ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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別バージョンの表紙です。




【挿絵表示】




新型機!?

「おやっさーん居ますかー?」

 

 

バリサムから新たな任務を与えられたショウは指令本部ビルから真っすぐ滑走路手前に在るハンガーの中に向かってそう叫ぶと、アァ!誰だこんな時間に・・・と開けっ放しのデカい扉の奥から野太い声で返事が返って来る。

 

 

「って何だ坊主か・・・また墜とされたのかお前?」

 

 

FF-4トリアーエズのエンジンの下からサングラスを掛けた中年の整備兵が寝板を使って出て来るとそう呆れた声を出しながら整備班長の印で有る黒いラインの入った作業帽を被り出すと怪我は無いようだな・・・?と少し安心した様にここトリントン基地の整備班の責任者であるホワイト大尉が二っと笑みを浮かべて来るのでショウはおかげ様でどうにか・・・?と答えるとハハっと苦笑いを浮かべ出す。

 

 

 

「僕が生きてるのもおやっさんがイジッてくれた機体だからですね?」

 

 

「フン!おだてても何も出やしねえぞ坊主・・・所で撃墜された早々こんな所に何か用か?」

 

 

少し照れ臭そうな顔でショウに答えたホワイトが早く帰ってさっさと寝たらどうだ?と自分の作業帽の上に手を置きながら続けるとショウはちょっと気になった事が有って・・・と急に真剣な顔でホワイトの顔をジッと見ると一体どうしたんだ坊主・・・?とホワイトから不思議そうな顔されてしまう・・

 

 

 

「実はついさっきバリサム指令から試作機のテストパイロットを拝命したんですがおやっさんならん何か知ってるかな?と思って・・・?」

 

 

 

「何だ坊主がアレに乗るのか・・・バリサムの野郎からは明日までに使える様にしとけと言われたから組むのは組んだが相当なバケモンだぞコイツは?」

 

 

 

ショウからの質問にそう答えたホワイトがハンガーの奥に向かって右手の親指で指すとシートに被った既存機で有るトリアーエズやフライアローよりも一回り大型の戦闘機らしいシルエットの機体が置かれているのが見えるとショウはアレが試作機・・・と呟きながらゴクっと息を飲みだす。

 

 

 

「型式番号はFF-X7BST・・・通称コアブースターって言うらしいんだが、この機体には従来機のターボジェットエンジンでは無く小型化された核融合炉(ジェネレーター)で動く熱核ジェットエンジン積んだ機体だ・・・トリアーエズやフライアローの3倍以上の出力は有るから機体に振り回されるなよ坊主・・・?」

 

 

「それって噂に聞くMSと同じじゃ無いですか・・・そんな機体に僕が乗るなんて・・・!?」

 

 

 

試作機のテストパイロットと聞いて内心少し浮かれたショウがホワイトからの説明を聞きながら呆然と少しだけ見えるコアブースターの機首を見上げていると、ハンガーの外から粗々しいブレーキ音がキキッとなり出すと同時におーいショウ?と呑気そうに声を上げるチャーリーの姿がショウとホワイトの前に現れる。

 

 

「やけに遅いから多分ここだろって思って来たんだけど・・・何か有ったのか変な顔してよ?」

 

 

 

ショウとホワイトの雰囲気に違和感を感じたらしいチャーリーが首を少し傾げるとショウがちょっと厄介な事になってね・・・?と苦笑いを浮かべると所でどうしたのチャーリーに首を傾げ出す。

 

 

「どうしたじゃねえよ!さっきCASCADE(カスケード)に晩飯食いに行くって約束したろうが!?」

 

 

「そう言えば・・・ゴメンゴメン色々有って忘れてた!」

 

 

そう言いながらチャーリーの方へ駆け寄ったショウはそれじゃあおやっさん・・・機体の事は任せます!と叫ぶと、おうよ!と手を挙げたホワイトは隣を見ながらおいチャーリー!と怒鳴り声を上げだす。

 

「機体チェックリストが俺んとこに届いてねえぞ!!朝一で俺のデスクに無かったたら砂漠に埋めちまうから覚悟して置けっ!!!」

 

 

「あ、ヤベ・・・おやっさん明日には間違いなく必ず絶対に!?」

 

 

 

そう答えたチャーリーが焦った顔をしながら慌てて逃げる様にジープに乗り込むとショウは僕は知らないからね?と呟きながら助手席に乗り込むと呆れた様やれやれと溜息をつきだすと、何とでもなるって?といつもポジティブなチャーリーからそう返事が返って来るとジープが急発進しだす・・・

 

 

「それよりもあのデカい機体何だよ・・・呼び出された件と絡んでんのかショウ?」

 

 

基地の中を飛ばしながらチャーリーが首を少し傾げるとまあね・・・と答えたショウはハァ・・・と溜息をつきだす。

 

 

「取り合えず詳しい事はリンの店に着いたら話すよ・・・色々有り過ぎて素面じゃ話せないや?」

 

 

「ふ~ん・・・それじゃあお前の癒しで有るリンの所に急ぐぜ!」

 

 

そう叫んだチャーリーが更にアクセルを踏み込むとショウのどう言う意味だよ!?と抗議の声を無視しながら二人を乗せたジープは基地を出ると近くに有る町へと進んで行くのであった。

 

 

 

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