仮面ライダー龍騎‐アナザーワールド   作:ガジャルグ

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遅くなりました


第二章 陽気な茶色の闘士

ここは新潟県に存在する町‐水鏡市(みかがみし)、その水鏡市の街中を青い制服姿で学生鞄を持った赤坂真治は歩いていた、その真治の後ろから少々褐色肌気味の青年が走ってきた、その青年も真治と同じ制服姿で鞄を持っていた。

 

「ヘイ、真治おはよう!」

 

「あ、おはよう波風君」

 

真治は後ろから来たその青年‐波風海人(なみかぜかいと)と挨拶を交わす。

 

「昨日はお疲れだったみたいだね~」

 

「うん、遅かったからちょっとね」

 

この二人はそんな話をしながら学校に向かった。

 

同時刻街中の薄暗い路地裏

 

「はぁはぁはぁっ・・・っ!」

OL風の女性が息を切らしながら走っていた、まるで何かに追われているような様子で・・・・女性は数分走った後、振り切ったと思い路地裏の壁にもたれかかりながら座り込む。

しかし

 

キィィィン・・・キィィィン・・・キィィィン

 

その女性の周りから不思議な音が鳴り響く、女性はその音を聞いた途端顔が恐怖で歪み始める。

 

「いやぁ・・・いやぁ」

 

そして、付近に転がっていた鏡の破片から蜘蛛の糸のような物が飛び出し、女性の首を絡めとる。

 

「う・・・ぐぅ・・・誰か・・・助け・・・」

 

女性は助けを求めるが徐々に鏡の破片に引きずり込まれ完全に鏡の中に引き込まれてしまった、人気が無くなった路地裏は不気味なほど静かだった。

 

一方、某所地下施設‐R日本支部では

 

「支部長、B地区に微弱ですがミラーモンスターの反応を感知しました!」

 

「B地区反応消失、支部長対応はどうします?」

 

「至急、彼らに連絡を、随時警戒を頼む」

 

『了解!』

 

 

 

そして、時間は進み昼の時間帯、場所は水鏡第一高校1年2組教室

 

「真治君―!」

 

真治は自分の席で弁当箱を広げようとしていると、黒髪ショートカットの少女‐立川響が声をかけてきた。

響は弁当箱を持っているので、如何やら真治と一緒に昼食を食べたいようだった。

 

「一緒にお弁当食べよう?」

 

「えっと・・・立川さん?いつも一緒の可香谷さんはどうしたの?」

 

「今日は真治君と食べたいなーって思って美奈には断ってきたの」

 

真治は困っていた、日本支部からミラーモンスターを警戒するよう今朝連絡を受け、直ぐに教室を抜け出せ警戒できるように一人で昼食を済ませようとしていたからだ。

すると、そんな様子を見ていた海人は真治に近づき小声で会話を交わす。

 

「真治、ミラーモンスターの警戒は俺に任せて立川さんとご飯食べなよ?」

 

「波風君だけで大丈夫なの?」

 

「大丈夫、真治は昨日の戦いの疲れまだあるだろうし、それに変に断ると彼女が傷ついちゃうでしょ?」

 

「・・・ありがとう、波風君じゃあお願いね」

 

真治は海人の提案に同意した、会話を終え海人は真治から離れ教室から出て行った。

 

「海人君と何話してたの?」

 

「うん、ちょっとね?」

 

真治は聞いてきた響にそう返す。

 

 

 

数分後、ミラーモンスターを警戒し海人は校内を歩き回っていた、すると

キィィィン・・・キィィィン・・・キィィィン・・・キィィィン

不思議な音が鳴り響き、それと同時に海人のスマートフォンの着信音も鳴る。

「はいは~い、もしもし」

 

〈もしもし海人君!?気を付けて、ミラーモンスターの反応が近くに出たよ!〉

 

「こっちでも確認したよ、ミラーワールドに入る許可ちょうだい」

 

