ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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束の間休日その2

 

リンのトラックを修理する為にショウはその当てが居る所へ行くためにトリントン基地のゲートの前で停車すると待機所の小屋からあれ・・・少尉じゃないですか?と警備担当の上等兵が不思議そうな顔で出て来る。

 

「どうしたんですかいそのポンコツは?」

 

「いやちょっと訳ありでね。取り合えず中に入りたいんだけど良いかな・・」

 

そう困った顔をするショウにハァと答えながら上等兵がゲート開けてくれるとショウは有難うとお礼を言いながらエンストしたトラックのエンジンを再始動させると目的地で有るハンガーへと向かい出す。

 

 

「おやっさ~ん居る!」

 

 

自分のテスト機でコアブースターの修理を行っている筈のハンガーの前でトラックを停車させたショウがそう叫ぶと、何だ五月蠅ぇな・・・とそのコアブースターの機体下部から相変わらず不機嫌な声が返って来るので慌てたショウはすみません・・・と取り合えず謝ってしまう・・・

 

「別に怒ってねえよ・・・って何だぁ坊主!?またえらくビンテージな車に乗ってんな・・・?」

 

「ま、まあ・・・僕のじゃ無くてリンの所に有ったトラック何ですが、どうも調子が悪くて診て貰えないかと思って・・・」

 

そう頭を下げるショウに親父さんの使っていた奴か・・・とホワイトが腕を組みだすとショウはへっ?と素っとん狂な声を上げながら顔を上げだす。

 

 

「良し分かった。こんな古いのは俺しか見れんからな・・・ちょっと時間が掛かるから俺の使ってろ?」

 

そう自分のクルマのキーを投げて来るホワイトに向かってコアブースターのコクピットの中でキーボードを繋ぎながらOSの再調整を行ってた眼鏡姿の男性整備兵から苦情の声が聞こえて来る。

 

「明朝には仕上げろって指令から言われたっすよね!?」

 

「五月蠅ぇぞシゲッ!!良いからソッチが終わったらエンジンの方を代われってんだ!?」

 

そう理不尽な怒られた方をされたシゲことシバ=シゲオ曹長がへえへえ・・・と答えながら手をヒラヒラさせるとフン!と鼻を鳴らしたホワイトがリンのトラックのボンネットを開けてエンジンに状態を調べ始めるとショウはあの・・・と不安気に首を傾げる。

 

「そんなに心配すんや坊主・・・ああ見えても奴の腕の腕は俺が保証するから・・・ってコイツはヒデえな・・・?」

 

「整備云々は心配してませんが、余り無茶なセッティングにしない様シゲさんに良く言って置いて下さいね?前に酷い目に有ったんで・・・」

 

そう頭を掻きながら困った顔するショウに分かった分かったとホワイトが掛けていたサングラスの位置を直しながらククっと笑いだす。

 

 

「ちゃんと見といてやるから・・・それとコイツは今日一杯は掛かるからまた明日にでも取り来い。」

 

「あ、はい・・・有難うございますおやっさん。それじゃトラックをお借りしますね?」

 

 

そうペコっと頭を下げるショウに気を付けろよ!とホワイトが注意する様に二っと笑みを浮かべると、ホントにあの少尉の事気に入ってますね・・・?とシゲと呼ばれた整備兵がホワイトのトラックの有る方へと走って行くショウを見ながら首を傾げて来る。

 

「そうか・・・?まあ、俺のイジッた機体に文句つけずに乗りこなしてんだからな・・・気に入らない筈が無いだろう?」

 

「そうなんすかね?俺っちも似た様なセッティングなんだけどカノウちゃんにはどうも不評なんだよな・・・」

 

そうボヤキながらスパナで肩を叩くシゲにこういういい加減な所だろうな・・・と思ったホワイトがハァ・・・と溜息をつきながら作業を再開すると、何で俺の顔を見ながら溜息なんかつくんすかぁおやっさん?とシゲの不思議そうな声がハンガー内に空しく響くので有った・・・

 

 

 

~~~

 

 

基地からリンの店へ戻る途中ショウはアクセルを踏み込みながらへえコイツは良いや♪と上機嫌な声を上げるとギヤを上げながら更にトラックを加速させる。

 

 

「流石はおやっさんのトラックだな・・・結構パワー出てるしアクセルのツキ(・・)が凄いや・・・」

 

そうしていたショウが町の中に入り段々と速度落とし始めると、そう言えば女の人と二人っきりで出かけるのって随分久しぶりだよなぁ・・・と思いながら緊張し始めているとその相手が居るCASCADEと看板が掛かったパブが見えて来る・・・

 

「しかもあのリンと二人っきりとか大丈夫かな僕・・・?」

 

そう独り言ちながら小さく溜息をついたショウは右足と左足を器用に使いヒール&トゥで減速をしながら小さなパブの前に停車すると、ボボボっと重低音鳴らすクルマの排気音に何事なのっ!?とリンが慌てて店から飛び出て来る。

 

 

「ゴメンリン、お待たせ!」

 

 

「いやお待たせって・・・それは良いんだけどさ?またえらく喧しいクルマで帰って来たわね・・・」

 

 

そう呆れた顔でリンがホワイトから借りたトラックを物珍しい顔で観察していると、おやっさんから借りて来たんだ?と運転席から顔出すショウはどこか嬉しそうな顔で二っと笑みを浮かべ出す。

 

 

 

 

「おやっさんって、まさか・・・ホワイトさんに修理出したの!?」

 

 

「そうだよ?そう言えばおやっさんがリンの親父さんがって言ってたけど・・・」

 

 

そう首を傾げるショウにそう・・と急に暗い顔したリンが俯くとショウはあれ・・・どうかしたのリン!?と慌て出す。

 

「あ、ゴメンゴメン・・・取り合えず行こっか?もうお昼前だし急がないとね!」

 

「う、うん・・・じゃあ行くよリン?シートベルト着けてね・・・」

 

そう同時にアクセルを煽りつつクラッチをパッと離したショウがトラックの後輪が砂煙を上げながらトラックを急発進させると、キャア!?とシートベルトを付けたばかりの助手席のリンから悲鳴が上がりながらもう!と抗議の声が上がり出す。

 

「今何か言ったリン?」

 

「言ったわよバカ!折角掃除したしたのにまた砂だらけにして・・・!!」

 

そうムゥっと頬膨らませて来るリンに帰ったら掃除するって・・・とショウが苦笑いを浮かべると、絶対だからね!とリンから返事が返って来ると、そのままドアに肘を付いて外を見だす彼女にショウは失敗したな・・・と思いながらトラックを走らせる。

 




まだまだ続きます。そろそろ戦闘シーンを書きたいのですがまだまだです・・・それどころかMSが出て来るのも大分先なので、早く続きを書けよ!と思う方も居るかと思いますが少々お待ちくださいませ。


                                ヨッシー☆
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