ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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マドラス基地強襲・・・その9

「何をボーッとしてるんですかぁ!!?」

 

そう怒鳴ったアメリアの陸ジムがライスのアクアジムを左腕のシールドごとタックルし強引に吹き飛ばすと・・・ビシュ!と発射されたズゴッグの腕部ビーム砲を間一髪避けたアメリアはアクアジムと一緒に地面へと倒れ込むとメインモニターに映るズゴッグをロックオンした。

 

「何だコイツはっ!!?」

 

「貰ったぁーーー!!」

 

そんな声を上げるズゴッグのパイロットからの悲痛な顔など見る事も無くアメリアは機体を横滑りさせながらトリガーを引くと・・・ドドドドッ!!と低い銃声と同時に発射された100ミリマシンガンによって右腕を前に出していたズゴッグはそのままガクっと前のめりに崩れ落ちたので有った・・・

 

「やれやれ・・・どうにかギリギリでしたね・・・」

 

機体を起しながらアメリアがコクピットでそう独り言ちると、こちらラムダ1・・・聞こえるか?と行動不能らしく足元で倒れ込んだままのアクアジムからピーっと通信アラームが入って来た。

 

「こちら試験実験部隊カスケード隊のアメリア=アン=ウォーカー少尉です。お怪我は有りませんか?」

 

「こちらはマドラス基地所属ラムダ小隊のライス少尉だ。荒っぽい救援に感謝するよウォーカー少尉?」

 

ククっと冗談交じり笑いながら答えるライスの様子に及びません。とアメリアもクスっと笑い返している

と・・・ライス少尉ーーーっ!?と聞こえて来る声にその声は!?と驚いたアメリアの陸ジムは心配で戻って来たラムダ2とラムダ3に向けて指を向けたのだ。

 

「私の部下だが・・・知ってるのか?」

 

そんなアメリアの様子にライスも違和感を感じたのか首を傾げると、ええまあ・・・と苦笑いを浮べ曖昧に答えるアメリアの声に向こうも気付いたのか・・・さっきの暴力女ぁ!!?と軍曹達のアクアジムが先程植え付けられた恐怖の所為か後ずさりするのを見て、彼女と何が有ったんだ・・・・?とアクアジムのコクピットから出て来るとライスは誰が暴力女ですかぁーーー!?と怒鳴り返すアメリア機を見ると首を傾げたので有った。

 

 

~~~

 

 

「とにかくここは危険ですので、ここは私に任せてライス少尉達は離脱を!」

 

 

「この基地を守る兵士としては悔しいが・・・ここは君に任せた方が良いみたいだな。」

 

 

自機を失った事とアメリアとは明らかに自分達とは練度の差が有り過ぎる為に逆に邪魔だと判断したライスが潔くアメリアの指示に従いラムダ2のアクアジムの手に乗ると、所で少尉!と叫ぶライスにアメリアはモニター越しに何ですか?と答えた。

 

「これが終わったら盛大に飲もう!勿論我々の奢りでな?」

 

 

「それは楽しみですね。ウチの隊は皆が酒好きですので・・・」

 

そう言い掛けたアメリアがピーっと鳴るIFFの反応にチッ!と舌打ちすると陸ジムをその方向に100ミリマシンガンを構えた・・・

 

「敵機の反応・・・急いで下さい!!」

 

そう外部スピーカーで叫ぶアメリア機に分かった・・・とライスが手でラムダ2に合図するとラムダ3共にゆっくりと後退を始めた。

 

「おい赤髪・・・死ぬんじゃねえぞ!?」

 

「お前には借りが有るんだからなっ!!」

 

案外良い奴らしいですね・・・と自分を応援して来るナンパ野郎の二人にライス少尉の事を頼みますね?とアメリアはクスっと微笑んだ。

 

「うっかり落っことしたりなんかしたら後で私の鉄拳制裁が下りますからね!」

 

「「そんなドジするかよっ!?」」

 

二人揃ってツッコんくる声にはいはい・・・それでは後程。と通信を切ったアメリアは気持ちを切り替えようと自分の頬をバシっと叩いた・・・

 

「タダ酒を頂く為にもあの三人を守らないといけませんね・・・」

 

「えっ・・・ここは隊長が制圧した筈・・・ギャっ!?」

 

そう独り言ちたアメリアの陸ジムが無警戒のままザバっっと海から上がって来たジオンの水陸両用MSに向けて100マシンガンを連射すると・・・どう言う事だ?とMSM-04アッガイのパイロットは先に上がった僚機から聞こえる悲鳴と爆散する機体に驚愕したのだ・・・

 

「シャーク02から各機へシャーク03がやられた!?一斉に飛び出して片付けるぞ!!」

 

「シャーク04了解」

 

「シャーク05了解」

 

アメリア機を警戒しての行動か・・・残ったアッガイ三機がバーニアを吹かしながら飛び出して来るのをメインモニターで確認したアメリアからちょっ!?と焦った声が上った。

 

「同時に三機とか捌ききれる訳っ!!?」

 

「隊長とシャーク03の仇だーーーっ!!」

 

バラララッ!!!とアメリア機が撃つ100ミリマシンガンを掻い潜りながらシャーク02のアッガイが右腕のアイアンネイルをアメリアが居るコクピットへと振り抜こうとした瞬間・・・ビシュ!とその背後からアッガイの背中がビームによって撃ち抜かれたので有る。

 

「へっ・・・?」

 

「CSD1からアメリアへ・・・ヒヤヒヤさせんじゃねえぞ!!?」

 

そう怒声を上げる後方から駆け付けたイエーガー機のビームライフルによって間一髪危機を逃れたアメリアだったが・・・

 

「貴様ぁーーー!!」

 

「良くもシャーク02を!」

 

更に追撃して来るアッガイ二機にチッ!!と舌打ちしたアメリアは腰からビームサーベルを引き抜きながらイエーガー援護を!と叫んだが、流石に近すぎるぞ!?と敵機とアメリア機の距離にイエーガーに緊張が走ると・・・

 

 

「だったら俺達がやるぜぇ!イッヤホぉぉぉーーー!!!」

 

 

そんな声を上げるチャーリーの雄叫びと共にキイイン!!と急降下して来た機体にハァ!!?とイエーガーが素っ頓狂な声が上ると同時にショウがロックした!とアッガイを捉えたショウがトリガーを絞ると・・・GT-FOURの機体上部から発射されたビームキャノンが一機のアッガイの胸部を貫いたのだ。

 

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