ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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離れる距離・・・その17

 『CSD1(イエーガー)からウィスキードッグ(アメリア)へ敵機とニアミスした!至急支援を頼む。』

 

 

突然聞こえて来たイエーガーからの焦った声にギョッとしたアメリアはヘッドセットに手を当てながら了解!と答えるとイエーガー機の位置データから一番近いCSD3(チャーリー)へと通信を繋いだ。

 

「こちらウィスキードッグ!CSD1が接敵した模様・・・CSD3は今から送るポイントへと急行して下さい!」

 

『CSD3了解した。ここからだと二分以内に到着すると隊長に伝えてくれウィスキードッグ!!』

 

アメリアのウィスキードッグとデータをリンクさせたチャーリーのRGM-79ジムがバーニアを吹かしイエーガーの救援に向かうと、CSDも了解した!と一番遠いショウからも通信が入ったアメリアは頼みます。と答えながら二人への通信を切るとホバーの操縦席からコッチを見て来るソフィーにアメリアはクスっと微笑んだ。

 

「という訳なんでソフィー・・・そんなに心配そうな顔をしないでください。」

 

「別にイエーガーさんの事なんか心配してなんかっ!?」

 

そんな事を言いながらソフィーからアワワっ!?と泡喰った様子で両手を振り出すと、別にイエーガーとは言ってませんが?と答えたアメリアが首を傾げると・・・

 

「へっ!?」

 

「へっ、じゃなくて・・・本当に無自覚ですねソフィーって?」

 

そんなソフィーに呆れた顔をしたアメリアがキーボードを叩き出すと、どう意味ですかっ!?と聞いて来るソフィーを無視したアメリアは操縦席に座るソフィーのモニターにイエーガー機の位置をポイントして送ったのだ。

 

「恐らくその近くに不時着したミデアとミリィ達が居る筈です。」

 

「アメリアさんってば意地悪だ・・・」

 

そう淡々と答えるアメリアにソフィーからムゥ・・・と唸られたアメリアは仕方無いですね。と腕を組んだ。

 

 

「今感じている気持ちのままイエーガーと会ったら・・・何となく自分の気持ちが分かるんじゃないですかね?」

 

 

「なんだか良く分かんないけどっ・・・イエーガーさんと会ったら分かるんですねっ♪」

 

 

全てを教えると野暮だと思ったアメリアが少しぼかしながら説明するとそう答えたソフィーはそれを実行する為にホバートラックのエンジンを始動させるとアクティブソナーを収納しながらアクセルを踏み込んだので有る。

 

 

「ウニャっ!?」

 

 

「おっとっ・・・ちょっと揺れるのでしっかりシートベルトを付けてくださいアメリアさんっ?」

 

 

「ちょっと所じゃないですってソフィ~~~!!」

 

 

そんな声を上げるアメリアを乗せたソフィーが操縦するウィスキードッグは急行するチャーリーとショウと共に苦戦中のイエーガーの下へと向かったので有った。

 

 

 

 

~~~

 

 

「くそったれ・・・せめて陸ジムならどうにか出来るのに!!」

 

ジャブローへの出発の為に積み込みが終わったCASCADE隊が持つ陸戦型ガンダムや陸戦型ジムでも無く先日の特務隊の一件で宙ぶらりんになっていた所謂量産型ジム・・・型式番号RGM-79ジムに乗る嵌めとなったイエーガーはメインモニターに映る三機のMSに向かって悪態を吐いた。

 

(汎用性は高いと聞いてたが・・・ソフィーのピーキーなセッティングに慣れた所為か全然嚙み合わないな・・・)

 

そう思いながら防戦一方のイエーガー機にグフを隊長機とするザク二機は意外にも焦っていた・・・

 

「何だアイツ!?コッチの攻撃を器用に避けやがる・・・」

 

「どうしますか隊長!!」

 

「どうするも何もここまで来たらヤルしかねえだろうが!!」

 

補給物資の枯渇が原因でミデアを襲ったジオンのMS部隊がグフの指示で個々に襲って来るの見たイエーガーがチッ!と舌打ちしながら離脱の方法を考えていると、ピーっと反応するモニターに友軍機のIFF(識別信号)を確認したイエーガーはやっと来たか!とコクピットで叫ぶとフットペダルを踏み込み迎撃に出たのだ・・・

 

 

「食らいやがれーーーっ!!」

 

ジムの頭部に装備された60ミリバルカン砲で牽制したイエーガーのジムが一番先頭にいたMSー07Bへと突っ込んで行くと、コイツっ!?と泡喰ったグフのパイロットに僚機のザクも近すぎて援護が出来す固まっていると・・・イイッヤッホウ!!と雄叫びを上げながら連邦軍のジムが上から振って来たので有る。

 

 

「連邦のっ!!?」

 

「騎兵隊の到着ってね!!」

 

そう驚くザクが向けて来る120ミリマシンガンをチャーリーのジムが振ったツインビームスピアで腕ごと切り裂くと、テメエぇぇぇ!!と叫んだもう一機のザクがヒートホークを振り上げるの見たチャーリーはチッ!!と舌打ちしながらその攻撃を咄嗟に左手のシールドで受け止めたのだ・・・

 

「死ねぇ!!」

 

「そうはいくかよっ!!」

 

ザクによって地面へと押し倒されたチャーリーのジムがジリジリとシールドを溶かすヒートホークに焦っていると、ピーっとロックオンアラームが鳴り響くと同時に後方支援を担当しているショウからそのまま動くな!と通信が入った・・・

 

 

「これで五機目・・・俺もエースに!!」

 

そう叫んだ彼の乗った乗機はチャーリーのジムをスレスレにショウが撃った180ミリキャノンによって上半身ごと吹き飛ぶと・・・生きてるか相棒?と狙撃用のゴーグルをシートの背後に直したショウからの通信が入ると、まあな・・・とチャーリーは苦笑いを浮かべので有った・・・

 

 

 

 

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