「無茶言うなアメリア!道が悪すぎてこれ以上はスピードが上れん!?」
先程受けた対地ミサイルによる一次攻撃により荒れた基地内をイエーガーはアメリアから急かされながら右に左にとハンドルを切りながらウォルフのミデアへと急行していた。
「まったく何て言うタイミングなのかしらね・・・良いアメリア?この襲撃に応じて敵MSが強襲を掛けて来る可能性が高いわ。ウチとカスケード隊で迎撃に出るわよ!」
「了解です。結局お昼も食べて無いと言うのに・・・この恨みは許しませんよジオンの奴等め!」
食い物の恨みは恐ろしいとは良く言うが、まさに今のアメリアが良い例でブラックウィドウ隊の指揮官で有るヒルダ=キスティス中尉はそんな彼女に指示を出しながらハハ・・・と苦笑いを浮かべながら滑走路脇に駐機している二機のミデアを指差した。
「二時の方向にミデア!近くに止めて頂戴イエーガー!!」
ヒルダからの指示に分かった!と答えたイエーガーがホバートラックを急停車させると、同時に飛び出しながらヒルダがまた後で!と黒く塗装されたブラックウィドウ隊のミデアに駆け出すのを見て手を振り消したアメリアはコッチも急ぎますよ!とイエーガーに頷くと隣に駐機しているウォルフのミデアの後部ハッチへと飛び込んだので有る。
「ウォルフ大尉聞こえますか?現在の状況を襲えて下さい。」
ヘッドセットを付けながらミデアのコクピットへと通信を繋ぐアメリアに無事みたいじゃの嬢ちゃん!?
!?と機長のウォルフから安堵したかのようにホッとした声が返って来た。
「取り合えずはワシらが空腹な以外は被害無しじゃな?』
「って事はやはりショウ達は・・・」」
兵站部隊として別行動を取っていたショウ達の未帰還にアメリアから不安そうな顔を浮べていると・・・何て顔してやがる!と小隊長のイエーガーがその頭を軽く小突いた。
「あの悪運の強いショウが一緒なんだ・・・チャーリーは勿論ソフィーも絶対に無事の筈だ。」
「そうですよね・・・すみませんイエーガー、ちょっと弱気になってしまった様です。」
自分もソフィーの事が心配にも関わらず叱って来るイエーガーに謝ったアメリアはパチっと気合い入れ直す様に頬を叩くと、恋人で有るチャーリーの陸ジムを見上げながら陸戦型ガンダムに乗り込もうとするイエーガーに向かって叫んだ。
「私も三番機で援護します!」
「分かった・・・但し無茶はするなよ。後でチャーリーから叱られるのは嫌だからな・・・」
イエーガーなりの冗談なのかククっと笑いながら先に起動するRX-79「G」陸戦型ガンダムに向かって元々三人の機種転換訓練で教官をしているアメリアはそれはコッチの台詞です!と抗議しながら陸ジムのOSを起ち上げ始めた・・・
「システムの起動を確認、パーソナルコード認識、IFFが基地内とリンク・・・FCSの安全装置を解除・・・システムオールグリーン!」
機体の最終チェックを終えたアメリアが陸ジムを起すと、無茶はするで無いぞ!と忠告してくるウォルフからの心配そうな通信に分かってます!と答えたミデアの後部ハッチから出ると待機していたイエーガー機と合流した。
「それでどうする・・・今日はショウもチャーリーも居ないが?」
どっちが指揮を執るのかと言っているイエーガーにそうですね・・・と普段ならホバートラックで後方から指示を飛ばしているアメリアが思案顔を浮べていると、待たせたわね!と少し遅れて出撃して来たヒルダが率いるブラックウィドウ隊にアメリアはそうです!と手をポンと叩いたのだ。
「アメリアからBWリーダーへ我々カスケード隊は貴隊の指揮下となりますので指示をお願いします。」
「えっ・・・ソッチが良いなら構わないけど、それじゃあブラックウィドウ隊及びカスケード隊はマドラス基地の防衛に当たるわよ!」
