ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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機種転換訓練その2

そして更に数日が経った。

 

 

ショウ達が受けて来た2週間以上に及ぶ機種転換訓練も大詰めとなり今ではMSを使った実機での訓練が多く実弾を使った射撃訓練やアメリアの特務時代の知識と経験を生かしたフォーメションの訓練等々・・・毎日朝から晩までみっちりとアメリアにしごかれている。

 

「ショウどうしたんです?しっかり付いて来なさいっ!」

 

 

アメリアはそう言いながらフットペダルを踏み込むと同時に、バーニアを吹かした乗機で有るRGM-79「G」陸戦型ジムが瓦礫と化したコロニーの外壁に沿って上昇すると、背後から少し遅れて同じ陸ジム(・・・)に乗ったショウが追って来る。

 

 

「クソっ、今日こそは負けないからなアメリア!」

 

ショウもアメリア機をロックオンしようとフットペダルを床まで踏み込み機体を更に加速させるが、前方のアメリア機がそうはさせまいとコロニーの外壁を出した右脚で蹴りながら急に機体を方向転換させるので、ウソだろ!?とショウはコクピットの中でギョッとする!

 

 

「貰いましたよショウォ!!」

 

 

そう声を上げながらアメリアが空中でバーニアを吹かし陸ジムを急降下させて来るのでショウはメインモニターに映るアメリアが操る陸ジムに向かって右手のサイドスティックに有るトリガーを引いた。

 

「こなくそっ!!」

 

 

ショウのヤケクソ気味に撃たれた100ミリマシンガンの銃弾をアメリアが咄嗟に踏み込んだフットペダルより機体をロールさせると、嘘だろっ!?声を上げたショウの撃ったペイント弾は全弾外れてしまい今度はアメリアの番で有る・・・

 

「これでお終いです!」」

 

 

そう叫んだアメリアの陸ジムが訓練用のロッドでショウの機体の頭部を当てようとした瞬間に舐めんなぁ!!とショウも負けじにロッドを引き抜きながら受け止めた。

 

「流石は元戦闘機パイロットですね・・・良い反応してます。」

 

「そっちこそ・・・!!」

 

日に日に手強くなっているショウに対しアメリアが賛辞を贈るとそう答えたショウはチッ・・・舌打ちしながらロッドを構えた。

 

((次で仕留めるて見せるっ!!))

 

 

教官で有るアメリアと負けず嫌いのショウとのプライドを掛けたこの戦いは意外にも次の一手で決まったので有る・・・

 

「デヤァァ!!!」

 

「このぉぉぉ!!!」

 

 

そう叫び合う二人に二機の陸ジムが互いにロッドを振るうとアメリア機が上段から振るった鋭い斬撃をサッと避けながらショウはアメリア機の胸を突いた。

 

 

「カノウ機の勝利!」

 

「オオっ!!」

 

 

そう声を上げる審判役のイエーガーと共に観戦していた第二、第三小隊の面々から歓声が上がるで、どうもどうも・・・と言いながらコクピットハッチに装備されたウィンチで降りて来たショウはムスッとしたアメリアと相対する。

 

 

「お疲れさん。」

 

「お疲れです・・・」

 

「睨んでる理由を聞いても良い?」

 

 

そう言いながら首を傾げるショウにアメリアはだって!と悔しそうな顔でショウを見た。

 

 

 

~~~

 

 

「まだ実機での訓練を始めてからちょっとしか経って無いのショウに私は負けたんですよ?」

 

 

ムゥ・・と唇を尖らせるアメリアにショウはまぐれだって!!と宥めながら二人で待機所まで戻ると、二人の模擬戦を観戦していた仲間達が指揮車輌で有るホバートラックの上やガンタンクのキャタピラ部に腰掛けてお疲れさん~と手を振りながら声を掛けて来る。

 

 

「何を呑気に見物してるんですかっ・・・次はイエーガーとチャーリーの番です!ハリーハリー急ぎなさい!!」

 

「わ、分かったって!?ったく負けたからって八つ当たりすんなよな・・・」

 

「・・・何か言いましたかチャーリー?」

 

 

そう焦った声を上げるチャーリーにアメリアがツッコむとタンクからククっと笑われ。た

 

 

「ったくチャーリーの野郎、女の尻に敷かれやがって情けなぇな・・・?」

 

 

タンクがなあ?と自分の部下で有る隊員たちにそう言いながらククっと笑い出すと、一人の隊員があっ・・・!と背後を指差すのでタンクは後ろを振り向きながらゲッ!と顔を引き攣らせる・・・

 

 

「ほう・・・ガンタンク隊は随分と暇そうですね?」

 

 

腕を組んだまま睨むアメリアにタンクはイヤイヤと慌てて両手を振り出しながらガンタンクを指差す。

 

「いやコイツじゃ模擬戦に加われ無ぇしさ?それに固定された的相手の射撃訓練も飽きたしよ・・・」

 

 

「成程・・・要は張り合いが無いという事ですね?良いでしょう・・・じゃあ少しゲームをしましょうか?ショウ180ミリキャノンは持って来てますね!」

 

 

アメリアの急な言葉ににショウはへっ!?と素っ頓狂な声を上げつつも持って来てるけど・・・?と、答えるとアメリアはニッと笑みを浮かべる。

 

 

「じゃあショウは陸ジムに搭乗して180ミリキャノンを装備、勿論実弾ですよ?タンク達ガンタンク隊も同じく搭乗して下さい。」

 

 

「ちょ、ちょっとアメリア!?僕は今さっきお前との模擬戦終わったばっかなんだけど・・・」

 

 

「まあちょっとした余興です。」

 

 

アメリアがヘッドセットを付けながら首を傾げるとショウは了解・・・と答えながら陸戦型ガンダムとよばれるRX79「G」と共通で有るバックパックに装備したウェポンコンテナから180ミリキャノンを組みながら構えた。

 

 

~~~

 

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