ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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機種転換訓練

そしてその数日後、オーストラリア方面軍トリントン基地に創設された試験実験MS部隊・・・カスケード隊として14名がアメリアの下した過酷な訓練をクリアし整然と並び座って居た。

 

「えーこれまで私が与えた訓練に血反吐した皆さんはお疲れさまでした。これで合格とし機種転換訓練は終了とします。」

 

そう言いながら軍曹ながらもニコっと微笑むアメリアにイヤッホオウ!!と自分よりも階級が上の筈の男性士官達から大喝采が上がり出す・・・

 

「何ですかこの隊員達の喜び様は・・・?」

 

「恐らくですけどぉ・・・恐らく先輩の訓練から解放された所為じゃ無いですかぁ?」

 

 

そうツッコんで来るミリィにアメリアはムゥ??と首を捻りながらこの数日間の事を思い返した・・・

 

 

~~~

 

 

「それでは今日はランニングと行きましょうか?」

 

「おいちょっと待てアメリア・・・本気でこんな物を(・・・)着て走るのか!?」

 

そう異議を唱えるのはイエーガーで教官役のアメリアは歩兵部隊と同じ装備をさせた機種転換訓練に志願した候補生隊に向かって首を傾げた。

 

「勿論です。MSに乗るんならそれなりのGに耐える為にも基礎体力は必須ですよ?」

 

「いやそれは分かるが・・・俺達のほとんどは戦闘機パイロットだぞ。今更こんな訓練は必要無いんじゃないか・・・」

 

「それはそうですがイエーガー、それ以外の隊員も参加しているのでここは公平を保つ為に頑張って下さい?」

 

 

そう答えながらニコっと微笑むアメリアに渋々と言った顔で了承したイエーガー達が士官学校で行ったフル装備の上にライフルを持ったまま基地の滑走路の周りを走ったり・・・

 

 

「じゃあ今日はCQC(近接格闘訓練)です。」

 

 

「って事は訓練だからどこを触っても良いんだな?」

 

 

そうニヤついたチャーリーが瞬殺されアメリアに投げ飛ばされたり・・・

 

 

そしてある日は射撃訓練を行ったアメリアがそう言いながら腰のホルスターからハンドガンを引き抜きながらパンパンと的に向かって発砲した。

 

 

「MSの火器は私達人間と同様に狙って撃つものですが・・・ミノフスキー粒子の台頭によりロックオンの精度も従来より甘くなってます。」

 

 

そう言いながら撃った全弾をターゲットの頭に命中させたアメリアが特務時代から使っている愛銃のロック17Lをホルスターに収めると、おおっ~!とその瞬間を見ていた全員から歓声が上がった。

 

 

「生身でもMSでも所詮は兵隊で被弾すれば致命的です・・・なら一撃必中を目指すべきだと私は思いますので皆さん頑張って下さいね。」

 

 

「まあ確かに・・・アメリアの言う通りかもね?」

 

 

その考えに頷いたショウが得意な射撃でアメリアを驚かせたりと、当初は30名近く居た志願者の他にもアメリアから見て個性的で目を引く人材を引き抜き精査した結果このメンバーでトリントン基地試験実験部隊カスケード隊が結成されたので有った。

 

 

「では、早速ですが・・・各小隊長とポジションを発表します。」

 

そう声を上げるアメリアにカスケード隊の全員から緊張しているのかビシっと姿勢を正した。

 

 

「先ずは第一小隊ですが、一番機イエーガー、二番機ショウ、三番機チャーリー、そして指揮は(バックアップ)は私アメリアです。」

 

そう言ったアメリアの言葉にショウ達から良し!とホッとした声が上がるとアメリアは更に続けた。

 

「そして第二小隊の一番機にはジャック=アルヴィン中尉と二番機三番機はレオン少尉とユウヤ曹長でバックアップにはミリィ=タニグチ伍長が担当します。」

 

「やったねぇ♪」

 

嬉しそうな声を上げるミリィにアメリアがまだ途中ですよ!と窘めていると、それで俺達はどうなんだい?と担当する機体の所為も有り一番多くの隊員を引き連れて来たタンク=ヴィンセント中尉からニヤニヤと笑みが浮かんだ

 

「各小隊長には事前に伝えてますが、タンク中尉の第三小隊は機体はあくまでも支援がメインですので私の指示に基づいて動いて下さいね!」

 

 

「ハイハイ、分かってるって・・・これから宜しくなアメリア?」

 

 

そういいながら二っと何を考えているのか分からない得体の知れないタンクにアメリアは苦笑いを浮かべながらアハハ・・・手を握ったので有った。

 

 

~~~

 

 

そしてその日の晩アメリア達は新たにジャックとタンクを加え結成したカスケード隊のメンバーでショウの恋人が店をしている部隊名で有るCASCADEにお邪魔していた。

 

 

「はいお待たせ!豚丼が出来たわよ皆?」

 

 

そう言いながらリンが焼いた豚肉と野菜を絡めたどんぶりを全員に出すと、何だコレっ!?とこの店に初めて来たタンクから驚いた声が上がった・・・

 

「こんなに美人で美味い店が基地の近くに有るなんて・・・ズルいぞ二人共!」

 

そう抗議するタンクに俺も初めてだって・・・とジャックが異議をを唱えながらイエーガーを見た。

 

「元々ここはショウ達の馴染みだ・・・それにリンはショウの恋人だぞ?」

 

 

「嘘だろっ!?あんな美人が何でショウと・・・」

 

 

意外な事実を知ったジャックが驚くとムゥ・・・とその様子を見ていたミリィからジロっと睨まれた。

 

 

「ここにも可愛い子がますけどぉ!」

 

「どこにだ?俺には見えないが・・・」

 

 

そう煽るミリィにジャックもその好意を知っているのか誤魔化す様に苦笑いを浮かべると、その恋が実ると良いね?とショウらら受け取ったミリィはビールをゴクゴクと一気に飲みほしたので有った・・・

 

 

~~~

 

 

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