やっぱり死神なら黒棺したいよね   作:モコモコもこたん

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思いついちゃったので、衝動書きしました

多分続かない


オサレっていいな

転生をした。

 

神様には会うことはなかったけど、テンプレ的に死んだと思ったら地獄にいた。

 

普通に地獄に落とされたのかと思ったら今の自分は地獄の死神らしい。自分が最後に読んでいた漫画がBLEACHだったので、ここらへんから導き出される結論はそういうことなのであろう。

 

折角なので、目標はソウルソサエティに行ってみることと黒棺を出来るようになることにする。

原作ファンとしては、ソウルソサエティに行ってみたいのはもちろんのこと、あのヨン様こと藍染の代名詞とも言える個人的最オサレ鬼道の黒棺は、BLEACHに転生したオリ主の通過儀礼みたいなものであると思う。(偏見)

確か地獄については本編完結後の映画でやっていたと思うが、あいにく見ていないので原作知識はほぼ活かせないのは残念だけど、逆に言えば失言や地獄なら居るであろう閻魔大王に嘘をつく危険性がなくなったとも言えるのでがんばっていこうと思う。

 

 

数ヶ月が経過した。

仕事が多目なのはきついけど、やりがいはあるし何よりも同僚が美人で上司が可愛いのは有難い。ちなみに上司は閻魔大王らしくてそれを知ったときは驚いたけど、それよりも自分以上に働いてていつ休みを取っているのか不安になった。

同僚が美人なのと上司が可愛いのと休みもちゃんとあるので、お盆が忙しすぎるのを除けば問題点のない最高の職場といえるのではなかろうか。

 

問題があるとするならば、誰もソウルソサエティのことを教えてくれないことぐらいか。上司に聞くわけにもいかないので推測になるが、あまり両世界の仲が良くなく、下っ端には知らされていないのかもしれない。原作でも、地獄は序盤に一回出てきてからそれ以降全然語られてないので、変な地雷を踏むのを避けるために独自で鬼道を開発しようと思う。

 

「というわけで、鬼道をしたいんだけど何か良い案ない?」

 

「また急に変なことを言い出したね。確か鬼道ってシャーマン辺りが使う術だろ」

 

同僚である小野塚小町さんに聞いても、常識的なことしか返ってこなく、死神の鬼道のことを知ることが出来なかった。

顔の広い小町さんですら、知らないならばもはや存在しないんじゃないかとさえ思えてくる。

小町さんはかなりの美人で、サボり癖を除けばかなりの常識人だが、いつも仕事を押し付けてくるのでそこら辺は死神だと思う。自分も死神だけど。

 

「また仕事の押し付けに来たんですか?」

 

正直、来る理由の半分以上は仕事のサボり関連なんじゃないかと思っている。

 

「押し付けじゃないよ。仕事(この子)があんたのところに行きたがっているのさ」

 

どこかの決闘王(デュエルキング)みたいなことを言ってくる。

毎日毎日仕事をサボろうとしてるが、それでも最低限の仕事をやってはいるのと、もう一つの理由で見逃されてるらしい。

 

「奇遇ですね。私も貴方のところに行きたがっていたのですよ」

 

「ゲッ、この声は…」

 

「またサボりですか、小町」

 

この人は、四季映姫・ヤマザナドゥという上司で、映姫様と呼ばれている。見た目は可愛らしい少女だけど、実際はこの地獄の閻魔という凄い役職についている。

さっき言ったもう一つの理由がよくサボっている小町さんに説教をしに来る映姫様の存在で、小町さんはよくこっちに来て雑談や仕事を押し付けてくるので、なし崩し的に映姫様とはよく顔を合わせている。

 

「こんにちは。また小町の説教に来たんですか?」

 

とりあえず、挨拶はしておく。この人はかなり忙しいのに毎回律儀に説教しに来るので、偉いと思う。

そこら辺の性格から閻魔になったのかなと個人的に思っている。

 

「こんにちは。また小町の仕事を肩代わりしようとしてるんですか」

 

言われてみると、ここ最近は小町さんの仕事もする前提で、スケジュールを組んでいた。

でも、そうしないと仕事が回らないからしょうがない。

 

「貴方は貴方で、小町の仕事を肩代わりし過ぎです。それによって小町がまたサボりをするんですよ。大体あなたは〜〜〜」

 

今日は、こっちに説教が来るっぽい。皆は映姫様の説教を嫌がっているけど、言っていることは正しくてちゃんとこちらのことを思ってくれているのが伝わってくるし、何より映姫様はめちゃんこ可愛いので個人的にはオッケーだ。たまに長すぎる時はあるので歓迎ではないけども。

 

「話をちゃんと聞いているのですか」

 

「はい」

 

「それなら良いのですが、先程言った通り〜〜〜」

 

そろそろ映姫様の説教に集中するとしよう。

 

って、小町さんがグッと指を立てながら去っていった。

美人って何をしても絵になるよね。

あの人、絶対後でさらに怒られるよな、それでも逃げるんだろうけど。

 

こんな感じの日常を日々過ごしている。

 

☆☆☆☆☆

私の名前は、小野塚小町

しがない死神さ。

 

最近あったことといえば、変な同僚が増えたことだね。そいつはよく仕事を肩代わりしてくれるが、ほぼ毎回分からないことを聞いてくるんだよね。

そうるそさえてぃだの、黒棺だの、くいんしぃだのいろいろ意味不明なことを言ってはいるんだけど、それ以外は普通なのがどうにもちぐはぐでおかしいんだよね。

とりあえず映姫様が言うには白らしいので、監視とまではいかないけども観察対象にはなった。

 

実際に観察してみると、よく変なことを言うことを除けば普通に良い人だと思うし、何より仕事を代わりにやってくれるのは有難いね。

それに変なことを言ってはいるけど、常識はきちんとあって、礼儀もよくて仕事をちゃんとこなしてくれるので皆あまり気にしてないのも良いことだね。

 

そういえば、映姫様がいうにはあいつは謎の魂でどこから来たのかよく分かってないらしいんだよね。

まあ、悪いヤツじゃなさそうだから何でもいいか。

何よりも仕事を肩代わりしてくれるしね。

 




舞台は幻想郷で、ソウルソサエティは出てきません。

ちなみに映姫様からの評価は、変なことさえ言わなければ模範的だと思っているらしい


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