リンの作った朝ご飯をペロリと食べ終えたショウはごちそう様!と満面の笑みを浮かべながら手を合わせると、お粗末様でした♪とリンもその顔を見ながらクスクスと楽しそうに笑いだす。
「所でさショウ?今日は休みなんでしょう・・・ちょっと買い出し付き合ってくれないかな・・・」
「いいよ別に?急な休みで予定何か無いし・・・」
そう答えながら首を傾げるショウにじゃあ決まりね!と妙に上機嫌となった顔のリンがガタっと立ち上がるのでう、うん・・・と面喰いながらも答えたショウは内心良し・・・!とガッツポーズを取る。
「けど僕なんかで良いの・・・リンが頼めば基地に居る暇な奴等がいくらでも手伝いに来ると思うけど?」
「ホントショウって鈍感よね・・・」
そう言いながらテーブルに肘を付いたリンが呆れた顔になるとショウはへっ・・・?と素っとん狂な上げる。
「今何言ったのリン?」
「何も言って無い・・・取り合えずシャワー浴びてきたら?私は出る準備をしておくから!」
そう言いながら急に機嫌を悪くするリンにショウが良く分かんないな女って・・・?首を傾げながらシャワーを借りる為に浴室へと向かい出すとリンからタオルとかは適当に使ってね?と声が聞こえる中ショウはハッとしてしまう・・・
「さっきまでリンも使ってたんだよね・・・?」
そう独り言ちながらショウは頭に浮かんだ妄想を打ち消す様に冷たいシャワーを浴びて頭を冷やすのであった・・・
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「フゥサッパリした・・・所でリンはどこだろう?」
リンに言われた通り浴室に有ったタオルで頭を拭きながら部屋に戻ったショウはキョロキョロしながらリンの姿を探すと下の方でキュルキュル・・・と聞こえる音にガレージかな?と思い一階の店舗へ降りると、アレ・・・おかしいな!?と焦る声を上げるリンの声が聞こえて来る。
「どうかしたのリン?」
「あ、ショウ・・・実はウチに有るトラックのエンジンが掛からなくて困ってるのよ・・・」
そう言いながら困った様に腕を組むリンにちょっと見て良い?と尋ねたショウが運転席に乗り込むと、任せたわ・・・とリンから溜息交じりの声が返って来る。
「それじゃあ掛けるね?」
そう声を上げたショウがキーを捻るとキュルキュルとセルが回るだけの音しかしないで回れって・・・と思いながらアクセルペダルを何度か踏み込むとエンジンがブルン!と音を立てながら掛かり出す。
「凄い掛かったわ!」
「いや・・・掛かるには掛かったけど、これで買い出しは無理だよリン?」
そう言いながらショウがアクセルを戻すたびにガタつくエンジンを切ると、そうなの・・・?とリンから急に落胆する声が聞こえて来る。
「リン・・これ最後にメンテしたのはいつ?」
「ゴメン・・・私の両親がここに残していたのを使ってたから・・・もう駄目かな?」
「ダメじゃ無いけど・・・流石に僕じゃこの場での修理は無理だね・・・」
リンにそう答えながら明らかに数年は開けた様子の無いエンジンルームを見たショウがお手上げのポーズを取ると腰に手を当てたリンから困ったな・・・と言う声が聞こえて来る。
「トラックが無いと買い出しに行けない無いし・・・このままじゃ店も開けられないじゃない!」
「それはトリントン基地の士気に関わる大問題だね・・・?」
ショウは仕方ないな・・・と自分自身に向かって頷くと、腕を組んだまま不安そうなリンにゴメンと言いながら両手を合わせる。
「ゴメンリン、ちょっと時間くれない?コイツの修理と代車を用意するから・・・」
「それは良いけどこの近くに車の修理工場有ったかしら?」
そう言いながら首を傾げるリンにショウは取って置きな所が有るんだ?とリンに向かってニッと親指を立てると、へえ・・・そうなんだ?と答えたリンが不思議そうな顔になる。
「それじゃあ、ちょっとこのトラック借りるね?」
「う、うん・・・取り合えず店の掃除でもして待ってるからショウに任せるわ。」
自分ではどうしようも出来ない為にリンがそう言いながら手をヒラヒラさせると、じゃあまた後でね?とニッと笑みを浮かべたショウはトラックのエンジンを掛けながらアクセルを吹かすと、ジャジャっと砂埃り起こす様にクラッチを繋いで急発進させるとリンからゴホッゴホッと咳き込む様にむせだす・・・
「まったくもう・・・掃除するって言ったのに何で散らかすかなっ!?」
そう抗議の声を上げたリンは腰に手を置きながらハァ・・・と溜息をつくと砂だらけになった店の玄関口を掃こうと店の中に箒と塵取りを取りに入るので有った。
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はい・・・取り合えずその1と言う事でこんな感じなのが暫く続きますので暫くお付き合いくださいませ♪