宣戦布告にも聞こえるような宣言に困惑するアイズさん。そんな姉さんに見かねたのかお父さんがこっちにきて姉さんの頭を()()()掴んで

 

「落ち着けシェイネ」

「アババババばばば!?」

 

お父さんのアイアンクローが発動した。姉さんは激痛に悲鳴を上げて気絶した。正直このシチュエーションは幼い頃に何回もあったので慣れているが、ロキ・ファミリアさんたちは顔を引き攣らせている。

 

「ベル」

「ん、何?」

「もうすぐ怪物祭(モンスター・フィリア)というお祭りがあるんだ」

「怪物祭?」

 

父さんは近々怪物祭(モンスター・フィリア)というお祭りが開催するということを教えてくれた。怪物祭はガネーシャ・ファミリアがモンスターを調教(テイム)するところを見世物にしているお祭りで規模も大きいらしい。

 

「折角だから家族皆んなで祭を楽しまないか?」

「え!?いいの!?」

「あぁ、ロキ、構わないだろう?」

「ええよ!久しぶりに会ったんやから家族水入らずで楽しんどきや!」

「ありがとう」

「ありがとうございます!ロキ様!」

 

ロキ様からも許しをもらえたので僕はロキ様に感謝した。

 

「構わんで〜、それでベルたん、ちょっと良い?」

「え?はい」

「それでは失礼・・・」

 

ロキ様はそう言いながら僕の頭に手を置いて撫で始めた。

 

「おぉ・・・これは・・・」

「んっ・・・ロキ様?」

「もふもふで癖になるなコレ!」

「そ、そうですか・・・ひゃっ!?」

 

ロキ様は僕の頭を数秒撫でると何故か高評価をもらった。そして今度は抱きしめてきた!?

 

「それに体が小柄やし、最高級の天然抱き枕やでぇ」

「あ、あのっ、ロキ様・・・?」

「あぁ・・・ホントに惜しいことをしたなぁ、もしウチの子になってたら毎晩抱きしめていたのになぁ・・・」

「え、えぇ?」

「ロキ、それ以上ベルに触るのはやめろ。シェイネがまた暴走する」

「あぁ・・・惜しいわぁ・・・」

「それとロキ、時間的にもう遅いからベル達をホームまで送る」

 

ロキ様は名残惜しそうに僕を離した。僕が自由の身になるとお父さんは姉さんをおぶりながらロキ様にそう言う。

 

「そうか、ならまたな、ベルたん」

「は、はい!今日はありがとうございました!シルさん、これお会計です」

 

お別れの挨拶をした後は忘れずにシルさんにお会計を済ませて『豊穣の女主人』を出た。

 

 

 

 

「・・・うーん」

「お、起きたか」

「・・・お父様?」

 

ゆらゆらとした感覚がしながら目を覚ました私はお父様におぶられていることに気づいた。側にはベルもいる。

 

「・・・歩きます。降ろしてください」

「はいはい」

 

すぐさま背中から降りた私は自分を中心にベルとお父様の手を繋いだ。ベルの手はやっぱり柔らかくて、久しぶりのお父様の手はゴツゴツしている。

 

「お父さん」

 

歩いているとふとベルが言葉を零す。

 

「どうした?」

 

そんなベルにお父様は返事をする。

 

「僕、強くなりたい。あの時はお父さんにびっくりしてて忘れてたけど、やっぱり悔しい」

「ベートのことか?」

「うん。けど一番嫌だったのは何もせずに期待していた僕だから」

「・・・そうか、なれるさ、お前なら・・・いや、お前達なら」

 

そうだ。私達は【静寂】のアルフィアの子供なのだから。

 

そうしてやっと私達のホームに着いた。ホームに着くとお父様は少し驚いた顔をしながらも笑った。そうしてる間にベルはホームの扉を開けた。

 

 

「ただいまです。神様」

「ただいま戻りました」

「失礼する」

「お、おかえり・・・ってアルド!?」

 

ホームに入るとヘスティア様に迎えられて、お父様に気づいたヘスティア様は驚いていた。

 

「初めましてだな神ヘスティア、知っているかもしれないが俺はアルド、二人の父親だ」

「ッ・・・そうかい、二人をここに送り届けてくれてありがとう」

「構わない。こちらこそ二人を迎え入れてくれて感謝する」

 

そうして二人が少しだけ言葉を交わすとお父様はこちらに向いた。

 

「ベル、シェイネ、明日は俺のホーム・・・『黄昏の館』に来い」

「「お父さん(様)?」」

「強くなりたいんだろう?なら、お父さんが鍛えてやる」

「え?良いの?」

「それくらいなら許してもらえるさ。もしダメだったらダンジョンでやろう」

「わかったよ、お父さん」

「よし!それじゃあ神ヘスティア、二人のことをこれからもよろしく頼みます」

「任せてくれ!何たってボクは二人の()なんだから!」

 

ヘスティア様の言葉に満足したお父様はホームを後にした。

 




アンケートを二つにします。一つ目はアルド(お父さん)にヒロインはいるのか、二つ目はシェイネの武器は何にするかです。一つ目は前回の方にあるのでよろしくお願いします。

文字数はこれでいい?

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