「ビンゴッ!!どうだ見たかチャーリー!?」
間一髪の所でアメリアの危機を救ったショウから興奮気味にガッツポーズが上がると同時に機体を引き起こしたチャーリーは下を見ながら健在なアメリアの陸ジムにホッとしながら後席を見た。
「愛してるぜショウ?」
「それはアメリアに言ってやれよバーカ!」
チャーリーからの冗談交じりの礼にショウがククっと笑っていると、下でも決着がついたのかアメリアの陸ジムが残った最後のアッガイに向かってビームサーベルを突き刺していた・・・
「何だか良く分かりませんが・・・・とにかく助かりました!」
フゥッと安堵した様に息を吐いたアメリアが上空を飛ぶショウとチャーリーが乗る戦闘機に向かってグッと親指を立てていると・・・バシュ!!と海面から突然飛び上って来た機体にピーっと反応が有ったアメリアは咄嗟に機体を振り向かせたのだがそのままガシっと両腕を掴む様に拘束されたので有る。
「よくも仲間を・・・!!」
「クッ・・・何て馬鹿力なんですかコイツっ!?」
ギリギリと自機を抑え込む大型のMS・・・MSMゴッグの怪力にアメリアからチッと舌打ちが上がると同時にゴッグの腹部に装備されている腹部メガ粒子砲が充填を始めたのだ・・・
「チッ・・・ビームライフルの威力じゃ貫通してアメリアにも・・・」
アメリア機の危機に対処をしかねたイエーガーがが装備しているビームライフルでの攻撃を断念すると・・・イエーガーさんっ!!と聞こえて来たソフィーの声と同時に猛スピードでヒュイーン!と高い音を上げ突っ込んで来るホバートラックに向かってソフィーかっ!?と叫んだイエーガーは足元に急停車したウィスキードッグへと驚く声を上げた。
「足を狙って下さいっ!!」
「分かった!?」
到着早々ソフィーからの指示にこれしかない!と彼女に賭けたイエーガーが慎重に狙いを点けながらサイドスティックのトリガーを絞ると・・・ビシュ!と発射されたイエーガー機が撃ったビームライフルにより右脚部を撃ち抜かれたゴッグはバランスを崩すと焦ったのか撃つのを躊躇ったのだ・・・
「今ですショウさんっ!変形をっ!?」
再度降下して来るガンダムGT-FOURを見てそう叫ぶソフィーに向かって了解!と答えたショウがフライングモードで有る戦闘機形態からMSへと変形させると、何だぁ!?と驚いたゴッグのパイロットはガンダムGT-FOURの本来の姿に驚いたのかアメリアの陸ジムから手を放したのだ。
「オラァァーーー!!」
それを見たチャーリーがチャンスだぜ!とフットペダルを踏み込みながらゴッグに向かってバーニアを吹かすと・・・ドガッ!と鳴る鈍い音と同時にガンダムGT-FOURから勢いよくタックルされたゴッグはそのまま港のドッグへと突っ込んだ・・・
「クッ!せめてお前だけでもーーーー!?」
ピーピーと鳴り響く機体ダメージの警告音にゴッグのパイロットがメインモニターに映る立ち上がろうするGT-FOURに向けメガ粒子砲を撃とうとした瞬間・・・そうはさせるかよ!と叫んだイエーガーの陸戦型ガンダムのビームライフルによって胸部を撃ち抜かれたゴッグはパイロット共々沈黙したので有った・・・
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「皆さん無事ですかーっ!?」
戦闘が終了した事を確認したソフィーがホバートラックから降りて来るのを見ると、まあ何とかな・・・と答えたイエーガーが彼女の近くで陸ジムの膝を着かせると上部ハッチを開いた・・・
「それにしてもあの機体は何だ・・・戦闘機からMSに変形したが・・・?」
「RX計画の試作機でショウさん達に無理言って乗って貰ったんです・・・ですが予想よりも出来上がってましたねっ♪」
そうコクコクと満足そうにソフィーにそうなんだな・・・とイエーガーが困った様に苦笑いを浮べていると、ソフィー!?と叫びながら走って来たアメリアにソフィーはギュッと抱きつかれた。
「もう・・・心配したじゃないじゃですか!?」
「すみませんっ・・・ちょっと色々有っちゃってっ?」
そう焦った声を上げるアメリアにアハハ・・・と笑ったソフィーがガンダムGT-FOURを指差すと、所であの機体は何ですか・・・?と説明の為にアメリアは一緒に付いて来たショウとチャーリーを見た。
「聞いて驚けアメリア!」
「可変機構付きの新型でブースター付きの化け物だぜ!」
そんな二人からの声にムゥ・・・と思案顔を浮かべたアメリアはそれは凄いですが・・・と今度はソフィーを見たのだ・・・
「因みにですがMS形態のまま一度地上に降りた場合・・・戦闘機への変形はどうするんです?」
「それは無理ですねっ?そもそも空中での変形しか想定してない機体ですし・・・もし地上で戦闘機形態に戻ったとしても離陸できる速度と場所が必要となりまねぇ・・・?」
良く考えて見れば当たり前な事にショウとチャーリーが目を見開くと・・・ただの欠陥機ですね。と結論を下すアメリアの背後でショウとチャーリーは被っていたヘルメットを地面へと叩きつけた。
「何だよ!使えない機体だな・・・」
「おいアメリア!早く降りて俺と代われ!!」
ソフィーの説明を聞いて早々にあの有名なガンダムに乗ったにも関わらず見限ったのか・・・そんな二人にイヤに決まってるじゃないですか!?と抗議したアメリアは元々の乗機で有るホバートラックに乗り込むと見慣れない人物が居る事に気付いた・・・
「この人は誰ですソフィー?」
「オーガスタ研のソーさんですっ♪私達に新しい装備を届けに来たそうですよっ?」
エヘヘと笑うソフィーからの大雑把な自己紹介にこれはどうも・・・とアメリアは首を傾げたので有った・・・