ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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ミデアの人その3

「マチルダ中尉、ミデアから荷が降りたのでご報告に上がりましたっ♪」

 

そう言いながらニコっと微笑む女性下士官がドアの外から敬礼する。

 

「ご苦労ホワイト伍長、それでは皆さん早速見に行こうとしましょうか・・・我が軍の秘密兵器を見にへと?」

+-

「秘密兵器とはまた大層な言い回しをしますね。」

 

アメリアからの突っかかる物言いに対しマチルダが困った顔様に苦笑いをするが、アメリアには取っては急に現れた厄介者で有り実際に困っているのはアメリア自身だ。

 

(いきなり来て無茶難題を押し付けるとは・・・そのジョン=コーウェン准将とやらの顔に一発ぶち込んでやりたい気分ですね。)

 

そう思ったアメリアが盛大にハァ・・・と溜息をつくと、それでは行きましょうか?とタイミングを見計らったマチルダの声に全員が頷きバリサム執務室から出ると、彼女が秘密兵器と揶揄していた物が置かれていると言う滑走路脇のハンガーまでホワイト伍長の案内でアメリア達はやって来たので有った。

 

 

~~~

 

 

「想像はしていましたが、まさか新型のMSを用意するとは上は本気なんですね・・・」

 

 

「勿論です。形式名称RGM-79「G」先行試作陸戦型ジムと言います、詳しくはこの機体のメインエンジニアとなる彼女から話を・・・それではホワイト伍長お願いね?」

 

「ハイっ♪」

 

マチルダからの紹介にホワイト伍長と呼ばれた女性下士官がその背後からピョコっと前に出ると、初めましてっ♪と敬礼するのでアメリア達も少し戸惑いながら宜しくお願いします・・・と答えた。

 

「それでは早速この機体の説明と言う事なんですが、その名の通りこの子は連邦軍が現在量産化を検討しようと(‥‥)しているMSの先行型でこの子達はそのMSに対しての実戦でのフィードバックが目的なんですっ。」

 

「成程ね。だから試作実験部隊か・・」

 

「どう意味だよショウ?」

 

ショウがホワイト伍長からの説明に腕を組むとそんな事を聞いて来る相棒に呆れた顔になった・・・

 

「ちゃんと話聞いてたのかよ・・・要は、僕らはこの試作機でジオンのMSと実戦を行い戦いの経験値をを積んで来いって事!」

 

「それってひょっとして俺達がアレに乗って戦うのかよ!?」

 

「僕達にも見せるって事は・・・そう言う意味ですよねマチルダ中尉!」

 

そう不機嫌そうな声を上げるショウにご明察よカノウ少尉?と答えたマチルダは意味有り気にクスっと微笑む・・・

 

「まあ実際には、ウォーカー軍曹が先程言った通り彼女がどう決めるかだけどね。」

 

「そんなの決まっています。この私が巻き込まれた以上は一蓮托生です。勿論ショウ達も私の仲間になって貰いますからこれからは指揮官として宜しくお願いしますね?」

 

 

マチルダの言葉に答えたアメリアがそう言いながらショウ達に向かってニコっと微笑むと、アメリアが指揮官ってマジかよ!?とチャーリーからとてつもなく嫌そうな声が上がり出す。

 

「こんなに可愛いくて優しい私が指揮官だと言うのに何が不満がなんですか!」

 

 

「いやいや俺達は戦闘機パイロットなんだぜ!?いきなりMSのパイロットなんか無茶過ぎだろ!」

 

 

「大丈夫です。この私が優しく(・・・)教えて上げますから?」

 

 

「・・・・」

 

 

フフッと意味有り気な笑みを浮かべて来るアメリアに絶対に嘘だなと内心思ったチャーリーは今後の事に恐怖を覚えるので有った。

 

 

~~~

 

「所でさっきちょっと気になったんだが、そこのホワイト伍長がメインエンジニアって事は・・・?」

 

そう言いながらイエーガーが手を挙げると、そう言う事ですよっ♪とホワイト伍長からエヘヘっと笑みが浮かび上がった。

 

「改めましてっ!今日付けでここトリントン基地へと配属されましたソフィー=ホワイト伍長ですっ♪皆さん試験実験部隊のMSの整備を担当する事となりますのでこれからよろしくお願いしますっ!」

 

 

「「「「ええっ!?」」」」

 

 

訊ねたイエーガーを含めた4人から驚いた声が盛大に響き渡ると、その様子を見ていたマチルダからフフッと笑われながらフォローが入る。

 

「こんなに若いし頼り無さそうに見えるかも知れないけど、こう見えてホワイト伍長はジャブローでMS整備のスペシャリストとして研修を受けていてその腕前も相当な物と評価を受けてるわ」

 

「こんな小っちゃいのがですか・・・」

 

確かに長身のイエーガーと比べると彼女が小さいのは当たり前だが、女性の平均身長よりも更に低く小柄なアメリアよりもソフィーの背は低かった・・・

 

「小っちゃくなんか無いですっ!」

 

イエーガーの言葉が禁句だったのか急にソフィーが大きな声を上げると、さっきからうるせえぞっ!と怒鳴ったここトリントン基地整備班の班長で有るホワイト大尉がハンガーの顔を出して来る。

 

 

「ホワイト大尉すみません!ちょっと色々有りまして・・・」

 

 

「まったく頼むぜ嬢ちゃん・・・本店(・・)の連中がMSを置く場所を貸してくれと頼んで来たもんだから一応は了承したが、作業の邪魔すんなら今後は外で作業して貰うからな!」

 

 

頭を下げるアメリアに一通り文句言ったホワイトが帽子を直しながら再びハンガーの中に戻ろうとすると、相変わらず怒りっぽいなお爺ちゃんはっ!と腰に手をついたソフィーからムスっとした顔が浮かぶので、それを聞いた4人は再びえぇっ!?と素っ頓狂な声を上げると・・・彼女ソフィー=ホワイト伍長の5人で新しくチームを組む事になったので有った。

 

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