ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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昔バージョンのリンです。


束の間休日 その3

 「所でさリン・・・どこに向かって走れば良いのか聞いて無いんだけど?」

 

 

 

 

 

トラックを走らせ始めてから約10分・・・そう首を傾げるショウに、そう言えば言って無かったっけ・・・とずっと無言のまま窓の窓の外を見ていたリンが思案顔のままコッチを見て来ると、ショウは心配な顔で大丈夫とチラッとリンの横顔を見る。

 

 

 

 

 

「ゴメンゴメン・・・ちょっと考え事してたらボーッとしちゃったみたい・・・取り合えずこのまま海岸線に出て中立地帯にある市場の有る町へ行ってくれるかしら?」

 

 

 

「うん分かった。・・・って中立地帯だって!?」

 

 

 

そう驚くショウにそれがどうかしたの?とリンがキョトンとした顔で首を傾げると、いやいや僕の服装見てよ・・・と困った顔を浮かべたショウは連邦軍正式の軍服とその上から羽織ったフライトジャッケット着た姿をリンに右手の親指を差しながら見せると、ああ・・・そう言う事ね。とリンから苦笑いされる。

 

 

 

「私も数回しか見た事無いけど・・・もしジオン兵と出会ったら面倒そうね?」

 

 

 

「面倒どころか相当ヤバいって・・・」

 

 

 

不安な事を言って来るリンに頼むから居ないでくれよ・・・と内心祈ったショウは右腰のホルスターに収まっているUSPの存在を確認しながらそう答えていると、何か無いかしら・・・とリンがシートの後ろをゴソゴソと探り始める。

 

 

 

「あっ・・・これなんかどう?ホワイト大尉のジャンバーみたいだけど・・・」

 

 

 

リンがそう広げて来るジャンバーの背中の真ん中には大きくドクロマークのロゴとその下部には表現の出来ない下品な言葉が堂々と縫われており、これは流石に・・・とショウは苦笑いを浮かべる。

 

 

 

「そうかな・・・着たら意外に似合うんじゃない?」

 

 

 

「いや・・・何か別の意味で悪目立ちしそうなんだけどそれ!?」

 

 

 

クスクスと笑いながら着せようとするリンに嫌がりながらそうツッコんだショウはトラックを海岸線に出る道へとハンドルを切ると左手に見える巨大な海にリンが再び無言になってしまう・・・

 

 

 

「リンって海が好きなの?さっきからずっと見てるけど・・」」

 

 

 

「好きか嫌いかって言われたら嫌いかな・・・特にここのはね・・・?」

 

 

 

そうコッチを見ないまま意味有り気な事を言うリンにここのってどう言う事?とチラッと見たショウが首を少し傾げると・・・所でショウの両親って健在なの?とリンから見当違いの返事が返って来るのでショウはへっ?と素っとん狂な声を上げながらそうだな・・・と思案顔になる。

 

 

 

「母親は小さい頃に出て行ったし・・・親父の方も今年の頭にジオンの降下作戦の時に撒き込まれたとかで死亡通知書だけが届いたよ・・・」

 

 

 

「そっか生まれはニホンって聞いたけど・・・今じゃ完全にジオンの支配下だし、それじゃあお父さんに会いたくても会えないね・・・」

 

 

 

そう悲しそうな顔をするリンにまあ・・・好き勝手やってた人だし・・・とショウは本人主義だった親父の事を心配してくれる彼女に申し訳無くなると、所でリンの両親は・・・?と首を傾げる・・・

 

 

 

「さっきもおやっさんがリンの親父さんの事言ってたし・・・どこか別の場所に居るの?」

 

 

 

「いいえ・・・私のパパやママはあの場所に居たんだあの時・・・」

 

 

 

リンがそう海岸線の中心・・・コロニーの破片が落ちた爆心地で有る元シドニーの市街地を指差すとえっ!?と驚いたショウは慌ててブレーキを踏み込むとそれより出来たクレーターギリギリの所でトラックを停車させる。

 

 

 

「嘘だろリン・・・それって・・・!」

 

 

 

「うん。あの時たまたまシドニーに居たんだ二人共・・・その時コロニーが落ちてそのまま・・・ね?」

 

 

 

そう泣きそうな顔をするリンにゴ、ゴメン・・・とショウが狼狽えながら謝るとリンもハッとしたのか私こそこんな暗い話なんかして・・・と困った顔でアハハ・・・と笑みを浮かべて来る。

 

 

 

「まさかそんな事が有ったとは思わなくて・・・本当にゴメン・・・」

 

 

 

「そんなに謝らなくて良いって・・・」

 

 

 

そう強がる様子を見せて来るリンに片思いと言う下心も有ったショウはええいままよ!と勢いに任せてリンの

 

細い身体をギュッと抱きしめるとちょっ!?とリンから驚く声を上げられながらもそのまま優しく背中へと手を回されてしまう・・・

 

 

 

「ひょっとして慰めてるつもり・・・?」

 

 

 

「う、うん・・・一応・・・」

 

 

 

嫌がる素振りも見せないリンの態度に内心では心臓バクバクのショウもそう答えるのが精一杯でリンがそれに気づいたのかクスっと微笑むと、調子に乗り過ぎよ!と少し顔を離したリンからオデコをパチッとでで弾かれたショウは痛っと涙目になる。

 

 

 

「ちょっと何すんだよリン・・・」

 

 

 

「彼氏でも無いのに勝手に抱きしめた罰よ!さあ、何してんの早く行かないと良いのが無くなっちゃうから急いでよねショウ?」

 

 

 

先程までの甘い雰囲気が無かった事の様リンがそう急かして来ると、何だかな・・・と

 

どこかやるせない気持ちになったショウはハイハイ・・・と答えながらトラックのアクセルを踏み込み再び目的地で有る中立地帯に有る町へと向かい出すので有った。

 

 

 

 




はい、ヨッシーです。正直自分でもこの流れが長いと言うのは分かってはいるんですが元々1000文字程度で区切って書いていた作品を再編集しているのでこれ以上繋げると長すぎるよな・・・と個人的に思います。一応現在2000文字前後で試行錯誤しながら書いてますがもっと長くても良いのでしょうか・・・その辺読まれている方からご意見頂ければと思います♪

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