急に出来た休日にリンと濃厚な日を過ごしたショウはじゃあ言って来るね?と言いながら昨日借りたホワイトのトラックのエンジンを掛けると、ねえショウ?とリンが運転席のショウを見るように肘を付きながら覗き込んで来る。
「今日もウチに来る?」
「今日の訓練次第だけど・・・リンのトラックを入れ替えないと行けないからココには来るよ。」
そう言いながら二っと笑みを浮かべるショウにじゃあ待ってる・・・と少し寂しそうな顔をするリンから頬にキスされたショウは絶対行く・・・とそのキスに返す様にリンの唇を味わっていると、遅刻するって・・・と顔を真っ赤にしたリンから抗議する声が聞こえて来る。
「ゴメンゴメン・・・じゃあなるべく早く行くから!」
「ウン・・・美味しい夕飯作って待ってるからね?」
そう言いながらクスっと微笑むリンに普段とは違いショウは朝からテンション高めに分かったと答えながらトラックを飛ばすとトリントン基地のゲートが見えて来る。
「朝帰りですかい少尉?」
そう言いながら苦笑いを浮かべる警備兵に自分の身分証明を出したショウがゴメン!と見逃してくれた軍曹に手を合わせながらゲートをくぐると、あれはチャーリーか?と官舎近くを歩く金髪を見つけるとショウはパッパーとクラクションを鳴らす。
「ようショウじゃねえか・・・お前昨日一日どこに居たんだ?」
「いやその・・・昨日はリンとずっとね・・・」
ショウがそうしどろもどろしながら答えると、マジかよ!?とチャーリーから驚いた声が上がりながらトラックの助手席へと乗り込んで来る。
「そっかそっか・・・いや~やっと結ばれたんだなお前達は!?」
「五月蠅いな・・・そう言うチャーリーはアメリアとどうなったんだよ?」
そう言いながらバシバシと肩を叩いて来るチャーリーにショウが首を傾げながらトラックを再び発進させ出すと、チャーリーからいやそれがな・・・?と腕を組まれる。
「いや・・・昨日俺も気づいたら自分の部屋のベッドでぶっ倒れててよ?あの後アメリアと何を話したのか全く覚えて無えんだよな・・・」
そう言いながら考え込むチャーリーにショウはまさか!?と思い慌ててチャーリーの方を見る。
「一応聞くけどアメリアに
「出すかよ・・・さすがの俺でもあれだけ飲んでたら勃たないつうの!」
そうこう言いながらお互いの目的地で有る格納庫の前に到着した二人がトラックから降りると、ようショウ?と挨拶をしてくれた同僚のパイロットがチャーリーの顔を見ると突然チッ・・・と舌打ちすのでショウはへっ?と驚きながらチャーリーの方を見る。
「何あれ・・・また何かやったのチャーリー!?」
「いや、俺も分かんねえけど・・・昨日から妙に俺に対するヘイトが凄んだよな?」
そう言いながら首を傾げだすチャーリーにふーん・・・とショウも不思議そう格納庫中に入ると、おっ坊主!とコアブースターの最終チェックをするホワイト大尉がニヤニヤしながら手を上げて来る。
「その様子だと上手く行った様だな?」
「えっと・・・お陰様でリンとはそんな感じで・・・おやっさんにはホント感謝してます。」
そう言いながらキーを投げるショウにじゃあ今日はその恩を返せよ?と修理が終わったのかリンのトラックのキーを投げ返されたショウは今晩リンの店で・・・?と二っと笑みを浮かべながらパイロットスーツへ気着替えようとハンガーの中へチャーリーと共に進むと、待ち構えていた様に小隊長で有るイエーガー=バウスネルン中尉から腕を組まれる。
「ようチャーリー・・・俺も今日になって聞いたんだが?あの後飲んだ日の朝方にお前の部屋からウォーカー軍曹が出てきたって言うのは本当なのか?」
「えっアメリアが・・・?いや俺には何の事だかさっぱり・・・!?」
そう答えながら驚くチャーリーにイエーガーから良く聞け・・・と溜息をつかれる。
「非番だったから知らんだろが・・・お前昨日今日でこのトリントン基地内じゃ女たらしのチャーリーって名で有名だぞ?」
「ちょ、何なんすかその不名誉な名前はっ!?」
苦笑いを浮かべるイエーガーからの説明にチャーリーが目を見開きながら異議を求めていると、それに関しては私が説明します・・・と格納庫の扉の外から関係者の一人で有る赤毛の下士官が覗き込んで来るのが見えるのでチャーリーからアメリア!?と驚いた声が上がり出す。
「どうしたんだよ急に?」
「いえ、その・・・どうも私がチャーリーの部屋から出たのを誰かに見られたらしくちょっと弁解にしに伺いました。」
アメリアがそう言いながらおずおずと格納庫内に入って来ると、間近で見たコアブースターに興味深々な顔をしながらショウとチャーリーの前に立つ。
「な、なあアメリア俺は決してお前に手を出して無いよな!?」
「それは勿論です。それどころかチャーリーは自分の部屋を教えるのが限界で・・・どうにかベッドに寝させることに成功したんですが私もそこで力尽きてベッドを借りてしまったんです」
そう答えながら申し訳無い顔になるアメリアにチャーリーはへっ?と素っ頓狂な声を上げる。
「こんな可愛い子が隣で寝てたのに俺って奴は・・・」
「いやいや、もし私に手を出してたら今頃病院のベッドの中ですよ?」
チャーリーに答えながらアメリアがクスっと微笑むと、これは手強いなチャーリーの奴とショウは親友を見ながら苦笑いを浮かべるので有った。