「ビンゴ・・・どうだ見たかアメリア!」
無事に狙撃を終えたショウからまるでガッツポーズを取りながらそんな声が上ると、ナイスショットでした。と答えたアメリアはハァ・・・と安堵するとヘッドセット掴みながらミリィ達のミデアに通信を繋いだ。
「こちらウィスキードッグ・・・生きてますかミリィ?」
グフを弾き飛ばしたまでは良かったが・・・減速しきれずに岩壁へと突っ込んだミデアから何とかぁ・・・とミリイから返事が返って来た。
「まったく・・・流石の私でもこんな無茶はしませんよミリィ!」
「そんな事よりもジャックはぁ・・・?」
そう窘めるアメリアにアハハ・・・とミリイが笑ながら誤魔化そうとすると、ちゃんと生きてますよ?と答えたアメリアはホバートラックの銃座に上がるとジャックの陸ジムをゆっくりと寝かせようとするイエーガーとチャーリーのジムの姿を見ながらクスっと微笑んだ。
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「まったくどうなってんだ・・・」
グフのヒートロッドを食らった所為で陸ジムのOSが完全にダウンしてしまったジャックが外との通信も出来ずに困っていると・・・聞こえますかジャック中尉っ?と聞きなれた舌足らずな声にジャックはソフィーか!?と叫んだ。
「ハイっ!今から上部ハッチをパージするので頭を下げていてくださいねっ?」
「分かった。頼む・・」
ソフィーの言う通り頭を下げたジャックが合図を送ると陸ジムのコクピット脇に有るコンソールを操作したソフィーによって上部ハッチが弾け飛んだので有る。
「やっと出られたぜ・・・」
「ジャックーーーっ!!」
長い間何も出来ずにコクピットの中から地面に降りた瞬間ミリィから抱き付かれたジャックは受け身も取れずにそのまま背中から地面に転がった・・・
「良かったぁ・・・どこも怪我してない!?」
「あっああ・・・心配かけたみたいだな。」
ポロポロと涙を流すミリィの頭をジャックが落ち着かせる様に撫でていると・・・ミリィに感謝しなさいね?とクスクスとアメリアが笑みを浮かべてきた。
「その子はジャックを助けようと自ら危険を冒してまで助けたんですよ?」
「みたいだな・・・」
その時の状況は分からないが・・・完全にスクラップとなったミデアの状態にジャックは苦笑いを浮かべながら可愛い恋人を覗き込んだ。
「俺が生きてるのはお前のおかげだミリィ・・・何かお礼をしないとな?」
「じゃあ・・・私にも先輩達みたいに指輪をプレゼントするって言うのはどうですかぁ・・・」
急にとんでもない事を言いだすミリィにハァ!?とジャックが驚き出すと・・・逆プロポーズだな。とボソっと呟くイエーガーにこの場に居る全員からおおっ!と歓声が沸くと祝福の拍手も同時に上がった・・・
「ちょっと待てっ!?俺の意見は無いのか!!」
「ちょっとジャック・・・私の可愛い後輩からプロポーズを断る気ですか・・・?」
「そんな事は無いが・・・」
「じゃあ決まりです。」
そう有無を言わせないアメリアにパワハラじゃねえか!?とジャックが抗議の声を上げると嫌なのぉ・・・?と腕を組んで来るミリィに腹をくくったジャックはわーったよ!!と叫ぶと・・・後にショウとチャーリーが頼んだ中立地帯の町に有るニノの経営するフェアリーで指輪を買う事となるので有る・・・
「それでは予定外ですが・・・ミリィとジャックの事も含め万事解決って事で基地に戻りますよ!」
そんなアメリアの声におおっ!と答えたカスケード隊は送別会の準備をしているリンの事も有って足早に帰投の準備を始めた。
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「ねえ・・・皆無事かなケイちゃん・・・?」
既に出来上がった料理を見ながらカウンターで頬杖をつくリンに大丈夫ですと答えたケイは何も確証がないままコクっと頷いた・・・
「ケイの言う通りよ・・・この時間まで何も連絡が無いって事は無事だって!」
「二人がそう言うなら・・・そうなんだろうね。」
そうフォローするマリアにリンがホッとすると・・・実際どうなんです?とケイはこそっと耳打ちした。
「ゴメン・・・ミノフスキー粒子の濃度が高くてアメリア達の第一小隊とも連絡が取れて無いのよ・・・」
「チッ・・・勝手に死んだりしたら怒るわよアメリア!」
そう興奮するケイをマリアが宥めていると・・・カランコロンと鳴るカウベルに三人は慌ててCASCADEの入り口を見た・・・
「何だ・・・タンクか」
「期待して損したわ・・・」
そんな声を上げるケイとマリアに驚くなよ!と下がったタンクから見事墜落したミデアの乗員を救ったカスケード隊の面々が撃墜されたミデアの乗組員と共に現れたので有る。
「本当に良いのかい!?」
「どうせ暫くは動けないんだから一緒に祝って下さいよぉ?」
そう驚くミデアの機長と乗組員にミリィが首を傾げると・・・ショウとリン、チャーリーとアメリアの婚約を含めたカスケード隊の送別会が始まったので有った・・・
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