ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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初めての対MS戦闘その5

「さあて面白くなってきましたね・・・迎撃機とジオン機との接敵まではミリィ?」

 

「約120秒後ですぅ!」

 

「了解です。各機へ再度通達です。先程も言いましたが絶対に敵MSとは戦わない様にお願いしますよ!」

 

ミリィからの報告にアメリアがショウ達へ指示の徹底をしていると、いやいや笑ってるし!?とミリィはクスっと微笑んでいる彼女の横顔を見ながら内心驚く・・・

 

(しかもこんな状況なのに何だか楽しんでる様な気がしますねぇ・・・?)

 

中央に有る戦術ディスプレイを見ながらニヤつくアメリアに対し、そう感じたミリィが不思議そうに首を傾げていると、ピーっ!と自分のデスクに通信アラームが鳴り響き出す。

 

「先輩!第1小隊のバウスネルン機から敵機視認との事ですぅ!!」

 

「その様ですね・・・もう一度ビンセント中尉と繋いで下さいミリィ?作戦を第二段階へと進めます。」

 

 

~~~

 

 

「12時に敵機、アメリアの言っていた通り絶対に空戦はするなよ・・・特にショウとチャーリーは絶対にだ!」

 

「分かってますって・・・一撃加えた後は離脱する。心得てますって・・・なぁチャーりー?」

 

「おうよ!俺達が約束破った事を有りますかイエーガー隊長?」

 

「ああ、山ほどにな・・・第二小隊も心の準備は良いか?」

 

問題児で有るショウとチャーリーの言葉にイエーガーが不安を感じながら隣を飛ぶ同期で有り第二小隊長のジャック=アルヴィン中尉が搭乗するフライアローを見る。

 

「コッチもオッケーだ。ドップの相手はコッチで引き受けるぜイエーガー!」

 

そう言いながらジャックがコクピットの中から親指を立てるのを見たイエーガーも頼む・・・と答え同じくジャックに向けてサインを送っていると、その右後ろで編隊を組んでいたチャーリーのコクピットにピーっと通信アラームが聞こえだす・・・

 

「アメリアからのプライベート回線・・・?」

 

会敵前に一体何だ?と思ったチャーリーが首を傾げながら繋ぐと、あっ・・・チャーリーとアメリアから少し戸惑った声を聞こえて来る。

 

 

「んっ?戦闘前だって言うのに何だよアメリア・・・」

 

 

「い、いえっ!?その・・・ちゃんと無事に帰ってきてくださいね・・・?」

 

 

そう少し心配そうな声を上げるアメリアにチャーリーは顔を赤くしながら、えっ!と驚いた声をだす。

 

 

「ふ~ん・・・何だ俺の事心配してくれてる訳なんだアメリアは?」

 

「うっうるさいですね!私は別に心配何かしてませんし、ただ全員無事に帰って来て欲しいだけですよ!!」

 

「じゃあ何で俺にだけ通信を繋ぐんだよ?」

 

「うにゃ!?」

 

チャーリーからの冷静な返しにアメリアから妙な声が上がると、コイツってホント変な奴だな?と思いながらチャーリーはコクピットの中でククっとつい笑ってしまう。

 

 

「仕方ねえな・・・ちゃんと無事に帰って来てやるからその時は一杯奢れよ?」

 

「むう・・・約束ですよ。」

 

 

プライベート回線の為分からないが、チャーリーは不機嫌なアメリアが時折見せる唇を尖らせる顔を想像しながら了解した。とニヤニヤしながら答えていると、アメリアからあっ・・・と焦った声が聞こえて来る。

 

「すみませんチャーリー・・・これで時間切れみたいです。ご武運を・・・」

 

「ああ、じゃあまたなアメリア?」

 

そう答えるチャーリーのアメリアから通信を切られるとチャーリーはハァ・・・溜息をつく。

 

「あんな可愛い事を言われたら絶対に死なれねえじゃねえかよ・・・」

 

チャーリーがそう独り言ちていると、ピーっと再び通信アラームが鳴り響くので有った・・・

 

 

~~~

 

 

 

「ミサイルの有効射程距離圏内に敵機を捉えたぞ!各機エンゲージ・・・ありったけばら撒いて一気に奴さん達の後背へと突き抜けるぞ!!」

 

 

そう指示を飛ばすイエーガーのトリアーエズを先頭にショウのコアブースターとチャーリーのセイバーフィッシュがアフターバーナーを吹かしながら機体を加速させると、敵機もコッチに気付いたのか護衛機で有るドップが前へと出て来る。

 

 

「敵機よりロックオン反応!」

 

「それはお互い様だ・・・全機一斉射!フレアを焚きまくれ!!」

 

ジオンが実用化に成功したと言われるミノフスキー粒子の所為で無線誘導兵器類は無力化され赤外線誘導ミサイルを放とうしたイエーガーはHUD(ヘッドアップディスプレイ)に映るドップへとスティックのボタンを押す。

 

「フォックス2!」

 

そう叫んだイエーガーの声と同時にトリントン基地所属機からも同様にミサイルが放たれると、対航となったドップ三機からミサイルランチャーが撃たれる・・・

 

「当たるかよ・・・フォックス3っ!!」

 

フレアを機体後部から射出させたイエーガーが20ミリバルカン砲を牽制でドップに向かって撃ちながらショウとチャーリーと共に突破すると、しまった!?と護衛を務めていたドップの隊長が慌てる。

 

 

「ぜっ全機反転しろ!?MSを乗せたドダイでは逃げ切れ・・・」

 

そう指示を言い終える前に後方からタイミングを合わせて来たジャックがその隊長機を撃ち落とすと、なっちゃねえな・・・?とジャックはフライアローのコクピットの中で嘲け笑う・・・

 

「各機へ!まんまとケツを見せた間抜けな奴等を食い尽くせっ!」

 

そう叫ぶジャックの声に第二小隊の二機が隊長機を失い逃げまどうドップを追い掛ける出すので有った。

 

 

~~~

 

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