ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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リンとマリア

 

 

 

「ここが皆さんの馴染みのお店ですか?」

 

 

 

ジープから降りたアメリアがカスケードと描かれた古ぼけた看板を見ながらそう声を上げると二っと笑みを浮かべたショウからそうだよ?と返事が返って来る。

 

 

 

「ここはCASCADE(カスケード)って言うパブで僕とチャーリーの行きつけの店なんだ。」

 

 

「そんで、ショウの大好きなリンが居る店でも有るよな?」

 

 

 

同じくジープから降りたチャーリーがニヤニヤしながら屋根越しにショウに向かって首を傾げると、五月蠅いな!とショウは顔を真っ赤にしながらチャーリーに向かって叫び返すと、まだ付き合って無かったのね・・・と呆れた顔をするマリアと共にアメリアも店の中に入って行くと、カランコロンと鳴るカウベルの音に威勢の良い女性の声がいらっしゃーい!と店の奥から聞こえて来るとすぐに黒髪をハーフアップにした綺麗な女性がショウ達を出迎えてくれる。

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

「お待たせショウとチャーリーに・・・ってやだマリアじゃない!どうしたのよ急に!?」

 

 

 

慌てた顔でそう声を上げて来るリンにマリアが久しぶりねリン?とフフッと微笑んで来る。

 

 

 

「元気なのマリア?最近めっきり顔を見せなくなったから心配してたんだからね!」

 

 

 

「ゴメンゴメン・・・息子の事も有るし中々来れなくてね。今日は最近同じチームになった子がここに来たいって言うから紹介ついでに羽目を外しに来たって訳♪」

 

 

二っと笑みを浮かべながらそう答えるマリアに、息子さんはどうしたの?と少し呆れた顔のリンから尋ねられるとマリアは同期の子に預けて来たわよ?満面の笑顔を浮かべる。

 

 

「さーってショウとチャーリーの奢りだし久しぶりに飲むわよ!」

 

 

「あらそうなの?だからと言って帰れなくなるまで飲んだらダメだからねマリア!」

 

 

そう言いながらビシっと指をさして注意して来るリンに分かってるって!?とマリアがタジタジとなった顔になると同時にショウ達から聞いてねぇ!?とツッコミが入り出すので、マリアは今言ったじゃない?と不思議そうな顔で首を傾げる。

 

 

「とまあ支払いの事は二人に任せるとして。今日はこの子を紹介したくてここに連れて来たのよ・・・ほら出てらっしゃいアメリア?」

 

 

マリアがそう言いながら背後に立っていたアメリアを前へと促すとリンからうわっ!?と驚いた顔をされるのでアメリアは何か顔に付いてるんでしょか・・・?と思いながら自分の顔をペタぺタと触り出すがそれは間違いらしくリンがすっごい綺麗な子ね・・・?とフフッと微笑んで来る。

 

 

 

「私はリン、リン=ローダンセよ。名前を聞いても良いかしら?」

 

 

 

そう言いながら満面の笑顔で自分の名前を教えてくれるリンにアメリアもあっ!っと思いながら慌てた顔すみません自己紹介が遅れてしまって!?と声を上げながらビシっと姿勢を正しながら敬礼しだす。

 

 

 

「先日、本社《ジャブロー》よりここトリントン基地へ基地オペレーターとして配属されました。アメリア=アン=ウォーカー軍曹です!今後ともよろしくお願いいたしますローダンセさん。」

 

 

 

「そんなに緊張しなくて良いって?出来れば私の事は気軽にリンって呼んでねアメリアちゃん?」

 

 

 

 

リンは初対面のアメリアに緊張させない為にそう言いながらフレンドリーに接しながら首を少し傾げるとアメリアもの方も余り人見知りしないタイプらしく、分かりましたリンさん♪とニコっと微笑んで来る。

 

 

「マリアの後輩にしては素直で良い子ね。こんな悪い先輩に感化されちゃダメだからねアメリアちゃん?」

 

 

「ちょっとどう意味よリン!?アンタこそアメリアに手を出しちゃダメだからね?」

 

 

 

そう言いながらアメリアの肩に手を回したマリアがニヤニヤしだすとアメリアとリンからえっ!?と驚いた声が上がり出す中ショウとチャーリーからもヘッ!?と素っとん狂な声が聞こえて来る。

 

 

「ちょっとどう意味よマリア!?」

 

 

 

「どう意味も何もアンタって気に入った子が出来ると男でも女でもすぐに名前で呼び出すじゃん?そこに居るショウに然りアメリアに然り・・・??」

 

 

 

少し怒声混じりのリンの声にマリアがショウとアメリアを交互に見ながらニッと笑みを浮かべていると、

リンさんってそう《・・》なんですか!?と驚いたアメリアはそう声を上げながら少し身体をのけ反り出すとリン方違うってっ!?と焦った叫び声が店内に響き出す・・・

 

 

 

「何て事を言うのよマリア!?私はノンケでも無いしちゃんと好きな人が居るんだからね!!」

 

 

「ふ~ん・・・それで好きな人って誰なの?」

 

 

マリアからの一声に今まで同じく騒々しかったトリントン基地の隊員達が一瞬静かになる中、それは・・・とリンはつい黒髪の少尉とバチっと目が合ってしまうとすぐにハッとなり周囲を見渡すと周囲からの目線に顔がボッと赤くなってしまう。

 

 

「ちょっと何見てんのよ!!」

 

 

そう叫んだリンがキッと睨みつける様に店内を見渡すので、ヤベっと隊員達も慌てて会話に戻る中、あ~あもうちょっとだったのに?と楽しそうなマリアの声が聞こえて来ると、いい加減しなさいよねっ!!堪忍袋の緒が切れたのかマリアを りつけるリンの声が再び店内に響き渡るので有った・・・

 




マリア=トパレス

25歳 


女性


基地管制官



アメリア達、基地オペレーターのリーダーで有り頼れる姉御肌の女性で有るが夫は戦闘機パイロットだったが戦死しておりシングルマザーとして一人息子を育てている。

勤務中は至極真面目で冷静だがプライベートではその反面茶目っ気たっぷりで、基地近くのパブをしているリンが良く揶揄われてはいるが年も近く中の良い友人同士で有る。


因みに夫で有ったライナスはショウとチャーリーの同期で友人同士で有った。


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