少し困惑気味のヒルダからの指示にこれなら良いでしょう?と指揮権の統一にアメリアがクスっと微笑むと、後で一杯奢らないとな・・・と結果的に責任を押し付ける事になったイエーガーは苦笑いを浮かべたので有った・・・
~~~
「沿岸警備隊より報告!沖合へと敵潜水艦の迎撃に向かった先行のフィッシュアイ隊が全滅したとの事です!」
「・・・後発のアクアジム隊もかなり苦戦している模様!?すでに損害率が基地守備隊の3割を超えています!!」
次から次へと聞こえて来る司令部から悲痛な声に基地指令のフィッシャー准将はこれほどまでも・・・とジオン機との性能差に苦虫を潰した様な顔を浮べていると、傍にいた女性管制官からえっ!?と変な声が上るのを聞こえたフィッシャーはどうしたんだね・・・?と溜息交じりに尋ねた。
「それが・・・補給の為に立ち寄った教導隊から支援の申し出が入りましたが如何しましょうか!?」
「教導隊・・・確かキスティス中尉だったか、本当に助かる・・・」
MS隊の練度も低く猫の手も借りたい今の状況にフィッシャーがすぐにその支援を了承すると、また通信っ!?と驚く女性管制官に今度は何だね!?とフィッシャーは首を傾げた・・・
「えっと・・・現在当基地で運用試験中のオーガスタ研から試作機を空中退避させたいからと離陸の許可申請が入ったんですが・・・」
「例のRXシリーズの機体か・・・ここで失うとコッチに責任が飛びかねんし・・・ここは丁重に送り出した方が良いか・・・って事で頼む。」
そう答えながらハァ・・・?苦笑いを浮かべた女性管制官がヘッドセットを掴みながらタカナシ達が借りているハンガーへと通信を繋ぐと、キーーーン!と暖気運転を始めているガンダムGT-FOURの傍で最終チェックをしているソフィーへと離陸許可を受け取ったタカナシが慌てて走って来た・・・
「ハァハァ・・・離陸許可はオッケーです・・・」
「分かりましたっ♪それじゃあ二人共グッドラックですっ!」
そう答えながら親指を立てたソフィーが離れるのを確認したショウとチャーリーは同じくグッドラック・・・と言いながら複座式のキャノピーを閉じると、こうなったら仕方が無い・・・と言った顔で急遽搭乗する事となったガンダムGT-FOURのスロットルを少しだけ上げると滑走路へとタキシングを始めたので有った。
「ハリーハリー!もっと急いで下さいイエーガー!!」
「無茶言うなアメリア!道が悪すぎてこれ以上はスピードが上れん!?」
先程受けた対地ミサイルによる一次攻撃により荒れた基地内をイエーガーはアメリアから急かされながら右に左にとハンドルを切りながらウォルフのミデアへと急行していた。
「まったく何て言うタイミングなのかしらね・・・良いアメリア?この襲撃に応じて敵MSが強襲を掛けて来る可能性が高いわ。ウチとカスケード隊で迎撃に出るわよ!」
「了解です。結局お昼も食べて無いと言うのに・・・この恨みは許しませんよジオンの奴等め!」
食い物の恨みは恐ろしいとは良く言うが、まさに今のアメリアが良い例でブラックウィドウ隊の指揮官で有るヒルダ=キスティス中尉はそんな彼女に指示を出しながらハハ・・・と苦笑いを浮かべながら滑走路脇に駐機している二機のミデアを指差した。
「二時の方向にミデア!近くに止めて頂戴イエーガー!!」
ヒルダからの指示に分かった!と答えたイエーガーがホバートラックを急停車させると、同時に飛び出しながらヒルダがまた後で!と黒く塗装されたブラックウィドウ隊のミデアに駆け出すのを見て手を振り消したアメリアはコッチも急ぎますよ!とイエーガーに頷くと隣に駐機しているウォルフのミデアの後部ハッチへと飛び込んだので有る。
「ウォルフ大尉聞こえますか?現在の状況を襲えて下さい。」
ヘッドセットを付けながらミデアのコクピットへと通信を繋ぐアメリアに無事みたいじゃの嬢ちゃん!?