〈ちょっと待ってね・・・承認OK!いつでも突入大丈夫だよ、じゃあ頑張ってね!〉

 

そして会話が終わり通話を切るとスマートフォンを閉じ、海人は人気のない場所に移動した。

そして、人気のない無人教室に入ると懐からカードデッキを取り出し付近のガラスにかざした、すると海人の腰に銀色のベルト‐Vバックルが装着された。

 

「変、身!」

 

軽く左右にステップを踏みながら海人はカードデッキをVバックルに差し入れる、すると何体もの虚像がオーバーラップしながら海人に重なった。

海人の姿は茶色のアーマーに黒いスーツが特徴の戦士‐仮面ライダーインペラーに変わりガラスの中に飛び込み、ミラーワールドに突入した。

 

 

 

 

 

ミラーワールド内

 

インペラーは目標であるミラーモンスターを探そうとするが

 

「そっちから来てくれるなんて、好都合だね~」

 

「シュウゥゥゥゥゥッ」

 

探すまでもなく、緑色の蜘蛛のようなミラーモンスター‐ソロスパイダーがインペラーの気配を察知し現れた。

 

「シャァァァァァッ!」

 

ソロスパイダーは両腕に生えている爪を振り上げながらインペラーに向かっていき、攻撃を仕掛けた。

しかし、インペラーはステップを踏みリズムに乗るようにソロスパイダーの攻撃を次々と回避した。

 

「そんな攻撃、俺には当たらないよ?」

 

インペラーは攻撃を回避しながらそう言い、カウンターパンチをソロスパイダーの胸に叩き込む。

そのカウンターにソロスパイダーは怯んだ隙をインペラーは見逃さなかった。

 

「ギィ?!」

 

「イヤァッ!」

 

インペラーは連続で攻撃を仕掛けた、パンチとキックによるリズミカルな攻撃をソロスパイダーは読めず攻撃を受けた。

しかしソロスパイダーは距離をとり、口から糸を出しインペラーの首に巻き付ける。

 

「ぐっ・・・やるねぇ」

 

「シュウゥゥゥゥゥ・・・」

 

首に巻き付いた糸によって苦しむインペラーはカードデッキからカードを引き抜き、右足の膝を曲げながら右足の脛と膝に装着されているレイヨウの頭部を模した召喚機‐ガゼルバイザーに装填し膝を伸ばす。

 

《ガードベント》

 

無機質な音声が鳴り響き、インペラーの両腕と両脚に黒色の装甲‐ガゼルアーマーが装着された。

そしてインペラーは首に巻き付いている糸を両手で掴むとそのまま引き千切る、自由に動けるようになったインペラーはソロスパイダーに向かっていき攻撃を再開した。

 

「ヘイヘイヘーイ!」

 

「ギギギ・・・・」

 

インペラーは連続でパンチとキックをソロスパイダーに浴びせる、ソロスパイダーはインペラーの攻撃に対処しきれず徐々にグロッキー状態になる。

 

「さて、そろそろフィニッシュかな?」

 

インペラーはソロスパイダーから距離を取りカードデッキからレイヨウのような紋章が描かれているアドベントカードを抜き取りガゼルバイザーに装填する。

 

《ファイナルベント》

 

無機質な音声が鳴り響くと先日龍騎が戦ったメガゼールに似たミラーモンスター‐ギガゼールが三体現れ、ソロスパイダーに向かっていく。

三体のギガゼールは両腕に備わっている高周波カッター‐ガゼルカッターでソロスパイダーを切り付ける、その後インペラーが向かっていき

 

「イヤッハァ!」

 

パンチによる連打を放ち、その後深く屈みソロスパイダーを強烈なアッパーカットで打ち上げる、ファイナルベント-ドライブビートが決まった。

数メートル高く打ち上げられたソロスパイダーはそのまま地面に落下、爆発四散、インペラーはその爆発を背に勝利を掴んだ。

 

 

 

 

 





終わりが少し雑でしたかね?ではまた次回
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