ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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熱帯夜その2

「ちょっとショウ!起きなさいって・・・遅刻するわよ?」

 

「んっ、ん・・・リン?」

 

自分の身体を揺らしながら聞こえて来る声にショウがぼんやりとした頭で目を擦りながら開けると、やっと起きたわね。と腰に手を当てながらフフッと優し気に微笑んでいるリンの姿が見えたのでリンおはよ・・・とショウはキャッ!?と驚く彼女の手を引っ張りながらペッドサイドへと座らせる。

 

「そ、その・・・身体大丈夫?昨日大分アレだったし・・・?」

 

「う、うん・・・平気だよ!?」

 

昨晩遅くまで続いてしまった情事を思い出したのかリンがそう答えながら顔を真っ赤にすると、自分の体を起き上がらせたショウは良かった・・・と言いながらその細い腰を引き寄せながらリンのこめかみに軽くキスするとそのまま背後から抱きしめる。

 

「ちょっと・・・ダメだったらショウ・・・」

 

「マジで信じられないや・・・リンとこんな風に朝を迎えるなんてさ?」

 

そう言いながら肩口で二っと笑みを浮かべるショウに私だって・・・とリンも答えながらどちらと言う訳でも無く唇を重ねていると、ピーっとキッチンからお湯の沸いたポットの音が聞こえて来る。

 

「ん・・・朝ご飯作の準備するからシャワー浴びて来て。」

 

そう言いながらも艶っぽい目をするリンに分かったよ・・・とショウは渋々ながらリンを解放すると、ちょっとヤバいなコレ・・・と昨晩脱ぎ散らかした服を拾いながらバスルームへと向かう。

 

 

 

 

「あっ・・・何か凄く良い匂いがするね?」

 

シャワーを浴び終えたショウが再びダイニングへと戻ると、まあね?と満面の笑顔を浮かべるエプロン姿のリンがヒョコっとキッチンから顔を出す。

 

「今日飛ぶって聞いてたから簡単にスープとパンにしたんだけど?」

 

「あ、うん!それくらいの方が助かるよリン。」

 

リンの気遣いに嬉しく思いながらショウがテーブルに着くと、ホカホカと湯気を立てている香ばしい匂いさせるコーンスープとパンを乗せたトレーをテーブルへ置いたリンも対面の席に座ると、こりゃ美味そうだね!?とショウはテンション高めに手を合わせ出す。

 

「うん。トウモロコシを沢山貰ったから久々に作ってみたんだ。口に合うかは分からないけど、どうぞ召し上がれ?」

 

「リンが作ったんだから絶対に美味しいって?それじゃあ遠慮なく頂きます!」

 

そう言いながらガツガツとスープとパンを食べ始めるショウに何それ?とリンもクスクスと笑いながらスープを口へと運ぶと、「「美味しい!」」とついショウと声が被ってしまうのでショウとリンはお互い顔を見合せながらアハハ!と笑い出してしまう。

 

「うわぁ・・・すっごく甘くて濃厚!パンにも良く合うしさすがリンだね?料理上手!」

 

「フフッ、ありがとうショウ。こんなので良かったらいつでも作るわよ。そ、その私達恋人なんだし?」

 

そう答えながら恥ずかしそうにコッチを見るリンにショウがブッ!?と飲んでいたコーンスープを盛大に噴き出すと、咳き込むショウにちょ、ちょっとショウ大丈夫と!?とリンから慌てて背中を擦られる。

 

「い、いや大丈夫、ちょっとビックリしただけだから・・・そっかそうだよね恋人なんだよね僕達って?」

 

「ちょっと!あれだけお互い好きって盛り上がって置いておいて・・・この場に及んで今更一夜の間違いとか言ったら流石の私も怒るわよ!」

 

そう言いながら少し困った様にポリポリと頭を掻き始めるショウにムスっとした顔でリンが詰め寄るので、いやそうじゃ無くてさ・・・と答えたショウは今度は真剣な顔でリンを見る。

 

 

「リンも知っている通り僕は連邦軍の戦闘機パイロットなんだ。確かに昨日は勢いで告白しちゃったしリンも僕の事が好きって事が分かって凄く嬉しかった・・・けど、僕の職業柄いつ死んでもおかしく無いと言うか・・・出来ればリンには悲しい顔をさせたく無いんだ?」

 

ショウが少し俯きながらそう答えると、何それ!?とリンから腰に手を当てながら溜息をつかれるのでショウはえっ・・・と驚いてしまう。

 

「私は年上だし、今までずっと我慢してた気持ちをやっと伝えたって言うのに・・・いきなり別れ話とかふざてんじゃ無いわよ!」

 

そうドンっとテーブルを叩きながら怒声を上げて来るリンにでも今ならまだ・・・と煮えくらないショウにリンは五月蠅い!と首根っこを掴み上げる。

 

「良いショウ・・・そんなの簡単な話よ?どんないかなる状況でも生きて私の所にアンタは戻ってくれば良いの!」

 

そう言いながらニコッと微笑みながら言動と行動がかみ合って無いリンにわ、分かった・・・と半ば怯えながらショウがコクコクと頷くと、フフッと微笑んだリンは宜しい♪と満足そうな顔でショウを解放する。

 

「じゃあ改めましてショウ=カノウに聞きます。私と恋人として付き合ってもらえますか?」

 

「は、はい、僕は愛するリン=ローダンセの為に何が有っても絶対に死なないと誓います。」

 

そう緊張気味に答えるショウに絶対だからね・・・?とリンが優し気な顔でフフッと笑って来るので、分かったって・・・ショウは苦笑いを浮かべる。

 

「約束だからね・・・破ったら承知しないんだから!」

 

リンがそう言いムスっと頬を膨らませると、絶対にリンは悲しませないよ?と答えたショウは彼女の身体を優しく抱きしめるので有った。

 




エブリスタよりもショウとリンの馴れ初めを甘々に書いたのですがどうでしょう?
次話から再び戦闘描写多めになるのでお楽しみください。


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