ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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チャーリーの一日2

あれから小一時間程経ち、チャーリーがある人から借りた車の中で遅えなアメリアの奴・・・とボヤキながら頭の後ろで手を組んでいると、お待たせしましたっ!?と聞こえて来る彼女の声にホントに・・・と運転席から見たチャーリーは思わず声を失ってしまった・・・

 

「・・・、一応聞くけどアメリアだよな?」

 

 

「当たり前じゃ無いですか!久しぶりにプライベートで外出するので士官学校時代に友人から選んで貰ったのを引っ張り出して来たんですが・・・どこか変ですか・・・?」

 

 

そう言いながらアメリアが恥ずかしそうにすると、いや全然・・・と呟いたチャーリーは彼女の綺麗な赤い髪に映える膝丈の青いワンピースに白いカーディガンを羽織ったアメリアらしい似合った彼女の可愛い姿に目を釘付けにされたので有る・・・

 

(やっべぇ・・・マジで可愛いんだけどっ!?)

 

心の中でそんな驚いた声を上げたチャーリーがアメリアに自分の動揺を気づかれない様にと内心ドキドキしながら、じゃあ行こうか?とスマートに助手席のドアを開けるとアメリアからありがとうございます。と返事が返りニコっと満面の笑みが浮かぶとチャーリーは頭を抱えだす・・・

 

「俺の理性持つかな・・・」

 

そう言いながら頭を左右に振り出すチャーリーに彼女から何をしてるんですか?と首を傾げると、今行くって!?と慌て出すチャーリーにアメリアもアハハ・・・とシートベルトを付けながら苦笑いを浮かべた。

 

 

(ついチャーリーに誘われて軽く返事をしたのは良いですが・・・これはデートって奴ですよね!?)

 

 

そんな事を想ったアメリアも内心ドキドキしながらどうしよう・・・と考えるといつもそんな時に思いつくのは士官学校時代の親友の言葉で有る。

 

『良いアメリア・・・男って言うのは食事を誘おうとすると大体が身体の要求をして来るから絶対に簡単に許しちゃダメだからね?』

 

『だけどホントに好きならどうするんです?』

 

『その時は段階を置いてちゃんとアンタが絶対に良いと覚悟したヤリなさい。』

 

『分かりましたけど・・・何でか聞いても?』

 

その時の事を思い返したアメリアはハァ・・・と溜め息をついた・・・

 

 

(確かケイの恋人ってクズ男が多かったんでしたね・・・)

 

 

自分に男性経験が無いと知ってるからこそアメリアはそんな事を教えてくれた今は遠くの部署で活躍しているで有ろう親友に向かって感謝の気持ちを持ってニコっと微笑んだ。

 

「・・・なあアメリア。そろそろ出して良いか?」

 

そんな事を考えているとも思わずにチャーリーが遠くを見ているアメリアに向かって声を掛けると、

 

えっ!?と驚いたアメリアはどうぞ?と答えながらも同時に聞こえて来る低いマフラー音に興味持つ。

 

「所でチャーリー・・・このトラックは誰のですか?」

 

「おやっさんに借りたんだんだ・・・足が無いからちょっと無理言ってな」

 

「車なら基地でジープでも借りれば良いのに・・・」

 

「それじゃあランチデートっぽく無くねぇだろ・・・?」

 

そんな風に答えたチャーリが悪戯っぽく二っと笑みを浮かべるとアメリアもまあ・・・確かにですね。と呆れた顔をする彼女じゃあ行くか?と声を上げたチャーリーはギヤを一速に叩き込むとトラックの後輪をホイルスピンさせながら急発進させた・・・

 

 

「ちょっとチャーリー!?ホワイト大尉から叱られても知りませんからね!」

 

「向こうが俺とお前の為に好きに使えって言ったんだせ?」

 

基地から出て落下したコロニーの所為で荒れた海岸線を気持ちよく流すチャーリーにまったくもう・・・と呟いたアメリアが窓から見える落下地点()を見ていると、なあ・・・?とチャーリーはハンドルをそのままに声を掛けた。

 

「何です・・・?」

 

「確かアメリアはスペースノイドで・・・その所為も有って特務の連中と揉めたんだよな。」

 

「そうですよ。」

 

「それでどこのサイドだ?両親とかは・・・」

 

そう聞きながらチャーリーは自分の会話のチョイスにボーッと海を差すアメリアにすぐに後悔する事となる・・・

 

「私の故郷サイド1アイランドイフッシュで・・・両親はあそこです。」

 

「悪りぃ・・・俺知らなくてさ・・・」

 

慌ててブレーキを踏みトラックを止めたチャーリーが申し訳ない顔をするとアメリアは慌てて両手を振り出す。

 

「誰にも言ってませんから当然ですって!?」

 

「でもよ・・・」

 

「良いんですよチャーリー・・・何の因果かこの土地へと配属されましたが、これは私をチャーリー達を出会わせようとする両親の悪戯じゃ中と私は思ってるんです。」

 

そう答えながらクスっと微笑むアメリアにチャーリーも頭をガシガシと掻きながら困った顔になる。

 

「俺じゃ無くて・・・?」

 

「うにゃっ!?」

 

出会った時から冗談交じりに口説かれてはいる彼女だがこんなに真剣な顔で聞かれたのはアメリアも初めてで有る・・・

 

「チャーリー・・・ちょっと!?」

 

「アメリア・・・」

 

そんな熱っぽい顔で覆いかぶさって来るチャーリーに先程の親友の言葉を思い返したアメリアは若干混乱しながら覚悟を決めた・・・

 

(私が好きと思った相手なら良いんでよね・・・)

 

そう思いながら覆いかぶさって来るチャーリーにアメリアもその背中に手を回すと、おわっ!?とチャーリーは慌てて離れた。

 

「チャーリー・・・?」

 

「悪りぃ・・・ちょっと暴走したぜ・・・」

 

そんな事を言うチャーリーが焦った様に汗を拭うと、ムゥ・・・と不満そうな顔をするアメリアと正気となったチャーリーは目的地で有る中立地帯の町へと着いた。

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