出久side
かっちゃんがエンデヴァーに挑んでから数ヶ月。
よっぽど気に入られたのかここ最近は休日には呼び出されて特訓に通わされている。
まあ、かっちゃんもエンデヴァーのファンだし、喜んで通っている。
僕はというと秘密基地で自分の“個性”で何が出来るのかの確認や秘密基地の増築などを行っている。
そして僕は自分の“個性”をいくつかの型に分かれている事に気付いた。
まずは、発動型。
これは例えるならドラクエの呪文やポケモンの技が当てはまる。
MP等の概念がないこの世界では何発も連続で使用できるし、他作品同士の技も合わせる事で威力を上げる事も可能だ。
ただし欠点として合体技にしなくてもある程度使用すると激しい睡魔に襲われる。
次は、召喚型。
これは例えるなら遊戯王やサモンナイトなんかで主人公たちがモンスターなんかを召喚しているのを思い出し、他の作品のキャラも召喚出来ないか試したところ、成功した事で出来るようになった能力だ。
また、同時に複数召喚する事も可能で聴覚と視覚を共有する事も可能だ。
ただ欠点として呼び出された者たちは、僕の指示に従う(テレパシーの様なものでも可能)意思はあるが、考える知識や、27種類ある感情全てが存在しないのである。
また、僕が意識を失うか眠ってしまうと呼び出された者たちは消えてしまう。
それに僕の力量以上、もしくは複数召喚していた場合体力の消耗というか脳への負担も激しい。
その為、僕が現在同時に召喚するのはせいぜい同時召喚で3体(例えるならマリオのクリボー)で強力なのを1体(例えるならマリオのクッパ)だと1分が限界だ。
続いて、能力型。
これはONE PIECEの悪魔の実のような特殊能力を身に付ける能力だ。
能力の応用でその場の状況によって自由に発動できるし、デメリット効果無しで使用も可能だ。
例えばゴムゴムの実のように体がゴムのようになり、尚且つ泳げなくなるというデメリットを受けないといった事も可能だ。
この能力も合わせる事も可能だが、やっぱり欠点として能力をしている時に少しずつだが体力を消耗してしまう。
多分拒絶反応に近いものだと僕は考えている。
それに複数の能力を身に付けている際に解除する時は他の能力も一緒に解除されてしまう。
また、深夜0時で自動的に解除されてしまう。
そして一番のデメリットとして能力解除の際に使っていた分だけの負荷が1度にやって来ることだ。
その為以前この能力を使った際に1週間(幼稚園は長期休暇中だった)は寝てしまった。
次からは今までの能力の派生型と云える能力だ。
設置型。
発動型の派生型で予め文字通り設置しておき、指定した出来事(相手が触れるなど)が起こると自動で予め設置しておいた発動型なら魔法などを発動し、召喚型なら予め指示しておいた事をしてくれる。
欠点としては設置している間、体力を大幅に消耗してしまう。
また、僕が意識を失っても僕が解除しない限りそこに発動(発動型のみ)されるまで残り続けてしまう(地雷のような感じ)。
続いて憑依型。
この能力は召喚型の派生で呼び出した者たちに五感どころか身体その物を同化させる能力だ。
当然憑依出来るのは1体だけだが僕自身の身体能力を向上させる事(逆に下がる事も)ができる。
欠点として発動型の技や能力型の能力などはその呼び出した者ができる事しか出来なくなる。
また、憑依できる時間は長いもので22分前後、短いもので30秒くらいだ。
また、解除した際に自分の実力以上の者に憑依した場合、激しい筋肉痛になってしまう。
次も召喚型の派生で装着型。
これは武器や鎧兜などを呼び出す(また、発動型に必要なアイテム等も含む)能力だ。
更に大きさ(比重基準で重さも)も調整可能で、時間経過で消えることもなく、更に僕自身の負担もない。
その為、仲間に装着してもらう事も可能だ。
その応用で武器やアイテムの素材も呼び出し可能だ。
欠点としては呼び出した僕でも消すことができず、敵に奪われた場合など、こちらが不利になってしまう事だ。
最後に、付与型。
これは能力型の派生で僕以外の人に能力を付与させることができる。
勿論その人が持っていた“個性”が消えるわけではなく、文字通り付与させることができる。
相性にもよるが、相性が良ければ1時間くらいは使える。
逆に相性が悪ければ1秒と持たない。
欠点としては付与する相手の体に僕の体が触れていなければ使用できない。
以上が僕の個性の分別だ。
やれる事は多いのだけど欠点もある。
その為、トレーニングも兼ねて僕は今日も秘密基地の増築などを行っている。