ジオン兵と銃撃戦を行なっているアメリア達をモニター越しに確認したケイは正面のザクと対峙しながらヘッドセットを掴んだ。
「ケイからウィスキードッグへアメリア達がヤバいわ!支援出来ないの!!?」
『現在
「出来たらこんな通信してないわよっ!!?」
「伍長の仇だあぁぁっ!」
そう叫びながらヒートホークを振り上げるザクにケイの陸ジムがチッと舌打ちしながら両手に持ったヒートナイフで受け止めていると・・・聞こえるかケイ少尉!と自分のヘッドセットにCSD6
『僕が援護するからそのまま動くな・・・そこだ!』
シートの背後に有る精密射撃のスコープで狙いを定めたユウヤがサイドスティックのトリガーを絞るとケイの目の前でザクの頭部がビームによって撃ち抜かれた・・・
「こんな至近距離で援護なんて・・・!!?」
慌てたケイがそのままザクと距離を取ると・・・誤差下に0.2!と叫ぶユウヤにイエーガーもスコープを覗くが・・・ちょっと待て!?と焦った声が返って来たので有る。
『三機目だ!何故気付かなかったミリィ!!?』
『こんなにドンパチ音が響いてたら分かりませんってぇ・・・ケイさん三時の方向に新手ですぅ!!』
チッと舌打ちしたミリィからの指示に冗談っ!!?と焦ったケイは左右に挟まれたザクにハンドガンとヒートナイフを構えた・・・
「支援はまだなの!!?」
『俺が時間を稼ぐから離脱しろケイ少尉っ!!』
「だけどこのままじゃアメリア達が・・・」
イエーガーの陸戦型ガンダムが撃ったビーライフルによって二機のザクが慌てて後退しだすと、くっ!!悔しそうな声を上げたケイは一旦バーニアを吹かし二機のザクから距離を取った。
『コイツはヤバそうだな・・・おいレティ出せ!!』
『イエッサー・・・ガンタンク前進します。』
そう指示を出すタンクに操舵手のレティ曹長がフットペダルを目一杯踏み込んだ。
『CSD7からウィスキードッグへ!敵機の座標を送れ!』
『えっ?ウィスキードッグ了解ですぅ!』
すこし困惑しながらミリィのウィスキードッグとリンクしていた二人のガンタンクは彼女から送られて来たマップデータからタイミング良く中立地帯の町の中央に有るメインストリートでケイの陸ジムを仕留めようと追っている二機のザクを確認した。
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「なっ・・・!?」
突然現れたタンクとレティ―のガンタンクに驚いた頭部を失った少尉のザクが慌てて120ミリマシンガンを構えたのだが・・・レティの操縦によって右にスライドしたガンタンクは既に120ミリ低反動砲を降ろし発射体制が整っていた・・・
「一番ファイヤー!!」
そう叫んだタンクがトリガーを引くと同時に少尉のザクは下半身が吹き飛びそのまま前のめりに崩れたので有った。
「少尉殿ーーっ!!コイツ・・・タンクもどきが良くも!!」
「全速で後退!!」
「分かってますよ!!?」
もう一機のザクが120ミリマシンガンを構えるの見てタンクとレティが慌ててガンタンクを後退させると、そうはさせるかよーーー!!と声を上げながらジャックの陸ジムがジムライフルを撃ちながら上から振って来た・・・
「これ以上の抵抗は止すんだな!」
「分かった・・・分かったから・・・!?」
先程の攻撃で被弾しジャックの陸ジムの前で頓挫したザクからパイロットが腕を上げて出て来ると、コッチも降参したみたいです。と先程タンクが大破させたザクにレオンから通信が返って来ると、後はアメリア達だけっ!!と叫んだケイは陸ジムのバーニアを吹かし戦闘中のショウ達の下へ飛んだので有った。
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「どんだけ居るんだよこいつ等!!?」
ダダダッ!!とアサルトライフルを撃ちまくって来るジオン兵に対しM37リボルバーに最後の5発を込めるショウはチッと舌打ちした。
「ここは我慢比べですよショウ!」
そう答えながらアメリアがグロック17Lをドン!ドン!と撃ち始めると隣でUSPのマガジンを交換するチャーリーから嘆く様に叫んで来た。
「これじゃあジリ貧だぜ!?」
「もうすぐ助けが来る筈です・・・」
まだ諦めて無いのかチャーリーは真剣な顔をするアメリアにわーったよ!と返すと迫り来るジオン兵達に撃ち返した。
「もう弾が無いっ!?誰か38口径の弾丸を!!」
「しゃーねえな・・・コイツを使えショウ!」
そう言いながらニノから投げ渡された銃にショウは本当に良いのか!?と驚いた・・・
「良いから早く援護しろって!!」
「分かった・・・それじゃ遠慮なく!」
デザートイーグルを撃つ彼女の隣でCZ75を構えたショウはドンドンドン!と銃声を響かせると正面に居たジオン兵の肩を撃ち抜き沈黙させたので有る。
「相変わらずショウの銃の腕は凄いですね・・・!?」
速射で4~5人のジオンを倒したショウに驚くアメリアの隣でヒュー!とチャーリーから口笛を吹いていると・・・
「ジタバタするな!こちらは連邦軍だ。そちらのMSも全て撃破した・・・直ちに武装を解除し投降せよ!
外部スピーカーでそう警告しながら振って来るケイの陸ジムの姿にやっと騎兵隊が来ました様ですね・・・と呟いたアメリアはホントだね。と安堵するショウと共に銃を構えながら建物から出た。
「聞いての通りです。捕虜に対する処遇は約束しましょう。」
「分かった・・・投降しよう。」
MSを失った上にケイの陸ジムからハンドガンを向けられたジオン指揮官もこれ以上は無理だと判断すると部下の全員に武装解除をさせると、今回起きた中立地帯での突発的な戦闘はカスケード隊の鎮圧と言う事でどうにか収まったので有った・・・