ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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初めての対MS戦闘その2

「では後ほど・・・!」

 

そう言いながらアメリアがミリィ共に手を振りなが司令部が有るビルにと勢い良く走って行くと、取り合えずどうする?と言いながらアクセルを煽りだすチャーリーにショウはニヤっと笑みを浮かべる。

 

「取り合えずおやっさんの所に行くぞ!」

 

「だな・・・所でショウ?」

 

「何だよチャーリー・・・」

 

「アメリアって何者だと思う?」

 

「さあね・・・取り合えずこの厄介ごとが済んだら聞いて見たら?」

 

さっきの指示も有りアメリアの事が気になるのかチャーリーからの言葉にショウが首を傾げているとそうだな・・・と答えながらチャーリーが運転するジープがフルブレーキさせながらハンガー内で停車すると、何だぁ一体!?と整備班のホワイト大尉から驚いた声が上がり出す。

 

 

 

「おやっさん、僕のコアブースターの出撃準備・・・って、ホワイト大尉とウォルフ大尉!?」

 

 

ショウがハンガーの中に入った瞬間目に入ったのは、取っ組み合うホワイトとウォルフで・・・何やら言い合っているのが見える・・・

 

 

「緊急事態なんじゃろうが!?・・・予備機でも良いから!?ワシが飛ぶと言うのに!!」

 

 

「んなものここにはねぇ!それにもう何年も戦闘機に乗ってねえ奴に乗らせる訳ねぇだろうが、このバカ野郎!!」

 

 

ショウはああもう!と言いながら大人気なく言い争っている二人を強引に引きはがすと、呆れた顔で二人を見る。

 

 

「こんな時に何やってるんですか二人共・・・!」

 

 

「いや、ホワイトの奴の頭が固くての・・?」

 

 

「ああ!?舐めんなんなよウォルフッ!昔のお前さんならともかく、今の図体に収まる耐Gスーツなんか有りゃしねぇんだよ・・・一昨日来やがれってんだ!!」

 

 

ショウはウォルフ大尉が基地の危機に飛びたいと言うのも分からなくも無いが・・・おやっさんの言う事も正論で有り、横に随分と広がってしまったウォルフ大尉に入る耐Gスーツは存在しないし、そもそもこのトリントン基地には予備機が無いのも事実で有る。

 

 

「ウォルフ大尉!代わりに僕らが飛びますから大尉は大人しくしててくださいよ?」

 

 

「ムゥ・・・ショウがそこまで言うのなら仕方無いのう・・・」

 

 

現役パイロットで有るショウの言葉にウォルフがそう言いショウの目をジッと見ると、所でお前達!?

とウォルフを止めてくれた事に感謝しつつも整備班のホワイト大尉から焦った声が響き出す・・・

 

 

「おい坊主・・・出るのは良いがバリサムの奴の許可は出てるのか?」

 

「出てませんよ?って言うか四の五の言っている場合ですか・・・」

 

そうジロっと睨んで来るショウにうっ・・・とホワイトがたじろぐ・・・

 

 

「分かった。坊主のコアブースターはともかくだ・・・お前ぇは一体何に乗るつもりなんだチャーリー?」

 

 

「何ってそりゃあ・・・あっ!?」

 

 

チャーリーはシートを被されている愛機であるトリアーエズに唖然とすると、ホワイトは仕方無ぇな・・・と頭を掻きながら整備主任で有るシゲの名を叫ぶ。

 

 

「おい、シゲ・・・このコアブースターと奥のセイバーフィッシュに燃料と弾薬を込めやがれっ!」

 

 

「ちょちょっと・・・おやっさん本気ですか!?この2機は試作機ですし・・・しかもセイバーフィッシュの方はジャブローから入って来たばっかの新品ホヤホヤですぜぇ!?」

 

 

「うるせえっ!んな事は俺も分かってるから、さっさと兵隊集めて出撃準備始めろっ・・・もたもたしてる奴から砂漠に埋めちまうぞっ!!」

 

 

 

ホワイトの怒鳴り声にシゲはハ、ハイッ!と敬礼しながらセイバーフィッシュの方へ駆けて行くと、チャーリーがあの・・・と困った顔をしながらホワイトに首を傾げる。

 

 

「おいチャーリー!俺が上手い事バリサムの奴に言っといてやるからさっさとコクピットに入って初期設定を行えっ!!」

 

 

「分かりましたっ!恩に着ますおやっさん・・・」

 

 

そう怒鳴って来るホワイトにチャーリーが敬礼しながらセイバーフィッシュの方へ向かうと、ホワイトは被っていた帽子のツバを掴みながらヤレヤレとニッと笑みを浮かべる。

 

 

「お前さんも甘いと言うか、浪花節って奴かのうホワイト?」

 

 

「う、うるせえな!」

 

 

ニヤっと笑みを浮かべるウォルフにホワイトは照れたのか被ってた帽子を深く被り直しながらそう呟く。

 

 

 

~~~

 

 

 

「状況はどうなってるんです!」

 

ショウとチャーリーが出撃準備に取り掛かっている中・・・ミリィと共に司令部を兼ねている管制塔へ駆け込んだアメリアの声に上官であるマリアから左右に首を振らるとアメリアはチッ・・・と舌打ちする。

 

「誰か私に防衛ラインの展開を状態を!」

 

「じゃあ私がしますねぇ先輩・・・」

 

そう声を上げるアメリアにミリィがマリアの隣でキーボードを叩き出すので、ちょっと二人共!?と直属の上管でマリアは慌て出す。

 

 

「成程・・・モビルスーツ相手ではこの基地の戦力では太刀打ちできませんね。」

 

「えっ・・・アメリア!?」

 

 

ミリィから敵部隊の戦力をモニターで確認したアメリアが困った様に腕を組むと、では何か奇策でも有るのかね?と基地指令のバリサム大佐からジロっと睨まれる。

 

 

「無い事も有りませんが・・・その為には空と地上における全ての指揮権を私に預けて頂ける事が条件です。」

 

「バカを言えウォーカー軍曹・・・そんな事を許可出来ると?」

 

そう言いながら手を振るバリサムに向かってミリィがそうでしょうかぁ・・・?何やら企んだ様にクスっと微笑んで来る。

 

 

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