「自分でも言うのもなんですが士官学校時代は結構モテましたし友達も多かったです・・・ただそれは最初の内だけで数か月もしたら今でも親友で有る一人を除いて皆離れて行ってしまいました。」
アメリアはそう言いながら実はボッチなんですよ?と自嘲気味にクスっと笑うと、何でまた?と尋ねた現在の上官で有るマリアが内心不思議に思いながら、特別素行に問題の無さそうなんだけど・・・と思いながら首を傾げると、ショウ達もそれに倣ってアメリアの方を見る。
「それはですね・・・私の生まれが宇宙『そら』だからなですよ?」
そう言いながら天井を指差すアメリアにショウ達がえっ・それって・・・!?と言った顔を上げると、そうです。とアメリアは少し困ったような顔でコクっと頷く。
「皆さんの思っている通りで、私は現在行われている戦争の発端でも有る嫌われ者のスペースノイドなんですよ・・・?」
「へえ・・・ホントにイヤだわ・・」
アメリアは飾る事も無くスパッとそう言い捨てて来るマリアにやっぱりそうすよね・・・と内心落ち込んでいると、生まれだけで差別するなんて本当に最低ね!とマリアが苦虫を噛み潰した様な顔で睨んで来るのでアメリアからマリア曹長!?と素っとん狂な声が響き渡る。
「いや、私はあのジオンと同じスペースノイドの生まれで、今までも・・・」
「だから最低だって言ってんのよ・・・それって要はイジメじゃない?私ってそういうコソコソした嫌がらせってマジで大っ嫌い!!」
そう言いながら怒声を上げるマリアに、マリア曹長・・・とアメリアが驚いた顔で呟くと、マリアの言う通りだぜ・・・と低い声を出したチャーリーからも怒り心頭と言った顔で言って来るのでアメリアはキョトンとしながら全員を見渡しだす・・・
「本当に不思議な方々ですね・・・もし私がジオンのスパイとかだったらどうするんです?」
「あん?そん時は俺が強引にでもお前を口説いて惚れさせた上で懐柔してやるから覚悟しとけ!」
冗談ぽくも聞こえるが、真面目な顔でそう睨んで来るチャーリーに対し内心ドキっとしたアメリアが、絶対に口説かれませんしっ!?と少しドギマギしながら答えていると、そんな事させないわよ!とマリアからも抗議の声が聞こえて来る。
「アンタみたいな節操無しに口説かれるアメリアじゃ無いんだからね!」
「う・うるせえぞマリア!?お前はアメリアの母親かよ!!」
マリアに対し少し狼狽えながらチャーリーがそうツッコんでいると、そうなんですか・・・?とアメリアはムゥと頬を膨らませながらジトっと目で睨みだす。
「そうよアメリア?こいつはトリントン基地でも有名な女ったらしのチャーリーって有名で沢山の女性隊員達が被害に有って来たんだから有って来たんだから!」
「ちょっと待てってマリア!?確かにそんな時期も有ったけど今は・・・」
そう言い掛けるチャーリーに今は何ですか・・・?とアメリアが全く目の笑って無い顔でニコっと微笑んで来るのでチャーリーからおいショウ・・・と助け船を要求されるのでショウはククっと笑いだす。
「まあ、確かにチャーリーってチャラチャラして軽そうに見えるけど・・・一度コレって決めたら絶対に諦めない奴だよ?」
「成程・・・と言う事は数ある女性と遊んで来たチャーリーが今度は私を狙って来たと言う事で良いんですか?」
ビールジョッキを片手に尋ねるアメリアにそれは語弊が有るぜ・・・と言いながらチャーリーは苦笑いを浮かべると、ショウが頑張れチャーリーと心の中で応援し始める。
「男だったら興味の有る女性が居たら声を掛けたくなるだろう?」
チャーリーの開き直った様な言い訳にアメリアが少し腑に落ちない顔でまあ・・・そうですが?と答える中、隣で会話を聞いてたショウはテーブルに突いていた肘をズルっと滑らせながら自ら墓穴掘ってるし!?と内心ツッコみながらハァ・・・と溜息をつきだす。
「あの・・・結局の所チャーリーは私の事をどうしたいんですか?」
そう言いながら首を傾げるアメリアにチャーリーが色々したいけど?とニヤつきだすとショウはおい!と注意する様にコホンと咳払いすると、アメリアからへえ・・・?と低い声が返って来る。
「いや、違うぜアメリア!?その・・・色々って言うのはお前の事が気になってるから知りたいって言う意味で・・・?」
「ふ~ん気になるですか・・・私もそうですよ?」
そう答えながら少し意地悪くニコっと笑みを浮かるアメリアに、えっマジ!?と驚いた顔のチャーリーが声を上げると同時にショウもマジで!?と内心驚いた声を上げていると、なんて顔してるんですか?と言ったアメリアからクスクスと笑われてしまう。
「まあ・・・さっき私を助けようとしてくれた所だけは格好良かったですよチャーリー?」
「だけって・・・もうちょっと褒めろよな!」
そう声を上げたチャーリーがガクっと項垂れているのを見たショウは二人の様子を見ながら中々良い感じじゃない?とリンに小さく声を掛けると、あっゴメン・・・とハッとした顔でリンから返事が返って来る。
「珍しいね・・・リンがボーッとしてるなんてさ?」
「う、うんちょっとね・・・」
少し驚いた様子で聞いて来るショウに少し歯切れの悪い言い方をリンはそう答えると、アメリアちゃんがスペースノイドか・・・と内心呟きながらハァと溜息をつくので有った。
どれだけの方が楽しみにしているか分かりませんが、更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。元々この作品はエブリスタで書いていたのですが・・・どうせハーメルンに載せるのならと前半部分を思い切ってかなり書き直しています。
それに加えてエブリスタの方で別作品を書いているのでかなり亀進行となっていますので、早く続きを書けと思っている数少ない読者の皆さんには申し訳有りませんがこのペースでお付き合い頂ければと思います。
ヨッシー♪