最強コンビのヒロアカ憑依転生 英雄ルート   作:天導 優

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第43話

職場体験最終日 勝己side

俺は特訓と超回復を繰り返す事で今まで以上に大きな成果を得ていた。

その結果ベストジーニストとパトロールを頼まれた際に包帯を纏い、ナイフを複数所持している怪しい男を捕まえ(その際に抵抗されたので首から下の骨を砕いてしまったが)、警察に連れていった事もあった。

「強くなったな、ZERO。お前はならないだろうが、一応伝えておく。慢心だけはするなよ。慢心はお前を弱くするぞ」

「分かっている。ここに来て良かったと思ってる」

握手はしない。

下手をすれば俺がベストジーニストの手の骨を砕きかねない。

なので、軽く会釈をしてその場を後にする。

「私がお前に教えることはまだある。お前がまだ強くなりたいと思うならまた訪ねておいで」

俺はそれに答えるように背中を向けたまま右手を挙げて応える。

それにしても早くデクに会って組手をしたいぜ。


出久side

「どうだエックス。眠気は無いな?」

「はい。安定して“再現”を60回近くつかっても眠気はまだ感じないですね。“同時再現”も10個までなら安定して使えるようになりましたから」

「そうだな。それは良かった」

「1週間、ありがとうございました!!」

「礼を言われるまでもないさ。こっちもお前が作った料理は最高だった。おっと、1つ聞き忘れるところだった」

「何ですか?」

「俊典の奴はちゃんと教師をやってるか?」

「オールマイトですか。遅刻は当たり前ですし、カンペ見ながら授業したりしてますよ」

「そうか。俺の知り合いも雄英にいるし、俊典の顔を見る序でに今度顔を出しに行くか」

「じゃあ、お茶菓子を用意して待ってますね」

「そこまでしなくて良いさ。それとこれからも鍛練を忘れるなよ」

「はい、ありがとうございました!」

さあ、早く帰ってエリちゃんに会いたいな。

研修中はエリちゃんと1時間しか電話が出来なかったからな。

早く帰ってエリちゃんを抱き締めたいよ。


電気side

「帰って来たぜ、雄英高校」

俺がそう叫ぶと。

「遅かったな、上鳴」

空から峰田が降ってきてそんな事を、言っていた。

ん、空から?。

「お前、空を飛んでなかったか?」

「ああ、これはオイラが研修先で身に付けた特訓の成果だぜ。それよりも皆U(ウソの)S(災害や)J(事故ルーム)に集まってるぜ」

「救助訓練でもしてるのか?」

「イヤ、爆豪が緑谷を連れて特訓してるらしい」

俺と峰田がU(ウソの)S(災害や)J(事故ルーム)に着くとそこには俺と峰田以外の1ーAの爆豪を除くクラスメート+エリちゃんがいた。

そしてその爆豪の幼馴染みの緑谷は大量の食事(軽く100人前以上)を用意していた。

「なあ、爆豪は?」

俺が緑谷に聞くと。

「ちゃんといるよ。あそこにね」

緑谷が俺たちに示したのは渦潮の方だった。

「大丈夫かしら?」

梅雨ちゃんがそんな言葉を発した途端に以前とは比べ物にならない筋肉の鎧と海パンを穿いた爆豪が水面へと飛び出してきた。

「いつからこうしてるんだよ!?」

切島の質問に緑谷は。

「ざっと1時間くらい。渦潮の速度は20km/h前後だね」

「俺たちも強くなったつもりでいたけどよ、爆豪はそれを更に上をいくってのかよ!」

「もうオールマイトを越えてるんじゃね」

俺と峰田がそんな話をしていると爆豪が水面から地上に飛び上がる。

「久しぶりだな、お前ら」

「あ、ああ」

クラスメートの殆どがビビってる。

これを見てビビらない方がおかしい。

今の爆豪の身長は今までの倍以上にでかくなっていた。

「お疲れ様、かっちゃん。食事の用意はすんでるけど、どうする?」

「勿論、食うさ」

まともに話しかけてるのは緑谷くらいだ。

「いただきます」

そう言うと、爆豪の奴は食事を始めた。

その食事の光景は驚きでしかなかった。

緑谷が用意していた料理がどんどん減っていく。

勿論、緑谷も追加で料理を並べているが、それでも爆豪が食べる速度の方が僅かだが早い。

そして食べ方も豪快だった。

鰹節の塊をそのまま噛み付き、そして噛み砕いていた。

その姿はもう人間ではなく、化け物(モンスター)としか言えなかった。

「アイツが敵でなくて良かった」

誰かの言葉にその場にいた全員が納得していた。

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