ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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どんでん返し!?

 

 

「トリントンコントールから、CBP1、2へ状況はどうですか?」

 

 

 

「こちらCB2、おかげ様で何とか生きてるぜっ!」

 

 

 

相変わらず淡々とした声で通信を繋いで来たアメリアにチャーリーもヘヘっと笑いながらそう答えはいるが内心背後にへばりついて来るドップに対してしつこいんだよ!悪態を吐きながら自機を右へ左へと激しく機体をロールさせながら回避行動を取っているとアメリアからホッとした感じの声で良かったです・・・と返事が返って来るのでチャーリーはドッグファイト中ながらもドキっとしてしまう・・・

 

 

 

「何・・・俺の事を心配してくれた訳?」

 

 

 

「当たり前じゃないですか!CBP1、2を助ける為に増援が上がってるんです・・・絶対に撃墜されちゃダメですよ!?」

 

 

そう注意しながらジロっと睨んで来るアメリアの顔でチラつきながらモニターに表示されるとコイツマジで可愛いな・・・と思いながらチャーリーは良し!と気合い入れると、後何分で粘れば良い?とモニターの向こうのアメリアに尋ねだす。

 

 

 

「増援到着まで約五分・・・それまでに私の指示で敵機の撃墜をするか自力で逃げ切るかの二択となりますがどっちが良いですか?」

 

 

「おいおいマジかよ・・・この可愛い管制官さんがドップ二機相手に試作機とポンコツのトリアーエズでどうにかしろって言ってるけどどうするよショウ?」

 

 

 

とんでもない二択を迫るアメリアにチャーリーが嘆くように指示を求めると、チャーリー機を追尾しているドップを牽制する様に背後を取りながらショウはそうだな・・・と苦しそうな顔でモニターに映るアメリアをチラっと見る。

 

 

「勝算がどれくらいあるのかだけ聞いて良い?」

 

 

「100・・・と言いたい所ですが貴方達のデータが無いので50%という所でしょうか・・・」

 

 

そう言いながらムゥ・・・?と困った顔を見せるアメリアにショウはそう言う時は百パーって言えよな・・・と内心苦笑いを浮かべるとチャーリー決めたぞ!と親友でも有る僚機に向かってショウが声を上げだす・・・

 

 

「彼女に命を預ける良いなチャーリー?」

 

 

 

「了解!頼むぜアメリア!!」

 

 

 

そう二っと笑みを浮かべて来る二人にアメリアは満面の笑みを浮かべると、任せて下さい!と気合い入れながら自分のヘッドセットを掴みだすとCBP1、2!と矢継ぎ早に指示を出し始める。

 

 

 

「取り合えずCBP2の背後にくっ付いているハエ(ドップ)をどうにかしたいのでCBP1はその試作機の推力を生かして強引に割り込んで、その隙にCBP2は一旦離脱して先程CBP1が追っ払ったもう一機のドップの位置を探して下さい・・・コッチのレーダーには映らないので雲の中で警戒している筈です!」

 

 

 

「おいおい簡単に言うなって・・・けどそう無茶なのは大好物なんだよね?」

 

 

アメリアの指示にショウはニッと笑みを浮かべながらガンッ!とスロットルを開けると操縦桿を左に倒しながら同時に左脚のラダーペダルを踏み込むと前方のドップを追い越してバレルロールをかます(・・・)とドップのパイロットも泡喰ったのかバランスを崩しだす・・・

 

 

「今だチャーリー!」

 

 

「おうよ!!」

 

 

ショウの声にタイミング良く答えたチャーリーがトリアーエズを上空へと離脱させるとピーっと今度ショウのコアブースターのコクピットにロックオンアラームが鳴り響き出す。

 

 

「この機体速いけど旋回性能はそこまで高く無いって知らないだろうっ!?」

 

 

思ったよりも鈍いロールにショウは焦った声を出しながらアメリアに向かって抗議の声を上げるとアメリアから頑張って下さい?と相変わらず淡々した返事が返って来るので、こなくそっ!?と声を上げたショウはドップから放たれたミサイルをフレアを飛ばしながらとコアブースターの各所に装備されたスラスターで強引に機体の向きを変えながら回避する・・・

 

 

「どうだ見たかこの野郎!!」

 

 

そう声を上げたショウはコアブースターの姿勢を立て直しながら恐らくギョッとしているパイロットが操縦しているドップの背後に付くと、FCSの項目から装備(されている筈の)空対空ミサイルを選択するがネガティブとディスプレイに表示される。

 

 

「ちょ、ちょっと・・・まさかコイツ非武装って訳じゃっ!?」

 

 

そう焦ったっ声を上げるショウにアメリアから悪い知らせです・・・と通信が入ると申し訳なさそうな顔で頭を掻くホワイトの顔がモニターに映り出す・・・

 

 

「お前さんには言って無かったが・・・慣らしだったからその機体にはミサイルはおろか30ミリの弾丸さえも込めてねえぞ坊主?」

 

 

「えぇ!?それじゃあコイツって丸腰じゃないですか!」

 

 

ショウは焦った声を上げながらどうしたら・・・と内心慌てていると、ホワイトからビームキャノンだけは使える筈だ!と叫ぶホワイトに了解・・・と答えながらFCSの項目から後部のビームキャノンを選択するとジリジリと必中距離までドップを追い込みだす・・・




ホワイト

階級 大尉

170センチ

白髪が混じってきた65歳

トリントン基地整備班、班長



連邦軍でもトップクラスの職人整備兵である。

彼の手にかかった機体は嘘の様に見違えるほど良くなると言う逸話が有る。

しかし彼自身がかなりの偏屈で有り気に入った人物でないとダメと言う条件が有り、腕は良いがあっちこっち飛ばされている。

ウォルフとは気が合い古い知り合いだ。

田舎基地のトリントン基地に飛ばされてからはあまり元気が無かったがショウがめげずに機体の注文を出しているうちに気に入ってしまい坊主と呼ぶようになった。

カスケード隊のメカニック、ソフィー=ホワイトは孫である。

何故かイエーガーは酔ったソフィーを送る度スパナを投げられる。

そのスパナは今はショウに預けられている。
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