!?と機長のウォルフから安堵したかのようにホッとした声が返って来た。
「取り合えずはワシらが空腹な以外は被害無しじゃな?』
「って事はやはりショウ達は・・・」」
兵站部隊として別行動を取っていたショウ達の未帰還にアメリアから不安そうな顔を浮べていると・・・何て顔してやがる!と小隊長のイエーガーがその頭を軽く小突いた。
「あの悪運の強いショウが一緒なんだ・・・チャーリーは勿論ソフィーも絶対に無事の筈だ。」
「そうですよね・・・すみませんイエーガー、ちょっと弱気になってしまった様です。」
自分もソフィーの事が心配にも関わらず叱って来るイエーガーに謝ったアメリアはパチっと気合い入れ直す様に頬を叩くと、恋人で有るチャーリーの陸ジムを見上げながら陸戦型ガンダムに乗り込もうとするイエーガーに向かって叫んだ。
「私も三番機で援護します!」
「分かった・・・但し無茶はするなよ。後でチャーリーから叱られるのは嫌だからな・・・」
イエーガーなりの冗談なのかククっと笑いながら先に起動するRX-79「G」陸戦型ガンダムに向かって元々三人の機種転換訓練で教官をしているアメリアはそれはコッチの台詞です!と抗議しながら陸ジムのOSを起ち上げ始めた・・・
「システムの起動を確認、パーソナルコード認識、IFFが基地内とリンク・・・FCSの安全装置を解除・・・システムオールグリーン!」
機体の最終チェックを終えたアメリアが陸ジムを起すと、無茶はするで無いぞ!と忠告してくるウォルフからの心配そうな通信に分かってます!と答えたミデアの後部ハッチから出ると待機していたイエーガー機と合流した。
「それでどうする・・・今日はショウもチャーリーも居ないが?」
どっちが指揮を執るのかと言っているイエーガーにそうですね・・・と普段ならホバートラックで後方から指示を飛ばしているアメリアが思案顔を浮べていると、待たせたわね!と少し遅れて出撃して来たヒルダが率いるブラックウィドウ隊にアメリアはそうです!と手をポンと叩いたのだ。
「アメリアからBWリーダーへ我々カスケード隊は貴隊の指揮下となりますので指示をお願いします。」
「えっ・・・ソッチが良いなら構わないけど、それじゃあブラックウィドウ隊及びカスケード隊はマドラス基地の防衛に当たるわよ!」
少し困惑気味のヒルダからの指示にこれなら良いでしょう?と指揮権の統一にアメリアがクスっと微笑むと、後で一杯奢らないとな・・・と結果的に責任を押し付ける事になったイエーガーは苦笑いを浮かべたので有った・・・
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「沿岸警備隊より報告!沖合へと敵潜水艦の迎撃に向かった先行のフィッシュアイ隊が全滅したとの事です!」
「・・・後発のアクアジム隊もかなり苦戦している模様!?すでに損害率が基地守備隊の3割を超えています!!」
次から次へと聞こえて来る司令部から悲痛な声に基地指令のフィッシャー准将はこれほどまでも・・・とジオン機との性能差に苦虫を潰した様な顔を浮べていると、傍にいた女性管制官からえっ!?と変な声が上るのを聞こえたフィッシャーはどうしたんだね・・・?と溜息交じりに尋ねた。
「それが・・・補給の為に立ち寄った教導隊から支援の申し出が入りましたが如何しましょうか!?」
「教導隊・・・確かキスティス中尉だったか、本当に助かる・・・」
MS隊の練度も低く猫の手も借りたい今の状況にフィッシャーがすぐにその支援を了承すると、また通信っ!?と驚く女性管制官に今度は何だね!?とフィッシャーは首を傾げた・・・
「えっと・・・現在当基地で運用試験中のオーガスタ研から試作機を空中退避させたいからと離陸の許可申請が入ったんですが・・・」
「例のRXシリーズの機体か・・・ここで失うとコッチに責任が飛びかねんし・・・ここは丁重に送り出した方が良いか・・・って事で頼む。」
そう答えながらハァ・・・?苦笑いを浮かべた女性管制官がヘッドセットを掴みながらタカナシ達が借りているハンガーへと通信を繋ぐと、キーーーン!と暖気運転を始めているガンダムGT-FOURの傍で最終チェックをしているソフィーへと離陸許可を受け取ったタカナシが慌てて走って来た・・・
「ハァハァ・・・離陸許可はオッケーです・・・」
「分かりましたっ♪それじゃあ二人共グッドラックですっ!」
そう答えながら親指を立てたソフィーが離れるのを確認したショウとチャーリーは同じくグッドラック・・・と言いながら複座式のキャノピーを閉じると、こうなったら仕方が無い・・・と言った顔で急遽搭乗する事となったガンダムGT-FOURのスロットルを少しだけ上げると滑走路へとタキシングを始めたので有った。