出久side
やっぱり、本気のオールマイトは気迫が違う。
でも、僕も勝己も負ける気は微塵もない。
「おらぁ」
勝己がストレートパンチを繰り出すが。
「この程度かい。蚊が止まったのかと思ったよ」
「この程度の訳ねぇ、だろ」
「千鳥+霹靂」
僕の攻撃を止めようと勝己を止めてる反対の手を伸ばして来るが。
「一閃・六連」
疑似デビルバットゴーストって所かな。
死角からの一撃だけど。
「少し、痺れたかな」
殆ど効いてない感じかな。
『切島・砂藤組、クリア』
あの2人は原作ではクリアできてなかったけど、僕たちと特訓の成果もあってクリアできたようだ。
「隙だらけだぞ、緑谷少年!」
おっと、危ない。
咄嗟に避けたけど、少しかすった。
流石に雷の初級魔法を3つ束ねただけとはいえ、多少は。
「効かないよ」
効いてない感じか…。
でもそれは本当の狙いじゃない。
「
「「Yes.Master」」
2人の騎士をオールマイトに闘わせる。
敵わないだろうけど、少しは時間を稼いでくれる。
僕は勝己に近寄ると。
「
勝己の体が金色に輝きだす。
そして僕は。
「
2体のブラスターを吸収し攻撃を仕掛ける。
勝己side
俺たちがここまでやってるのに、勝てる気が全くしねぇ。
だからって諦めるような俺たちじゃねぇ。
そんな時にまた放送がかかってきた。
『轟・八百万組クリア』
これでクリアしてないのは、俺たちだけかよ。
「出久、俺たちがオールマイトに勝てる可能性はあるか」
俺の問いに出久は。
「1つだけあるよ。でも、勝己に思いっきり負担がかかるかもよ。それでも良いなら」
「やってやるよ」
するとテレパシーを再現したのか、それで俺に指示を出してくる。
「千鳥+霹靂一閃+でんこうせっか+しんそく+レシブロバースト」
猛スピードでオールマイトに接近する出久。
「たいしたスピード攻撃だけど、効かないよ」
ガードしたオールマイトがそう宣言する。
だが、オールマイト。
そのガードがアンタの敗因だ。
「こ、これは」
次の瞬間体が浮かびだすオールマイト。
「まさか、体育祭の時の」
そう、決勝戦で俺を浮かせたのと同じ方法、麗日の無重力だ。
俺はそのままオールマイトを上空に投げ、俺も同じ高さまで飛び上がる。
そして、オールマイトを逆さまにして足を掴む。
「この技は、もしや!」
何かに気づいたオールマイトだがもう遅い。
「無重力解除、からのベタン」
「うおぉーー」
握力×体重×落下速度=破壊力ってな!!。
「爆豪
技を決めると同時にハンドカフスを掛ける。
「爆豪・緑谷組クリア。それと同時にタイムアップ!!。期末試験、これにて終了だよ」
なんとかギリギリ勝てたな。
「なかなかやるじゃないか、君たち」
「余裕そうだな?」
「これでもNo.1ヒーローだからね。まだ本気は押さえておくさ」
「いや、俺が気にしてるのはどうやって帰るかだ」
「あ!?」
そう、俺たちが乗ってきたバスは廃車寸前だ。
それと試験終了と同時に気が抜けたのかデクの奴は眠そうにしている。
………。
その後、なんとか俺たちは校長が手配してくれたバスで戻ったが、そのバスもデクの寝相で廃車になった。
試験結果発表の日。
なんとか実技演習は全員がクリアできたようなので後は発表を待つだけだ。
そして予鈴と共に久しぶりの相沢先生が教室に入ってきた。
「お前ら、久し振りだな。早速だが期末試験の結果だが、全員が合格なので林間合宿は全員で行ける」
その言葉でクラスは大盛り上がりだった。
「だがな、芦戸、上鳴、それから爆豪はもうちょっとは筆記頑張れ。特に爆豪は1点低かったら赤点だったからな」
そんなことを言われたが俺たちは全員で林間合宿に行ける事が嬉しかった。