最強コンビのヒロアカ憑依転生 英雄ルート   作:天導 優

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第8話

勝己side

「ハイ、スタート」

それを合図に俺は駆け出した。

周りの連中は、きょとんとしているが俺は止まらない。

「排j」

目の前に“仮想(ヴィラン)”が現れたので殴って破壊する。

「どうしたあ!?。実戦じゃカウントなんざねえんだよ!!。走れ走れぇ!!。賽は投げられてんぞ!!?。既に行動してる2人に早く追いつけ!!」

今2人って言ってたな。きっともう1人はデクだと俺は直感で感じていた。

そして、放送を聞いてから走りだした他の受験生連中だが、悪いな。

殆どの“仮想(ヴィラン)”は俺が倒しちまってる。

デクやエンデヴァー、ついでにオールマイトとの特訓で俺の個性“超越”は筋肉だけに関しているだけではないということに俺は気付いてしまった。

それは五感等も鍛えられるということ。

例えば味覚は敏感(さすがにどこかのお嬢様のようにニシローランドゴリラと混浴してるような味とはいかないが)にはなったが、偏食にはならずにすんだ。

他にも痛覚は殆ど無いが触覚は1nm(ナノメートル)の凹凸でも感じる程になっていた。

ただし、これらの感覚は常時発動しているわけではなく、俺が体の一部に神経を集中することで使えるようになる。

全身でする事は出来ることには出来るが、俺自身がゾーンみたいな状態にならないと使用できない。

ちなみに“仮想(ヴィラン)”をいち早く察知出来るのは目に力を集中し、一時的に視力(両目とも11.0)を上げているからだ。

おまけに動体視力も上げているから僅かな動きを見きれる。

「おい、こっちには居なかったぞ」

「こっちは既に破壊されてた」

他の受験生が騒ぎ立てる中ソイツは突然と姿を現した。

ギミック用の0ポイント“仮想(ヴィラン)”が。

しかし、ソイツは俺が思っていたよりも巨大で、とてもギミック用とは思えなかった。

「なんだよ、アレ!?」

「勝てるわけがない…」

「もうおしまいだ…」

そう言って逃げ出す他の受験生連中。

俺も他の連中と一緒に避難しようとしたが、俺は気付いた。

その“仮想(ヴィラン)”が現れた衝撃で壊れたビルの瓦礫に足を挟まれて逃げ出せない受験生がいることに。

「おい、大丈夫か?」

俺は駆け寄るとその受験生の足の上の瓦礫を取り除いてやった。

「ありがとう。でも、早く逃げないと。ほら、君も」

その受験生も俺に一緒に避難するように言ってきたが俺は“仮想(ヴィラン)”の方を向いていた。

「なんで、逃げないの?」

その言葉に俺は答える。

「俺は逃げない。目の前に敵が現れたなら」

俺は全力で“仮想(ヴィラン)”を殴った。

そしてピシピシっと亀裂が入り。

「叩き倒すまでだ」

次の瞬間0ポイント“仮想(ヴィラン)”は崩壊した。


同時刻 出久side

「エリちゃん、大丈夫」

「うん」

試験開始の合図を受けると同時に駆け出した僕は両腕の細胞を変化*1させて触手状態(左右それぞれ5本ずつ)*2にして、尚且つエリちゃんに負荷がかからないように速度を上げた。

ちなみに今は“再現”を使って時速24,500km*3で走っている。

そして片っ端から“仮想(ヴィラン)”を分解している。

それだけではアレなので種類ごとに分別及びに錆び取り等もしておいた。

「なんか“仮想(ヴィラン)”が凄いことに!!」

「こんなの有りなのか!?」

「でも、行動不能にしてるから有りなんじゃ?」

他の人たちは驚いてるけど、今の僕ならこれくらい余裕で出来てしまう。

そうこうしている間に原作でも出てきた、巨大な“仮想(ヴィラン)”であるエグゼキューターが姿を現した。

「何処に居たんだ、アレは」

「とにかく逃げろ」

周りの受験生達はそう言って逃げていた。

「デクお兄ちゃんは逃げないの?」

エリちゃんにそう言われた僕はエリちゃんの頭を撫でながら返答してあげた。

「逃げないよ。ヒーローが逃げたら、誰が戦うの?」

触手となった両腕8本をゴムゴムの実*4の能力を“再現”してエグゼキューターも分解及び錆び取りをしておいた。

そこで終了を告げる放送がされたので僕は“再現”を解除した。

*1
魔人探偵脳噛ネウロに出てくる怪盗Xi(サイ)の能力

*2
暗殺教室の殺せんせーの腕

*3
暗殺教室の殺せんせーの速度

*4
ONE PIECEの主人公ルフィの能力




今回は自分の好きなゲームのキャラの台詞と友達の家で読んだ漫画のキャラの台詞をアレンジして入れてみました。
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