ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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後輩とその3

「そう言えばぁ、お二人と直接お話するのは初めてですねぇ?」

 

アメリアの隣に並んで座って居るショウとチャーリーに向かってミリィから話しかけられた二人はそうだっけ?と言った顔で首を傾げていると、それに結構カッコいいですぅ♪とミリィがニコっと微笑んで来る。

 

 

「えっ!?おい聞いたかよショウ!あの子俺達の事を見てカッコイイって言ったぜ?」

 

「うんそうだね・・・。って言うか隣を見た方が良いよチャーりーは・・・」

 

そう忠告を兼ねたショウからの呟きにチャーリーがへっ?と不思議そうに隣を見ると、ムゥ・・・と明らかに機嫌悪そうな顔で睨んでいるアメリアの顔が映り込んで来る・・・

 

「そうですかそうですか・・・そんなにカッコいいと言われたいのなら私が何度でも呼んで上げますがチャーリー?」

 

「ちょっと待てって!何でそんなに怒ってるんだよお前は!?」

 

ニコニコと全く目が笑って無い顔をして来るアメリアに困惑気味のチャーリーがそう焦っていると、あっ因みに冗談ですよぉ?とミリィからクスクスと笑われてしまうのでこの場に居る三人と少し離れて料理してながら聞き耳を立てていたリンからえっ!と驚いた声が上がり出す。

 

「顔はまあ正直良いですけどぉ・・・基地では女ったらしと言う名で有名ですしねぇ?それならまだそちらの相棒でいらっしゃるカノウ少尉の方が良いですねぇ?」

 

「えっ!?僕・・・?」

 

「ダ、ダメだからねショウは私のだからミリィちゃん!」

 

そう慌てた声を上げながら牽制しだすリンにちょっとリンっ!?とショウから驚いた声が上がると、そんなの知ってますよぉ?と二人を揶揄ったらしいミリィは二人を見ながらニヤニヤとなる。

 

「へぇ~リンさんって結構独占欲強いんですねぇ?」

 

「そ、そんな事無いわよ!?」

 

年下のミリィによって完全に主導権を取られたリンがタジタジになっていると、おいアメリア・・・と隣のチャーリーから肘で突かれたアメリアはビールを煽りながら何ですか?と言った顔で隣を見る。

 

「お前の後輩だろ・・・ショウとリンが困ってるぜ?」

 

「そんな事私に言われても困りますって・・・」

 

正直アメリアもプライベートでミリィと会ったのが今日が初めてでその間延びした口調と同じく普段からのんびり屋のミリィがこんなにも絡んでくると思って無かったアメリアが内心頭を抱える思いで有る中チャーリーを挟んでその隣ショウからピコンっと携帯端末の音が鳴り出す。

 

 

「あっ、ジャック中尉からだ。イエーガーさんと合流してここに来るそうだよ?」

 

「えっホントですかぁ!?ちょっとメイクを直してきますぅ!!」

 

そう声を声を上げながら化粧室へと駆けこんで行くミリィの背中を見送ったショウがどうしたんだ急に!?と驚き出すと、どうもジャック中尉がお目当てらしいですね?とリンから新しいジョッキを受け取ったアメリアから呆れた顔で返事が返って来る・・・

 

 

「あら何言ってるのよアメリアちゃん!トリントン基地に居るパイロットの中から選ぶんならジャックって結構モテるのよ?」

 

「へえそうなんですか・・・声と名前は良く聞くんですがまだ会った事が無いんですよね。」

 

そう苦笑いを浮かべるアメリアにまあ俺の方が顔は良いけどな!とチャーリーが何故か張り合っていると、スマン遅くなった!と言いながらカランコロンとドアのカウベルが鳴り響き長身のイエーガーを先頭にもう三人程カスケードの店内へと入って来る。

 

~~~

 

 

「イエーガー中尉いらっしゃい♪って言うかジャックは随分と久々じゃないかしら?」

 

「だなリン・・・最近ちょっとサボリ気味の小隊の所為で正直言って忙しくて忙しくて俺も困ってるんだよ。なっイエーガー?」

 

イエーガーとは同期でのトリントン基地では第二小隊長で有るジャック=アルビン中尉がそう揶揄う様に肩を組みだすのでイエーガーは何も言い返せずにうっ・・・と言葉に詰まり出す・・・

 

 

「分かった分かった・・・今日は俺が奢るから好きなだけ飲みやがれクソッタレめ!」

 

 

「マジで!?よっしゃ今日はイエーガーの奢りらしいからトコトン飲めよ手前えら!」

 

 

そう声を上げるジャックに部下で有る隊員達が了解!と敬礼しながら次々とリンに向かって注文しだすと、悪い人では無いようですね・・・とアメリアはジャックの様子を見ていると、んっ?目が合ったそのジャックから首を傾げながら声を掛けられる・・・

 

「えっと・・・初めましてだよな?」

 

 

「一応そうですね。管制タワーで声だけでのやり取りはしていますが・・・」

 

 

そう苦笑いを浮かべて来るアメリアの声に聞き覚えが有るのかジャックからえっ!?と驚かれる。

 

 

「そっかお前がアメリアか・・・ミリィからも面倒見の良い先輩が来たって聞いてたけど?アイツの事を頼むな?」

 

「あっハイ!?こちらこそ宜しくお願いしますジャック中尉!」

 

そう答えながらアメリアがジャックと握手していると、化粧を直したミリィからあっ先輩!?と睨まれる。

 

「先輩はウィルソン中尉狙いなんだからダメですよぉ!?」

 

「ちょっとミリィ・・・私とチャーリーはそんな関係じゃ有りませんって!」

 

先日上がった噂の事を言っているのかアメリアがミリィに向かってそう抗議する声を上げると同時に、ヴィーヴィーヴィーと不意に聞こえて来る基地からサイレン音に店内に居る関係者達がリンの店で有るカスケードから慌てて飛び出して行く・・・

 

~~~

 

 

 

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