「まずね、アンタの見た目が気に食わなかったのよ!なのその癖っ毛!女の子ならもう少しちゃんとしなさいよ!」
(あ、けどお洋服は可愛いけど。あれもあのお店で買ったのかしら?)
レンに突然噛み付かれ、腹が立つラッカ。そして思ったことをそのまま言い返した
「別にいいでしょ!こういう体質なんだから!てかあなたこそなによ!そのド派手な服と、ド派手な髪の毛の色!ここは灰羽連盟の世界観でグリの街なのに、なんでそんなピンク色の服と髪してるの?」
そう、レンの髪の色と服の色は真っピンクだった。羽の色は灰色だったが、レンのキャラであれば、いずれ羽の色までピンクになってしまいそうな勢いだった
「な、何ですって!別にあたしがどんな服や髪の色だっていいじゃない!アンタこそそんなくしゃくしゃな頭でさぞかし男の子にモテないでしょーね!」
(そりゃアンタでしょ)
ラッカとミドリの心の声がリンクした。クウとカナは男だと認識していたが、レキを女だと認識しながら言い寄るってほんと誰でもいいんだなと思っていた
「ラッカー、ずいぶんと帰るの遅いけど平気ー?あたしパン屋に寄るついでにちょっとみにきちゃったー。って何してるの??」
ヒカリがラッカの帰りが遅いからつい様子を見に来た。って、こないだ来た子と何やら揉み合っている
「もーラッカ!ブーツの支払いしてくるって言ったっきりなかなか帰ってこないと思ったらこんなところで何してるの?って、その子この前の?」
ヒカリがラッカとレンの間に割って入る。後ろにはミドリがいて、やれやれという顔でみていた
(え?あれ?この子カワイイ♡そうそう、女の子はこーやってスカートで眼鏡っ子でもっとカワイくなきゃ。えーとあそこにこんなカワイイ子いたんだ)
「あーどうもはじめまして。こないだ会いましたよね。廃工場の、レンっていいます。おねーさんかわいーですね。ほら、アンタもこの子くらい可愛く頑張らなきゃ」
え?何突然?この子?私のこと可愛いって。しかしそう言われてヒカリは満更でもない気分になっていた
「えー、どうもありがとう。やっぱりそう思う?ウフフ。こないだカナを男の子と間違えた子だよね?あなたもその服と髪の色とっても素敵よ」
ヒカリはいきなり褒められたのでレンの好感度が上がってしまった。ラッカはいきなり横槍をいれられたかと思えば、ヒカリがレンに好意的なのでなんとも複雑な気分になってしまった
そうするとレンは今度はラッカをじーっと見つめてこう言った
「あら?よくみるとアンタも結構可愛いじゃない?ちゃんとおしゃれすればきっとあの子と並んでも恥ずかしくないくらい可愛くなれるよ。一緒にカワイイこ目指そ」
「あらーお目が高い!そうよね!ラッカも結構可愛いよね!いやいやレンちゃんこそ今よりもっと可愛くなれるよ」
ヒカリがレンに近寄り急に仲良くなった。そして二人は女子高生ノリでキャッキャと打ち解けあい、ラッカとミドリは呆然としてその二人のやりとりをみていた
「そうだ!ねえ、あたし今まだ仕事決まってないんだけど、四人でアイドルグループ結成しない!?ミドリさんもすごく可愛いでしょ!灰羽発のアイドルグループなんてきっといい仕事になるよ!それで、レンちゃんはグリの街一番のスターになって、たくさんの男の子からモテモテに♡」
レンの突拍子もないアイデアに軽く引くラッカとミドリ。しかし何故かヒカリはノリノリ
「いいねーうんうん、私も協力する!一緒にがんばろ!」
「え?ヒカリ、そんな約束しちゃっていいの?」
「いいっていいって。どうせ大成しないだろうし、なんか面白そうじゃん」
どうやらヒカリはレンのこのぶっ飛んだ性格を見て面白半分で提案に乗ったようだ。まあ光輪の型でパンケーキを作るようなやつだからこういうこともするか。それにしても小悪魔だ
「何よ!何がアイドルグループよ!あたしはそんなことしないわよ!」
ミドリがめんどくさそうに返事をする。そうするとレンは小声でミドリにこう言った
「にっこにっこにーのポーズしてたの、ヒョウコさんにばらしちゃおうかなw」
ひ、ひえ、それだけは御勘弁を
ということで何かしらの弱みをレンに握られてるミドリ。なぜ灰羽連盟より10年以上もあとのラブライブのにこにーのきゃらをやっていたのかは知らないが、ということで四人のアイドルグループが結成されることになった。
レンの運命やいかに