ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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離れる距離その23

何だかモヤモヤします・・・」

 

 

リンの店での送別会も終わり自室へと戻ったアメリアはシャワーで濡れた髪を拭きながら自分のベッドに座ると・・・隣で缶ビールを飲んでいるチャーリーも確かにな・・・と答えながら目の前のローテーブルに置いた・・・

 

「でもよ。リンの言う事も一理有るぜ・・・俺が同じ立場だったらお前には絶対に生きて帰って来いって言うと思うぜ。」

 

「受け取った指輪を返しながらですか?」

 

「そう言われると辛いなショウの奴・・・」

 

「だからモヤモヤすると言ったんです・・・」

 

どっちの立場でも切ないですね・・・と思ったアメリアは置かれたチャーリーの缶ビールを飲もうとしたら・・・顔を赤くしたチャーリーからその手を掴まれたので有る。

 

「お前は受け取ってくれるか・・・コレ?」

 

今日の作戦前にショウと共にニノから受け取った婚約指輪が入ったケース見せたチャーリーは真剣な顔をしながら唖然としながらベッドに腰かけているアメリアの足下に膝まづいた・・・

 

「流石にショウみたいに皆の前で言うのは恥ずくてな・・・」

 

そう答えながらガシガシと頭を掻き出すチャーリーにまだちょっと困惑気味のアメリアは開けてみても良いですか!?と少し慌てながらそのケースを開くと目を見開いた・・・

 

「これって・・・私の誕生石じゃないですか!?」

 

「ああ・・・ニノに無理を言って仕入れて貰ったんだから要らないとか言うなよ・・・?」

 

そう言いながらも若干不安そうな顔をするチャーリーにムゥ・・・と唇を尖らせたアメリアはすぐに自分の左手を突き出した。

 

「付けて下さい!」

 

「おっおう・・・」

 

何故かジッと睨んで来るアメリアの薬指に若干ビビりながらチャーリーが彼女の誕生石で有る薄い緑色をした翡翠を乗せた指輪を嵌めるとアメリアからエヘヘ・・・と嬉しそうに満面の笑みが浮かべた・・・

 

「大好きですよチャーリー・・・」

 

そう呟くと同時に抱き着いたアメリアが押し倒すとおわっ!?とチャーリーから驚く声が上った。

 

「んっ・・・」

 

そのまま口づけするアメリアにこのままじゃ男が廃ると本能を発揮したチャーリーが軽い彼女の身体をひっくり返す様に下にするとニヤっと笑みを浮かべた。

 

「煽ったからには覚悟しろよ?」

 

「えっと・・・出来たら手加減を・・・」

 

そう言いながら不味そうな顔をするアメリアはククっと意地悪く笑ったチャーリーによって一晩中愛され続けたので有った。

 

 

~~~

 

 

「ねえ・・・まだ怒ってるの?」

 

 

そして時は同じにしてCASCADEの二階に有るリンの私室で不貞腐れているショウにリンは困った顔を浮べていた・・・

 

 

「さっきも言ったけど・・・私はショウと一緒になるのは全然良いんだよ?」

 

「じゃあ・・・何でこの指輪を受け取ってくれないのさ!」

 

自分の説明に納得して無いショウがわざわざ自分の為にと誕生石で有るルビーを綺麗にカッティングした指輪を見たリンは今はダメ・・・と罪悪感を感じながらもショウを見た。

 

「その代わり・・・ショウの認識票をくれない?」

 

「僕のドッグタグを・・・別に良いけど。」

 

これは兵士が戦死した時の確認代わりなのだが・・・ショウ達みたいな戦闘機乗りやMSのパイロットとなると回収は難しい事も有る事から何も考えず渡して来るショウとは裏腹にドッグタグは大切なものだと思っているリンは大切にするわね。と大事にそう受け取ったので有る。

 

「それじゃあ・・・私の首に着けてくれない?」

 

「えっ・・・僕のドッグタグをか・・・?」

 

「うん。これをショウだと思って大事にするね・・・」

 

そう言いながらフフッと微笑んで来るリンに向かってショウがはいはい・・・と答えながら自分のドッグタグを着けると結構重たいんだね!?とリンから驚く声が上った。

 

 

「じゃあ今度はショウ・・・指輪を貸して?」

 

「えっ・・・一体何を・・・」

 

困惑するショウから受け取り拒否した指輪をケースごと受け取ったリンはその指輪にチェーンを通すと屈んで?とショウに向かって首を傾げた。

 

「これで良い・・・?」

 

「うん・・・これでお揃いだね♪」

 

何故か満足げなリンにちょっと待って!?とショウからツッコまれたリンはどうしたの?と首を傾げた。

 

「このやり取りって一体・・・」

 

「私の自己満足ね。お互いに自分の大切なものを持っていると緊張感が湧くでしょう?」

 

そう答えながら真剣な顔をしたリンはジロっとショウを睨んだ・・・

 

「絶対に死なずに私の下に戻って来なさい。これは命令ですからねショウ=カノウ少尉・・・?」

 

 

「イエス・マム。絶対に生きて戻る事を約束します・・・」

 

 

そう言い合いながらお互いプっと吹き出し笑い合うとそのままベッドに倒れ込むとリンは優し気な顔をするショウに髪を撫でられた。

 

 

「私はこれをショウと思って大事にするからショウはその指輪を私だと思って大事にしてね・・・」

 

「ああ・・・肌身離さずにずっと着けて置くから今度渡す時は覚悟しろよリン・・・?」

 

 

自分の耳元で甘く囁くショウにドキっとしたリンはウン・・・と答えるとそのまま目を閉じたので有った。

 

 

 

~~~




表紙は絵師さんの思い込みで描かれたアメリアです。(本来は赤髪)
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