ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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熱帯夜その1

少し不安だった中立地帯での買い出しも杞憂に終わり、ショウはホワイトから借りたピックアップトラックの荷台に荷物を載せていると、ゴメンね遅くなっちゃって・・・とリンが申し訳なそうな顔で更に段ボールを手渡して来る。

 

 

「良いって・・・どうせやる事無かったし、それにしても沢山仕入れたねリン?」

 

「たまにしか来れないから来れる時に買っとかないといけないからね・・・まあ店の保管庫とかに入れて保存にさえ気を付ければそこそこ持つから今度行くのはまた数瞬間後ね。」

 

 

そう思案顔を浮かべるリンの目線の先には酒に食材、その他諸々が入詰まったかなりの段ボールが山の様に積まれていてショウはこりゃあ明日から楽しみだね?と二っと笑みを浮かべる。

 

「そうそう!ショウが好きな生魚も安く手に入ったから早速今晩作って上げるわね?」

 

そう言いながら積まれた段ボールの隅に置かれた発泡スチロールの箱をリンが指刺すと、マジで!?とやはりニホンの血が流れているのかショウは小躍りしたくなるのを抑えながらありがとうリン!と満面の笑顔でその手をギュッと握り出す・・・

 

 

「う、うん・・・分かったからショウ・・手が・・・?」

 

「あ・・・ゴメン、リン!?嬉しくてつい・・・!」

 

そう慌てながら手を放すショウにいや別に嫌じゃ無いんだけど・・・と顔を赤くボソボソとリンが呟くとショウはえっ?と首を傾げる。

 

「何でも無い!・・・良いから早く帰ろう!お腹も空いたし・・・」

 

「う、うん・・・それじゃあちょっと飛ばすよ?」

 

そう言いながら助手席を乗り込むリンにショウも慌ててトラックのエンジンを掛けると、自己嫌悪に陥ったショウは何か気まずいな・・・と道中の一件と今の事を思い返しながら行きと同様海を見ながら無言のリンとCASCADEの有る町へと到着する。

 

 

 

「ねえリン・・・これ全部ホントに入るの!?」

 

 

「入口は狭いけど・・・奥は意外と広いから大丈夫だって?」

 

 

店へと到着した途端いつも様にテキパキと指示を出すリンに、内心良かったと思いながらショウは少し安堵しながら早速荷台から数個の段ボールを抱えると、先を歩くリンに付いて行きながら店の食材保存庫が有る奥まで足を進める。

 

「これだけ広いなら全部が入りそうだね?」

 

「うん。一応常温で保存できる様にしてるし、奥には父の趣味で小さいながらもワインセラーも有るのよ。」

 

自慢げにフフッと笑みを浮かべて来るリンにショウはへえ・・・と驚いた声を上げる。

 

「ワインはあんまり飲んだ事無いけど・・・今度頼んでいようかな。」

 

「まあ、ウチの店でもそんな上品なお酒飲む人居ないしね?」

 

そう答えながらクスクスと笑い出すリンにショウも確かに?とククっと笑いだしながら外に出てその作業を繰り返すと、リンが荷台の上から最後の段ボールを手渡してくれる。

 

「これが最後みたいね。置き終わったら休憩しようっか?」

 

「オッケー・・・僕もお腹も空いたしさっさと終わらせますかね!」

 

そう言いながらショウが乱雑に置かれた段ボールの上に積み重ねると急にグラグラと揺れ出すので、ショウ危ないっ!?と叫んだリンからの背後からのタックルにショウはグフっ!?と苦しそうな声を上げながら保管庫の床を転がると何故かリンが自分に馬乗りになりながら見下ろしてる。

 

「えっと・・結構大胆何だねリンって?」

 

「ち、違っ!?私はショウを助けようとしただけで!!」

 

そう答えながら顔を真っ赤にするリンにショウはゴメン・・・と腕を伸ばしながらリンの頭をそっと撫でる。

 

「ねえショウ・・・私ずっと言いたかった事が有るんだけど聞いて貰って良い?」

 

頭を撫でる手を自分のと重ねながら首を傾げるリンにうん・・・とショウも答える。

 

「僕もずっと・・・リンに言いたかった事が有るんだ。」

 

「ホントに・・・?じゃあショウから聞かせて・・・」

 

そう目を潤わせながらジッと見つめて来るリンにゴクっと息を飲んだショウはあのねリン!と覚悟した様に彼女の肩を掴みながら起き上がると真剣な顔を見せる。

 

「僕・・・初めて会った時からリンの事がずっと気になってて・・・好きなんだ!」

 

「そっか・・・ショウっていつも私を助けてくれるし、凄く優しいからそうだよな・・・って気づいてた。」

 

 

そう言いながら苦笑いを浮かべて来るリンにコレはダメな奴だ・・・と数少ないながらも感じた事が有る予感にショウがガクっとテンション落としだすと、でもね!と急に顔を近づけて来るリンにショウはちょっとリン!?と狼狽える。

 

 

「どうせ店に来る人と同じだな奴だって思っててもショウっていつも優しいから・・・ワザと気付かない振りしてたけど私もショウの事が好き!」

 

 

そう声を上げながらキスして来るリンに嘘っ・・・!?とショウが内心驚きながら右往左往する両手でやっとの事その抱きしめると、ショウも何か言ってよ・・・?少し恥ずかしいのか照れ隠しの様にリンがハハっ・・・と笑って来る。

 

 

「えっと・・リンの勘違いなんかじゃ無くてさ、僕はリンの事が好き・・・ずっと前から大好き!」

 

 

 

「やっと言ってくれたねショウ・・・私もショウの事ずっと前から大好きだよ?」

「リン・・・」

 

 

そう言いながら顔を赤くするリンにこれはヤバいな・・・と思ったショウは理性に負けつつ彼女が汚れても良いよう着ていたスエットの裾から胸の膨らみへと手を伸ばしながらリンの頭に手を回しキスする。

 

 

「んっ・・・ちょ、ちょっとショウ・・・ここじゃダメよ。」

 

 

「じゃあリンの部屋なら良い?」

 

 

そう言いながら二っと笑みを浮かべたショウが俗にいうお姫様抱っこをすると、手で顔を隠すリンからもうヤダ・・・と顔を真っ赤にしながら抗議の声が聞こえて来るがショウはすぐ着くから・・・?と素知らぬ顔で二階へと上がり出す。

 

 

「リン大好き・・・」

 

「バカ・・・私だって好きよショウ?」

 

ベッドに押し倒しながらもそう悪態をつき微笑んで来るリンに僕の方が好きだって・・・とショウは少しムッとすると、今日は寝かせないから!と流石に限界だったのか強引にキスを再開するので有った。

 

 

 

~~~

 




皆様お久しぶりです。暫く更新出来ずホントに申し訳有りません
でした・・・、ちょっとお盆の間で出したエブリスタの方の作品のトラブルとコロナワクチンと色々な諸事のお陰でちょっと止まってましたが今日よりまた数日置きに更新を再開致しますのでこのガンダムnearmissを読まれている皆様へ楽しんで頂けるよう頑張ります。

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