レンは灰羽連盟の話師から名前の入った札を受け取るとそれを開封した。そしてその文字を自分で見て驚いた。
そこには「恋」という文字ではなく、「煉」と書かれていた札があったのだ
「レン‥?」
ミドリがレンを心配そうに見つめているとレンは突然ガクっと項垂れ、そこにひざまづいた。そして静かに自分の過去を語り出した
「そうだ、私はたしか、台所の火をかけっぱなしのまま、マッチングアプリで男性の連絡が来ないことを嘆いてそのまま‥。」
うわあ。そんな死に方やだなあ、なにそれ?と後ろで三人は思った
「ミドリさん!」
突然レンがミドリにそう叫ぶ
「ん?何?」ミドリは驚く様子もなくレンの問いに答える
「私にとって、彼氏は誰でも良かったんだ。どこの誰でも関係ない。この世界に来た時、私はかけをしたんだ。ここで灰羽の彼氏ができたら私は許されるって、だから私は誰にでも声をかけた。全部嘘だったんだ」
(うわあ、何この子最終回のレキのセリフパクってそんなこと言うかね?そもそも彼氏が誰でも良かったのなんてみんな知ってるよ)
ヒカリとラッカがそう思ってると後ろでミドリがこう答えた
「うん、それ知ってるよ。だってあんたなりふり構わず声かけてたじゃない。今更何?」
レンの意味不明な問いに真面目に答えるミドリ。あ、あのさ、もうちょっと相手というか状況に合わせようよ
「わかったら今すぐ彼氏を探しに行かなきゃ!あ、話師のお爺さん!ありがとうございました。アイドルデビューは諦めます。なので今日から相席屋に通うことにしますー♡」
「それはならん、お前はまだ20歳未満だ。お酒は飲めんと法律で決まっておる」
「そんなこと言うならレキって人だってタバコ吸ってるじゃないですかー」
(灰羽って年齢設定あったのか?まあ確かにあったとは思うが、そもそもなんで相席屋まで知ってるんだ?)
急に現実的な会話になる二人。やれやれ。もう会話についていけないということで三人はレンを放置してその場を後にした。その後レンは話師と長い間揉めていたが諦めて廃工場に引き返した
「今度こそ、私は素敵な彼氏を見つけるんだから!」
頑張れレンちゃん、負けるなレンちゃん、いつの日か素敵な彼氏ができるまで理想の灰羽でい続けるのだ
ということでこれでおしまいです。長々とありがとうございました
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