ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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その名はカスケード隊!その2

「3日以内に自分のスコアを追い越せとか素人相手無茶言い過ぎだろアメリアの奴っ!?」

 

その期限が切れた場合は元特務で有るアメリアとのCQC(近接格闘)と言う罰ゲームが待って居る為にショウは必死な顔でメインモニターに映るMSー06FザクⅡとシュミレーター戦闘を行っていた。

 

 

「クッ・・・そこだぁ!」

 

 

サイドスティックを操作しながらショウが陸ジムに装備している180ミリキャノンの照準をザクⅡに合わせてトリガーを引くと、ドンッ!!と鈍い音と共にザクⅡの胸部に直撃した。

 

「ビンゴッ!これで今までのスコアを更新したっ・・ってぇ!?」

 

倒れたザクのその背後から更に現れたもう一機に慌てたショウは照準は適当に牽制でサイドスティックに有るトリガーを引くと、ビーッ!と鳴り響く警告音と同時に目の前に居たザクⅡの右肩が吹き飛んだ・・・

・・・

 

「ラッキー・・・でも無いってねぇ。こんな時に弾切れなんてツイてないなんだけど!!」

 

 

モニター脇に表示されたAMMOEMPTY(弾薬不足)にショウは180ミリを捨てると、間に合えよ・・・?と思いながら腰のアタッチメントに有る100ミリマシンガンを引き抜く・・・

 

 

「貰ったぁ!!」

 

 

そう叫んだショウの陸ジムがヒートホークを振り降ろそうとしたザクⅡをバラララッ!と100マシンガンを連射し蜂の巣にする。

 

 

「これで最後か・・・?」

 

 

期限で有る3日目にしてやっとの事でスコアを達成したショウがそう安堵しながら息を吐いていると、ビーっと鳴る警告音に今度なんだよっ!?とショウは驚きながら急接近して来る敵機へと100ミリマシンガンを構えた。

 

「クッソォ・・・速いっ!?」

 

 

見た事が無いシルエットの敵MSにショウの陸ジムが撃った100ミリマシンガンが素早い機動により全て外れると、不味い!?と思ったショウは懐へと踏み込んで来るスカートを思わせる下半身を持つ敵MSと肉薄した・・・

 

「こなくそっ!!」

 

そう叫んだショウが陸ジムの脚部に有るサーベルラックからビームサーベルを引き抜くとスカート付きの敵MSもザクが持つヒートホークでは無く刃が長いヒートサーベルで斬り込んで来る。

 

 

「大振りなんだよぉ!!」

 

そう叫んだショウがフットペダルを踏み込みながら陸ジムのバーニアを吹かし、上段から振り降ろそうとするスカート付きからの一撃をそのまま一気に躱しショウはでやぁぁぁ!!と声を上げながら左腰に構えたビームサーベルを一閃・・・居合い抜く様に胴体と下半身を斬り捨てながら駆け抜けたので有った。

 

 

「どうだこの野郎・・・僕の勝ちだからな!」

 

 

ハァハァと息を荒くしながらそう声を上げるショウの目の前にミッションコンプリートとモニター表示されると、プシュ―と開いた陸ジムの上部ハッチからお見事でしたね?とアメリアが覗き込んで来る。

 

 

「私は最後のスカート付きにやられちゃいましたんですけど・・・ショウって何か武道みたいなのをしてたんですか?何か妙にビームサーベルの使い方が上手かったですが・・・」

 

「小さい頃に剣道をしてたからね・・・胴抜きは得意なんだ。」

 

「そう言えばショウってアジア系ですもんね。確かサムライ・・・って言うですっけ?」

 

「侍とはちょっと違うけど・・・まあそんな感じだよ。」

 

アメリアにそう答えながらショウが苦笑いを浮かべていると、よっしゃ!ノルマクリアだぜ!!とチャーリーからもガッツポーズが上がり出すのでショウはまったく・・・と呟きながらアメリアを見る。

 

「アメリアのスコア達成に僕ら3人が達成したみたいだしちょっと息抜きしない?」

 

 

「そうですね。あれ以来リンさんとも顔を合わせてませんし・・・」

 

そう言いながら顔を俯かせるアメリアにショウは数日前の事を思い返す。

 

 

~~~

 

 

「ねえアメリアちゃん!どういうことなのそれっ!?」

 

 

そう怒声を上げるリンにその日アメリアは困った顔で自分が降格処分を受けた説明を続けていた・・・

 

 

「リンさん・・・怒ってくれる事は嬉しいんですがこれはもう決まった事なので覆さないんです。」

 

 

「でも・・・っ!アメリアちゃんは悪くないじゃない?自分の身を守るための正当防衛だよ!」

 

そう怒り出すリンにアメリアはホント変わった人ですね・・・と笑みを浮かべながら当時の事を思い返すと、元上官からの嫉妬に絡んだスペースノイドへの差別に加え高官を父に持つ部下から受けた強姦紛いの事実を説明したのだが、リンからは納得のいかない声が続く・・・

 

「だからって!アメリアちゃんだけ処分されるのはおかしいじゃない!?」

 

「まあ・・・それが軍隊ってもんです。しかし・・そのおかげと言うのは変ですが、ここに飛ばせれて皆と出会えたのは私に取って幸運だと思っていますよ?」

 

そうニコっと笑って来るアメリアに驚いたリンはショウ達と顔を見合わせた。

 

 

 

「それじゃあアメリアちゃん・・・改めて乾杯しよっか?」

 

 

「改めてですか・・・別に良いですが何に対してです。」

 

 

そう首を傾げるアメリアにリンは少し照れ臭そうに顔を赤くしたので有った・・・

 

 

 

~~~

 

 

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