ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

14 / 147
生還

 

 

「トリントンコントールへ聞こえるか?こちらは基地守備隊戦闘機中隊第一小隊長のイエーガー=バウスネルン中尉だ。試作機のエンジンが不調により緊急着陸を行うので対応の方を頼む!」

 

 

敵機二機の内一機を撃墜し残りのドップを追い払ったとショウ達から報告が有って管制室内につい先程まで歓声が上がっている中・・・緊張気味の声でイエーガーからそう報告が上がって来るのでアメリアは再び混乱が訪れる室内にハァ・・・と溜息をつきだす。

 

 

「アプローチ前だって言うのにとんだトラブルメーカーですね・・・」

 

 

「ちょっとアメリア!ぼやいて無いでショウのCBP1の誘導を頼むわよ!?」

 

 

そう注意するマリアが後ろを振り返ると司令官のバリサムに向かって救助隊の要請を出しますね!と声を上げるのでアメリアはその姿を横目にヘッドセットを掴みながらショウのコアブースターへと通信を繋ぎだす。

 

 

「こちらトリントンコントロール、アメリアです。CBP1そちらの調子はどうですか?」

 

 

「順調・・・って言いたい所だけど、片肺の上に2番の方も油圧が上がらなくてこれ以上高度が上がらないんだよね・・・」

 

 

 

そう言いながら苦笑いを浮かべるショウの顔が映るモニターにアメリアは内心最悪じゃないですか・・・と思いながらチッと舌打ちすると、そのままじゃ着陸は無理では?と遠回しにベイルアウトする事を提案するが、絶対にイヤだね!とムッとした顔でショウから返事が返って来る。

 

 

「ここまで来たんだ・・・コイツと一緒に絶対帰投する!」

 

 

「分かりましたよ・・・そこまで言うんなら付き合って上げますが、途中で落っこちても恨みっこ無しですよカノウ少尉?」

 

 

平凡な顔の割りに気合いの入った頑固そうな事を言って来るショウにアメリアもどこか気に入ったのか二っと笑みを浮かべながらフラフラと降りて来るコアブースターに向かって指示を飛ばし始めるとショウから了解!と返事が返って来る。

 

 

 

「CBP1はそのまま第一滑走路へ向かって・・・ちょっと!もっと機首を上げないと墜落しますよ!?」

 

 

「分かってるって!?踏ん張れってコイツ・・・こなくそぉ!!」

 

 

 

アメリアからの焦った声にショウはフラップを全開し揚力を得ながら操縦桿を引いて強引に機首を上げながらタッチダウンに成功すると、今度は角度を付け過ぎた為にメインエンジンを尻餅を着いた為に大きく火花を上げながら滑走路の中で減速しだすとその様子を見ていたタワー内からワァーっ♪と歓声が上がり出す中・・・ホワイトが一人ジロっと睨みを上げだす・・・

 

 

「あの野郎やりやがったなっ!?」

 

 

 

ショウのコアブースターの着陸にホワイトがそう怒声を上げる中、まあまあ!?と宥めだすマリアがチラッと見て来るのでアメリアはコホンと咳払いしながらショウのコアブースターへ通信を繋ぎだす。

 

 

 

 

「こちらトリントンコントロールのアメリアです。CBP1へナイスタッチダウンでした。」

 

 

 

「有難う・・・けど僕達が生き残れたのは君のお陰だよウォーカー軍曹?」

 

 

 

そう言いながら二っと笑みを浮かべて来るショウに照れ顔を少し赤くしたアメリアもどうも・・・と照れ臭そうな顔で答えていると、俺にもご褒美の言葉をくれよ?と声を上げたチャーリーのトリアーエズが管制タワーの目の前をスレスレを飛んで行くので驚いたアメリアはちょっとウィルソン少尉!と抗議の声を上げだすとマリアからもあのバカ達ったら・・・と呆れた声が聞こえて来る。

 

 

「ちょっと・・・ショウも無事に降りたんだから、イエーガーとチャーリーにジャックの第二小隊はいつまでも上空待機して無いで降りて来たら?」

 

 

「別に俺達はショウの心配なんか・・・なぁジャック?」

 

 

マリアにそう答えながらイエーガーが同意を求めると隊は違えど心配していたらしいジャックからそうだっ!焦った声が聞こえて来るので何を言ってんだか・・・?とマリアがクスクスと笑い出す。

 

 

「ホントです。けど・・・仲間想いで凄く素敵な所です。この基地と皆さんは・・・」

 

 

「そう言って貰えると嬉しいわアメリア?なんならシフト上がりに私が良く行きつけのパブに行ってみない?」

 

 

ニコっと微笑んだマリアからの提案に別に良いですけど・・・?とアメリアも首を傾げながら了承するとマリアがヘッドセットを掴みながら今の聞いたわね野郎共!と声を上げると同時に俺も行くぜ!とノリノリの声を上げるチャーリーを始めにこの通信を聞いている全員から次々と参加表明が聞こえて来るのでアメリアはちょっとマリア曹長!?と抗議の声を上げだす。

 

 

「あの・・・二人じゃ無いんですか?」

 

 

「女だけと絡まれやすいし・・・飲むんなら人数が多い方が楽しいわよ?」

 

 

そう言いながら二っと笑みを浮かべて来るマリアにそれもそうですね・・・と内心納得したアメリアは淡々とした顔で分かりました。と答えながらも勤務が終わるのを待ち遠しく思うのであった。

 




ジャック

178センチ


地球連邦軍中尉

トリントン基地飛行中隊第2小隊長⇒MS守備隊第2小隊長

搭乗機体トリアーエズ⇒RGM-79ジム


イエーガー、タンクとジャックでトリントン基地小隊長トリオで有る。

一番マジメでツッコミ役のイエーガー、軽いキャラのタンク、口の悪いジャックで構成せれている。


イエーガーと同じく飛行中隊の2小隊長であった。

トリントン基地にMSが配備された後少し後に機種転換訓練を受けた。

元々試験部隊のカスケード隊所属だがイエーガー達が遠征している間にリンスが再編し守備隊の2小隊長となる。


口は悪いがトリアーエズでドップやら07グフとやり合うなど腕は確か。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。